平成２７年２月１９日校長だより № 113 高松市立中央小学校校長三野正勝こころの劇場２月１７日（火）午後に、６年生がサンポートホール高松で、劇団四季ファミリーミュージカル「ふたりのロッテ」を鑑賞しました。毎年、６年生が参加しての鑑賞です。子どもたちにとって大きな心の思い出になったと思います。最初に、こころの劇場について当日いただいたリーフレットからご紹介します。「こころの劇場とは、子どもたちの心に、生命の大切さ、人を思いやる心、信じあう喜びなど、人が生きていく上で最も大切なものを、舞台を通じて語りかけたい。劇団四季と一般財団法人舞台芸術センターが、日本全国の子どもたちに演劇の感動を届けるプロジェクト、それが『こころの劇場』です。日本の未来を担う子どもたちの問題は、社会総がかりで取り組まなければなりません。このプロジェクトは、多くの企業や行政の方々のご支援、ご協力を得て始まりました。これからもひとりでも多くの子どもたちと、感動の輪を広げていきたいと願っております。」次に、子どもたちが鑑賞しました「ふたりのロッテ」の内容についてお知らせします。「パパとママを仲直りさせたのは、ふたごの姉妹の勇気でした。ドイツのミュンヘンで育った心の優しいロッテと、オーストリアのウィーンで育ったお転婆なルイーゼは、夏休みの林間学校でお互いの顔を観てビックリ。鏡を見る見たいに瓜ふたつの２人は、実は赤ちゃんの時に両親の離婚で離ればなれになった、ふたごの姉妹だったのです。そうと分かった２人は、再びパパとママと４人で一緒に暮らせるように、ある作戦を実行します。見た目は同じだけれども、性格も特技もまったく正反対の２人。はたして２人は、勇気と努力で、家族の絆を取り戻す事が出来るのでしょうか・・・？」主催：劇団四季／一般財団法人舞台芸術センター後援：文部科学省以上、当日配布のリーフレットより抜粋。「ふたりのロッテ」を鑑賞しての感想をお知らせします。夫婦の絆について、夫婦以上に子どもたちは、感じ、考えているのかもしれません。このミュージカルから、夫婦関係について子どもの立場から考えるきっかけを与えてくれたのかもしれません。これは大人の感想になりますが・・・。子どもたちには、これを機に、家庭のありがたさ、家族のつながりのよさをますます感じてもらえたらいいのかなと思います。ミュージカルが終わった後の子どもたちの顔には、笑顔、温かさを感じました。このような取組をしていただいている企業や市などに感謝します。ありがとうございます。平成 26 年度 “ こころの劇場 ” 劇団四季ファミリーミュージカル「ふたりのロッテ」小学生招待公演について劇団四季ファミリーミュージカル「ふたりのロッテ」の小学生招待公演を行います。なお、本公演は、瀬戸・高松広域定住自立圏事業として、周辺６市町の小学生も招待して実施するものです。・参加者市内及び周辺６市町（さぬき市・土庄町・小豆島町・三木町・直島町・綾川町）小学校６年生・教員約５，４００人・主催高松市、公益財団法人高松市文化芸術財団、高松市教育委員会・共催劇団四季、一般財団法人舞台芸術センター周辺６市町及び各市町教育委員会高松市公式ホームページもっと高松報道発表資料より抜粋上記の報道資料にあります瀬戸・高松広域定住自立圏事業についてお知らせします。高松市から出ています「瀬戸・高松広域定住自立圏共生ビジョン平成２６年度変更版」に以下のように記されています。定住自立圏共生ビジョンの目的及び期間（１）定住自立圏共生ビジョンの目的瀬戸・高松広域定住自立圏の形成に関する協定に基づき、中心市と連携市町が協力して具体的な取組を推進し、圏域の将来像である「島、街、里が織りなす重層的なネットワークに支えられた創造性豊かな中核・生活交流圏域」の実現を目指すものです。（２）定住自立圏共生ビジョンの期間平成２２年度～２７年度ただし、毎年度所要の変更を行うこととしています。定住自立圏形成協定に基づき推進する具体的取組として、「結びつきやネットワークの強化（文化芸術の振興）」があります。 ○ 事業名は、文化芸術鑑賞等の機会の提供です。 ○ 事業概要の一つに次の内容があります。高松市とさぬき市、土庄町、小豆島町、三木町、直島町、綾川町が、共同して文化芸術事業を主催し、各市町の児童・生徒等を招待します。・中心市の役割高松市文化芸術ホール（サンポートホール高松）等を活用した、文化芸術事業を企画立案、実施します。これらの事業において、各市町の児童・生徒等が入場料無料で鑑賞できる機会を作ります。各市町の児童・生徒等の招待について、各市町に周知するとともに、全体の取りまとめを行います。この様な趣旨のもと、「こころの劇場」が開催されました。