6年生 算数「対称な形」

6年生
6月28日
算数「対称な形」
5時間
本時では、アルファベット「N」を使って、点対称な図形を対称の中心の周りに180°回転さ
せたときに対応する頂点、辺、角を調べました。実際にトレーシングペーパーに写した図を元の図
に重ねて調べたことで、子どもたちが自力で答えを導き出すことができました。また、発表の際に、
対応する頂点、辺、角を調べ、図に色分けして書き入れていったことで意見を整理することができ
ました。具体物を使ったことで、対応する辺の長さや対応する角の大きさが等しくなることを子ど
もたち自身で導き出すことができました。
7月1日
5校時
「点対称な形において対応する点同士についてどんなことが言えるのか」を考える授業でした。
思考力を育てるためには、既習事項や既有経験を活用させることに指導重点を置き、問題のイメー
ジ化・問いかけの工夫・交流の工夫を取り入れて指導を行いました。導入でICT機器を使って課
題図形を知った後、児童は点対称な図形の対応する点同士を直線で結ぶ活動をし、ひとりひとりが
ノートに発見したことを書いていきました。
個人で発見したことをペアになって交流し、友達の発見したことも知ることができ、考えを深めま
した。全体検討の場面では、発見したことをこれまでの学習と結びつけ、必ず中点を通ることや中
点からの距離が等しいことを発表し、考えを論理的に説明する力を付ける活動を進めました。
7月2日
4校時
本時では、点対称なかき方を理解することがめあてでした。「点Oを対称の中心として、点対称
な形をかきましょう。
」という問題を自力解決(予想)→比較・検討(考えを発表してペアで検討、
次に全体で検討)→まとめ(かき方を確認)→問題演習という流れで展開しました。自力解決で予
想する際には、思考の手助けになるように、ICT機器を活用した問題提示を行いました。また、
児童のノートをデジカメで撮影したものをテレビに映し、本人に説明させることで考えを共有しま
した。