平成27年度 事業計画及び予算書

平成27年度
事業計画及び予算書
倉敷市中央一丁目3番13号
公益財団法人 倉敷考古館
平成27年度事業計画書
1.遺物の収集及び展観〔定款 第四条の一〕
常設展示
常設展示は、吉備地方を中心にした考古学資料の時代順展示を中心とし、吉備地方を主とした
日本の考古資料については、順次に一部の展示資料を交換・整備する。他に南アメリカのペル
ー国の古代アンデス文明(インカ帝国以前の時代の主に墳墓遺跡の出土品)の土器と織物も展
示する。
展示の解説は、学芸員が随時おこなうほか、展示品についての説明を必要に応じて行う。考古
学資料に関係した各種の質問とか、古代の歴史などについての問い合わせには、来観者への口
頭によるもののほか、電話・書面などにもよって常時回答できるようにつとめる。
2.遺跡・遺物の調査及び研究〔定款 第四条の三〕
前年度以来行っている収蔵の資料の点検について縄文時代と弥生時代資料に続いて古墳時代
資料にも及ぶ。
3.考古学に関する印刷物の刊行〔定款 第四条の四〕
『倉敷考古館研究集報第 22 号』の刊行の準備を前年度に続けて行う。
4.考古学に関する集会、講演及び映画〔定款 第四条の五〕
考古学関係の遺跡と遺物についての小規模な研究会を随時開催する。
倉敷公民館の自主グループ・婦人学級「くすのき」を指導援助し、主として『続日本紀』を読
み、春には遺跡見学を実施する。
5.其の他必要なる事業(考古学知識普及活動)
〔定款 第四条の六〕
イ)英文を付した案内を必要に応じて配布する。
ロ)入館者の要望に応じ、館周辺の遺跡見学に対応できる遺跡地図を配布する。
ハ)各地教育委員会、公民館、市民団体、大学などからの要望に応じて、考古学や古代史の知
識普及につとめる。
ニ)博物館学実習の指導
大学における学芸員実習生を考古学専攻学生に限り受け入れる。
ホ)資料調査の援助
考古学研究者、考古学専攻学生などの資料熟視(実測・拓本・撮影などを含む)を中心に
した研究活動に資料提供し、助力する。申し出は随時受け入れる。
ヘ)ホームページの「よもやま話」を前年度の 194 話までに引き続き、各月 2 回程度追加し、
展示品、その他考古学についての情報や考古館周辺の町並などの状況なども報じて行く。
6.事務上の事業
予 算 書
平成27年4月1日から平成28年3月31日まで
科 目
27年度予算案 26年度予算
Ⅰ経常増益の部
1.経常収入
(1)基本財産運用収益
基本財産運用利息収入
2,000
2,000
(2)事業収益
入館料収益 他
2,180,000
2,180,000
(3)受取寄付金
受取寄付金
3,900,000
4,200,000
(4)雑収益
資料貸与料 他
4,303,000
4,303,000
経常収益計
10,385,000
10,685,000
2.経常費用
(1)事業費
給与・福利厚生費 他
4,620,000
4,620,000
備品費 他
65,000
65,000
賃借料
1,575,000
1,575,000
警備料
455,000
450,000
印刷製本・調査整理費 他
405,000
395,000
(2)管理費
給与・福利厚生費 他
1,980,000
1,980,000
消耗品費 他
120,000
120,000
修繕費
100,000
100,000
光熱水料費
180,000
180,000
賃借料
675,000
675,000
保険料 他
260,000
245,000
経常費用計
10,435,000
10,405,000
当期経常増減額
△ 50,000
280,000
Ⅱ 経常外増減の部
1. 経常外収益
0
0
経常外収益計
0
0
2. 経常外費用
過年度減価償却費
0
0
経常外費用計
0
0
当期経常外増減額
0
0
当期増減額
△ 50,000
280,000
一般正味財産期首残高
13,350,799
13,651,959
一般正味財産期末残高
13,300,799
13,931,959
差 額
備 考
0
0
0
0
△ 300,000
0
0
△ 300,000
0
0
0
5,000
10,000
0
0
0
0
0
0
15,000
30,000
△ 330,000
0
0
0
0
0
△ 330,000
△ 301,160
△ 631,160