報道関係者各位 平成 27 年 7 月 22 日 プレスリリース 日光水産株式会社 国内初・国内最大の遠洋一本釣り船 第百十一日光丸 進水式のご案内 日光水産株式会社(静岡県御前崎市、代表取締役藪田晃彰)は、2015 年 7 月 30 日(木)、総トン数 599 トンの 新たな遠洋かつお一本釣り漁船「第百十一日光丸」の進水式を、静岡市清水区の三保造船所で執り行います。 日光水産は、持続可能な漁法で、限りある資源を次世代につなぎ、今後も安定して品質の高いかつおをお客 様にご提供するため、この度、第百十一日光丸を新造する運びとなりました。新船建造は、弊社としては 20 年ぶり、業界としても 10 年ぶりで、業界再生に向けた足がかりとなります。また、遠洋一本釣り船の従来の 最大トン数は 499 トンであるところ、第百十一日光丸は 599 トン型であり、様々な新しい試みに取り組んだ、 国内初・国内最大の船となります。 遠洋かつお一本釣り漁業は、漁師がそれぞれに竿を持ち、文字通り一本一本かつおを釣り上げる漁法で、我 が国の基幹漁業の一つです。漁獲したかつおは船上で即時凍結され、高い品質の刺身やたたきの原料となりま す。 業界は、魚価の低迷や漁撈原価の上昇等により厳しい経営状況が続いております。平成 14 年に 40 隻あった 漁船は、平成 26 年には 22 隻にまで減少、現在の漁船の平均船齢は 18 年に達しております。 しかし近年、資源管理や混獲といった問題から、欧米を中心に「魚の品質」のみでなく「漁法」への意識が 非常に高くなっております。かつお一本釣りという漁法は、時間も労力も必要となりますが、混獲が少なく、 群れのごく一部しか漁獲しないため、資源に大きな負荷を与えないとされています。国内においても、「一本 釣り漁法で漁獲されたものを」というニーズは、今後ますます増加すると考えております。 日光水産は、新造船「第百十一日光丸」で、限りある資源を次世代につなぎ、今後も安定して品質の高いか つおをお客様にご提供してまいります。 遠洋一本釣り漁船(第 21 日光丸) 遠洋かつお一本釣り 操業風景 ■報道関係者様からのお問合せ先 【日光水産・第百十一日光丸に関するお問合せ】 日光水産株式会社 〒437-1621 専務取締役 薮田洋平 静岡県御前崎市御前崎 5590 TEL:0548-63-3216 FAX:0548-63-3217 E-mail:[email protected] 【進水式に関するお問合せ】 株式会社三保造船所 営業部 営業課 雨宮尊則 〒424-0901 静岡県静岡市清水区三保 3797 番地 TEL:054-334-5214 FAX:054-334-2767 E-mail:[email protected]
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