競技運営要項

競技役員注意事項
今大会は、100kmの部約3600名余、50kmの部約560名余の選手が出場する
こととなりました。
100kmが道路競技の正式な公認種目に加えられたことで、ウルトラマラソンの普及と
発展に本大会が担う役割は非常に大きくなることでしょう。各競技役員は審判にあたりそれ
ぞれの役割を十分認識し、公正にして的確に、責任ある競技運営にあたるようお願い致しま
す。
1.役員打合せ
6月28日(日) 午前4時
本部役員(総務・総務員・技術総務・100km 審判長・場内指令・100km スターター・アナ
ウンサー・役員係・100km 監察員・100km 先導員・100km 後走員)
本部テント前集合
*関門等の細部打合せは主任を中心に現地で行う。
2.給水/給食係員および自主整理員
各町において打合せを行う。各関門と隣接している場合は担当責任者と関門主任は充
分打合せを行う。
3.競技用具の受け渡し、返納
各関門で使用する競技用器具は、10km、20km 関門及び三里浜折返し監察はスタート地
点で主任が受け取ること。なお、30km 以降の関門は担当市町で配置します。
各関門終了後、使用した用器具は整理のうえ現地においておくか、近くの給水所に預
けること。
4.各審判員は指定の場所で執務、待機すること
(1) 本部役員はスタート地点に4時まで集合のこと。
(2) 関門、給食、給水、スペシャル、自主整理員、補助員は指定された集合時刻まで配
置につくこと。
(3) 各関門では主任の指示により配置につくこと。
(4) 所定の場所を離れるときは、主任の指示によること。
5.その他
(1) 各主任は各部門で競技終了後、総務まで報告すること。(現地解散)
(総務携帯番号
090-8632-1414)
(2) 各部門で反省事項がある場合役員係に報告のこと。
(3) 各競技役員は、審判手帳を主任に渡すこと。役員係が各関門等を回り押印する。な
お、80km 以降の関門については、終了後フィニッシュ地点にて行う。
(4) 競技役員は、各地点への配置、移動等を自家用車で行うこととなるため、交通法規
を遵守し、危険な走行は絶対しないこと。
(5) 各関門等長時間の競技運営となるため、体調には充分留意のこと。
1
役員集合時刻/通過予定時刻
関
門
区
役
員
分
場
所
関門通過予定時刻
スタート
10km
20km
30km
40km
41km
50km
60km
湧別町総合体育館
湧別町二号線東10線手前
三里浜キャンプ場付近
湧別町四号線東7線
湧別町芭露南1線
湧別町志撫子駐車場前
佐呂間町浜床丹入口
(10km)
70km
50km 種目 知来8線の沢
北見市・佐呂間町境先
集合時刻
―
6:23
7:41
8:59
―
10:20
11:30
12:48
4:00
4:30
5:00
5:30
6:30
9:20
7:00
7:30
(10:36 ~11:30)
9:12 ~ 14:06
11:30
14:06
9:30
8:00
50km 種目
麦乾工場手前
(11:12~ 14:06)
9:45 ~15:19
15:19
14:20
(29.3km)
80km
ワッカ入口先
(11:45~ 15:19)
9:48 ~ 15:24
―
※1 参 照
(30km)
90km
50km 種目
ワッカ第二湖口手前
(11:48~ 15:24)
10:24 ~ 16:42
―
※1 参 照
50km 種目
ワッカT字交差点
(12:24~ 16:42)
10:29 ~ 16:54
16:54
15:55
50km 種目
北見市常呂町スポーツセンター
(12:29~ 16:54)
11:00 ~ 18:00
18:00
10:00
50km 種目
(13:00~ 18:00)
(20km)
79.3km
(40km)
91.5km
(41.5km)
フィニッシュ
5:00
5:36
6:12
6:48
7:24
7:27
8:00
8:36
関門閉鎖時刻
佐呂間町幌岩手前
役員集合時刻
【100km】
4:00(湧別町スタート地点)
~
~
~
~
~
~
~
6:23
7:41
8:59
10:15
10:20
11:30
12:48
総務・総務員・技術総務・審判長・場内指令・スターター・
アナウンサー・役員係・監察員・先導員・後走員
【50km】
審判長・監察員・先導員・後走員
9:00(佐呂間町スタート地点)
10:00(フィニッシュ地点)
決勝審判員・ドーピング係
※1 80km・90km 関門員、87.5 折り返し監察員は 8 時 30 分までに常呂町スポーツセンター
へ集合願います。各関門へはバスで移動します。
※2 50km 審判長、50km 後走車(石原さん)は 8 時 20 分までに常呂町スポーツセンターに集合し、
自車を置いて自衛隊ジープで佐呂間町スタート地点へ行きます。
※3 50km 監察車(上高さん)は 9 時 00 分まで直接佐呂間町へ行って下さい。
※4 50km 種目の関門閉鎖は、10km(11:30)からとなります。
※5 役員は、集合時刻まで各自集合して下さい。
※6 役職を兼務されている審判員は、早い時刻の集合となりますので注意願います。
2
※7
100km 後走車(梁川さん)と 50km 後走車(石原さん)は、70km 地点手前で合流し 50km
後走車は全体の後走車として、そのままフィニッシュまで走行する。なお、100km 後
走車(梁川さん)は業務終了後、常呂のフィニッシュ地点へ戻って下さい。先導車の
友澤さんは湧別町の車で湧別まで戻って下さい。
関係車両の配置については、別紙レース車両隊列図を参照して下さい。
※8
競技役員審判要領
1.総
務
競技会を統括管理し、運営を順調に進行させる責任を負う。
2.総 務 員
(1) 総務を補佐し、大会運営を全体的に把握し円滑な運営に努める。
(2) 総務員の中にドーピング係を兼務しその業務に当たる。
(3) 自衛隊関係車両に同乗する審判員との連絡調整を図る。
(4) 役員係と連携し、30km 関門以降にキャップ、ウインドブレーカー、プログラム等
を配布する。
(5) 100kスタート地点でスターターの支援を行う。
3.技術総務
(1) コースの安全確認を行う。
(2) 関係器具・機材の確認及び配置状況の掌握を行う。
(3) 気象状況を 4 時00分から最終走者到着までトップ集団に合わせ、1時間毎に計測
し本部に連絡する。(男女1位選手到着時も)
4.審
判 長
競技規則が厳守されているか、本競技会の申し合わせ事項について正しく行われてい
るか監視する責任を負い、競技中に起こった全ての技術的問題について規則に基づき的
確に処理する。
■50km審判長は8時20分までに常呂町スポーツセンターに集合し、自衛隊ジープで佐呂
間町スタート地点へ行く。
5.場内指令
(1) スタート地点の整理、支援をする。
(2) フィニッシュ地点の選手の誘導及び観衆並びに報道(カメラ)の整理を行う。
(3) 選手をフィニッシュエリア内に立ち止まらせないで、エリア外に即誘導する。
(4) フィニッシュ付近は観衆がコース上に入らないように立ち入り禁止柵等で囲ってい
るが、乗り越えて入る観衆がいるため、中に入らないよう監視する。
(5) メダル、タオル渡しの係員がフィニッシュした選手に向かい殺到するため、フィニ
ッシュエリアが非常に混雑しているので、ある程度整理し混雑解消をはかること。
(今
まで指示する者がいないため、係員同士が競っている場もあった。)
6.決勝審判員
フィニッシュ地点に到着した選手の記録・順位を100km、50km の種目別に判定する。
(1) 着順・計時記録はチップ測定により行われるが、陸連登録競技者の男女8位までは
手動計時と付け合わせの上、正式記録として発表する。
(2) 以降の記録は、チップオペレーターと連携を取りながら適宜記録速報として流し、
100㎞一般男女8位、50㎞一般男女8位まで記録する。(手動による計時は、こ
こまでとする。
)
3
(3) タイムプリンターは、前日担当の総務員によりオートスタートの設定を行っている
ので現地審判員(計時員)はプリンターのスイッチがONになっていることを確認の
こと。
(4) フィニッシュレーン及びライン
①フィニッシュレーンは、100km(進行方向右側)50km(進行方左側)とするが、ラ
イン手前のスロープからはオープンとし 100km/50km 同時にフィニッシュとする。
②オープンとする位置については、決審主任の判断により決定する。
③100km 登録男女8位までが到着した時点で直線コースはすべてオープンとする。
④フィニッシュゲートには、従来どおり 100km/50km のゴールタイマーが設置されて
いる。
(5) 決勝記録は、チップを使用して完走者全員を記録し、陸連登録競技者と未登録者に
分け記録一覧表を作成する。
(6) ゴールテープは、100Km 登録男女3位まで使用する。
7.スターター
(1) スタートは 100km は 5 時 00 分に湧別町総合体育館、50km は 10 時 00 分に佐呂間町
100 年広場より定刻に出発させる。
(2) スタート1分30秒前に笛を鳴らす。その後「1分前」「30秒前」「20秒前」を
呼称する。
(3) 担当役員(中田総務員)の「10秒前」のコールと同時に、スターターは「位置につ
いて」をかけ、号砲を撃つ。
(4) 不発にならないよう細心の注意を払うようにする。
(不発でも選手はスタートします)
8.アナウンサー
1. スタート地点
(1) 気象状況のアナウンス、時計の時間規制(4 時 00 分、4 時 30 分とする)、伝達事項等
のアナウンスを行う。
(2)有望選手、招待選手紹介、本大会の足跡、記録等時間を見計らってアナウンスする。
(3) 選手に対し、各関門の閉鎖時刻およびレース途中でも状況により競技の中止を命ず
る場合もあることをアナウンスする。
(4) スタートの方法、フィニッシュの方法、スタート時刻(10分前、5分前、3分前)
のアナウンスをする。*3分前以降のアナウンスは中止
2. フィニッシュ地点
(1) 各関門から入る途中経過の順位、氏名、記録等を出来るだけ速報する。
(2) 出場選手、気象状況をアナウンスする。
(3) 男女優勝者のアナウンスをする。
3. 広報車
(1) 先頭広報車は、先頭走者と概ね 1km の間隔を開けて走行し、沿道観衆への周知、協
力のアナウンスを行う。
(2) 終末広報車(最後尾車)は、レースの最後尾を走行し、警察官・交通整理員等にレ
ース終了のアナウンスを行う。
*これらによって交通規制は解除される。
9.出発兼競技者係(総務員兼任)
(1) ナンバーカードの生地の色・区分(文字は男子:黒、女子:赤)
当日プログラムにて確認
(2) 100km は以下の順に並べ、一列10名とする。
①進行方向右側1列に「サロマンブルーメンバー」
②最前列より9列に進行方向左側2列に「登録女子」、その横7列に「登録男子」
4
③陸連登録選手の後方に10列で「一般選手」
一般選手
(3)
(4)
(5)
(6)
(7)
陸連登録選手
スタート
サロマンブルー
選手受付は、6 月 27 日(金)、28 日(土)湧別町総合体育館にて行う。
健康診断は義務付けていない。健康相談コーナーを活用する。
受付と同時にナンバーカード、プログラム、参加記念品等の入った袋を渡す。
各スタート地点とも整列している選手にチップを正しく装着するよう呼びかける。
出走集計者に出走人数を確認し総務、報道係に報告する。
10.役 員 係
(1) 受付:100km(午前4時湧別町スタート会場)
50km(午前9時佐呂間町 100 年広場)
(2) スタート地点において審判用品の配布を行う。
(3) 50km スタート地点での業務支援を行う。
(4) 総務員(中田)との業務連携を図る。
11.監 察 員
1. 車両にて各選手の走行状況を把握し、選手の安全をはかる。
なお、監察車の走行方法は選手と併走せずに出来るだけ枝道等に入り監察を行って下さ
い。(交通障害を防ぐため協力をお願いします。)
2. 沿道上に非常事態が発生した場合でも競技は中断することなく進めることを原則とす
る。また、車両はその時の道路状況により一時停止することもあるので、現地の警察官、
消防官の指示に従うこと。
※いかなる場合でも監察車は、絶対に対向車線を走行しないこと。(警察官の指示のあ
る場合は除く)
3. 倒れた選手は起こして競技を続行するか聞き、棄権の場合は近くの自主整理員等にた
のみ、収容車に乗せる。
なお、疲労等により競技続行不可能な状態になった選手については、自衛隊へ依頼し
医務車への連絡をとる。
4. 後走車が遅くなる場合があるので、連絡を取りながら、最終走者の後方につき交通係
官等に競技終了を知らせる。
5. 折返し監察員は、通過選手が安全に折返し走行できるよう指示する。最終走者が通過
したら担務終了とする。
6. 監察②は女子のトップ選手につく。
7. 監察車は、スタート後隊列図に示すように配置し、関門閉鎖地点以降の配置は次によ
り走行すること。(監察①から監察⑥は自家用で大会関係車両一覧による)
100km:監察①(鈴木)、監察②(大西)、監察③(堀内)、監察⑤(清水)、監察⑥(和田)
50km:監察④(上高)
(1) 10km(関門閉鎖時刻 6:23)
(2) 20km(関門閉鎖時刻 7:41)
(3) 30km(関門閉鎖時刻 8:59)
(4) 41km(関門閉鎖時刻 10:20)
(5) 50km(関門閉鎖時刻 11:30)
(6) 60km(関門閉鎖時刻 12:48)
(7) 70km(関門閉鎖時刻 14:06)
監察①、②、③は、協力し合い関門閉鎖時間に合わせ、行動する。
監察⑤は、主に伴走車両や助力者の発見、注意に心がけ、関門閉鎖作業にも協力す
る。
5
監察⑥は、主に関門閉鎖時間後も走り続ける失格者をやめさせること。違反者は、
総務に報告のこと。関門閉鎖作業にも協力する。
(6) 79.3km(関門閉鎖時刻 15:19)、91.5km(関門閉鎖時刻 16:54)
ワッカの中には車両が入れないので、監察②と監察③が入口で待機し適宜監察を行
う。
(7) 監察④は、50km コースの女子トップについて行くが、状況に応じて、全体を監察す
る。
(8) その他
早上がりで余裕のある監察車は、コースに戻り適宜監察を行う。
監察車には、1名審判員または補助審判員を同乗させる。
12.先 導 車
(1) 100km 先導車は、フィニッシュ地点まで走行する。
(2) 50km 先導車は、100km の合流地点で戻る。
(3) 監察①と連携を取り適宜交代してもよい。
13.後 走 車(最後尾車)
(1) 100km 後走車は松福水産(70kmAS)にて 50km 後走車と合流する。
(2) 合流した時点で 50km 後走車はそのままフィニッシュまで走行する。
(3) 各関門制限の時刻になったら、競技者に次の関門が閉鎖されたことを告げながら走
行し監察車(関門制限以降の最後尾競技者)に追いつき交代する。
(4) ワッカの中は走路が狭いため選手に注意しながら走行する。
14.関 門 員
(1) 関門の判定・計時はチップにより行うため記録は行わなくてもよい。
(2) 各関門に配置されている、スポーツタイマーは関門員が時刻に合わせスタートさせ
ること。
(ランナーズオペレーターが始動する場合もある)
(3) 80km、87,5km、90km 地点審判員は、常呂町スポーツセンター8時30分発の関係者
バスで各地点に移動するので乗車のこと。(特に審判員用としては用意していません)
なお、審判手帳の記入は終了後フィニッシュ地点で行いますので、審判員に周知下
さい。
(4) 関門閉鎖の対応
(5) 関門での判定・計時はチップで行うため、関門員は選手がアンテナマット上を通過
するよう誘導すること。
(6) 関門閉鎖時刻での選手の指導(50km 種目は 10km 関門から閉鎖します)
(7) 各関門員は選手の安全走行に十分配慮すること。
(8) 41Km,79.3Km,91.5Km 関門は、関門閉鎖時間に合わせ、選手を誘導する。
15.記録速報
(1) 男子1位の関門通過を 100km 先導車から本部へ送る。
(2) 女子1位の関門通過を監察②から本部へ送る。
(3) 50km の先頭走者の通過は審判長車より適宜行う。
(4) 大会本部には本部記録員が待機し、事務局担当者より記録を受取り、速報として関
係部署に流す。
(参考記録として)
16.救護・収容
(1) 走行不可能な選手がいた場合、全審判員は臨機応変に救護・収容の対応を行うこと。
(2) 医師の判断によりドクターストップを行うことが出来る。(競技を止めさせる)
(3) ワッカ内には救護車・給水車は入らないが、町のワゴン車で対応する。
6
(4) 収容車は、次の関門の閉鎖時刻後に走行している走者又は、閉鎖時刻をオーバーす
ると思われる走者を収容する。
7