7月 - Sayama-9

"安保法案は憲法違反"
2015年 7月 9日
の世論と反対運動拡がる
衆院・憲法審査会の参考人・憲法学者3人全員が「違憲」
6月4日、参考人の長谷部恭男、小林節、笹田栄司の3氏が「海外で戦争する法案は、憲法に
違反する」と表明しました。続いて憲法研究者200人超が「違憲」、廃案を求めました。
6月15日の記者会見でも、小林氏は「恐ろしいのは、憲法違反がまかり通ると、憲法に従って
政治を行うというル−ルがなくなる、これは絶対に阻止しなければならない」とのべました。
憲法に違反する法をつくることはできません、強行採決しても無効になります(憲法99条:
憲法の条規に反する法律は、その効力を有しない)。
自民党元幹部4氏も「安保法案」反対の声明
6/12 自民党元幹部ら4氏、山崎択・元幹事長、亀井静香衆院議員・元金融担当相、藤井裕久・
元財務相、武村正義・元官房長官が記者会見で安倍内閣の強行する戦争法案は「国策を大きく
誤ることになる」などの声明。
山崎氏は「不戦国家から軍事力行使国家へ大転換する」、亀井氏は「日本が今、最大の危機
に直面」、武村氏は「多くの国民世論が納得していないままで、数を頼んで一方的に強行採決
すれば、大きな禍根を残す」と述べました。
憲法9条が今年も
ノ−ベル平和賞候補に
「憲法9条にノ−ベル平和賞を」
実行委員会が発表しました。昨年
に続き、2回目です。受賞対象は、
憲法9条をもつ日本国民です。
受賞審査は、ノルウェ−のノ−
ベル委員会が行い、10月に決まり
ます。
安倍政権が「安保法案」で実質
的に 憲法 9条 を破 壊し 、日 本を
「戦争する国」にしようとしてい
るいま、ノ−ベル賞候補になり、
さらには受賞できれば、その影響
は全世界に及びます。
国民の法案反対運動拡がる ∼ 高齢の瀬戸内寂聴さんも参加
全国各地で大集会が開かれていますが、6月18日の国会前集会には、93才の瀬戸内寂聴さん
も参加し「寝ていられない、日本は怖いことになっている。よい戦争などありません、すべて
人殺しです、死ぬ前にみなさんに訴えたいと思った」と述べ、大きな拍手が起きました。
世論調査でも、「今国会での成立に反対」が59%にのぼり(「読売」6月8日)、「安保法案
は憲法に違反」が56.7%、「法案に反対」が58.7%(共同通信社 6月20日))となっています。
私たちと憲法
狭山9条の会
http://sayama-9-jo.jp/wp/
連絡先
狭山市狭山32-14 埼玉土建狭山支部内
Tel 2954-0402、Fax 2952-4747
埼玉で東京で 九条の会の幟が揺れる
5月31日のオール埼玉総行動、炎天下の北浦和公園で、「憲法9条を守ろう・活かそう」
のスローガンが入った県内各地の九条の会の数えきれない色とりどりの幟が揺れていました。
集会後のデモのシュプレヒコールは国会に届けとばかりの力強さでした。
そして、4日後の6月4日の夜は、なかのゼロ・大ホールで行われた「九条の会東京のつど
い実行委員会」主催の ≪東京 2015「戦争する国」ゴメンです≫ に参加してきました。
講演は昼間の衆議院憲法審査会の参考人質疑に出席して来られた小林節さん、池田香代子さ
ん、宝田明さんで、結びの小森事務局長が共通して呼び掛けたのは、「数の力で暴挙に走る自
公政権に全野党が結束し、政権を取り戻す以外ない」とのことでした。
フィナーレは、会場に詰めかけた都内各地の九条の会の代表がそれぞれに工夫した幟や横断
幕を持って壇上いっぱいに並び、1200人の会場が最高のボルテージとなり鳥肌が立ちまし
た。高校生・大学生の九条の会の「私たちは戦争に行きたくない!」の叫びに、大きな拍手が
湧きました。
埼玉、東京で林立した九条の会の幟に囲まれ、奮い立つ思いがしました。 (水野 A)
♪ 平和がなによりも大切! “歌と語りの会”開催のお知らせ ♪
Peace Forever in さやま
日時: 8月11日(火) 13:30∼16:00(開場 13時)
会場: 狭山市民交流センター 1階コミュニティホール
入場整理券:500円 (中学生以下無料)
出演:三線サークル“ゆんたく”(歌)、コーラスポケット(合唱)、高橋織丸(講談)、
みきとあさお w 西村よしあき、ゆうや(歌)、楽団ひとり(歌と演奏)
*狭山市内で活躍している皆さんがたくさん出演します
主催: 平和を願う歌と語りの会 実行委員会
後援: 狭山市・狭山市教育委員会・社会福祉法人 狭山市社会福祉協議会
狭山ケーブルテレビ株式会社
お問合せ:2958-8822(佐々木)& 2959-6830(小林)
日本国憲法 第九条
① 日本国民は、正義と秩序を基調
とする国際平和を誠実に希求し、
国権の発動たる戦争と、武力に
よる威嚇又は武力の行使は、国際
紛争を解決する手段としては、
永久にこれを放棄する。
② 前項の目的を達するため、陸海
空軍その他の戦力は、これを保持
しない。国の交戦権は、これを
認めない。
「九条の会」とは
「九条の会」は、2004年6月、
井上ひさし、梅原猛、大江健三郎、
奥平康弘、小田実、加藤周一、
澤地久枝、鶴見俊輔、三木睦子の
9氏が「日本と世界の平和な未来
のために、日本国憲法を守るとい
う一点で手をつなぎ、改憲のくわ
だてを阻むため、一人ひとりがで
きるあらゆる努力を、今すぐ始め
ることを訴えます」とのアピ−ル
を発表して発足しました。
このアピ−ルに賛同して全国各
地に「九条の会」結成があいつぎ
7,500を越え、狭山でも2005年8月、
「狭山9条の会」が発足し、学習
会、講演会、宣伝などの運動を進
めています。