「与謝野町産ホップ」使用 限定醸造ビールが 「フレッシュホップフェスト

PRESS RELEASE
YOSANO TOWN
TEL : 0772-46-3001
1798-1 Iwataki,Yosano Town,Yoza-gun,Kyoto 629-2292
FAX : 0772-46-2851
2015.09.29
与謝野ブランド戦略 YOSANO BRAND PROJECT
「与謝野町産ホップ」使用 限定醸造ビールが
「フレッシュホップフェスト 2015」で世界初開栓されます
豊かな自然に囲まれ、農林業と織物業を基幹産業とする与謝野町(京都府与謝郡与謝野町/町長 : 山添藤真)は、
「与謝
野ブランド戦略事業」の一環で実施している「与謝野クラフトビール醸造事業」における試験栽培で収穫した与謝野町産
ホップを木内酒造、京都醸造、小西酒造、スプリングバレーブルワリーに提供し、各社においてビール醸造が進められ、
10月3日(土)
・4日(日)に東京・代官山で行われる「フレッシュホップフェスト2015」において、世界初開栓(樽
明け)されることになりました。
これまで国産ホップ農家は大手ビール会社と契約していることから、国内の小規模ビール醸造所が国産ホップを入手す
ることは困難とされ、一部の自家栽培を除き、大多数は海外ホップの輸入に頼ってきました。
与謝野町で実施した試験栽培での一定の成果は、フリーランスの生産者組合が小規模ビール醸造所に国産ホップを提供
する第一歩を踏み出したことを意味し、安心安全な国産ホップによるビール製造を目指すことが可能になります。
平成27 年度においては、10月の世界初開栓の後、11月には「与謝野ブランド戦略」関連イベントで町内において
初開栓を予定しています。次年度以降も、ホップの産地化と町内でのクラフトビール醸造等の六次産業化を見据え、ホッ
プの試験栽培を行い、産業振興を軸にしたまちづくりを進めてまいります。
【フレッシュホップフェスト2015(東京会場)開催概要】
■実施期間:2015年10月3日(土)
・4日(日)11時30分~22時00分
※10月3日(土)12時00分に解禁されます。
■実施場所:SPRING VALLEY BREWERY TOKYO(東京都渋谷区代官山町13-1)
■内
容:今年収穫した国産ホップでつくったビールの解禁を祝うイベント。スプリン
グバレーブルワリーが岩手県遠野産ホップを使用し限定醸造された新商品 ビールや、事業アドバイザーの藤原ヒロユキ氏とスプリングバレーブルワリーがコラボレーションし、与謝
野町産ホップを使用し限定醸造されたビールの樽明けセレモニーが行われるほか、参加ブルワリー(11社)
の限定醸造ビールがゲストタップで飲める店内フェスが実施されます。
■参 加 者:山添藤真町長、農林課長、商工観光課長が、10月3日(土)の樽明けセレモニーに参加します。
■参加ブルワリー(与謝野町産ホップ使用)
:
ブルワリー名
商品名
木内酒造
未定
京都醸造
未定
小西酒造
未定
藤原ヒロユキ フレッシュホップスペシャル1
スプリングバレーブルワリー
※事業アドバイザーの藤原ヒロユキ氏とスプリングバレーブルワリーとのコラ
ボビール。SPRING VALLEY BREWERY TOKYO でのみ提供されます。
※参加ブルワリーは予定です。予告なく変更される場合があります。
【本件に関するお問い合わせ先】与謝野町 商工観光課 担当:松本 TEL:0772-46-3269(直通)
1/3
PRESS RELEASE
YOSANO TOWN
TEL : 0772-46-3001
1798-1 Iwataki,Yosano Town,Yoza-gun,Kyoto 629-2292
FAX : 0772-46-2851
2015.09.29
【与謝野クラフトビール醸造事業アドバイザー コメント】
藤原ヒロユキ(日本ビアジャーナリスト協会代表/イラストレーター)
「数年前、与謝野町にある妻の実家の裏庭に 3 株のホップ苗を試植したところ、球果を実らせ、そ
れが与謝野町の農家の方の目に留まり、本格的にホップ栽培を手掛けようという町の事業となり、
試験栽培の初年度から収穫できたことは、まさに“夢”のようです。これもひとえに『与謝野ク
ラフトビール醸造事業』にたずさわる皆様の情熱の賜物だと思います。しかしこの事業は、やっ
と芽吹いたところです。1歳児にも満たない新生児です。何十年もの栽培経験をお持ちの日本の各ホップ産地、そして何
百年の歴史を重ねる世界有数のホップ産地から学び、今後は“夢”ではなく“目標”という明確なゴールに向かって、収
量を増やし安定的に供給できるよう尽力していきたいと思います」
ふじわら ひろゆき / 1958年、大阪生まれ。大阪教育大学卒業後中学教員を経てイラストレーターに。ビールを中心とした食文化に造詣が深く、
日本ビアジャーナリスト協会代表として各種メディアで活躍中。ビールに関する資格を各種取得、ワールドビアカップをはじめ国際ビアコンテストの審
査員を務める。日本外国特派員協会会員。ビアジャーナリストアカデミー学長。著書「知識ゼロからのビール入門」
(幻冬舎刊)は台湾でも翻訳・出版
されたベストセラー。近著「BEER HAND BOOK」
(ステレオサウンド刊)が大好評発売中、すでに韓国でも翻訳・出版が決定。
【与謝野クラフトビール醸造事業】
与謝野町では、産業振興をまちづくりの中核に据え
た地域ブランド戦略を「与謝野ブランド戦略」として
掲げ、平成27年度の主要政策として推進しています。
「与謝野クラフトビール醸造事業」は、
「ものづくり産
業の強化」プロジェクトの一つとして位置付け推進し
ています。
2015年1月に、
藤原ヒロユキ氏(日本ビアジャー
ナリスト協会会長)を「与謝野クラフトビール醸造事
業」アドバイザーに迎え、ホップの産地化と町内での
クラフトビール醸造等の六次産業化を見据えたホップ
の試験栽培を始めました。試験栽培は
「京都与謝野ホッ
プ生産者組合」が担い、同年6月、規約のもとに連携・組織化し、商標・物流・販売促進・広報活動などを共同化し生産
活動を行うフリーランスの生産者組合として設立。現在は農業生産法人1社、農業者1戸で組織しています。
また、
同年5月には、
田子學氏(株式会社エムテド)をクリエイティブディレクターとして招聘し、
「与謝野ブランド戦略」
のマネジメント体制を構築。与謝野町産コシヒカリ「京の豆っこ米」やホップ栽培など、
「与謝野産農業ブランドの確立」
を大きな目標の一つに掲げています。
本事業は、
新しい挑戦を楽しむ町内の農業者や、
町内外の有識者の英知を集め、
「世界一のホップ産地」を目指すとともに、
町内でのクラフトビール醸造等の六次産業化の実現を目指します。
【本件に関するお問い合わせ先】与謝野町 商工観光課 担当:松本 TEL:0772-46-3269(直通)
2/3
PRESS RELEASE
YOSANO TOWN
TEL : 0772-46-3001
1798-1 Iwataki,Yosano Town,Yoza-gun,Kyoto 629-2292
FAX : 0772-46-2851
2015.09.29
【与謝野町とは】
平成18年3月、加悦町・岩滝町・野田川町の 3 町合併により誕生した町です。
自然豊かな大江山連峰とその山々を水源とし天橋立を望む阿蘇海へと流れ込む野田川が形成する肥沃な加悦谷平野にお
いて、古くから農林業が営まれ、山林の保全が図られるとともに、環境に配慮した自然循環農業に先駆的に取り組み、有
機質肥料「京の豆っこ」を使い、
「京の豆っこ米」をはじめ、大豆、京野菜の栽培に力を入れてきました。
冬に降水量の多い日本海側の山陰型気候で「うらにし」と呼ばれる時雨が特徴的で、この地域の気候と風土は絹織物に
適しており、中世には「丹後精好」と呼ばれる絹織物が生産され、江戸時代の享保7年には木綿屋六右衛門の協力を受け
た山本屋佐兵衛と手米屋小右衛門が京都西陣から持ち帰った技術をもとに「ちりめん」の製織技術の導入と普及に尽力し、
「丹後ちりめん」を主力とした織物業と織物に関連する産業は今日まで地域経済を牽引してきました。
総面積107平方キロメートルの範囲に約23,
000人が暮らしており、南北約20キロメートルの間に町並みや集
落が連なるというコンパクトなまちです。
平成26年4月に、当時最年少の町長として山添藤真町長が就任し、
「攻める産業振興政策への転換」と「多様性を重
視した教育政策の実現」を政策の2本柱として、平成27年度の施政方針を「GROOVE する年」と位置づけ、与謝野町政
を推進しています。
【本件に関するお問い合わせ先】与謝野町 商工観光課 担当:松本 TEL:0772-46-3269(直通)
3/3