スライド タイトルなし - ニッセイ アセットマネジメント

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【臨時レポート】 2015年9月2日現在
金融市場の動向と今後の見通しについて
金融市場の動向
中国の利下げや預金準備率(市中銀行から強制的に預かる資金の比率)の引き下げ、4~6月期GDP(国内総生産)(改
定値)等予想を上回る米経済指標の発表などを受けて、落ち着きを取り戻すかと思われた世界の株式やREIT市場が再び調
整色を強めています。昨日(9月1日)発表された中国の8月製造業購買担当者景気指数(PMI)が好・不調の判断の分かれ
目とされる50を半年ぶりに下回り、中国景気に対する警戒感からリスク回避の動きが活発化したこと、株価の戻りが鈍く一旦持
ち高を調整しようとする動きが出たこと等が背景にあるものと思われます。株式資金等の逃避先になっていると言われる債券市
場では主要国を中心に国債の金利が低下、また為替市場では相対的にリスクが低いとされる円が買われています。
【図表1】日経平均と東証REIT指数
【図表2】円/ドルと10年国債金利
(2015年7月1日~2015年9月2日 日次)
(2015年7月1日~2015年9月2日 日次)
(月/日)
(月/日)
(出所)図表1,2はブルームバーグデータを基にニッセイアセットマネジメント作成
今後の見通し
●市場心理が悪化し、現状は悪材料に反応しやすい環境になっているものと思われます。景気の鈍化を懸念させる指標の
発表等があれば、株式市場は一時的に下げ足を速める可能性もあります。日本株はこれまで他市場に比べて堅調に推移して
きており、損益確定の売りが出やすい状況にあると思われます。NYダウが直近安値(終値)(8月25日:15,666ドル)を割り込み、
下値模索の動きになるなど、世界同時株安が続く場合には相対的に調整が大きくなり、日経平均株価は17,000円近辺まで
下落する可能性もあるとみています。
しかし8月後半以降の急落を受けて企業業績に照らした株式市場の割安感は強まっており、売られ過ぎ感も増しているものと
思われます。株価が更に下落する過程では企業の自社株買い、特に日本では自社株買いに加えて公的年金や日銀等の買
いの積極化が期待でき、それらは需給の改善や市場の安定化に寄与するものと思われます。
現状、荒い値動きが続いていることから、これまで買いのタイミングをうかがっていた投資家が様子見となっていることも考えられ
ます。市場が世界の景気鈍化懸念を織り込み落ち着きを取り戻せば、待機資金の買いが積極化し、株式市場は再び上昇基
調を取り戻すものと考えます。下げが大きければその分反発力も強くなるとみており、日本株の上昇率は相対的に高くなるものと
思われます。
●REIT市場は年初以降、株式市場に比べると相対的に冴えない動きとなっています。その主因は金利上昇懸念にあると言
われています。その金利ですが、リスク回避の動きを受けて足元は低下傾向となっています。世界的な金利上昇懸念をもたらし
ていた要因の一つとされる米国の9月利上げ観測も後退しているように思われます。本来ならばREIT市場は回復基調に入って
もよさそうですが、株式市場の下落が重荷となっているようです。金利低下が支援材料となり、当面のREIT市場の値動きは株
式市場よりは小さくなりそうですが、リスク回避の動きが後退するまでは株式市場の動きに左右される展開が続きそうです。
●為替市場では、株式市場の混乱等を受けて円高が進んでいますが、日米の金融政策の違い、国内投資家の外債投資
意欲の高まり等を考えると、足元の円高は一時的なものであると考えます。早晩リスク回避の動きは後退し、再び緩やかな円
安基調に戻るものと見ています。この円安は国内企業業績の押し上げ要因になるものと考えています。
●債券市場(金利)は株式市場等が回復すれば上昇する可能性もあります。しかし、今回の混乱を受けて金利上昇圧力は
以前より弱まることも考えられ、今後、世界的に低金利政策が持続するとの見通しが増えることも想定されます。
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<審査確認番号H27-TB74>
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