こちら

がん予防学術大会 2016 名古屋
「がん予防の未来像」
プログラム概要版
会期
2016年7月1日(金)・2日(土)
会場
会長
名古屋大学大学院医学系研究科 基礎医学研究棟4F 第4講義室
第 39 回日本がん疫学•分子疫学研究会総会 嶽﨑 俊郎(鹿児島大学)
第 23 回日本がん予防学会総会
豊國 伸哉(名古屋大学)
事務局 名古屋大学大学院医学系研究科 病理病態学講座 生体反応病理学
〒466-8550 愛知県名古屋市昭和区鶴舞町65
TEL:052-744-2087
FAX:052-744-2091
E-mail: [email protected]
ご挨拶
第 39 回日本がん疫学・分子疫学研究会総会
会長
嶽﨑
俊郎(鹿児島大学)
このたび、「がん予防大会 2016 名古屋」を日本がん予防学会総会(豊國伸哉会長)のご協
力を頂きまして、合同大会として、名古屋大学医学系研究科にて開催させていただくことに
なりました。
大会の主テーマは「がん予防の未来像」とし、両学会・研究会がそれぞれの角度からコミ
ュニケーションをとりながら、これからのがん予防を考えていくシンポジウム「 がん研究
者と疫学研究者のコミュニケーション 」を企画しました。
同研究会のテーマは「ライフステージに応じたがん予防」です。平成26年度からの「が
ん研究10か年戦略」ではライフステージやがんの特性に注目した重点研究領域が具体的研
究事項に挙げられています。個々のライフステージごとに異なった身体的、精神心理的、社
会的背景を有していることから、治療だけでなく予防対策にも、よりきめ細かい対策が必要
です。特に、日本が迎えつつある高齢化社会において重要性をおびてくる高齢者のがん予防
をどのようにしたら良いかについては、必ずしも十分なエビデンスがあるとは言えません。
また、ライフステージごとの個人の感受性も重要です。そのため、データが蓄積されつつあ
る分子疫学研究の役割も大いに期待されます。同テーマのシンポジウムではがん死亡と罹患
の将来予測、小児に対する具体的な予防対策、若年女性におけるがん予防、中高年における
オーダーメードがん予防について紹介して頂き、高齢者も含めたライフステージに応じたが
ん予防対策と研究の方向性について理解を深めて頂きたいと考えています。
名古屋の懇親会場では地元のできたての生ビールに加え、気持ちだけ鹿児島を味わって頂
くために、なかなか手に入れにくい焼酎も準備します。多くの皆様のご参加を心よりお待ち
しております。
1
第23回 日本がん予防学会総会
会長
豊國 伸哉(名古屋大学)
このたび、「がん予防大会 2016 名古屋」を日本がん疫学・分子疫学研究会会長の嶽崎俊郎
会長(鹿児島大学)と共同開催をさせていただく運びとなりました。
現在、悪性新生物(がん)があいかわらず日本人死因の第1位ですが、1990 年以降のさ
まざまな努力により、がんの発症年齢がじわじわと遅くなってきているのも事実です。また、
欧米に目を向けますと、最新の統計で初めて英国の男性において、がんが死因の第1位とな
りました。このことは、日本の方が健康に関しては時代を先取りしており、西洋諸国では高
血圧のコントロールにより、死因にがんが増えてくことが予想されます。他方、このような
事実は、がんを完全に防ぐことは不可能であることを暗示しているようにも解釈できます。
昨今、次世代シークエンスによるヒトがんの解析も進み、種々の抗体薬や低分子キナーゼ
阻害剤などを使用することによって、少し前には完全に匙を投げられていた進行癌でもかな
りの寿命の延長が図られるようになってきました。これは、航空業界と同様に、個別医療と
して現在地から目的地までそれぞれのヒトを精密に運ぶことが求められるようになった、と
いうことを意味していると思われます。
がん予防においては、特定の発がんリスクを同定する、あるいは同じがんや二次がんを予
防するという重要な使命がありますが、一方でできるだけ多くのヒトに適用できるがん予防
法・がん発症遅延法を唱道することも重要でしょう。
今回の大会におきましては、がん
予防の未来を見据えながら初心に戻るという意味も込めて、改築の進んだ名古屋大学医学
部・医学研究科の校舎(鶴舞キャンパス)で開催させていただくこととしました。共同のシ
ンポジウムでは、予防サイドと疫学サイドからお互いの要望を述べ合い、全体としての研究
の効率化を図るとともに、がん予防学会のシンポジウムでは最近の話題のアップデートを行
います。また、特別講演としては、未来への方向性を睨んで、がん予防における臨床治験の
現状を大阪大学の祖父江友孝教授にまとめていただくことといたしました。
名古屋は戦後 70 年の復興を象徴する近代的な街ですが、独特の食文化( なごやめし )・
武家文化( 徳川・名古屋城)
・ ものづくり文化( トヨタ・JR 東海など )
・ 芸術文化 (美
術館・博物館・劇場・フィギュアスケート・野球など)・都市文化(動物園・水族館)があ
るのが特徴です。この機会に、学会の前後にそのあたりも是非堪能していただけましたらと
思います。
みなさまのお越しを心よりお待ちしております。
2
交通案内
電車でのアクセス
名古屋駅から
1. JR 中央本線「鶴舞駅」(名大病院口側)下車 徒歩3分
2. 地下鉄鶴舞線「鶴舞駅」下車 徒歩8分
3. 地下鉄東山線「栄」乗り換え、市バス「栄18系統
妙見町」行き「名大病院」下車
★ 名古屋駅から直接来られる場合は、上記1.のJR中央本線のご利用が最速かつ最安です。
中部国際空港(セントレア)から
名古屋鉄道「金山駅」乗り換え、JR中央本線「鶴舞駅」(名大病院口側)下車 徒歩3分
3
会場案内
基礎研究棟1階
女子.WC
会議室1
日本がん予防疫学・分子
疫学研究会 幹事会会場
多目的
W.C.
自動ドア
自動ドア
EV
生協購買部
学務課事務室
金曜日:17:00まで
土曜日:休業日
会議室2
日本がん予防学会
理事会・評議員会会場
男子.WC
基礎研究棟4階
PC受付
P
女子.WC
第3講義室
第4講義室
口演会場
クローク
男子.WC
EV
ポスター会場
受 付
4
参加者へのご案内
受付時間
第1日目
第2日目
7月1日(金)
7月2日(土)
11:30
8:00
~
〜
17:00
15:30
受付場所
名古屋大学大学院医学系研究科
基礎医学研究棟4階
参加費
一般
大学院生
学部学生
事前登録
7,000円
3,000円
無
料
当日登録
8,000円
4,000円
無
料
受付で参加費をお支払いの上、抄録集とネームカードをお受け取りください。
(事前登録をされた方は、前もってネームカードをお送りしております。)
学生の方は学生証を受付にてご提示ください。
抄録集を余分に必要な方は1部1,000 円にて販売致します。
懇親会
7月1日(金) 18:00〜
名古屋ビール園 浩養園
参加費 5,000 円 (事前申込制)
★懇親会の料理がジンギスカン(食べ放題)ですので、学会へはなるだけ軽装でお越し
ください。
各種委員会
日本がん疫学・分子疫学研究会幹事会
7月1日(金) 9:30~11:30
(基礎医学研究棟1階 会議室1)
7月1日(金)11:50 〜12:50
(基礎医学研究棟1階 会議室2)
日本がん予防学会理事会
5
日本がん疫学・分子疫学研究会総会
7月2日(土) 9:00〜9:30
(基礎医学研究棟4階 第4講義室)
7月2日(土)12:30 〜13:30
(基礎医学研究棟1階 会議室2)
7月2日(土)13:30 〜14:00
(基礎医学研究棟4階 第4講義室)
7月2日(土)16:10 〜16:30
(基礎医学研究棟1階 会議室2)
日本がん予防学会評議員会
日本がん予防学会総会
日本がん予防学会新理事会
その他
・ネームカード(参加証)は、所属および氏名をご記入の上、会場内では常時着用ください。
・クロークは、基礎医学研究棟4階 第3講義室にて下記時間帯にご利用いただけます。
7月1日(金) 11:30~18:00
7月2日(土)
8:30~16:30
・原則として会場内でのお呼出は行いません。
・会場内でのカメラ・ビデオ撮影ならびに携帯電話のご使用はご遠慮ください。
6
発表者へのご案内
口演発表の方へ
1. 発表時間
各演題の発表時間は、以下の通りです。
一般口演: 発表8分、討論3分、計11分
シンポジウム1: 発表25分、討論5分、計30分
シンポジウム2: 発表18分、討論4分、計22分
メインシンポジウム: 発表20分、討論4分、計24分
2. 発表形式
すべてパソコンでの発表になります。発表の際には演者ご自身で演台上に置かれたパソ
コンのキーボードおよびマウスを操作してください。
3. 発表データの受付
(1)PowerPointにて作成された発表データの入ったメディア(USBメモリまたはCD-R)また
はノートパソコン本体(Windows、Macintosh)をPC受付までお持ちください。
*メディアは、ウイルス定義データを最新のものに更新した状態のセキュリティソフト
でウイルスに感染していないことを確認の上、お持込みください。
*Macintoshで作成したデータや動画を使用される場合は、ご自身のPCをバックアップ
としてご持参されることをお勧めします。
(2)PC受付にて、試写・確認を必ず行ってください。
【メディアを持参される場合】
・以下のバージョンのOSおよびアプリケーションがインストールされた発表用PCを、
会場に用意します。
OS:Windows 8
アプリケーション: Microsoft PowerPoint 2013
Macintosh にて作成されたデータは、上記環境にて表示テストを行ってください。
・発表データは会場内のパソコンにコピーさせていただきますが、会期終了後に主催
者の責任で破棄いたします。
【ノートパソコンを持参される場合】
・外部ディスプレイ出力が可能であることを必ずご確認ください。
・ノートパソコンは発表終了直後にオペレーター席にて返却いたします。
・OSはWindows(XP以降)、Macintosh(MacOS9以降)が使用できます。
・電源アダプターは必ずご用意ください。
・会場で使用するケーブルコネクタの形状はMiniD-sub15ピンです。
Macintoshなど、この形状に変換するコネクタを必要とする場合には、必ずご自身
で変換コネクタをお持ちください。
・再起動をすることがありますので、パスワード制限、スクリーンセーバーならびに
7
省電力設定は事前に解除してください。
(3)PC受付の受付時間は下記の通りです。セッションの30分前までにメディアまたはノー
トパソコンをPC受付までお持ちください。
PC受付場所: 第4講義室(口演会場内)
PC受付時間: 7月1日(金)11:30~18:00、 7月2日(土)8:30~15:30
4. 発表データのファイル名 発表データのファイル名は、「演題番号_演者氏名.pptx」とし
てください(.pptxは PowerPointファイルの拡張子名)。
ポスター発表の方へ
7月1日(金)
掲示
11:30〜15:00
閲覧
15:00〜17:30
7月2日(土)
閲覧
9:00〜11:45
討論
11:45〜12:30
撤去
12:30〜14:00
1. ポスター受付および掲示
ポスター発表者の受付は特にいたしません。発表者は、ポスター会場内の指定のパネル
に、ポスターを直接掲示してください。掲示用の画鋲と発表者用リボンを各パネル前に
用意いたします。
2. ポスター発表・討論
ポスター発表形式は、パネル前でのフリーディスカッシ
20 cm
70 cm
ョンになります。上記の討論時間帯には、必ずご自
分のポスター前に立ち、質問・討論に応じられるよ
演題
演題名
20 cm
番号
発表者氏名・所属
うにしてください。指定の討論時間帯以外の時間も
含め、質問・討論に対応可能な時には、発表者用リ
ボンを胸に付けるようにしてください。
3. ポスター撤去
上記の撤去時間帯にポスターを撤去してください。
撤去時間を過ぎても掲示してあるポスターは事務局
170 cm
発表内容
にて処分いたします。
4. ポスター作成
右図に示すレイアウトにしたがってポスターを作
成してください。左上の演題番号は事務局で用意
し、予め貼り付けいたします。
司会・座長の方へ
司会・座長受付はございません。
担当セッション開始5分前までに会場内「次座長席」にお着きください。
8
日程表
7月1日(金)
口演会場
第4講義室(4F)
示説会場
ロビー(4F)
会議室1
(1F)
会議室2
(1F)
懇親会
浩養園
9:30-11:30
日本がん疫学・
分子学疫学研究会
幹事会
1 1 :3 0
11:50-12:50
日本がん予防学会
理事会
受付
1 2 :5 5
開会の辞
1 3 :0 0
ポスター掲示
シンポジウム1
「ライフステージに応じた
がん予防」
座長:鈴木貞夫
1 5 :0 0
1 5 :3 0
メインシンポジウム
「がん研究者と疫学研究者
のコミュニケーション」
ポスター閲覧
座長:豊國伸哉
嶽﨑俊郎
1 7 :3 0
1 8 :0 0
18:00懇親会
9
7月2日(土)
口演会場
第4講義室(4F)
示説会場
ロビー(4F)
会議室2
(1F)
9:00
日本がん疫学・
分子学疫学研究会総会
9:30
シンポジウム2
「臓器・病態に応じたがん予防」
座長:中江 大
小川久美子
ポスター閲覧
11:00
特別講演
「がん予防の臨床治験の動向とわが国の取り組み」
祖父江友孝
座長:富永祐民
11:45
ポスター討論
12:30
ポスター撤去
12:30-13:30
日本がん予防学会
評議員会
13:30
日本がん予防学会総会
14:00
一般演題(口演1)
座長:高橋智
14:45
一般演題(口演2)
座長:田中英夫
15:30
一般演題(口演3)
座長:浜島信之
16:05
閉会の辞
16:10
16:10-16:30
日本がん予防学会
新理事会
16:30
10
プログラム
7 月 1 日(金)
12:55-13:00
13:00-15:00
開会の辞
シンポジウム1「ライフステージに応じたがん予防」
司会:鈴木貞夫
S1-1
日本におけるがん罹患・死亡の将来予測
片野田耕太
S1-2
(国立がん研究センターがん対策情報センター)
子どものがん教育に対する我々のアプローチ:
「がんのひみつ」の作成・配本とその後
山本精一郎
S1-3
(岐阜大学大学院医学系研究科)
中年期におけるオーダーメイドがん予防の可能性
若井建志
15:30-17:30
(国立がん研究センター社会と健康研究センター)
若年女性に対する乳がん・子宮頸がん予防対策
永田知里
S1-4
(名古屋大学大学院医学系研究科)
メインシンポジウム「がん研究者と疫学研究者のコミュニケーション」
司会:嶽﨑俊郎
豊國伸哉
MS-1
(名古屋市立大学大学院医学研究科)
(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科)
(名古屋大学大学院医学系研究科)
がん予防薬の開発、実用化に向けた課題
武藤倫弘 (国立がん研究センター社会と健康研究センター)
MS-2
鉄と酸素からがん予防を考える
豊國伸哉
MS-3
臨床医からみた、がん病態と予防疫学
鈴木秀和
MS-4
(名古屋大学大学院医学系研究科)
(慶應義塾大学医学部)
疫学研究における前向きコホート
井上真奈美
MS-5
遺伝子環境要因交互作用は遺伝情報を用いたがん予防を考える上で必
須か?
松尾 恵太郎
18:00-
(東京大学大学院医学系研究科)
(愛知県がんセンター研究所)
懇親会(浩養園)
11
7 月 2 日(土)
9:00-9:30
日本がん疫学・分子疫学研究会総会
9:30-11:00
シンポジウム2「臓器・病態に応じたがん予防に向けて」
司会:中江 大 (東京農業大学応用生物科学部)
小川久美子 (国立医薬品食品衛生研究所)
S2-1
アスベスト・中皮腫の早期診断・治療戦略に向けて
樋野興夫
S2-2
(順天堂大学医学部)
膀胱癌のリスク因子・発がん機序を基盤としたがん予防
鰐淵英機 (大阪市立大学大学院医学研究科)
S2-3
炎症発がん予防への実験的挑戦
岡田
S2-4
太 (鳥取大学医学部)
がんの分子標的予防法の開発
酒井敏行
11:00-11:45
(京都府立医科大学医学研究科)
特別講演
司会:富永祐民 (愛知県がんセンター名誉総長)
SL
がん予防介入試験の動向とわが国の取り組み
祖父江友孝 (大阪大学大学院医学系研究科)
13:30-14:00
14:00-14:45
日本がん予防学会総会
一般演題(口演 1)
座長:高橋
O-1
智
(名古屋市立大学大学院医学研究科)
分子解析に基づいた Aberrant crypt foci の新規イメージング技術開発
六車直樹 1、岡本耕一 1、藤本将太 1、藤野泰輝 1、中川忠彦 1、北村晋志 1、
木村哲夫 1、宮本弘志 1、島田光生 2、高山哲治 1
1
O-2
徳島大学大学院医歯薬学研究部
消化器内科学、2 同消化器・移植外科
パルミトイルピペリジノピペリジンの抗がん効果発現機序
安藤さえこ、松本晴年、深町勝巳、二口充、酒々井眞澄
名古屋市立大学大学院医学研究科分子毒性学分野
O-3
沖縄県自生植物芭蕉(バショウ、Musa basjoo)葉抽出物の抗腫瘍効果
の検証
松本晴年 1,2,4、木村和哲 1,2,3、酒々井眞澄 4
1
4
名市大病院薬、2 名市大院医臨床薬剤学分野、3 名市大院薬病院薬剤学分野、
名市大院医分子毒性学分野
12
O-4
レスベラトロールはがん細胞内の DDX5 を直接標的として mTORC1 経路を
抑制する
谷口知行、飯泉陽介、青野裕一、後居和佳奈、酒井敏行
京都府立医科大学大学院医学研究科分子標的癌予防医学
14:45-15:30
一般演題(口演 2)
座長:田中英夫
O-5
飲酒と膵がん死亡リスクの関連:JACC Study から
林
1
O-6
(愛知県がんセンター研究所)
櫻松 1、王
超辰 1、菊地正悟 1、玉腰暁子 2、the JACC Study Group
愛知医科大学医学部公衆衛生学、2 北海道大学大学院医学研究科公衆衛生学
胃がんリスク因子別累積罹患リスクおよび死亡リスクの推計
谷山祐香里 1、片野田耕太 2、堀芽久美 2、笹月静 3、津金昌一郎 3
1
大阪大学大学院医学系研究科総合ヘルスプロモーション科学講座、2 国立がん研究セ
ンターがん対策情報センター、3 国立がん研究センター社会と健康研究センター
O-7
アルデヒド脱水素酵素 2(ALDH2)とアルコール脱水素酵素 1B(ADH1B)
遺伝子多型は飲酒による膀胱がんリスクを上昇させる
正岡寛之 1,2、伊藤秀美 3,4、曽我倫久人 5、細野覚代 3、尾瀬功 3、渡辺美貴 3、田
中英夫 3,4、横溝晃 2、江藤正俊 2、松尾恵太郎 1,4
1
愛知県がんセンター研究所遺伝子医療研究部、2 九州大学大学院医学研究院泌尿器科
学分野、3 愛知県がんセンター研究所疫学・予防部、4 名古屋大学大学院医学系研究科
疫学、5 愛知県がんセンター中央病院泌尿器科
O-8
異物代謝酵素(シトクロム P450 1A1・グルタチオン-S-転移酵素)の遺
伝子多型と胃がんリスクについて -JPHC study日高章寿 1、笹月 静 1、松尾恵太郎 2、伊藤秀美 3、Charvat Hadrien1、
澤田典絵 1、島津太一 1、山地太樹 1、岩崎基 1、井上真奈美 1、津金昌一郎 1
1
国立がん研究センター社会と健康研究センター予防研究グループ、2 愛知県がんセン
ター研究所遺伝子医療研究部、3 愛知県がんセンター研究所疫学・予防部
15:30-16:05
一般演題(口演 3)
座長:浜島信之
O-9
(名古屋大学大学院医学系研究科)
バイオバンク・ジャパン 20 万人コホートにおける悪性腫瘍登録者の臨
床情報解析
平田 真 1、鎌谷洋一郎 2、永井亜希子 3、玉腰暁子 4、山縣然太朗 5、清原 裕 6、
中村祐輔 7、古川洋一 8、武藤香織 3、村上善則 9、久保充明 2、松田浩一 10
1
東京大学 医科学研究所 ヒトゲノム解析センターシークエンス技術開発分野、
理化学研究所 統合生命医科学研究センター、3 東京大学 医科学研究所 ヒトゲノム
解析センター公共政策分野、4 北海道大学大学院 医学研究科社会医学講座、
5
山梨大学医学部 社会医学講座、6 九州大学大学院医学研究院 環境医学分野
7
シカゴ大学医学部血液・腫瘍内科、8 東京大学 医科学研究所 先端医療研究センター
臨床ゲノム腫瘍学分野、9 東京大学 医科学研究所 癌・細胞増殖部門人癌病因遺伝子
分野、10 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻クリニカル
シークエンス分野
2
13
O-10
がん罹患年齢・死亡年齢の遅延はなぜか-その近未来を予測する
小林博 1、小林正伸 2、辻一郎 3、西野善一 4、祖父江友孝 5、加茂憲一 6
(公財)札幌がんセミナー、2 北海道医療大学看護福祉学部生命基礎科学講座、
3 東北大学大学院医学系研究科社会医学講座公衆衛生学分野、 4 金沢医科大学医学部
公衆衛生学、5 大阪大学大学院医学系研究科社会環境医学講座環境医学教室、
6 札幌医科大学医療人育成センター教養教育研究部門
1
O-11
全国の小学校 6 年生児童を対象に実施した DVD 教材を活用したがん予防
教育の効果
湯浅資之 1,2、白山芳久 2、小林博 3
1
3
順天堂大学大学院医学研究科公衆衛生学講座、2 順天堂大学国際教養学部、
公益財団法人札幌がんセミナー
16:05-16:10
閉会の辞
一般演題(ポスター)
掲示:7 月 1 日
閲覧:7 月 1 日
討論:7 月 2 日
P-1
11:30~
15:00~17:30、7 月 2 日
11:45~12:30
9:00~11:45
1,2-DCP および DCM 複合曝露がマウス肝発がんを促進する
河内聡子、魏 民、藤岡正喜、辰己久美子、梯アンナ、土井賢一郎、鰐渕英機
大阪市立大学大学院医学研究科分子病理学
P-2
Adductomics, 暴露評価の未来
倉部誠也 1、山下貴司1、大西一平 4、大澤
椙村春彦1
1
4
P-3
恵 3、戸塚ゆ加里 2、中釜
斉2、
浜松医科大学腫瘍病理学講座、2 国立がんセンター、3 浜松医科大学内科学第一、
磐田市立病院病理部
Mutyh 欠損マウスにおける鉄ニトリロ三酢酸誘発腎発がんの解析
李 光華、赤塚 慎也、豊國 伸哉
名古屋大学医学系研究科 生体反応病理学
P-4
非遺伝毒性ラット肝発がん物質ダンマル樹脂の発がん機序の検討
藤岡正喜、魏民、河内聡子、辰已久美子、熊田賢次、鰐渕英機
大阪市立大学大学院医学研究科
P-5
分子病理学
肥満モデル Ay マウスにおける膵臓の脂肪浸潤のがんの発生・増殖に対
する影響
高橋真美 1、石ヶ守里加子 1、武藤倫弘 2、田中卓二 3、今井俊夫 1
1
国立がん研究センター研究所 動物実験支援施設、 2 国立がん研究センター研究所
発がん・予防研究分野、3 岐阜市民病院 病理診断研究センター
14
P-6
発がん性腹膜炎は局所的な触媒性 Fe(II)の過剰を来たす
伊藤文哉1、石 蕾1、大原悠紀1、平山 祐 2、永澤秀子 2、安井裕之 3、豊國伸哉 1
1
P-7
名大院医
生体反応病理学、2 岐薬大院薬
薬化学、3 京薬大院薬
代謝分析学
FXR agonist による大腸炎および大腸発癌の抑制
白上洋平 1、宮崎恒起 2、出田貴康 2、境
仁 2、清島 満 1
浩康 2、渡部直樹 3、田中卓二 3、清水雅
1
岐阜大学大学院医学系研究科病態情報解析医学、2 岐阜大学大学院医学系研究科消化
器病態学、3 岐阜市民病院病理診断科部
P-8
転写活性制御からみたアスピリンとメサラジンの併用投与による
大腸がん抑制機序の検討
相模亮祐 1,2、宮本真吾 1、藤井
高橋 智 2、武藤倫弘 1,3
1
3
P-9
元 3、小宮雅美 1、鱧屋隆博 1,4、田村秀哉 1,5、
国立がん研究セ・社健セ・予防研究部、2 名市大・院・医・実験病態病理学、
国立がん研究セ・研・発がん予防、4 東理大・院・基礎工、5 東洋大・生命科学
Pioglitazone によるラット前立腺発癌抑制効果
鈴木 周五 1,2、内木 綾 1、加藤 寛之 1、佐藤 慎哉 1,3、山下 依子 1、久野 壽也 1、
髙橋 智 1
1
名古屋市立大学大学院医学研究科実験病態病理学、2 名古屋市立東部医療センター病
理診断科、3 名古屋市立西部医療センター病理診断科
P-10
メトホルミンはヒト膵がん細胞に対し、microRNA 発現調節を介した
G1 期停止作用と、DR5 発現誘導を介した TRAIL 感受性増強作用を有
する
堀中真野、田中良一、友杉充宏、曽和義広、酒井敏行
京都府立医科大学大学院医学研究科分子標的癌予防医学
P-11
sulindac sulfide は転写因子 MZF1 を介して DR5 の発現を誘導し、
大腸がん細胞の TRAIL 感受性を増強する
堀中真野、吉田達士、友杉充宏、安田周祐、曽和義広、酒井敏行
京都府立医科大学大学院医学研究科分子標的癌予防医学
P-12
Erythromycin による Min マウス腸ポリープ生成抑制(第2報)
鱧屋隆博1, 3、宮本真吾1、藤井
十島二朗3、武藤倫弘1, 2
1
3
P-13
元2、中西るり1、小宮雅美1、田村秀哉1、
国立がん研究セ・社健セ・予防研究部、2 国立がん研究セ・研・発がん予防、
東理大・院・基礎工
Resveratrol と Apocynin の膵癌化学予防効果と分子病理学的制御機構
の解明
加藤寛之、内木 綾、 鈴木周五、 久野壽也、 高橋 智
名古屋市立大学大学院医学研究科実験病態病理学
P-14
タバコ特異的ニトロサミン NNK 誘導マウス肺がんに対するヤマブドウ
15
成分の発がん抑制効果における比較プロテオミクス解析
北村祐貴 1、有元佐賀惠 2、谷本雄亮 2、久保寿夫 3、木浦勝行 3、村田真理子 1、
及川伸二 1
1
三重大学大学院医学系研究科、2 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科、3 岡山大学病
院呼吸器・アレルギー内科
P-15
カツオ節菌に含有される抗酸化物質のがん予防作用
徳田春邦 1、三宅義明 2、糸魚川政孝 2、井藤千裕 3
1
P-16
京都大院、農、2 東海学園大、スポーツ健康、3 名城大、薬
ヤマブドウとその成分 DMBQ の細胞 DNA メチル化損傷に対する抑制効果
佐々木健介、谷本雄亮、旭千春、桧田涼子、有元佐賀惠
岡山大学・大学院医歯薬学総合研究科
P-17
高密度濃縮殺菌乳酸菌(EC-12)による腸発がん予防およびその作用メ
カニズムの解明
小宮雅美 1、宮本真吾 1、鱧屋隆博 1、田村秀哉 1、中西るり 1、藤井 元 2、武藤倫
弘 1,2
1
国立がん研究センター 社会と健康研究センター 予防研究部 化学予防研究室、2 国
立がん研究センター 研究所 発がん・予防研究分野
P-18
高脂肪食による発育期ラット乳腺における平面極性関連遺伝子のメチ
ル化異常
今井俊夫 1,2、藤井 元 2、武藤倫弘 2、高橋真美 1
1
国立がん研究センター・研究所・動物実験支援施設、2 国立がん研究センター・研究
所・発がん・予防研究分野
P-19
EMS 誘発性乳癌モデルラットに対するエクオールの腫瘍抑制効果の検
討
小野美咲 1、竹嶋美夏子 1、樋口貴子 1、古賀孝臣 2、中野修治 1
1 中村学園大学栄養科学部、2 福岡東医療センター
P-20
臨床検査科
マウスデスモイド腫瘍様細胞株樹立の試み
田村秀哉 1,2、尾沼若奈 1、宮本真吾 1、藤井
隆博 1,4、矢野友啓 2、武藤倫弘 1,3
元 3、中西るり 1、小宮雅美 1、鱧屋
1
国立がん研究セ・社健セ・予防研究部、2 東洋大・院・食環境科学、3 国立がん研究
セ・研・発がん予防、4 東理大・院・基礎工
P-21
標準阻害剤キットを用いたがん化学予防剤スクリーニング
宮本真吾 1、福士悠里 1、藤井
武藤倫弘 1,2
元 2、小宮雅美 1、鱧屋隆博 1,3、田村秀哉 1,4、
1
国立がん研究セ・社健セ・予防研究部、2 国立がん研究セ・研・発がん予防、 3 東理
大・院・基礎工、4 東洋大・生命科学
P-22
マウス正常大腸上皮細胞の3次元培養による in vitro 発がんモデルの
開発—化学発がん・予防研究への応用に向けて
落合雅子 1、松浦哲也 1,2、筆宝義隆 3、今井俊夫 1
16
1
国立研究開発法人国立がん研究センター・研・基盤的臨床開発研究コアセンター・
動物実験部門、2 横浜市大・院医・肝胆膵消化器病、3 千葉県がんセンター・研・発が
ん制御
P-23
p53
+/-
マウスの発がん感受性臓器の C3H 及び BALB/c 系統差
打屋尚章 1、落合雅子 2、高橋真美 1、今井俊夫 1,2
1
P-24
国立がん研究センター・研究所・動物実験支援施設、2 同、動物実験部門
新規発がんリスクマーカー探索のための網羅的活性カルボニル化合物
解析
伴野勧 1、山地太樹 2、岩崎基 2、成島大智 3、加藤護 3、戸塚ゆ加里 4、三好規之 1、
大島寛史 1、今井俊夫 5
1
静岡県立大学大学院薬食生命科学総合学府、2 国立がん研究センター社会と健康研究
センター疫学研究部、3 国立がん研究センター研究所バイオインフォマティクス部門、
4
国立がん研究センター研究所発がん・予防研究分野、5 国立がん研究センター研究所
動物実験支援施設
P-25
喫煙開始時のタール暴露量と肺がんリスクの量反応関係は認められな
い
嶋谷圭一 1、伊藤秀美 2、田中英夫 2、田島和雄 3、嶽崎俊郎 1
1
P-26
鹿児島大学大学院、2 愛知県がんセンター、3 三重大学医学部附属病院疫学センター
原爆被爆者における近位結腸がんのリスクは IL18 遺伝子多型に関連
している
森下ゆかり 1、John B. Cologne2、牧 真由美 1、佐々木圭子 1、吉田健吾 1、林 幾
江 3、大石和佳 4、飛田あゆみ 4、京泉誠之 1、楠 洋一郎 1、徳永勝士 5、中地 敬 1、
林 奉権 1
1
公益財団法人 放射線影響研究所 分子生物科学部、2 公益財団法人 放射線影響研究
所 統計部、3 広島大学大学院医歯薬保健学研究院 基礎生命科学部門、
4
公益財団法人 放射線影響研究所 臨床研究部、5 東京大学大学院医学系研究科 人
類遺伝学
P-27
日本人におけるピロリ菌関連萎縮性胃炎発生リスクとミスマッチ修復
遺伝子(MUTYH, MTH1, OGG1)と塩基除去修復遺伝子(ERCC1-ERCC6, XPA,
XPC)の関連についての SKAT を用いた検討
菱田朝陽 1、内藤真理子 1、森田えみ 2、中杤昌弘 3、服部雄太 1、川合紗世 1、岡田
理恵子 1、若井建志 1
1
名古屋大学大学院医学系研究科・予防医学、2 森林総合研究所、3 名古屋大学病院・
先端医療臨床研究支援センター
P-28
愛知県がんセンター胃がん・大腸がんサバイバーコホート研究
尾瀬 功 1、細野覚代 1、渡邉美貴 1、伊藤秀美 1、松尾恵太郎 2、伊藤誠二 3、田中 努 4、
田中英夫 1
1
愛知県がんセンター研究所 疫学・予防部、2 愛知県がんセンター研究所 遺伝子医療研
究部、3 愛知県がんセンター中央病院 消化器外科、4 愛知県がんセンター中央病院 消化
器内科
17
P-29
ヘモグロビン A1c とがん罹患リスク―多目的コホート研究より
後藤温1、野田光彦2、澤田典絵1、加藤昌之3、日高章寿1、溝上哲也4、島津太一1、
山地太樹1、岩崎基1、笹月静1、井上真奈美1,5、門脇孝5、津金昌一郎1
1
国立がん研究センター社会と健康研究センター予防研究グループ、 2 埼玉医科大学内
分泌・糖尿病内科、 3 フィオーレ健診クリニック、4 国立国際医療研究センター疫学・
予防研究科、5 東京大学大学院医学系研究科
P-30
Characteristics of liver cancer at a cancer hospital, Phnom Penh,
Cambodia
Piseth Narin1,2, Nobuyuki Hamajima2
1
National AIDS Authority, Ministry of Health, Phnom Penh, Cambodia,
Department of Healthcare Administration, Nagoya University Graduate School of
Medicine, Nagoya, Japan
2
P-31
愛知県における 2012 年の肝がん 5 年有病数の推計
中川弘子 1、伊藤秀美 1、松田智大 2、山口通代 1、小井手佳代子 3、近藤良伸 3、田
中英夫 1
1
愛知県がんセンター研究所 疫学・予防部、2 国立がん研究センターがん情報対策セ
ンター、3 愛知県健康福祉部保健医療局健康対策課
P-32
2010 年から 2030 年における日本の糖尿病関連がんの将来予測
齋藤英子 1,2、アドリアン・シャルヴァ 2、後藤温 2、松田智大 3、野田光彦 4、笹月
静 2、井上真奈美 1,2
1
東京大学大学院医学系研究科健康と人間の安全保障(AXA)寄附講座、2 国立がん
研究センター社会と健康研究センター予防研究グループ、3 国立がん研究センターが
ん対策情報センターがん登録センター、4 埼玉医科大学内分泌・糖尿病内科
P-33
地域がん登録に基づいた小児がん罹患数の経年変化の検討
石原啓之 1、大野ゆう子1、原純一2、早田みどり3
1
3
P-34
大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻、2 大阪市立総合医療センター、
放射線影響研究所長崎がん登録室
Cancer deaths at a general hospital, Vientiane, Lao PDR
Bounfeng Phoummalaysith1,2, Viengsakhone Louangpradith3,
Bounxou Keohavong1,2, Eiko Yamamoto2, Nobuyuki Hamajima2
1
Ministry of Health, Vientiane Capital, Lao PDR, 2 Department of Healthcare
Administration, Nagoya University Graduate School of Medicine, Nagoya, Japan,
3
Mittaphab Hospital, Vientiane Capital, Lao PDR.
P-35
食物・栄養関連要因(セレンを含む食物摂取)とがん発症予防の可能性
について~大学生によるがん予防情報提供活動と認知度調査~
吉村香子、鈴木礼子、山岸 萌、牧野あかり、矢藤真代、森友季子、峰村貴央
東京医療保健大学
P-36
医療保健学部
医療栄養学科
飲酒とがん発症リスクとの関連の可能性について
峰村貴央、
吉村香子、鈴木礼子
東京医療保健大学
医療保健学部
18
医療栄養学科
認知度調査