岩美町地域創生町民集会 【 集 会 の ね ら い 】 岩美町では人口減少問題について、以前から 様々な施策を実施しており、中でも子育て支援や 移住者の受け入れなどに積極的に取り組んでまい りました。 しかし、依然として人口減少には歯止めはかか らず、今後も出生数の減少や転入者に対する転出 者の超過により加速度的に人口減少や高齢化が進 行していくと考えられます。 本集会の目的として、町民の皆様に人口減少を はじめとした様々な課題について現状を理解して いただき、官民一体となった協働のまちづくりを 推進することで、岩美町の活力ある継続した発展 を目指すものです。 また、声楽家の安田祥子氏を「いわみふるさと 大使」として任命し、本町の魅力を広く発信して いただきます。 【 次 第 】 ・ 開会 ・ あいさつ ・ いわみふるさと大使委嘱 ・ 岩美町の人口の現状等について ・ 基調講演「将来の岩美町を考える~地元が笑顔に~」 講師:鳥取環境大学 ・ 声楽家 安田祥子 氏 倉持裕彌 准教授 パネルディスカッション「岩美町の地域創生に向けて」 司会:鳥取環境大学 パネリスト:岩美町長 倉持裕彌 准教授 岩美町自治会長会会長 岩美町商工会長 岩美町観光協会長 岩美町定住対策プロジェクト・チームメンバー ・ 町民歌斉唱 ・ 閉会 【 用 語 の 解 説 】 ○自然動態、自然増加数 自然動態とは、一定期間における出生・死亡に伴う人口の動きをいいます。自然増加数=出生数-死亡数 ○社会動態、社会増加数 社会動態とは、一定期間における転入・転出に伴う人口の動きをいいます。社会増加数=転入数-転出数+その他増減 ○人口動態、人口増加数 人口動態とは、自然動態と社会動態を合わせた人口の動きをいいます。人口増加数=自然増加数+社会増加数 ○転出超過 転出超過とは、一定期間における転出数が転入数を上回っている状態をいいます。 ○合計特殊出生率 合計特殊出生率とは、 「15から49歳までの女性に対するその年の出生数の割合を年齢別に合計したもの」で、一人の女性が一生に産む 子どもの平均数を示します。 国の調査によると、若い世代の結婚・子育ての希望が実現すれば、合計特殊出生率は1.8程度の水準まで改善し、2030~2040 年頃に出生率が2.07人まで回復した場合、2060年には1億人程度の人口を確保することができると見込まれています。 ○完結出生児数 完結出生児数とは、結婚持続期間が15年から19年までの夫婦の平均出生子ども数で、夫婦の最終的な平均出生子ども数とみなされて います。 ○国立社会保障・人口問題研究所(社人研) 社人研とは平成8年に、厚生省人口問題研究所と特殊法人社会保障研究所との統合によって誕生した厚生労働省に所属する国立の研究機 関であり、人口や世帯の動向をとらえるとともに、内外の社会保障政策や制度についての研究を行っています。
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