平成 27 年 3 月 28 日 平成 27 年度デイサービスセンターおおつき事業計画(一般) 1.基本方針 平成26年度も前年度同様大規模型となり、利用者月平均延べ人数が約800人と なった。居宅支援事業所を対象にした満足度調査に「個別活動の充実」が要望として あがってきていたが、一般型は利用人数も多く個々の支援に対する職員の力量がここ 数年の間大きな課題となっていた。このことから、利用者支援や活動内容の充実を図 るために、同法人内の交換研修や外部見学研修に参加した。その結果、職員が利用者 個々に働きかけ今までに見られなかった利用者の一面を発見する事が出来た。これを 機会に27年度はさらに「個別の活動の充実」を図るための、ケースカンファレンス の定着を図っていく。そのためには、限りある時間の中でも確実にカンファレンスが 開催できる職員体制の見直しと業務整理が必要となる。そして①特定の利用者に限ら ず利用者全員のアセスメントができるシステム構築と書式の見直し②効果的に職員間 の情報共有を図り個別支援計画書に反映させる、という二つの達成目標を掲げて開催 していく。 具体的な活動面としては26年度に好評であった「買い物ツアー」を継続していく。 さらに利用者のニーズや生活状況に合わせて買い物の店を選定していく。また、地域 の特色として農家が多く農作業の経験がある利用者が多かったため、農作業の活動で 野菜や米を作り食す喜びを実感して頂けた。そのことからも、畑や園芸など農作業活 動の充実を図ることが必要であり、集団活動のみではなく必要に応じて少人数への対 応ができるような体制も検討し実施していく。また、下期からは同建物内のケアハウ ス入居者がボランティアとしてディサービスの活動に参加してくださった。利用者と の交流もあり、ボランティアとしての役割意識だけではなく、地域交流としての意味 でも改めてボランティアの大切さを感じた。これからもおおつきディサービスが中核 となって、地域の方々やケアハウス入居者の生きがいの場となり、地域に必要な場と なるためには何が必要か、職員全員で考え実行できるようにしていく。 さらに26年度は特に運動の要望が利用者・家族より多くあった。利用者が自身の 身体について意識し、いつまでも自分でなんでもできる身体でいたい、という思いが あった。27年度は理学療法士が配置されることになったため、協力して「利用者が 住み慣れた町で元気に暮らしていける」ように、質の高い、個々の生活にあったリハ ビリテーションの提供をしていく。 2.基本目標と実施事項 (1) .利用者へのサービス ①.自立支援への援助と生活リハビリ、心身の機能の維持向上を実践する。 ②.今の時代を築き上げてこられた利用者世代の方々が経験されてきた風習や生活習 慣について、職員が学びながら再現していく取り組みを季節の行事やその際の料理、 米や野菜作りの中で展開する。 ③.利用者個別のしてみたいことを活動の中で実現する。 ④. 「そのひとらしさ」を支援するためケースカンファレンスの充実を図る。 ⑤.利用者が主体的に活動するための環境を整える。 (2) .職員研修・職員育成の推進 ①.内部、外部研修の他、他事業所の見学、研修を継続する。 ②.介護支援専門員、介護福祉士、社会福祉主事の資格取得のための自己研修の支援 を組織的に援助していく。 ③.エルダー制度による、新人職員育成を継続する。中堅職員がエルダーとなること で双方の成長を目指す。 ④.相談員業務の改善と相談員を育てる。 3.事業内容 (1) .サービス内容 ①.基本事業 ・生活指導、機能訓練、介護サービス、健康管理、介護方法指導、各種機能訓練と 機能向上への取り組み ②.通所サービス ・入浴サービス、送迎サービス、食事サービス、機能訓練サービス (2) .事業実施方法 居宅介護支援事業者、地域包括支援事業者から依頼された利用者 ①.利用曜日・時間など 月曜~土曜 午前 9 時 40 分~午後 5 時 ②.夏季・年末年始の休業 夏季休業 :8 月 13 日~15 日 年末年始休業 :12 月 30 日~1 月 3 日 (3) .従事する職員 ①.所長 1 名(兼務) ④.理学療法士 ②.生活相談員 5 名(兼務) ⑤.介護員 ③.看護師 5 名(兼務) 1名 13 名(兼務) (4) .利用定員 40 名(7-9時間サービス) ①.一般通所介護(介護予防含む) 4.年間行事計画 平成 27 年 4 月 花見会 10 月 芋煮会・稲刈り・紅葉狩り 5 月 節句・田植え・柏餅づくり 11 月 文化祭 6 月 運動会・畑作り 12 月 クリスマス会 7 月 夏祭り 平成 28 年 1 月 初詣・餅つき 8 月 盆踊り 2 月 節分 9 月 敬老会 3 月 ひな祭り 5.日課表 時間 8 時 30 分 送迎準備・業務連絡 9 時 30 分 利用者到着(挨拶・お茶) 10 時 00 分 入浴 (入浴以外 … 創作活動・談笑) 11 時 40 分 昼食準備 12 時 00 分 昼食 14 時 00 分 機能訓練、日常動作訓練 15 時 00 分 おやつ 15 時 30 分 クラブ活動・レクリエーション 17 時 00 分 送迎 18 時 00 分 業務打合せ(業務反省・ケース会議)
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