竹田恒泰先生をお迎えして

埼玉
2
埼玉県倫理法人会 会報誌
り
さい ん
月
発 行:埼玉県倫理法人会
発行人:清 水 良 朗
事務局:〒 331−0825
埼玉県さいたま市北区櫛引町 2−153−2
電話 048−668−7200 FAX 048−668−7300
Email:[email protected]
明るく健やかに生きるあなたや、あなた、どなたでも入会できる、倫理法人会。
清水良朗会長のあいさつ
﹃竹田恒泰氏﹄講演スペシャル
特別企画
☆清水良朗会長寄稿 ﹁竹田恒泰先生をお迎えして﹂
ナー紹介 さいたま市新都心倫理法人会
楽しいモーニングセミ
名言集・寄稿文 朝霞市倫理法人会
■元旦に行われた妻沼天鼓会による初打奏の様子
熊谷市の妻沼聖天山歓喜院は日本三大聖天のひとつで、
斎藤別当実盛公が治承 3 年(1179)
にご本尊を祀ったことからはじまりました。
開運・厄除け・縁結び・仏教の神様として有名で、お正月には地元の方だけでなく、遠方
からも多くの方が初詣に訪れます。
平成 23 年 6 月より一般公開された御本殿聖天堂の豪華絢爛な彫刻は必見。翌平成 24 年
7 月には埼玉県の建造物として初めて国宝に指定されました。
写真撮影:2015.1.1. 行田市倫理法人会 神田日出男氏
毎月発行の﹁さいりん﹂=普及拡大
に活用ください。︵ポスティングなど︶
生きられるだけ生きる
何かできることは
苦難は幸福の門。 いや、生きなければ
ないか?
いけないだけ生きろ。
会
長
あ
い
さ
つ
親指(父さん指)
親指一本と他の四本はいつも対立している。熱いお茶が入った湯のみ茶碗
を持つとき、親指を除外したら、他の指が総がかりでも、持つことはできない。
親指は太く短く背が低い、スタイルが大いに悪い。節もひとつ足りないよ
うだ。しかし、親指を除外したら、何もできない。親指と腹と腹を合わせたら、
何でもたやすくできる。
親指に相談せよ。親指の徳をいただき、親指の真心に眼を開け。「たとえ全
世界が敵となっても、親が最後の味方なのに、親を粗末にする馬鹿者め!」と
大自然は指をもって教えている。
私は、経営者モーニングセミナーでこの詩に出逢いました。なぜ私たちは、
己のことを「自分」と言うのだろう。なぜ自らを分けるのだろう。そうです、
私の身体は、お父さんとお母さんで出来ているのです。両親を嫌うというこ
とは、自らのDNAを傷つけることなのです。だから、健康面、金銭面、人間
埼玉県倫理法人会
会長 清水良朗
関係がうまくいきません。両親と繋がりましょう。そして楽に生きましょう。
深谷市倫理法人会 高田昇浩さん
県央地区長 鈴木拓雄さん
◎『ありがとう』は魔法の言葉。
なんとしても二階に上がりたい。どうしても二階に上がろう。
この熱意がハシゴを思いつかせ、階段をつくり上げる。
◎世界に広げよう!笑顔の輪⃝
◎今日と言う日は、残りの人生の最初の1日である。
◎努力した者が全て報われるとは限らん。しかし! 成功した者は
皆すべからく努力しておる!
◎才能のない奴が、あきらめがよくて、
どうするんだ。
◎これまでダメだったからといって、それは今日これからするこ
ととは無関係だ。
今日することが明日からの運命を形づくる。
上尾市倫理法人会 千代邦夫さん
◎怖いのは他人ではない 自分自身だ
◎倫理の産地になろう。
上尾市倫理法人会 渋谷光章さん
◎人生において表現法は一つあればよい。
◎人の中心は情緒
(自然と人間をつなぐのが情緒である)
(松下幸之助)
夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者
に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。
(吉田松陰)
一日一字を記さば一年にして三百六十字を得、
一夜一時を怠らば、百歳の間三万六千時を失う。
(吉田松陰)
青 春 <抜粋>
原作 サミエル・ウルマン 邦訳 岡田 義夫
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる、
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる、
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
なぜトイレ掃除か
1. 謙虚な人になれる
3. 感動の心を育む
5. 心を磨く
2. 気づく人になれる
4. 感謝の心が芽生える
日本を美しくする会 HPより
◎人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
(稲森和夫)
◎すぐやる 必ずやる 出来るまでやる
(永守重信)
◎やってやれないことはない、やらずにできるわけがない。
斎藤一人
(銀座まるかん創業者)
思考の三原則
第一原則 目先にとらわれず、できるだけ長い目で見る。
第二原則 一面だけ見ないで、なるべく多面的に、できれば全面的に観察する。
第三原則 枝葉末節に走らないで、根本を見る。
(安岡正篤)
人は必要な時に
失敗を覚悟しろ 必要な人と出会う。 得るは捨つるにあり。 心は軽くなる。
後継者倫理塾 第12期 開講
埼玉県倫理法人会 後継者倫理塾第12期が平成26年10月12日に開講しました。
12月5日から7日には、富士高原研修所において後継者倫理塾特別3日間セミナーに参加。全国から集まった後継者倫理塾
塾生100名とともに、創業経営の精神・父母の想いを受け継ぐ素直な心を学びました。
全10講・9か月間の塾では、伊勢修養団『みがく講習会』2日間、万人幸福の栞17ヶ条集中講義、プロ講師によるコーチング
研修、NLPを使った各種実習、プレゼンテーション能力アップ実習、活力朝礼研修を予定しており、日本人としての誇りを呼
び覚まし、社会人としての常識を改めて学び直します。
後継者倫理塾のご案内
後継経営者を取り囲む環境は大きく変化しています。この流れに適応し、さら
に新たな未来を創造する責任が、後継者一人ひとりの肩にのしかかっています。厳
しい環境に対応するためには、これまでにない新しい視点からの発想や取り組み
が求められます。それは表面的なものではなく、個々の内面を深く掘り下げる中
で発掘される叡智を基にしたものでなければなりません。さらには、後継者自身
の叡智のみならず、社員さん一人ひとりの叡智を集結することで、困難な状況を
切り開く原動力となります。
埼玉県倫理法人会『後継者倫理塾』では、このような状況を効果的に生み出すた
め、他に類を見ない埼玉県倫理法人会オリジナルのカリキュラムマネジメントを
集合写真
携え、後継者の育成に努めています。
挨拶トレーニング
さいりん
Ƥ‫ۅ‬ຐ
鴻巣・北本倫理法人会
宮内たけしさん
自照清坐
世界の中に、幸福も不幸もない
ただ、幸福だと感じた人が幸福で
不幸だと感じた人が不幸なのだ
迷ったら すすめ!
岩もある木もある中をさらさらと
たださらさらと 水は流れる
若い時でないと できないことがある
年をとらないと わからないことがある
たった一言が 人の心を 傷つける
たった 一言が 人の心を温める
万事勝意!
諦めるな
一度諦めたらそれ
が習慣になる。
全体講義
決して誤ることのないものは
何も為さないものである
何も咲かない冬の日は
下へ下へと 根を伸ばせ
いやの者を聞いたら その耳を洗え
いやなものを見たら その目を洗え
いやだと感じたら その心を洗え
二階に上ろうとすると 必ず階段がある
夢とロマンで 階段を登ろう
わさびと 浄瑠璃は 泣いて褒める
(浄瑠璃は聞き手を泣かせてこそ名人
わさびは涙が出るほど効いて 人を喜ばす)
考えすぎると
人間臆病になる。
人は鏡、
万象はわが師。
寄稿文
朝霞市倫理法人会 大
カード会社の解約を何度となく先伸ばしした経験があります。
電話で解約の連絡を入れました。
①「お客さまは優良顧客ランキングに位置付けされています。毎
回引き落としを滞ったことなくコンスタントにある一定額を使って
頂いています。今までのポイントが2 0 0 0 0ポイントたまっています
ので年内中お持ち頂いたほうがよろしいと思います。解約は簡単
です。書類など煩わしい手続きはありませんし電話一本で解約で
きますから。」では、解約ちょっと考えるかと思いました。
②次の時…「お客さま!優良顧客に位置付けされています。しか
も毎月高額な金額を決済されていますね。来月の2 0日まで待って
頂きますと特別ポイントがキャッシュバックされます。しかも航空
楽しい
紹介
モーニングセミナー
さいたま市新都心倫理法人会:高田勇治さん
西 克 幸さん
会社のマイルにも変換も電話一本でできますよ。」では、来月20日
以降に解約の電話をしようかと思いました。
③ 解約の電話をした…「お客様!ところで解約の理由はなんで
しょうか?もう一度考えて頂けるなら…お客様は優良 顧客に位置
付けられていますから来年度5月までカードを使って頂きますと年
会費270 0 0円がキャッシュバックキャンペーンに適応されます。来
年一年間お持ち頂いても損はしませんよ。一度解約すると入会は
厳しくなりますがよろしいでしょうか?」
電話一本で解約できますから、お客様は長年ご利用頂いている
優良 顧客ですといわれると優越感も出てきます。解約を一歩とど
まっているとまたカードを使っていたりします。
笑 い あり・感 動 あり・時に涙 ありさいたま新 都 心 の 講 話はバラエティに富
んでいます!一部をご紹介します。
元 劇 団 四 季 、舞 台 俳 優 の 関口三千 香氏と3人のお仲間を招き、『 ブ ロード
ウェイミュージカル』を生で鑑 賞した時のモーニングセミナーです。
他 に も 、映 画 監 督 の 五 藤 利 弘 氏 を 招 き、『 映 画 に よ る 地 域 活 性 の 可 能
性 』、水戸 市長 の高橋 靖氏を招き、
『納豆のまち 水戸からの 発 信』、落語
家の 春風亭 笑 好 師匠を招き、朝から落語を楽しみました。武蔵一宮氷川神
社 権 宮 司 東 角 井 真 臣 氏 を お 招 きし 、『 氷 川 神 社 の 歴 史 と 年 中 祭 祀 』
等々。多彩な講師をお招きしてモーニングセミナーを開催しています。
元劇団四季舞台俳優の関口三千香氏と記念写真。
笑顔
家族、仲間と撮影した1枚
フォトコンテスト
写真募集。
をご応募ください。随時、
清水会長が表彰
「愛和」
フォトコンテスト
作品募集。
愛和から連想する写真をご応
募ください。年間大賞者には
清水会長から記念品贈呈
いずれも年間の行事です。お気軽にどんどん応募してください。
応募サイズ:L判
(既定以外は無効)
応 募 先:埼玉県倫理法人会事務局 広報委員長あて
締 め 切 り:毎月20日までに必着。 ※審査は清水会長、広報委員長、企画制作代表者の3名。
集
後
久喜・栗橋倫理法人会の深沢芳愛さんから「自己紹介」という印刷物をいただきました。会員
の方を紹介し更に新しい会員の入会に繋げようという自己紹介です。とても素敵な取り組みです
ね。
「今こそチャンス!」今日を生きよう!今日を大切にしよう!
まだまだ、寒さの厳しい季節です。体の管理を怠りなく、規則正しい生活を心がけ、元気で快
活に参りましょう。
(お)
平成27年度 倫理法人会スローガン
企業に倫理を 職場に心を 家庭に愛を 日本創生10万社 目指せ拡充 やり抜こう
偉い人間に
なれなくても
良い人間になれ。
他者を知ることは
知恵。自分を知る
ことは悟り。
本を忘れず、
末を乱さず。
清水会長と竹田恒泰氏
平成27年1月20日
(火)
こく
たけ
だ
たい
つね やす
竹田 恒泰 氏 特別講演「國體と倫理」
國體とは、日本国憲法の前文(抜粋)
日本国民は、正当に選挙された国
会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国
民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確
保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにするこ
とを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定す
る。日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な
理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼
して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持
し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国
際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国
民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利を有するこ
とを確認する。われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国
を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであ
り、
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を
達成することを誓ふ。
第一章 天皇 第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴
であってこの地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。このことを竹
田氏はエピソードと独特のユーモアを交え講話されました。
講演する竹田氏
プロフィール
作家・昭和50年、旧皇族・竹田家に生まれる。
明治天皇の玄孫にあたる。
慶應義塾大学法学部法律学科卒業。平成18年に著
書《語られなかった皇族たちの真実》
(小学館)
で山
本七平賞を受賞。その他の著書に《日本はなぜ世
界でいちばん人気があるのか》
(PHP研究所)
、
《現
代語古事記》
(学研パブリッシング)
などがある。
一般財団法人 竹田研究財団 竹田研究会事務局
住所:〒108−0014
東京都港区芝5丁目13番16号 三田文銭堂ビル4F
電話:03−6435−1358 FAX:03−6435−1953
伊勢修養団
研修
後継者倫理塾
塾長
日向 俊夫
後継者倫理塾で平成27年1月17日18日の2日間伊勢青
少年研修センターにて公益財団法人修養団(SYD)の「みが
く特別講習会」
に参加しました。
その講習のなかでも川の中に入り心身を清める
「水行」が
メインでした。
当日は風も強く気温も下がっており、夜9時過ぎに無言で
伊勢神宮内宮入口の五十鈴川河川敷まで歩き、その場で衣
服を脱ぎふんどし一丁になりました。
冷たい川の中へ入る恐怖のため自然と大声を出し気合い
をいれていました。
「 流汗鍛錬」
と大声を出しながら川へ入っ
ていき、合図とともに合掌し、肩まで水の中に入りました。最
初はあまりの冷たさに呼吸がうまく出来ずパニックになりま
したが、まず息を吐くことにより呼吸が整ってきました。合掌
しながら和歌を2回詠いしばし沈黙の状態から再度和歌を1
回詠い岸に上がりました。岸にあがって身体をタオルで拭く
のですが、皮膚の感覚が無く濡れているのか拭きとれたのか
わかりませんでした。
2日目には伊勢神宮内宮の特別参拝では、一般では入れ
ない場所で参拝させていただきました。2日間とても良い経
験をさせていただきました。
寄稿
「竹田恒泰先生をお迎えして」
埼玉県倫理法人会 第10代会長 清水 良朗氏
新春賀詞交歓会の特別講演会に竹田恒泰先生をお迎えして「國
體と倫理」のテーマでお話を伺いました。
日本人として必ず知ってい
なければならないことを、
私たちはあまりにも知ら無過ぎることを痛感
いたしました。
そこで、私なりに勉強してきた「天皇と日本人」につい
て記したいと思います。
「現代の日本人は、天皇についてきちんと真実を教えられていな
いため、何も知らない。それは、
日本人が自らのアイデンティティを
知らないことに等しい。」
(ベン・アミー・シロニー 倫理研究所客員教授)
「天皇制は宗教に非ず、法律に非ず、倫理の最高峰にして日本民
族の樹立した文化の最高にある。
それ故天皇制を無くすれば、
日本
文化は無くなる。
」 (丸山敏雄 倫理研究所創始者)
天皇はエンペラーではありません。
王様とも皇帝とも違います。
天皇はプリーストキング、
祭祀王です。
宮中祭祀で、
神に、
国民の幸福を祈る人です。
伊勢神宮の天照大御神は、
皇室の祖神(オヤガミ)
、
つまり日本人の
祖神(オヤガミ)
です。古来より日本の神は祖先神であり、皇室が伊
勢神宮や宮中三殿を祭るのは、
祖先を敬う行為であり、
敬の倫理の
実践であり、
天皇制は倫理の結晶と言えます。
「王者と覇者が共存することが好ましい。
」 (孟子)
中国では、
「 漢」がこの理想を達成する目前まで来たにもかかわら
ず、曹操(覇者)が(王者)
になる野望を持ったことにより叶いませ
んでした。皇室の姓が改まる革命を「易姓革命」
といいます。
中国、
ロシアでは頻繁に起こり、その都度、大虐殺大破壊によって前文
化の破壊消滅が繰り返されてきました。幸せなことに、
日本に易姓
革命は起りませんでした。
国の「中心」に、公のために祈る無私の存在「天皇」を置き、天皇と
政府に、権威と権力を分散させる、
これを日本国の「國體(こくた
い)」
と言います。国を安定させるために人類が考えうる最も賢明な
策であり、
他に類を見ない偉大な英知であるといえます。
日本では、良識ある国民の総意で、万世一系125代の皇位が継承
されてきましたが、歴史上、万世一系断絶の危機が幾度かありま
した。蒙古襲来は神風で、
日露戦争はユダヤ資本で、太平洋戦争
敗戦時はマッカーサーの判断で難を逃れました。
東日本大震災直後3月16日、
今上天皇は異例の形でビデオメッセー
ジを発せられました。
「この大災害を生き抜き、被災者としての自らを励ましつつ、
これか
らの日々を生きようとしている人々の雄々しさに深く胸を打たれてい
ます。」
天皇陛下は、11月23日の夜、宮中の奥深い聖域、宮中三殿の西に
位置する神嘉殿で、
「国中平らかに安らけく」
と公正無私なる祈りを
捧げます。
この宮中第一の重儀である新嘗祭で、陛下は米と粟の
新穀を神前に捧げ、
ご自身も召し上がります。神と天皇と国民が命
を共有し、
国と民の命を再生させる食儀礼です。
11月23日は「勤労感謝の日」
として祝日となっています。
明治天皇御製
「敷島の 大和心の雄々しさは 事あるときぞ あらはれにける」
幾千年の歴史を経て、
今尚、
その万世一系の子孫が国の祭祀を司
り、国の安寧を祈り続けているのです。天皇とはそのような、世界で
も類を見ない、
奇跡のような存在なのです。
天皇皇后両陛下は、
防災服姿で自ら被災地へ入り避難所を慰問さ
れました。
被災された方は、
どれほど励まされたことでしょう。
天皇が祭祀王であるという本質に立ち返れば、
皇位継承は男系男
子一系によって行われるべきです。
なぜなら、悠久たる伝統に基づ
いて、
天皇の祈りは高い次元で可能な限り純化されたものでなけれ
ばならないからです。
「男性が独占するという制度は男女平等の原則に反しますが、伝
統的で神聖な制度の場合には、
これが受け入れられ尊重されるこ
ともあります。
カソリックは民主主義を支持していますが、
ローマ教皇
が男性に限定されていることに対して異議を唱えることはありませ
ん。
ダライ・ラマは自由と正義の擁護者ですが、
この地位に就けるの
は男性だけです。」 (ベン・アミー・シロニー)
平清盛・源頼朝・足利尊氏・織田信長・豊臣秀吉・徳川家康は時の
権力者です。その時代の事実上の支配者である彼らは、天皇の
地位を奪いませんでした。奪うよりも利用するほうが好都合だっ
た、
という側面は確かにありますが、天皇こそが、
日本人に継続性、
正当性、一体感を与え、
日本国の統合を保証する存在であること
を遺伝子レベルで理解していたのでしょう。清盛以下は「権力者」
「覇者」であり、歴代天皇は「権威者」
「王者」
といえます。
昭和天皇御製
「ふりつもる み雪にたへて いろかへぬ 松ぞ雄々しき 人もか
くあれ」
「何ごとのおはしますかは 知らねども かたじけなさに 涙こぼるる」
伊勢神宮に詣でた際の西行法師の名句です。天皇に直接お会
いしてお言葉を交わした人々は皆、西行と同じ感想を持ちます。
そ
れは、天皇が究極の「自分自身」だからです。清廉潔白で公正無
私で慈悲深く常に神と共に在る理想の自分を、
そこに見出すから
でしょう。天皇を敬うことは、
自分自身を敬うこと。
自分に代わって
己を無くし、国の安寧を祈る人(天皇)
に、心からの感謝を捧げる
美徳にこそ、私たち日本人のアイデンティティがあるのです。
最後にアベルト・アインシュタイン博士が大正11年11月16日に来日
した時の講演録の一部をご紹介して拙文を締めくくります。
「世界は進むだけ進んでその間、幾度も闘争が繰り返され、最後
に闘争に疲れる時が来るだろう。その時、世界の人類は必ず真の
平和を求めて、世界の盟主を挙げねばならぬ時が来るに違いな
い。その世界の盟主は武力や金力ではなく、
あらゆる国の歴史を
超越した最も古く、且つ尊い家柄でなければならぬ。世界の文化
はアジアに始まってアジアに還り、それはアジアの高峰日本に戻ら
ねばならぬ。我らは神に感謝する。天が我ら人類に日本という国を
創っておいてくれたことを。」