法と教育学会 第 6 回学術大会 第 4 分科会-① 東京都立一橋高校定時制における労働教育と 司法書士による出前授業の実践報告 森 角田 香苗(東京司法書士会) 仁(東京都立一橋高等学校) 東京司法書士会では、一年を通じて学校等で出前授業を行っています。 授業内容は、学校等と事前打ち合わせを行い、できる限り学校等のリクエストに応えて決定して います。過去の実績では、消費者問題に関するものが多かったのですが、年々多様化する傾向に あり、とりわけ本報告で取り組んだ労働問題は、昨今学校等から題材として取り上げて欲しいと いうリクエストが多いものの一つです。 本報告は、都立一橋高校定時制課程において、平成 26 年 12 月から翌年 1 月にかけて、教員によ る事前授業 →司法書士による出前授業 →教員による事後授業と、連続授業による労働教育に取 り組んだ実践報告です。 定時制課程に通う生徒たちの抱える課題、なぜ学校が司法書士との出前授業に取り組んだのか、 取り組みにあたっての学校内での合意形成について、教員と司法書士がどのように連携をとって 授業作りをしたか、本連続授業に取り組んでみて見えた課題、実際の授業内容の概要等について 報告いたします。
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