ふれあい広報 ふれあい広報

JA山形もがみ
7
ふれあい広報
2015 vol.46
平成27年7月
特集
第15回通常総代会
平成27年度集落座談会について
写真紹介:長瀬 剛さん(大蔵村)とご家族
第
回通常総代会開催
た農政運動の展開と、市場ニーズに
導による米需給調整対策を基本とし
第 回通常総代会が6月 日㈯、
戸沢村中央公民館で開催され、平成
応じた米作り、大口需要先との安定
年度事業報告や平成
案通り承認されま し た 。
そして、来賓の加藤鮎子衆議院議
員より﹁米価の下落など農業を取り
きたい﹂と重点施策を述べました。
画など提案されたすべての議案が原
開会にあたり、農協運営に功績の
あった個人︵8名︶と産米改良優良
巻く環境は依然として厳しい。TP
JA山形もがみきのこ生産組合前組合長 佐 藤 啓
団体︵4団体︶組織表彰︵2団体︶
Ⅲ. 各組織表彰
P参加交渉に断固反対し農家の経営
下岩木受検組合 代表 井 上 栄 一 氏 大豊支店
に表彰状が授与され、その後、あい
上絵馬河受検組合 代表 伊 藤 与 一 氏 鮭川支店
を守る政策を作り上げたい。﹂とのご
名高受検組合 代表 荒 川 圭 司 氏 戸沢支店
さつに立った市川組合長は、﹁平成
赤松受検組合 代表 五十嵐 寿 氏 大蔵支店
祝辞をいただき、また、伊藤重成・
Ⅱ. 産米改良優良団体
年産の米価はかつてない水準まで
山 科 達 也(在任期間 9年) 鮭川村下京塚
小松伸也両県議会議員からは﹁県を
堀 米 誠 弥(在任期間15年) 鮭川村上岩木
下落し、生産現場に大きな不安と混
的な取引拡大をより一層推進してい
年度事業計
阿 部 文 也(在任期間 4年) 鮭川村向居
はじめ三村の行政と連携し県議会と
大 山 篤(在任期間 4年) 戸沢村畑ケ
議事の中では1品目 億円規模の
園芸特産品の生産拡大を目指すとと
に入りました。
坂地区の矢口信一氏を選任して議事
総代会には書面・委任含め473
人の総代が出席し、議長に戸沢村松
も満場一致で承認されました。
にTPP断固反対に関する特別決議
地域社会の活性化に貢献するなどの
と担い手支援策の充実強化を図り、
また将来を見据えた農政運動の展開
経営基本方針が示されました。最後
年度事業報告及び余剰金処分案の承認に関する件
26
年度事業計画の設定に関する件
年度における理事及び監事の報酬に関する件
年度賦課金の徴収に関する件
特別決議 /TPP交渉に関する特別決議
第5号議案/平成
第4号議案/平成
第3号議案/平成
第2号議案/信用事業規定の一部変更に関する件
第1号議案/平成
通常総代会で承認された議案
10
家・農業所得の増大を実現すること、
もに、生産コストの低減を図り、農
JA山形もがみ園芸生産組合前組合長 五十嵐 次 男
JA山形もがみふれあい広報【2】
【3】JA山形もがみふれあい広報
13
秋 葉 正 紀(在任期間 4年) 戸沢村中沢
乱が生じた。こうした中、当JAで
申込予定日:平成27年7月27日㈪∼ 9月11日㈮
受付予定日:平成27年9月24日㈭∼10月20日㈫
対 象 品 種 :「つや姫」「はえぬき」 ■お問合せ/
営農企画部 TEL.7 5 - 2 2 5 3
27
野 尻 貴 裕(在任期間 3年) 戸沢村上松坂
しても力の限り応援していきたい﹂
阿 部 祐 一(在任期間 3年) 戸沢村杉沢
は三村と連携し水稲種子に対する助
八 鍬 修(在任期間 3年) 大蔵村升玉
と力強いお言葉をいただきました。
代横綱は
栄えある第三 に!!
手
誰の
15
Ⅰ. 支部長退任
27 27 27
うまい米横綱決定戦
15
総代会表彰者
(敬称略)
成及び金融支援策を実施した。国主
第3回 JA山形もがみ 2015 11月 大蔵場所開催
26
26
平成 年度
5月集落座談会
りません。まだ詳細については
示されておりませんが、情報が
入り次第周知いたします。
●飼料米への取り組みについて
知りたい
高まっています。JAとしては
主食用米の需要が減少傾向の
なか、飼料用米への注目は年々
よる有利販売に努めてまいりま
主食用米への転換、また、生産
ら解消に向け、主食用米から非
落しています。当JAではそれ
の転作メイン作物である﹁そ
限定されることになり、当JA
定新規就農者、集落営農組織に
本年度から、生産調整関連の
交付対象者が、認定農業者、認
営農センターまでお問い合わせ
不明な点等ございましたら、各
本的に前年度と変わりませんが、
れらを踏まえ、今後各営農セン
方々からしていただく作業は基
ることになりました。生産者の
の方々へ分配する事務を実施す
対策交付金の奨励金等を構成員
費用差引後の産地交付金やゲタ
してほしい。また、在庫切れ
●生産資材の価格を安価で供給
なくてもいい〟という訳ではあ
に変わります。〝生産調整はし
極め、自ら生産調整を行う制度
産者、生産組織が需給動向を見
平成 年からは国による生産
数量目標の配分がなくなり、生
以上に拡大する計画のある
方で、地域の担い手として中核
的な役割を果たす意欲のある農
業者を対象とした応援事業で、
農機具等にかかるリース料の一
部を助成する制度です。詳しく
は農機センターにお問い合わせ
ください。
肥料農薬は当JAの基幹品目
であり、価格については市場調
査等を行い他業者に劣らない価
の利用還元を今後も継続して実
施設用重灯油、乾燥機灯油など
っております。現在行っている
燃料価格については、円安の
影響を受け高止まりの傾向とな
徹底してまいります。
わせた資材の適時在庫を心がけ、
管理については、作物体型に合
みを強化してまいります。在庫
生産コスト低減に向け、取り組
格を設定しております。今後も
施してまいります。
●燃料の価格を安くしてほしい
30
した。ただ、飼料米の交付金措
の推進を実施させていただきま
われる﹁備蓄米﹂や﹁加工米﹂
目指して、メリットが高いと思
本年度、生産者の最大手取りを
●そば栽培における集落営農組
す。
化と、JA直販の更なる拡大に
ご意見・ご要望への回答集
営農・販売部門
●今年度産米の米価はどうなる
か
数量目標の﹁深掘﹂を推進して
ば﹂による収入減少が心配され
ください。
織へのかかわりについて
おります。需給バランスが改善
ます。JAでは、販売代金、各
全国的な米消費量の減少や過
剰作付けにより米価は大幅に下
されれば米価は上向くと思われ
年より生産調整がなく
種交付金、作業賃金等の管理運
置は様々であるため、興味のあ
ターと連携を図り水稲育苗講習
なることについて、JAとし
てはどのように考えているか
●平成
ますが、大口需要先との連携強
営を行う集落営農組織︵既存の
そば生産組合等を母体とする︶
る方については直接JAにお問
会の持ち方を検討し、育苗事故
米の作付面積が
以上の方、
または5か年以内に作付面積 を
業の詳細について周知願いた
い
●農機具導入に対するリース事
購買・農機部門
の発生防止に努めてまいります。
い合わせください。
をそれぞれ支店ごとに立ち上げ、
30
の無いよう、徹底していただ
きたい
●本年春の異常気象により、水
稲育苗の生育不良が多く発生
したことについて、今後は事
前指導、情報連絡を密に行い、
事故の軽減に努めていただき
たい
今年度は例年にない気象︵高
温︶の中で水稲育苗管理が実施
され、高温による障害や生育不
良が数多く散見されました。こ
15
ha
JA山形もがみふれあい広報【4】
【5】JA山形もがみふれあい広報
15
ha
そ ば 畑 ( 戸 沢 村 平 根 地 区)
7/9 つや姫穂肥指導会の様子(大蔵村 白須賀地区)
27
山形もがみNOW
~ Summer リポート~
5/21
「TPP断固反対」県民集会参加 ∼私たちの暮らしを守れ!∼
6/22
きゅうり選果機稼働式 安全祈願を開催(大豊支店 きゅうり選果場)
6/
下旬
県民集会にJA役職員22名が参加しました(山形市霞城公園)
6/19
トマト・ミニトマト選果機がいよいよ本格的に稼働(大蔵支店 トマト選果場)
6/15
きゅうり選果機利用打合せ会(ぽんぽ館)
山形市内にて県内のJAグループが街宣活動をしました
最上広域ミニトマト栽培管理講習会(大蔵支店 ミニトマト圃場にて)
6/30 トマト目揃え会開催
5/18
6/
きゅうり部会で優良表彰を受けた 田中富好さん(左)八鍬勇一さん(右)
中旬
6/16
最上広域にら安全祈願祭
ねぎ圃場合同巡回(戸沢地区の圃場視察の様子)
6/19
アスパラ目揃え会(鮭川集荷場)
大蔵支店大売り出しの様子
にら部会目揃え会(大蔵集荷場)
5/29
最上広域野菜振興協議会にら部会 初出荷式並びに安全祈願祭を開催(JA新庄もがみ北部営農センター)
【7】JA山形もがみふれあい広報
大蔵小学校の児童による田植え
JA山形もがみふれあい広報【6】
営農情報
∼ 梅雨明けから盛夏期(7月上旬∼8月上旬)にかけてのポイントはここだ!
!∼
品 目
きゅうり
トマト・
ミニトマト
ねぎ
にら
いちご
ピーマン・
ししとう
トルコギキョウ
りんどう
水 稲
予想される問題点
対 応 方 策
・着果負担による成り
疲れ
・草勢管理の遅れ
・褐斑病・べと病等の
病害虫発生
・急激な大雨や強風
・草勢の安定維持(遅れずに施肥と灌
水)
・摘葉や摘心を行い、全体に日光が当
たるように
・病害虫の早期発見早期防除
特にウィルス病予防としてアブラム
シ防除の徹底
・圃場周辺の明渠や防風ネットの点検
・着果負担による草勢 ・摘果・摘花による草勢管理
の低下から発生する ・最低週に1回の定期的な防除
病害(灰色カビ病・ ・混んでいるところの葉欠き
葉カビ病・すすカビ ・MOX(酸素供給剤)やチャンス液
病・斑点病等)
等、根の活性を高める資材の活用
・高温による生育の停滞 ・裂果軽減剤(グリーンステム)
を2週
間に1回潅水または葉面散布(お盆
・秋の裂果
以降から)
・高温、根っこ切れに ・10時以降は土寄せしない
・根っこのある位置を確認して、切れ
よる軟腐病の発生
・葉枯病による進展葉 ないように管理機をかける
付近の黄色斑紋病斑 ・べと病の生き残りからそれらに発展
(うす黄色い斑点) することがあります。治療効果の高
い薬剤を多めの量散布すること
の発生
・病害虫の発生(アザ ・発生前から予防防除
ミウマ 葉腐病など) ・圃場周辺の除草
・葉先刈り(地際から30∼40㎝辺り)
・夏秋刈り株の倒伏
・高温による樹勢の低下 ・換気の徹底を実施する
・梅雨時の病害虫の発生
・予防防除・適期防除の徹底
・
(ピーマン)高温によ
る尻腐れの発生と梅
雨期の灰色かび病の
発生
・
(ししとう)品質低下
・高温による花びら焼け
・適宜の灌水とカルシウム資材の施用
・灰色かび病の防除
・規格品の収穫と選別の徹底・持越し
出荷に注意
担 当 指 導 員 よ り
・今年は、天候に恵まれ生育は順調と思われがちで
すが、根張りが弱い傾向にあります。見た目に惑
わされず、見えない部分である根っこづくりを充
実させ、収穫期間を延長し、収量アップを目指し
ましょう。
・収穫・管理作業が重なり、一番大変な時でありま
すが、後半戦に向けて管理が遅れないように頑張
りましょう。
・病気がでたなと思ったら、水の量多めに防除する
ことが肝要。
・軟腐病対策としては、ねぎの分岐部に薬液が集中
してかかれば尚良し。
・計画的な株更新と、区画の明確化を行う。
・夏秋・秋刈りで倒伏すると株が消耗してしまうの
で葉先刈りを行う。
・夏期は収穫休み時期でもあり、給液量、濃度を調
整し生育確保する。
・高温対策・病害虫防除の徹底を図り、秋期の収穫
増産を目指しましょう。
・出荷盛期を迎える時期で、良品質生産に心掛け、
整枝・剪定、病害虫防除の徹底を図る。
・換気の徹底を実施する
・7月下旬から出荷が始まります。高温時の管理徹
底、病害虫防除に努めましょう。
・適時収穫を心がけましょう
・需要期前にしっかり体制を整え、盛期には量産し
・採花遅れ
・しっかり灌水し、液肥等での養分補 ましょう。
・日照り干ばつ
給を
・褐斑病・花腐菌核病 ・予防防除を基本とし、発生が確認さ
れたら徹底防除を
の発生
・いもち・害虫・紋枯剤の適期防除
・近年カメムシによる部分着色粒の落等が多く、米
・箱施用剤が切れる
・いもち病、紋枯病、 ・カメムシ対策として7月下旬までの 価の価格差にも大きく影響するので、7月下旬ま
での草刈りの終了・穂揃期と乳熟期に徹底防除を
害虫(特にカメムシ) 草刈りの徹底
する。
の発生
●たとえば…
「エーコープ茶 紫鳳」を利用した場合、2リットル当り 約60円、
「エーコープ茶 宝玉」を利用した場合、2リットル当り 約100円になり、
たいへんお得にご利用いただけます!!
□ 発行:平成27年7月 営農企画部 営農企画課
JA山形もがみふれあい広報【8】