№4 平成27年6月1日(月) 1 真似る=学ぶ??? 季節が進むのは実に早く感じられます。特に春から夏へと向かうこの時期は、気候も暖 かくなり、気分的にも高揚していきます。本校では来週の6/9に衣替えで生徒さんたち は夏服着用になり、先生たちも本日からクールビズ対応となります。これからますます気 温が上昇してきますが、北海道の短い夏を有意義に過ごして欲しいと願っています。 さて、この「士幌高原通信」も基本的に月2回のペースでアップさせて頂いております が、ありがたいことにじわりじわりと読んでいただける方が増えているようです。ですの で、文章表現や誤字・脱字には十分に気を付けなければと、自分にプレッシャーを与えて おります。 (でも、痩せないのはどうしてでしょうか???) このような形で「校長室通信」を発行されている校長先生は数多くいらっしゃいますが、 私が始めたきっかけは、ある校長先生と出会ってからなのです。すでに定年退職されて、 今は違うお仕事をされているのですが、幾度となくその校長先生の講話等を拝聴する機会 があり、そのたびに「すごく話が上手で、時間がたつのが早い、聞く人を引き付ける話し 方だなー」と感じていました。激しい口調でお話になるのではなく、どちらかというと優 しい語り口なのですが、実に聞き入ってしまうのです。その校長先生は歴任された高校3 校で校長室通信をホームページ上にアップされていました。それを知ってからはすべての 校長室通信を見ることを楽しみにしていました。 正直なところ、その校長先生の「真似」でしょ?といわれればそれは否定しません。ま さにその通りです。 「真似る」ということはイメージとしてあまりよくないのかもしれませ んが、そこでその語源を調べると、次のような説明がありました。 学ぶは、 「まねぶ(学ぶ)」と同源で、 「まねる(真似る)」とも同じ語源である。そのため、 学ぶの語源は「真似ぶ(まねぶ)」とされることも多いが、「まなぶ」と「まねぶ」は同じ 時代にみられる語で、その前後関係ははっきりしていない。 「真に似せる」意味から「まね」 や「まねぶ」が生まれ、 「まなぶ」という語が生じたか、 「誠に習う」の意味から「まなぶ」 が生まれ、名詞形「まね」と、その動詞形「まねぶ」の語が生まれたと考えられる。 「まなぶ」は、教えを受けたり学問をする意味で多く用いられ、 「まねぶ」は「まなぶ」よ りも学問をする意味は薄く、模倣する意味で用いられることが多かった。また、「まねぶ」 は主に口頭語として用いられていたが、 「真似る」が広く用いられるようになったため、 「ま ねぶ」の雅語(雅言)として扱われるようになった。 インターネット 語源由来辞典より引用 ということは、「真似る」=「学ぶ」ことであるので、「真似る」ことは決して悪いこと ではない、と解釈できます。私の場合は「真似る」というよりも「お手本」にする、とい ったほうが良いのかもしれません。 それにしても、 「まねぶ」とか「まなぶ」のワードを見ていると、少し前の「朝ドラ」で 流行った「まめぶ」を連想するのは私だけでしょうか???「じぇじぇじぇ」というわけ でお後がよろしいようで・・・ (このくだりもわかる人にはわかりますかね???)
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