NTTデータミャンマーの事業のご紹介

NTTデータミャンマーの事業のご紹介
9th June 2015
NTT DATA Global Technology Services Japan Co., Ltd.
株式会社NTTデータ・グローバル・テクノロジー・サービス・ジャパン
石川 博一
Copyright © 2015 NTT DATA Global Technology Services Japan Co., Ltd.
会社名:
株式会社NTTデータ・グローバル・テクノロジー・サービス・ジャパン
NTT DATA Global Technology Services Japan Co., Ltd.
所在地:
〒162-0832
東京都新宿区岩戸町17 文英堂ビル8F
役員: 代表取締役社長 中村 茂樹
取締役
土屋 茂樹
(NTTDATA S&T)
取締役
藤原 慎
(NTTDATA P&F)
取締役
戸村 元久
(NTTDATA R&D)
取締役
石川 博一
取締役
Ranjeet Dhumale
取締役
渡辺 健彦
監査役
岡田 清朗
(NTTDATA S&T)
社員数:
日本:70名/インド:10,000名(対日Pune拠点500名)
ミャンマー:180名/ベトナム:200名
株主:
株式会社NTTデータ 100%出資
事業内容:
コンピュータソフトウェア、ハードウェアの設計、開発、保守
(オフショア開発/オンサイト開発等)
コンピュータソフトウェア評価検証、IT技術者派遣事業
グローバル人材育成サービス、IT技術者研修サービス
許可番号:
(特)13-308382 / (特定労働者派遣事業許可)
NTT DATA GTS Japan Corporate Profile
■ 日本主要顧客
•株式会社NTTデータ
•ソフトバンクモバイル株式会社
•ソフトバンクテレコム株式会社
•日本電信電話株式会社(NTT)
•東日本電信電話株式会社(NTT東日本)
•西日本電信電話株式会社(NTT西日本)
•NTTコミュニケーションズ株式会社
•NTTコムウェア株式会社
•その他証券会社各社
•その他製造業各社
■ 売上内訳
Other
R&D/OPD
Academy
R&D/OPD関
連が全体の
30%を占める
Finance
(FX)
Global E-Biz
直接顧客も含めて全
体の29%で今後拡大傾
向
NTT DATA GTS Japan Corporate Profile
各オフショア拠点の日本窓口として、お客様に最適な開発拠点を活用したサー
ビスを提供させていただきます。また、各開発拠点間でも連携を実施しており、
複数カ国での開発も可能です。
お客様
NTTデータGTSJ
NTTDATA Myanmar
ご依頼
営業・契約窓口
ブリッジSE
開発・試験
NTTDATA GDS
共同開発
契約書: 日本語
契約形態: 請負・SES・ODC(ラボ契
約)
金額: 円ベースでの取引
※租税条約に関わる源泉徴収税等の
処理は弊社側にて対応します。
設計・開発・試験
NTTDATA Vietnam
設計・開発・試験
日本向けオフショア開発拠点
弊社では日本向けの開発拠点として、インドを中心にベトナム、ミャンマーの3か国、合計10,000以上のリ
ソースを保有しております。お客様のプロジェクト毎に最適な開発体制を選定しご提案させて頂きます。また、
複数か国を駆使したプロジェクトも実施可能です。各国ともに日本語対応人材を保有しており、日本語での
コミュニケーションが可能です。(不足部分に関しては、日本側にてサポートを実施します。)
グローバルデリバリー体制
Today’s Focus Point
Gurgaon ●● Noida
● Tokyo
Myanmar:
2012年12月に営業開始。圧倒的
な低コストを実現。日本
語対応人材も順次
育成中。180名の
リソースを確保。
Pune ● ● Hyderabad
Bangalore ● ● Chennai Yangon
●
Bangkok
●
India:
グローバル・オフショア開発拠点。
インド国内6箇所に
オフィス展開を行っており、
USを始め全世界向けの
サービスを実施中。
10,000名の人員。
● Hanoi
Japan:
営業及び技術
ブリッジ拠点。
グローバル
展開の窓口
Vietnam :
● Da Nang
● Ho Chi Minh
国内2拠点にオフィスを構え、現地
ビジネス及び日本向けの
オフショアを実施中。
オフショアリソースは
200名。
Thailand :
2014年9月からアジア圏向けのヘルプ
デスクを開設(英語/タイ語)対応。
日本語/インドネシア語もオプション対応
可
NTT DATA Myanmar Corporate Profile
会社名:
会社名:
NTTデータミャンマー NTT DATA Myanmar Co., Ltd.
所在地:
ヤンゴン・MICTパーク
役員:
役員:
代表取締役社長 堀川 雅紀
取締役(非常勤) 小林 義幸 [NTTデータ S&T BS事業本部 GS開発BU]
取締役(非常勤) 深谷 良治 [NTT DATA Asia Pacific Pte. Ltd ]
取締役(非常勤) 木村 千彫 [NTTデータ グローバルビジネス事業本部]
社員数:
183名 (2015年5月8日現在) (日本人常駐3名)
株主:
NTT DATA Asia Pacific Pte. Ltd. : 99.76%
NTT DATA : 0.24%
Yangon
事業内容: システム設計・開発、およびそれに付帯する事業
営業拠点:
沿革:
沿革:
株式会社NTTデータ・グローバル・テクノロジー・サービス・ジャパン
NTT DATA Global Technology Services Japan Co., Ltd.
2011年 1月
NTTデータGTSJがミャンマーを視察
2012年 5月
ミャンマー拠点設立を申請
2012年11月ミャンマー投資委員会から営業許可証受理・営業開始
2013年 2月
新オフィス(MICTパーク)使用開始
2014年11月オフィススペース拡張(800㎡⇒1200㎡)
NTT DATA Myanmar Organization Chart
3名の常駐日本人と160名を超えるエンジニアがお客様のソフトウェア開発を支援致します。
CEO(堀川)
凡例>
<
Director ※非常勤
(深谷、木村、小林)
Manager Admin&HR
PMO
(服部、栗原)
Project Leader
日本人
ミャンマー人
【】内は人数を示
す
Accountant
Logistic
Team Leader
Recruit
Senior System Engineer
Administration
System Engineer
Public relation
Junior System Engineer
System Development Department
【166】
Security
Finance Department
Admin & HR
Networking &
Hardware Technician
IT Support Department
NTTデータミャンマー設立の背景と目的
開発拠点として
将来のマーケットとして
• グループ最大の対日オフショア先である中国にお
いて、継続的な低コストリソース確保が困難になり
つつあった。
• 既にインド・ベトナムオフショアを保持していたが、
さらなる拡大を見越し、新たな拠点が必要となった。
• NTTデータグループとして、国内市場の成長鈍化
を見据え、積極的な海外売り上げの拡大を目指し
ていた。
• ミャンマーの政治・経済開放に伴いODAで実施さ
れるIT投資の受け皿として現地拠点が必要となっ
た。
• 対日オフショア人財の確保
• 魅力的な投資先
若く豊富で安価な労働力
総人口は約5141万人
総人口の69%が生産年齢人口(15 – 64 歳)
高い識字率
15歳以上の92%
対日感情の良さ
市場の安定した成長
国内総生産(GDP)は毎年約5~8%前後
地政学的重要性、優位性
ASEANにおけるインド洋への玄関口
ODA案件の投資先
現地における幅広い情報収集
現地での開発とサポートの実施
1. オフショア開発拠点
2. 現地、金融機関・官公庁向けビジネスの展開
現地、金融機関・官公庁向けビジネスの展開
3. 日本からミャンマーに進出した企業のサポート
日本からミャンマーに進出した企業のサポート
NTT DATA Myanmar Business
Strategy
弊社の主な事業領域は大きく分けて以下の3分野になります。
ADM
Application Development
& Management
ODA
Official Development
Assistance
Local
• 低コストかつ豊富なリソースにより、お客様のシステム開発をサポート致し
ます。インド/ベトナムといったNTTデータグループの他拠点と連携する事
で、大規模かつ高度な案件にも対応可能です。
• 将来的には英語圏向けオフショアとしても拡大致します。
• 日本での長年の経験を活かし、金融機関・官公庁向けにミャンマにおける
政府開発援助(ODA)のシステム開発拠点です。
• システム開発後の維持・運用サポートも実施致します
• ミャンマーに進出する日系企業の会計システムの導入ソリューションを策
定中
• 現地の人材育成の為に研修事業を検討中
準備
中
Global IT Innovatorとして
ミャンマーと日本の懸け橋になります。
ADM: 教育制度・セキュリティ
ミャンマー拠点では対日オフショア開発に向けて以下の取り組みを実施しております。
■ 教育制度
NTTデータ主導によるセキュリティ研修
独自のビジネスマナー、専任の日本語講師による日本語教育
NTTデータ標準の開発フレームワーク(Terasoluna、ViSC)の研修
■ セキュリティへの取り組み
NTTデータのグループ会社のため本社基準に準拠(本社セキュリティ研修受講済)
セキュリティルーム確保、カメラによるオフィス管理、警備員による出退管理
基礎研修
開発技術研修
情報セキュリティ研修
オフショアSE研修
ビジネスマナー研修
IT基礎研修 (Java Basic / Java Advanced)
日本語研修
試験基礎研修
品質管理研修
ブリッジSE研修
ITプロジェクトマネジメント研
修
実践研修(OJT)
プロジェクトベース研修(PBT)でトライアルを実施(課題管理、品質管理、故障管理)
Terasoluna、Intramart、アンドロイド関連研修(チュートリアル、ハンズオン)
インド/ベトナム/日本/タイ/中国/バングラデシュへ派遣しOJTや研修を実施
※現地独自研修
※NTTデータグ
ループの研修
ADM: 得意分野
ミャンマー拠点では以下の領域を中心に対日オフショア開発に取り組んでおります。
業務システム
開発
• 資金決済や国債決済・担保管理といった基幹業務、輸出入申告などの貿易手続き・通関に関する
行政手続き業務のシステム開発を行っております。
• 開発自動化ソリューションTERASOLUNA(テラソルナ)フレームワークを使用し高品質・効率化開
発を実現いたします。
モバイル
アプリケーション
開発
• スマートフォン(iOS、Android OS等)アプリケーションの開発、携帯Webサイトの構築等をおこないま
す。
• またPhone Gap / Cordova (ハイブリッドアプリケーション制作フレームワーク)を使用し、
iPhone/Android/Fire Fox等、マルチプラットフォームに対応した開発がです。
Testing
• コンフォーマンス試験やデグレード試験、モバイルテスティング等、様々なテスティングを行ってお
ります。
• 手動でのテスティングに加え、自動化ツール(Junit、Selenium等)や継続的インテグレーションツー
ル(Jenkins等)の適用により、繰り返し行うテストの効率化を実現致します。
開発言語
•
•
•
•
•
•
Java
Java Script
C#.Net
HTML5
Objective-C
Ruby
フレームワーク
• TERASOLUNA
• Spring
• Struts
• Seasar2
• Phone Gap / Cordova
Test tools
• Junit
• Selenium
• Silk Test
• Check Style
• TERASOLUN RACTES
データベース
• Oracle
• MySQL
• SQL Server
• Postgre SQL
• DB2
ミャンマーメンバーのIT現場での主な気質は以下の通りとなります。これらを理解しながら
ポジティブ要素
ネガティブ要素
ADM: ミャンマーメンバーの気質
→納期に対する意識が強く、プライベートを割いてでも最後までや
りきるという意識がある。
責任感が強い
仲間意識が強い(集団主義)
→日本人と同じく、Yesマンが多い。ネガティブなことを言いたくな
い傾向にある。一方で自分の考えをしっかり持っているメンバも存
在し、お客様に対しても意見を伝えている。
相手に対する気遣いができる
→困った顔をすると、誰かが必ず声をかけてくれる。
人前で怒られるのを嫌う
→目的や理由を明確に理解すると、しっかり作業を実施する。
→好奇心が強く勤勉。
学歴志向
Yesマンが多い
→チームメンバーの作業が遅れている場合は、自分の作業を止め
てフォローに入ったりと、協調性を重んじる人が多い。
→プライドが高く、人前で叱られる経験が文化的に少ないため、人
前で怒られることを嫌う傾向にある。叱咤する際は注意が必要。
吸収速度が早い
→納期を強く意識するメンバーが多い。自主的に残業を申し出て
リカバリーを図ろうとする。
→親の意向などもあり、就業経験を経て、海外の大学に進学する
ケースがある。学歴志向が転職のリスクとなる。
納期を重視する
→日本と比べ、自分たちの技術能力が十分でないことを自覚して
おり、知らない事・出来ないことに対して何とかしようという姿勢が
とても強い。
上昇志向が強い
→ビジネス経験が少ないため、視野が狭いメンバーが多い。コー
ディングに最も興味があるメンバーが多く、マネジメントや上流工程、
基盤等についての知識が少ない。
視野が狭い
ADM: 現状の課題と対策
ミャンマー拠点での現状の課題とその対策は以下の通りとなります。
カテゴリ
課題と対策
まだ多くのエンジニアが日本語よりも英語が得意
継続的な日本語教育はもちろん、業務・開発用語集の作成やコミュニケーションルー
ルを定める事で意思疎通の効率を高めております。
開発要員
的確な指示があると力を発揮しやすいが、まだリーダーの人数が少ない
日本、インド、ベトナムといった経験豊富な拠点と組み合わせた体制を組み、力を発揮
させつつ育成しています。
回線の品質が悪く、サイズの大きなデータ授受は時間がかかる
ネットワーク/回線
社内LANとは別のNW(無線LAN)を準備するなど、ネットワーク環境改善に向けた取
り組みを実施。今後も、会議室と事務室で帯域を分ける等の対応検討中。
日本とのチャットは速度的な問題はない。Web-EXによるTV会議も可能。
NTTデータグループの大容量ファイル転送システムを活用し対応。
一部プロジェクトでは、オフショアの専用回線のNW構築が完了。
停電・電力の瞬断が1日1回は発生してしまう
インフラ
自家発電装置を備えている。
バッテリーを備えているノートPCを使用。
ODA: ODA(政府開発援助)に関する取組
NTTデータミャンマーでは、ミャンマー中央銀行、ミャンマー通関システムの開発を実施してい
ます。
上流工程はNTTデータが担当し、下流工程はNTTデータミャンマーが担当。開発後の運用・保
守や、現地お客様への教育も実施いたします。
ミャンマー中央銀行の勘定系システムの開発・構築
中央銀行業務ICTシステム整備計画
• 民主化と経済改革に伴う急速な経済活動の拡大と2015年のASEAN経済共同体への加盟に向
けて,金融セクターの近代化,特に経済活動の根幹をなす中央銀行の機能強化が喫緊の課題
• 中央銀行の資金決済や証券決済業務,手形交換業務が自動化され,中央銀行業務の取扱量
の拡大と信頼性の向上が期待
通関システム「MACCS(マックス)」の開発
通関電子化を通じたナショナル・シングルウィンドウ構築及び税関近代化計画
• 煩雑な通関手続きが貿易や投資のボトルネックとなっており,通関制度の整備はASEAN諸国内
でも大きく出遅れています。
• 電子通関システム(MACCS/MCIS)を構築することで,ナショナル・シングルウィンドウの導入を
含む通関手続きの効率化を図り,税関行政の改革と近代化に寄与する
Local: 現地ビジネスに関する取組
NTTデータのノウハウ・経験を活かした教育事業を開始予定です。
新興国のIT市場は爆発的な成長をしており、IT教育機関も増えております。しかし、実態として、
優秀なIT技術者は不足しております。NTTデータミャンマーでは、潜在体なニーズに応え、IT
産業とIT教育の間に好循環を作り出すため、ミャンマーでのIT教育事業を開始予定です。
新興国のIT市場の課題
NTTデータのITノウハウ
IT教育
• 優秀なIT技術者の不足
大学では座学が中心
教育機関のコン
プログラマー教育を目的
実践的なカリキュラム
STEP1:JAVAスキルコース
IT Service
IT人財
•
•
ITノウハウ
STEP2:BSE/PMコース
• BSE/PM育成のためのコー
ス
• NTTデータのノウハウを提
供
ピュータ不足
教育する側のIT経験
不足
プロジェクトの経験不
Software
足
• ビジネススキルの不足
モラル
言語スキル(日本語)
プレゼンテーションス
キル
System
Integration
日本語基礎研修
Local: 現地ビジネスに関する取組
ミャンマー国内に進出なさる企業様にBiz∫会計(会計システム)を提供予定です。
NTTデータGTSJでは、インド拠点を活用して、APAC地域へのERP導入支援を行っております。
その知見を活かし、NTTデータミャンマーにおいて、ミャンマー国内に進出される企業様に
Biz∫会計(会計システム)を提供予定です。
インドPune
インドPune拠点にて、
Pune拠点にて、ERP
拠点にて、ERPシステム
ERPシステム APACロールアウト拠点
APACロールアウト拠点 を設立
• Microsoft Dynamics AX、Biz∫を活用した日系企業のグローバルロールアウトを支援
致開始。
NTTデータミャンマーにて、会計システムの提供を開始予定
NTTデータミャンマーにて、会計システムの提供を開始予定
• 某大手SIerでは、ミャンマー含むAPAC拠点(11拠点、9ヶ国)に対し、インドオフショアを
活用してBiz∫を展開しております。
• NTTデータミャンマーもFY2016度よりPプロジェクトに参加し致します。その知見を持っ
て、ミャンマー国内で活用できる会計システムを、日系企業様に対し、ご提供を予定し
ております。
※ Microsoft Dynamics® AXは、Microsoftの商標または登録商標です。
※ 「Biz∫®」は、株式会社NTTデータ及び株式会社NTTデータ ビズインテグラルの登録商
標です。
Local: ミャンマーにおける取組
NTTデータミャンマーおよび、NTTデータGTSJは、オフショア開発事業を通して現地IT人材の
育成に貢献します。また、グループの日本国内での実績を踏まえ、日本から進出した企業への
支援、現地向けビジネスも展開し、ミャンマー経済の近代化、発展に寄与します。
ICCA2012へ協賛
コンピュータ大学(UCSY) 寄付講座の開設
インターンシップの受入
ミャンマーU15 サッカー選手権に協賛
現地高校キボャラバン
and Our Life」
ランティ「アIT活動
サッカークリニボック
「ふれあいサッカー教室」
ランテ
ィア活動
Thank you for your attention.
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Copyright © 2015 NTT DATA Global Technology Services Japan Co., Ltd.