運用基礎

科目コード
学科
学年
科 目 名
単位・時間
必修・選択
単位種別
MS42
商船・航海
2年・通年
運用基礎 : Fundamentals of Seamanship
1(50)
必修
履修単位/COC
教 員 名
木下恵介 : KINOSHITA Keisuke
副担当教員
授
業
船舶運航者に要求される運航技術のうち船舶に関する知識、船体の構造、船体の保守整備、船の検査等の基礎の部分を身につける。
概
要
到 達 目 標
(1) 船体各部の名称・構造および主要寸法などを説明できる。
(2) 船の設備・属具などの取扱について説明できる。
(3) 船の保存手入れ、船の検査に関して説明できる。
学 習
教育目標
週
1
授
業
計
画
評 価 方 法
試験結果、学習態度、出席状況、レポート及び課題の提出状況等、総合的
に評価する。定期試験を70%、学習態度・出席状況・課題を30%で評価す
る。
COCとの 授業内容に具体性を持たせるため、身近な商船として大崎上島でのフェ
JABEE基準
関連性
リーを例に挙げ、離島地域における海上交通についても学習する。
前 期
後 期
項 目
内 容
項 目
内 容
週
D-(1)
船の種類
用途別、法規上、推進器別
16
救命設備と信号器具 ダビットの種類
-
2
船体各部の名称と構造 船体各部の名称
17
救命設備と信号器具 信号装置と船灯
3
船体各部の名称と構造 船体の強力構造、船体の変形
18
救命設備と信号器具 信号装置と船灯
4
船体の外形、主要寸法 船型
19
ロープ
船用索の種類・寸法・重さ・強度・取
扱・保存
5
船体の外形、主要寸法 船体の主要寸法
20
滑車
滑車の種類・構成強度、滑車の付属
具
6
船体の外形、主要寸法 甲板と舷側のそり
21
テークル
テークルの種類、倍力・安全使用力
7
船体の外形、主要寸法 船体の方形係数
22
テークル
テークル通索の導き方
23
船の塗装
船体塗料の種類、塗装方法
24
船体の手入れ
鋼船の衰耗の原因
25
船体の手入れ
船体各部の保存手入れ
26
出入渠作業
ドックの種類
出入渠作業
授
業
計
画
8
基礎講義
船体の方形係数
9
船のトン数
船のトン数
10
係船設備
舶用アンカー、チェーン
11
係船設備
錨作業に必要な付属用具、揚錨機
12
舵と操舵装置
舵の種類と各部名称
27
出入渠作業
13
舵と操舵装置
操舵装置
28
船の検査
船舶検査の種類、適用を受ける船舶
29
船の検査
船舶検査に関する証書
30
船の検査
船級協会
14
救命設備と信号器具 救命器具の種類
15
救命設備と信号器具
救命艇・救助艇、膨張式救命筏の要
件
授業方法
教科書・配布プリントなどを中心に授業を行う。
注意事項
(自学自習を含む)
教科書・参考書
教科書・筆記用具・電卓・配布物等を忘れないこと。
シラバスの項目・内容を確認して参考資料等で予習をしておくこと。
『船舶の管理と運用』(海文堂)、配布資料