(中学校 様式2) 2 「学年別課題」と「具体的な授業改善策」 (本校として重視する力・重点課題等) ~主体的・積極的な学習習慣の確立~ ●言語活動の充実 ●Q-U アンケートの活用 ●ICT 機器の活用による学習意欲の向上 【保健体育(男子) 】 1 年 学年別課題 具体的な授業改善策 ○運動の楽しさや喜びを味 ○集合時間、整列、挨拶など わうことができ、基本的な 集団行動の徹底と活動時間の 知識や技能を身につけて、 確保。 運動を豊かに実践する。 補充・発展指導計画 ○体育係を中心として、主体 的・積極的な活動を促す。 ○運動を適切に行い、体力 ○特に巧みに体を動かす運動 ○準備運動時に巧緻性・瞬発力 を高め、心身の調和的発達 (巧緻性を高める運動)や瞬発 を高める運動を取り入れる。 を図る。 力を高める運動を意識して取り ○TT での授業展開による習熟 組ませる。 度別の指導。 ○ICT・映像機器の活用によ り自己や仲間の運動動作を映像 により確認し、より具体的に運 動技能の向上を図る。 ○デジタルビデオ、タブレット パソコンの活用と生徒自ら活 用できる能力を身につけさせ る。 ○競争や共同の経験を通し ○学習カードの活用、グルー ○積極的・主体的に教え合い、 て公正に取り組み、協力し、 プ・ペアワークの実施。 学び合う環境づくり。 健康や安全に留意し、最善 を尽くす態度を身につけ る。 2 年 ○生徒自ら運動の楽しさや 喜びを味わうことができ、 基本的な知識や技能を身に つけて、運動を豊かに実践 する。 ○体育係だけでなく、多くの生 ○体育係を中心として、主体 徒にリーダー役を体験させる。 的・積極的な活動を促す。 ○巧緻性・瞬発力の向上ととも に持久力を高め東京駅伝への意 識向上を図る。 ○生徒自ら運動を適切に行 ○ICT・映像機器の活用によ ○準備運動時に巧緻性・瞬発力 い、体力を高め、心身の調 り自己や仲間の運動動作を映像 を高める運動を取り入れると 和的発達を図る。 により確認し、より具体的に運 ともに、持久走の授業ではグル 動技能の向上を図る。 ープ活動を展開し学び合いで の技能向上を図る。 ○生徒自ら競争や共同の経 ○学習カードの活用、グルー ○TT での授業展開による習熟 験を通して公正に取り組 プ・ペアワークの実施。 度別の指導。 み、協力し、健康や安全に ○デジタルビデオ、タブレット 留意し、最善を尽くす態度 パソコンの活用と生徒自ら活 を身につける。 用できる能力を身につけさせ る。 31 ○積極的・主体的に教え合い、 学び合う環境づくり。 3 年 ○生徒自ら運動の楽しさや 喜びを味わうことができ、 基本的な知識や技能を身に つけて、運動を豊かに実践 するとともに、仲間へのア ドバイスやサポートができ るようにする。 ○「もっとやりたい」、「またや りたい」と生徒自ら主体的・積 極的に授業へ参加させるような 教材研究と授業を展開させなが ら、体力・技能の向上を図る。 ○TT での授業展開を生かし、 個別のアドバイス、習熟度グル ープへのアドバイスを積極的 に行う。 ○生徒自ら運動を適切に行 ○巧緻性・瞬発力の向上ととも ○運動から離れがちになる進 い、体力を高め、心身の調 に持久力を高める。また、自体 路の時期に、無理や怪我がなく 和的発達を図るとともに、 重を利用した補強運動を実施。 体力の向上が図られるように 仲間へのアドバイスやサポ 個別に目標を設定させて、スモ ートができるようにする。 ールステップで取り組ませて いく。 ○仲間とともに競争や共同 ○ICT・映像機器の活用によ ○デジタルビデオ・タブレット の経験を通して公正に取り り自己や仲間の運動動作を映像 をグループまたは TT での活用 組み、協力し、健康や安全 により確認し、より具体的に運 により自己の課題解決・発展的 に留意し、最善を尽くす態 動技能の向上を図る。 な取り組みに活用させる。 度を身につける。 ○学習カードの活用、グルー ○振り返りカードの活用から プ・ペアワークの実施。 自己を見つめ、仲間へのアドバ イスにも活用する。 32 平成27年度 授業改善推進プラン 1 年(保体男子) (本校様式) 教科担当者名: 田中 秀周 【生徒の現状分析】 生徒の授業に関するアンケートより <1.そう思う 2.だいたいそう思う 3.あまり思わない 4.全く思わない>(%) 質問項目 1 2 3 4 授業の目標(その時間にやるこ 71 と)がはっきりしていますか。 18 9 0 32 6 0 共 先生の説明は、わかりやすく、 通 62 項 授業の内容は理解できますか。 目 落ち着いて授業を受けたりル ールを守るなど、授業の規律が 50 守られていますか。 各 自 設 定 項 目 ・授業規律については12%の生徒が確 立されていない。 ・授業の内容とめあてにおいて、9%の 生徒が理解をしていない。 ・授業規律の確立と明確なめあての理解 が必要。 38 12 0 59 29 9 0 先生は、公平(フェア)に生徒 53 みんなを評価してくれますか。 35 6 0 先生は、グループや個別にアド バイスをしてくれますか。 狛江市・東京都など各種学力調査結果、定期考査 結果及び日常の授業、各種評価資料からの分析 【学習指導の成果と課題】 集団行動については、生徒一人ひとりが意識をして取り組んでいる様子が伝わる。 体格・運動技能面において差が激しい時期であるため、個に応じた課題設定が必要である。そのため、個人種 目においては、自己の課題克服に向けた取り組みができている。しかし、集団種目においては個の役割やチー ムの目標設定がはっきりと理解できておらず、今後の授業での課題である。 チームティーチングによる授業展開の利点を生かして授業展開をしていく。 【具体的な授業改善策】 【C評価の生徒への手だて】 ・チームティーチングによる個に応じた目標・課題設定を行い、運動 の基礎・基本の習得に向けた指導。 ・ICT 機器の活用による運動効果の向上。 ・ 33 ・能力別グループ(水 泳など)の実施により、 スモールステップで技 能の習得を図る。 ・運動を多面的にとら え、学習効果を高める。 平成27年度 授業改善推進プラン 2 年(保体男子) (本校様式) 教科担当者名: 田中 秀周 【生徒の現状分析】 生徒の授業に関するアンケートより <1.そう思う 2.だいたいそう思う 3.あまり思わない 4.全く思わない>(%) 質問項目 1 2 3 4 授業の目標(その時間にやるこ 87 と)がはっきりしていますか。 13 0 0 共 先生の説明は、わかりやすく、 通 64 項 授業の内容は理解できますか。 目 落ち着いて授業を受けたりル ールを守るなど、授業の規律が 67 守られていますか。 各 自 設 定 項 目 29 4 0 27 4 0 69 24 2 2 先生は、公平(フェア)に生徒 78 みんなを評価してくれますか。 20 0 0 先生は、グループや個別にアド バイスをしてくれますか。 狛江市・東京都など各種学力調査結果、定期考査 結果及び日常の授業、各種評価資料からの分析 ・授業規律、説明の理解度では4%の生 徒が不十分と感じている。 ・授業内での説明やアドバイスを分かり やすく、丁寧に伝えていく。 【学習指導の成果と課題】 参加人数の多い学年であり共通に理解しながら授業展開できるメリットは大きい。体育係を中心に、集団行動は 統率がとれている。 また、取り組む姿勢において意識の高い生徒も多い。課題としては、一人あたりの運動時間で十分満足のいく 運動量を提供させていくような質と内容のある授業を展開させていくことである。 【具体的な授業改善策】 【C評価の生徒への手だて】 ・運動量の確保に向けて、能力別グループ活動と、リーダーを積極的 ・グループ内での個人 に活用した授業展開。 の役割を明確にさせて ・基礎・基本の学習から、徐々に発展的な活動へと移行させていく。 いくようなアドバイス と、カードを活用させ てコミュニケーション 能力の向上を図る。 ・T2だけでなく、生徒 による指導補助も活 用し練習量の確保を 図る。 34 平成27年度 授業改善推進プラン 3 年(保体男子) (本校様式) 教科担当者名: 田中 秀周 【生徒の現状分析】 生徒の授業に関するアンケートより <1.そう思う 2.だいたいそう思う 3.あまり思わない 4.全く思わない>(%) 質問項目 1 2 3 4 授業の目標(その時間にやるこ 81 と)がはっきりしていますか。 14 2 1 共 先生の説明は、わかりやすく、 通 68 項 授業の内容は理解できますか。 目 落ち着いて授業を受けたりル ールを守るなど、授業の規律が 64 守られていますか。 各 自 設 定 項 目 27 4 1 29 5 1 69 24 4 2 先生は、公平(フェア)に生徒 71 みんなを評価してくれますか。 23 2 0 先生は、グループや個別にアド バイスをしてくれますか。 狛江市・東京都など各種学力調査結果、定期考査 結果及び日常の授業、各種評価資料からの分析 ・授業規律、個別へのアドバイスについ ては、6%の生徒が不十分と感じてい る。 ・声掛けだけでなく、振り返りのカード なども活用させて授業を展開させてい く。 【学習指導の成果と課題】 個別・グループ別での取り組みにおいて充実した取り組みのできる集団である。そのため、多少時間がかかって もひとつひとつ確認をしながら取り組ませていく必要がある。 運動能力の高い生徒も多く、集団種目においては、チームのリーダーとして取り組ませていくことが重要であり、 主体性・積極性を伸ばすポイントとなる。 【具体的な授業改善策】 【C評価の生徒への手だて】 ・チームティーチングでのメリットを最大限に生かし、個別・グルー プでの課題克服に向けた取り組みをサポートし、運動の補助の必要性 を生徒同士においても学ばせる。 ・ペア学習の実施により、お互いに学び合い、教え合う「コミュニケ ーション能力の向上」を図る。 35 ・ICT 機器を使った自 己の運動・動作確認を 行うことで、運動の多 面的にとらえさせる。 ・難易度の低い運動か ら徐々に、難易度を上 げていく「スモールス テップ」で取り組ませ る。
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