第3期日出町特定事業主行動計画

第3期日出町特定事業主行動計画
日
出
町
長
日出町議会議長
日出町教育委員会
日出町選挙管理委員会
日出町代表監査委員
日出町農業委員会
目
次
Ⅰ 行動計画の趣旨
・・・・・・・・1
Ⅱ 行動計画の期間
・・・・・・・・1
Ⅲ 行動計画の推進体制
・・・・・・・・1
Ⅳ 職員の子育ての現状
・・・・・・・・2
Ⅴ 行動計画の対象職員
・・・・・・・・2
Ⅵ 行動計画の具体的な内容
・・・・・・・・2
1 制度を知り、制度を活用する
・・・・・・・・・4
【推進項目1】制度の周知徹底
2 子育てに関する休暇の取得促進
・・・・・・・・・6
【推進項目2】父親の出産補助休暇等の取得促進
【推進項目3】育児休業を取得した職員の円滑な職場復帰の支援
【推進項目4】育児休業に伴う代替職員の確保
【推進項目5】子の看護のための特別休暇の取得促進
3 休暇を取得しやすい環境づくり、職場の雰囲気づくり
・・・・・・・・・11
【推進項目6】子育て支援休暇を取得しやすい雰囲気づくり
【推進項目7】年次有給休暇、連続休暇を取得しやすい雰囲気づくり
4 年次有給休暇、連続休暇の取得促進
・・・・・・・・・14
【推進項目8】年次有給休暇・夏季休暇の連続取得の促進
【推進項目9】子どもの学校行事等における年次有給休暇の取得促進
5 時間外勤務の縮減
・・・・・・・・・16
【推進項目10】一斉定時退庁日制度の徹底
【推進項目11】時間外勤務を縮減する職場環境づくり
Ⅶ 計画を推進するために
・・・・・・・・・18
Ⅰ 行動計画の趣旨
平成15年7月に次代の社会を担う子どもたちが健やかに生まれ、育てられる環
境の整備に国、地方公共団体、事業主など様々な主体が社会を挙げて推進していけ
るよう次世代育成支援対策推進法が制定されました。日出町においても一事業主と
して平成18年3月に日出町特定事業主行動計画を策定し、子育てを行う職員の支
援を図ってきました。
この間、妻が専業主婦であっても育児休業の取得可能になるなど、男性が子育て
に参加しやすいよう環境の整備が行われてきましたが、少子化の波は変わらず、ま
た仕事と家庭の両立が十分に達成されていない現状を見ると、次世代育成支援対策
は道半ばといえます。このため国は次世代育成支援対策推進法の期限を10年延長
し、更なる対策を進めていくこととしました。こうした動向を受け、日出町におい
ても、平成26年度末に期限を迎えた日出町特定事業主後期行動計画を見直し、第
3期日出町特定事業主行動計画を策定することとしました。
男性職員も、女性職員も、子どもを持つ職員も、持たない職員も一体となって計
画に取り組み、父親、母親として安心して子育てに取り組むことができるようにな
り、職員すべてが仕事と家庭の両立が可能となる職場づくりをめざしていきます。
Ⅱ 行動計画の期間
この計画は平成27年4月から平成32年3月までの5年間を計画期間としま
す。また、ここに掲げられている数値目標は平成31年度末の達成目標です。
Ⅲ 行動計画の推進体制
この計画を推進するために年度ごとの計画の実施状況を把握し、必要に応じて対
策や計画の見直しを行います。また、啓発資料の作成・配布、ホームページへの掲
載等により、職員へ計画内容の周知や情報提供を図ります。
-1-
Ⅳ 職員の子育ての現状
後期計画の進捗状況を把握するため、平成27年1月に全職員に対し、休暇制度
の認知度、現状等についてアンケート調査を実施しました。
アンケートの結果は、「Ⅵ 行動計画の具体的な内容」の中に載せてあります。
Ⅴ 行動計画の対象職員
この計画は、常勤の職員(地方教育行政の組織及び運営に関する法律(昭和31
年法律第162号)第37条第1項に規定する県費負担教職員を含む。)のほか、
臨時職員および非常勤職員についても、定められた休暇制度等の範囲内でこの計画
の対象とします。
Ⅵ 行動計画の具体的な内容
アンケート結果を見てみると、制度の認識率については、一定程度の上昇が見ら
れましたが、業務多忙等により休暇の取得が難しくなっている現状は改善されてい
ません。
これらを踏まえ、第3期行動計画では、後期行動計画を継続しつつ、職員の子育
てを支援するための取組や環境整備を進め、さらには次世代を担う子どもが健やか
に生まれ、育成される社会の形成をめざします。
上記の社会形成のための3つの段階の中に推進項目を設定し、アンケート調査や
休暇取得状況を見ていくことで、計画の検証を行っていきます。
-2-
3つの段階と推進項目
-3-
1 制度を知り、制度を活用する。
推進項目1
制度の周知徹底
妊娠中や子育て中の職員が、子育て支援のための制度を活用するためには、まず
制度を詳しく知ることが重要なことです。職員自身はいつ、どのような制度を利用
できるのかを認識し、所属長(学校長等を含む。以下同じ。)や上司は職員の支援
制度の知識を持つことで、積極的にアドバイスを行います。
また、すべての職員が休暇制度について、正しく認識し、理解をすることが、休
暇を取りやすい職場づくりの第一歩となります。
アンケート結果によると、前回よりも休暇等制度の認識率は上昇しています。
順位
制度名
今回
前回
(H27.1)
(H23.2)
増減
1
育児休業
98%
93%
5%
2
産前・産後休暇
91%
91%
0%
3
育児短時間勤務及び育児部分休業
88%
―
―
4
子の看護休暇
68%
49%
19%
5
育児時間
62%
58%
4%
6
育児休業手当金
57%
30%
27%
7
出産補助休暇
54%
48%
6%
8
妊産婦健診休暇
49%
35%
14%
9
男性職員の育児参加のための休暇
44%
38%
6%
10
妊娠障害休暇
41%
27%
14%
11
深夜勤務の制限
38%
27%
11%
12
共済掛金免除
35%
14%
21%
13
妊婦通勤緩和
30%
16%
14%
14
時間外勤務の免除
25%
19%
6%
15
時間外勤務の制限
15%
12%
3%
-4-
目
標
次の制度については、とくに目標に掲げ周知を行っていきます。
認識率
90%以上
制度名
制度の概要
育児休暇
2歳に達するまでの子どもの授乳や保育園等への送迎等の育
児を行う場合の特別休暇
育児休業手当金
育児休業期間中、子どもが1歳になるまで共済金が支給され
ます
出産補助休暇
妻が出産する男性職員が、妻の出産に伴う入院の付添い等を
行う場合の特別休暇
妊産婦健診休暇
妊娠中又は出産後1年以内の女性職員が、母子保健法に規定
する保健指導又は健康診査を受ける場合の特別休暇
男性職員の育児参
妻が産前産後休暇の期間内に当該出産に係る子または小学校
加のための休暇
就学の始期に達するまでの子を養育する場合の特別休暇
実施内容
子育て支援の観点から設けられている休暇等の制度について、各種制
度を理解しやすいようにまとめた「子育てハンドブック」を全職員が
常に見られるように庁内ネットワークに掲載し周知に努めます。
「職員」は制度を理解し、自分にあった制度を活用し、出産や育児の
ための休暇取得に努めます。
「所属長」は、制度を理解し、男性職員や妊娠中、子育て中の職員に
対してアドバイスを行います。
「まわりの職員」は、制度を理解し、該当職員が休暇制度を利用しや
すい職場の雰囲気づくりを心がけます。
-5-
2 子育てに関する休暇の取得促進
推進項目2
父親の出産補助休暇等の取得促進
出産、子育ての際に利用できる特別休暇が制度化されています。しかしながら例
えば、育児休業はほとんどの女性職員が取得し十分活用されていますが、男性職員
の取得は1人しか実績がありません。子育てに関する休暇は男性職員も取得が可能
なものがあることから、とくに男性職員に対して周知徹底を図り、全体の休暇取得
の促進に努めます。
アンケートによる男女別の認識率
出産補助休暇
男性
女性
54%
56%
出産補助休暇取得率・取得日数
平成24年
平成25年
平成26年
100%
60%
40%
(取得者数/該当者数)
4/4
3/5
2/5
取得日数合計
6.5
8.5
3.38
取
目
標
実施内容
得
率
該当する男性職員の出産補助休暇取得率
100%
子どもの出生という親子にとって最も大切な時期に、父親となる職員
が子どもを持つことの喜びを実感することはとても大切なことです。
また出産後の配偶者をサポートすることは、さらに重要であると考え
ます。
「男性職員」は配偶者の出産予定日等について職場で話題にするなど
-6-
し、上司やまわりの職員に出産補助や育児参加のための特別休暇の取
得計画を事前に知ってもらうことが大切です。
「所属長」や「まわりの職員」は、父親となった職員を職場全体で応
援するよう心がけ、休暇や子育てに参加しやすい環境をつくってあげ
ることが大切です。
生まれたばかりの子どもと関わる機会を積極的につくるために、「所
属長」は、「出産補助休暇」取得を勧め、「該当する男性職員」は、
仕事の都合をつけ1日でも「出産補助休暇」を取得することを心がけ
ます。
-7-
推進項目3
育児休業を取得した職員の円滑な職場復帰の支援
育児休業の認識率は男女合計で98%と高く、女性職員の取得率は100%とな
っています。産休育休中の職員は長期間にわたって職場から離れるため、寂しさや
仕事への不安を抱えてしまうことから、職場復帰しやすいような支援が重要です。
目
標
育児休業中の職員への連絡の実施100%
(該当職員へのアンケートにより検証)
実施内容
「所属長」や「まわりの職員」は、育児休業中の職員に対して、職場
の出来事や業務等の情報を随時連絡することで、職員と職場との繋
がりを保ちます。
また「所属長」は、復帰前に育児休業中の職員と係員との話し合い
の場を設けることで、業務の引き継ぎと、復帰後の子育てに関する
休暇計画について確認を行います。
-8-
推進項目4
育児休業に伴う代替職員の確保
アンケート調査によると、休暇を取得する際の障害として、「職場に迷惑をかけ
る」、「業務の遂行に支障のないよう手配すること」が、毎回上位を占めていま
す。
アンケートによる男女別の認識率
育
児
休
業
育児短時間勤務及び部分休業
男性
女性
97%
97%
86%
95%
育児休業取得人数・日数
目
男
性
女
性
標
実施内容
平成24年
平成25年
平成26年
人数
0
1
0
日数
0
7
0
人数
1
1
3
日数
61
311
339
代替職員の確保
100%
「所属長」は、課内の業務分担の見直しや、代替職員の確保に努め、
育児休業を取得しようとする職員の業務をフォローすることにより育
児休業の円滑な取得を図ります。
日出町では代替職員の確保はきちんと行われていますが、早めの募
集等により代替職員の確実な確保が必要になります。
-9-
推進項目5
子の看護のための特別休暇の取得促進
子どもは怪我や病気のため病院にかかることが多く、その世話のために休暇が必
要な場合があります。そのような場合に取得できる「子の看護休暇」が制度化され
ていますが、年次有給休暇で対応している職員も多くいます。
アンケートによる男女別の認識率
子の看護のための特別休暇
男性
女性
67%
72%
子の看護休暇取得日数等
目
男
性
女
性
標
実施内容
平成24年
平成25年
平成26年
人数
8
10
9
日数
26.4
34.1
24.4
人数
12
8
8
日数
37.4
15.9
30.3
子の看護休暇認識率
100%
「所属長」は看護休暇での取得を促し、「職員」は特別休暇の活用を
心がけることが必要です。
- 10 -
3 休暇を取得しやすい環境づくり、職場の雰囲気づくり
推進項目6
子育て支援休暇を取得しやすい雰囲気づくり
所属長や職員各々が休暇の取得のみを進めるだけでは、職員の子育て支援や仕事
と家庭の両立はうまくいきません。
職員は子育ての大変さと大切さを意識し、子どもを持つ職員をみんなで応援する
気持ちを持ち、職場内でお互いフォローし合える環境づくり・雰囲気づくりが求め
られています。
アンケートによると、男性職員の育児休業の促進や時間外勤務の縮減のために必
要なものとして、「職場の雰囲気づくり」が上位となっています。職場の雰囲気が
良くなることは、子育て支援だけではなく、仕事の面からも重要なことです。
アンケートによる回答で「職場の雰囲気(づくり)」が上位となったもの
質
問
項
目
順位
育児休業取得を促進するための取り組みとして、必要と思われるもの
1位
超過勤務を減らすために効果的と思われる方法
1位
あなたが仕事と子育ての両立に効果的と思う取組み
1位
男性職員が育児休業を取得していないのは、どんな理由
2位
年次有給休暇を取得することにためらいを感じる理由
3位
アンケート「あなたの部署は,子育てに伴う休暇等を取得しやすい雰囲気であると
感じていますか?」の回答
全体
10代
20代
はい
72%
100%
50%
78%
73%
70%
いいえ
28%
0%
50%
22%
27%
30%
- 11 -
30代
40代
50代
目
標
アンケート調査で「取得しやすい雰囲気である」と感じる人の割合
の向上に努めます。
(アンケートにより検証)
実施内容
「子どもが生まれることがわかった職員」は子どもを持つことへの準
備をし、所属長や上司に速やかに報告をします。職員からまず話題
にすることは、休暇取得を円滑にするための秘けつとなります。
報告を受けた「所属長」は、ハンドブックを活用するなどして、該
当職員へ支援制度の説明と、係内での仕事のサポート体制について
話し合いの場を設けることが求められます。また総務課に報告し、
必要に応じて代替職員の配置等について協議します。
「係長」は日頃より気軽に話せる雰囲気づくりを心がけ、係内の連
携体制を整え、休暇の申請がしやすい環境をつくることが求められ
ます。
- 12 -
推進項目7
年次有給休暇、連続休暇を取得しやすい雰囲気づくり
アンケートによると、子育てに伴う休暇を取得する雰囲気は概ねできているよう
ですが、年次有給休暇の取得となると、60%の人がためらいを感じると答えてい
ます。理由として「みんなに迷惑がかかると感じる」、「後で多忙になる」という
意見が多く、日々の業務に追われ、休暇がとりづらい状況であることが伺えます。
アンケート「あなたは年次有給休暇を取得することにためらいを感じますか?」の
回答
全体
目
10代
20代
30代
40代
50代
はい
60%
0%
75%
76%
57%
48%
いいえ
40%
100%
25%
24%
43%
52%
標
アンケート調査で「取得にためらいを感じない」人の割合の向上に
努めます。
(アンケートにより検証)
実施内容
「所属長」は職員の時間外勤務状況や休暇取得状況をきちんと把握し
なければなりません。とくに業務多忙で休暇を十分に取れていない
職員に対し助言を行うとともに、係長に対し係内で連携を行うよう
指示をすることが求められます。
「係長」は休暇を交替で取得できるよう定期的に声かけを行い、係
内の業務の調整を率先して行います。
- 13 -
4 年次有給休暇、連続休暇の取得促進
推進項目8
年次有給休暇・夏季休暇の連続取得の促進
子どもの学校行事やPTAへの参加等、子どものために年次有給休暇を利用する
ことがあります。また子どもの夏休み期間中に連続して休暇を取得することができ
れば、家族とのふれあいの時間を多くつくることができます。
職員自身の健康増進、気分転換のためだけではなく、職場と家庭の両立に寄与す
るためにも、年次有給休暇の効率的な取得の推進を図ります。
平成26年中 休暇取得状況
目
標
実施内容
年次有給休暇
夏季休暇
1人あたりの取得日数
1人あたりの取得日数
8.20日
4.28日
1人あたりの年次有給休暇取得日数を毎年度増加させます。
「総務課」は、所属長に対し、ゴールデンウィーク期間及び夏季休暇
期間において、年次有給休暇を組み合わせることによる連続休暇の一
層の取得の促進について周知を行います。
「所属長」は、ゴールデンウィークや夏季休暇期間には、休暇予定
表の作成を行い、連続取得しやすい雰囲気づくりを行います。
また、土日にイベント等により勤務を行った職員に対しては、健康
管理のため振替休暇等を取るよう促します。
「職員」は業務遂行に工夫をし、休暇を取得できるよう努めます。
- 14 -
推進項目9
子どもの学校行事等における
年次有給休暇の取得促進
子どもの入学・卒業及び授業参観日等の学校行事に参加することは、子育てにと
って大変有意義なことです。積極的に年次有休暇を取得し、行事への参加を促進す
ることにより、職場と家庭生活の両立を進めます。
目
標
実施内容
1人あたりの年次有給休暇取得日数を毎年度増加させます。
「職員」は職場内で使われているスケジュール表を活用したり、話題
にしたりすることで、まわりの職員に休暇を事前に知らせることによ
り、業務をフォローしてもらえる体制を整えます。
- 15 -
5 時間外勤務の縮減
推進項目 10
一斉定時退庁日制度の徹底
増大する事務量に対応するため時間外勤務が恒常的になっている職員も多くいま
す。しかしながら時間外勤務が日常的になることは、体力的、精神的に疲弊し、仕
事の効率を低下させるばかりでなく、仕事と家庭生活の両立の妨げとなります。
子どもや家族とのふれあいの時間を増やすためにも、職場をあげて時間外勤務の
縮減に取り組むことが必要です。
時間外勤務の状況
時間外勤務時間数
目
標
実施内容
平成23年度
平成24年度
平成25年度
14,491
15,877
17,699
一斉定時退庁日の庁内放送の実施と各課からの報告を徹底します。
毎週水曜日のノー残業デーに取り組み、特に第1、第3水曜日は、一
斉定時退庁日として庁内放送を行い、取り組みの徹底を行います。
一斉定時退庁日には、「所属長」は、時間外勤務を命令しないよう
努め、残っている職員に対し声をかけ、定時退庁を促します。また
自分も足並みを揃えた退庁を心がけます。
「職員」は、業務の進捗を工夫し、水曜日に定時帰宅ができるよう
努めます。
制度が形骸化しないよう、職場全体で意識し、定時退庁を徹底して
いきます。
- 16 -
推進項目 11
時間外勤務を縮減する職場環境づくり
時間外勤務を減らすための方法として、「職場の雰囲気づくり」、「事務の簡素
化・合理化」という回答が、今回のアンケートにおいても上位を占めています。業
務量が増大している中、時間外勤務を減らすためには、職場全体で改善による事務
の効率化を行い、職員間で業務を助け合うことが必要です。
アンケート「超過勤務を減らすために効果的と思われる方法は?」の回答
回
目
答
回答割合
超過勤務を減らす、職場全体の雰囲気づくり
24%
事務の簡素化、合理化
22%
個々の職員の心がけ
19%
上司が指示を的確にする
15%
定時退庁日の導入(強化)
11%
標
時間外勤務については、選挙、災害、イベント等、増減要因が多くあ
り目標数値の設定は難しいため、時間外勤務時間数を毎年把握し、検
証を行っていきます。
実施内容
「所属長」は、職員の時間外勤務状況をきちんと把握し、時間数が多
い職員に対し、業務の進捗状況を聞き取り、仕事の段取りについて助
言を行うことが必要です。
また、深夜勤務や時間外勤務の制限等の制度をよく理解し、妊娠中
の職員や小学校就学前の子どものいる職員に対して制度を申請しや
すい雰囲気づくりを心がけます。
- 17 -
「係長」は、係内の業務体制の見直しと工夫を行うため、定期的に
係内の業務打合せを行い、問題点を共有し改善していくことが求め
られます。
「職員」は、事務マニュアルの作成と活用を行うことで、業務が連
携して行えるように工夫しなくてはなりません。
Ⅵ 計画を推進するために
計画推進のため、「子育てハンドブック」については毎年度見直し、配布しま
す。また計画期間途中にアンケート調査を行うことで本計画の達成度の検証を行っ
ていきます。
項
目
実施内容
子育てハンドブックの見直し
毎年度実施
休暇取得状況の把握
毎年度実施
アンケート調査
平成31年度実施
- 18 -