農林水産戦略調査会・農林部会 合同会議次第(案) 平成 2 7年 1 1月 1 3日(金) 1 2 : 0 0 9 0 1号室 1. 開 会 小泉進次郎 農林部会長 2 . 挨拶 西川 農林水産戦略調査会長 公也 3 . 議事 TPP大筋合意について rTPP関係農林水産業対策について J (案)について 。 朗読:自民党政調事務局より 一一一一意見交換一一一一 4. 閉 会 <農林水産省> 農林水産副大臣 農林水産大臣政務官 官房長 総括審議官 総括審議官(国際) 消費・安全局長 食料産業局長 生産局長 生産局畜産部長 経営局長 農村振興局長 政策統括官 農林水産技術会議事務局長 林野庁長官 水産庁漁政部長 健 粛藤 加藤寛治 荒川 隆 佐藤速水 大津 誠 小風 茂 棲庭英悦 今城健晴 大野高志 奥原正明 末松広行 柄津 彰 西郷正道 今井 敏 水田正和 農林水産分野における TPP対策(案) 農業新時代:努力が報われる農業の実現に向けて 日 平成 27年 11月 自 由 民 主 党 農林水産戦略調査会 農 林 部 会 l 基本的考え方 1 農業者の不安を払拭するために 農業・農村の維持発展に貢献している農業者の不安を払拭し、希望を持 って経営できるようにする。 TPP合意の影響の可能な限りの抑制 。経営安定対策の充実(既存の政策の見直し・改善を含む) 。 2 成長産業化に取り組む農業者がその力を最大限に発揮するために 国内市場の奪還、輸出力の強化、マーケティング力の強化、生産現場の 体質強化・生産性の向上、付加価値の向上など、成長産業化に取り組む農 業者を応援する。 0 競争力強化・体質強化対策の充実(既存の政策の見直し・改善を含 む) 3 夢と希望の持てる農業新時代を創造するために 未来の農業・食料政策のイメージを明確にするとともに、農業者の努力 では対応できない分野の環境を整える。 0 人材力を強化するシステムの整備 0 農業者の所得向上につながる生産資材(飼料、機械、肥料など)価格 の引き下げ O 戦略的輸出体制の整備 O 原料原産地表示 など 8年秋を目途に、農業者の意見を聞きながら、政策の具体 以上について、 2 的内容を詰める。 T J を設置し、青年農業者を含めた農業関 このため、 [農業骨太方針策定 P 係者、経済界、有識者の参画を得て、 「農業・食料 2 0 5 0 J 、 「農業人材力強 化」、 「輸出力強化」などについて継続的に検討を進める。 H 対策の項目 1 攻めの農林水産業への転換(体質強化対策) 関税削減により長期的に国内農林水産業への影響が懸念される中で、農 林漁業者の将来への不安を払拭しつつ、経営マインドを持った農林漁業者 の経営発展に向けた投資意欲を後押しする以下の対策、 を講ずる。 (1)次世代を担う経営感覚に優れた担い手の育成 農業者の減少・高齢化が進む中、今後の農業界を牽引する優れた経営 感覚を備えた担い手を育成・支援することにより、力強く持続可能な農 業構造を実現する。 (2)国際競争力のある産地イノベーションの促進 耕種・園芸作物の産地・担い手が創意工夫を活かして地域の強みを活 かしたイノベーションを起こすことにより、耕種・園芸農業の国際競争 力の強化を図る。 (3)畜産・酪農収益力強化総合プロジェク卜の推進 午肉・豚肉、乳製品の安定供給を図るため、規模拡大等による生産コ ストの削減や品質向上など収益力・生産基盤を強化することにより、畜 産・酪農の国際競争力の強化を図る。 (4)高品質な我が国農林水産物の輸出等需要フロンティアの開拓 米・牛肉・青果物・水産物など重点品目の全てで輸出先国の関税が撤 廃される中、高品質な我が国農林水産物の一層の輸出拡大、輸出阻害要 因の解消等により、攻めの農林水産業を推進する。 (5)合板・製材の国際競争力の強化 原木供給の低コスト化を含めて合板・製材の生産コスト低減を進める ことにより、合板・製材の国産シェアを拡大する。 (6)持続可能な収益性の高い操業体制への転換 浜の広域的な機能再編等を通じて持続可能な収益性の高い操業体制へ の転換を進めることにより、水産業の体質強化を図る。 (7)消費者との連携強化 消費者の国産農林水産物・食品に対する認知度を高めることにより、 安全・安心な国産農林水産物・食品に対する消費者の選択に資する。 (8)規制改革・税制改正 攻めの農林水産業への転換を促進する規制や税制の在り方を模索する。 2 経営安定・安定供給のための備え(重要 5品目関連) 関税削減等に対する農業者の懸念と不安を払拭するため、生産コスト削 減や収益性向上への意欲を持続させることに配慮しつつ、経営安定対策の 充実等の措置を講ずる。 (1)米 国別枠の輸入量の増加が国産米の需給及び価格に与える影響を遮断す るため、毎年の政府備蓄米の運営を見直し、国別枠の輸入量に相当する 国産米を政府が備蓄米として買い入れる。 (2)麦 国産麦の安定供給を図るため、引き続き、経営所得安定対策を着実に 実施する。 (3)牛肉・豚肉、乳製品 国産の牛肉・豚肉、乳製品の安定供給を図るため、畜産・酪農の生産 者の経営への影響を緩和するための措置を講ずる。 (4)甘味資源作物 国産甘味資源作物の安定供給を図るため、引き続き、糖価調整制度を 安定的に運営する。 3 対策の進め方 対策の財源については、既存の農林水産予算が削減・抑制されることの ないよう、政府全体で責任を持って十分配慮するものとする。 4 検討の継続 (1) 1の施策の推進に当たっては、事業成果が着実に上がるよう、定量的 な成果目標を設定し進捗管理を行うとともに、既存施策を含め施策の不 断の点検と見直しを行い、今後、必要に応じ、次の項目について検討す る 。 (2)さらに農林水産業の成長産業化を一層進めるために必要な戦略や具体 的施策について検討し、実現していくものとする。 林業への参入支援とキャリアアップ研修 0平成1 5年度から『緑の雇用」事業を実施。森林組合等の林業事業体が新規就業者を雇用し研修を行う場合に、その費用として、研修生 1 人当たり月額 9万円等を林業事業体に支援。 0事業開始当初は、 1年聞の研修への支援であったが、①高度な技術を習得させるためカリキュラムを充実するとともに研修期聞を 3年間に 重量したほか、 , ②現場管理責任者等の育成のためのキャリアアップ研修、③林業大学校等において林業就業を目指す青年への給付金(最 、 1 5 0 万円/年)の支給等の充実を図ってきているところ。 大 2年 0この結果、新規就業者は、それまで年間 2千人弱であったものが 3千人強まで増加し、長期的に減少してきた林業従事者が 5万人程度で下 5轟未満の若者が増加。また、新規就業者に対する研修修了者の 3年後の定着率は 7割を超える状況白 げ止まるとともに、 3 ,口 『緑の新規就業 j総合支援対策 ー一ーーーー_. 0緑の青年就業準備給付金事業 → p 林業大学校等で林業就業を 目指す青年への給付金の支給 【 最大 2年間 150万円/年】 「緑の 雇 用」 以 外 4. 3 : : : 1 4 , . . 1 . 2 1. 0 6 4. 0 新規就業者を 雇用し育成に取り組む林業事業体 を支援 【 研修生 1人当た り月 額 9万円等】 3. 94 . 0 「緑 の 雇 用 」 3 . 1 一 一 有効求人倍率 大 半J 2. 4 噌 1 . 1 ¥ 2 1 b . 8 1 ム 唾i 醤 i 孟重量ti3".量盟画扇面a ia 1 (('~1.~7防長室主~I"IC~ヨ iii砂ilF,t;;~;'沼目 H1IIIIIIIm] - (倍) ( 千 人) 5. 0 o r 緑の雇用』現場技能者育成対策事業 → 一 一 ー ー 、 ロ新規就業者の推移 -チ ェー ンソ 一伐木や高性能林業機械運転等業務の資格取得 ・間伐や木材の搬出を安全 ・効率的に行う のに必要な知識 ・技術等の習得 ※集合研修と実地研修 ( O J T研修)を組み合わせた 研修を実施 臨副凪 孟函轟 掴 盟国 ι ι 1年目 35日間 最大 10か月 2年目 25日間 最大 8か月 3年目 1 7日間 最大 8か月 0. 0 ¥ 資 料 林 野庁業務資料 注有効求人倍率は厚生労働省 「 一般職業紹介状況 J による全数の年度針。 ロ 林業従事者数、高齢化率、若年者率の推移 ( 万 人) (率) ~ 林業従事者数 回酔園 高齢化率 ー+四 若年者率 15 30% 1 0 20% 5 10% 。 0% S55 -現場統括管理や営業 開販売に必要な知識 ・技術等の習得 S60 H2 H7 H12 H17 H22 (年) 資料 総務省「圏雲寺調査」 注 高齢化率 とは、従事者数 に占 める 65歳以上の者の割合。若年者率 とは、従事者数に占める 35歳未満の者の書} I 合 。
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