スポット宣伝(例)衆議院での戦争法案裁決強行

スポット宣伝(例)衆議院での戦争法案裁決強行抗議、国民の力で廃案へ!
2015 年 7 月 22 日
新日本婦人の会中央本部
みなさん、こんにちは。私たちは新日本婦人の会 ○○班(支部)です。女性と子どもの幸せ、
平和や暮らしの向上を願い、全国で草の根で活動している国連 NGO の女性団体です。「憲法改悪
反対、軍国主義復活を阻止します」を会の目的にかかげ、53 年間活動してきました。
今日は、戦争法案反対・廃案めざして、宣伝・署名行動を行なっています。みなさんの願いを
ぜひ署名に託してください。
自民・公明の与党は7月16日、衆議院本会議で野党が抗議の退席をするなか、憲法違反の戦争法
案の採決を強行しました。女性・国民を無視した暴挙へ怒りの声が湧き上がっています。
「戦争法案必ず廃案に」
「民主主義まもれ」
「独裁政治ゆるさない」と、女性や若者、戦争体験
者、学者・専門家、文化人など各階層で、全国あらゆる地域で運動が空前の広がりをみせていま
す。戦争法案を強行採決した後、各社の世論調査で安倍内閣の支持率は急落しています。毎日新
聞が支持35%、共同通信社で支持37.7%になっています。どの世論調査でも、5割以上が戦争法
案を「憲法違反」とし、6割以上が「今国会での成立に反対」、8割が「国民への説明が不十分」
と答えています。
安倍政権が、国民の声にまったく耳をかさず、強行採決に出たのは、彼らのあせりと弱さのあ
らわれです。戦争法案は、予算案や条約とは違って「自然成立」はありません。成立させようと
思えば、参議院で強行採決し、衆議院で3分の2以上の賛成で再議決が必要です。この夏さらに運
動を広げて「裁決させない」世論を圧倒的に広げるなら戦争法案は必ず廃案にできます。
戦争法案は、どこを読んでも、誰がみても、
「戦争しない」と誓った9条を踏みにじる憲法違反
です!これまで認めてこなかった集団的自衛権の行使は、日本に対する武力攻撃がなくても、世
界のどこであれアメリカが起こした戦争に日本が参戦するというものです。「戦闘地域」へ自衛
隊を派兵し、「武力行使」をしている米軍へ弾薬や燃料の補給、武器や兵員など輸送など、軍事
支援をおこなうものです。戦争状態の地域での治安活動など、どれも憲法違反です。しかも、安
倍首相は、後方支援中の自衛隊員が攻撃されれば「武器を使用する」可能性を認めています。
日本政府はこれまで一度もアメリカの違法な戦争を批判したことはありません。イラク戦争で
アメリカ政府の「捏造」まで明らかになっているにも関わらず、支持し協力したことを、いまだ
検証もせず、反省もしていません。安倍首相自身も「日本はアメリカの武力行使に国際法上反対
したことは一度もない」と認めています。アメリカ政府との夏までにとの「約束」を果たすため
に、一日も早くと衆議院を通したのです。史上最悪の違憲立法、戦争法案を廃案へ追い込むため、
ぜひ、署名にご協力ください。
戦争か平和かの岐路に立つ戦後70年の今、日本の女性と国民はアメリカの言うままに「海外 で
戦争する国」をめざす安倍政権の野望を決して許しません。
ごいっしょに「戦争法案を必ず廃案に」
「戦争させない!」
「若者を戦地に送らない」と声をあ
げ、戦争法案を廃案に追い込みましょう。ぜひ、みなさんの願いを署名に託してください。
あわせて、新日本婦人の会への入会と週刊「新婦人しんぶん」(カラー・月 400 円)の購読を
お願いし、この場での訴えを終わります。ご清聴・ご協力ありがとうございました。