4. 昭一君は,ホウセンカとトウモロコシの葉,茎,根について,次の観察

4. 昭一君は,ホウセンカとトウモロコシの葉,茎,根について,次の観察を行った。
下の各問いに答えなさい。
図Ⅰ
〔観察〕
① 葉を観察し,葉脈のようすを図Ⅰのようにスケッチした。
② 根をほり起こし,ついている土を洗い流して,根のようすをスケッチした。
③ 次に,根を切り取った茎を,図Ⅱのように,赤く着色した水にさしておいた。
④ しばらくして,さしておいた茎をかみそりの刃でうすく輪切りにし,プレパラ
ートをつくって,図Ⅲのような顕微鏡で観察した。
ホウセンカ
トウモロコシ
(1) 図Ⅰのトウモロコシの葉のような葉脈を何といいますか。
図Ⅱ
(2) 観察④のときの顕微鏡の操作として適切な順に,次のア~エを並べなさい。
赤く着色
した水
ア. 調節ねじをゆっくり回して,鏡筒を上げながらピントを合わせる。
イ. 接眼レンズをとりつけ,次に対物レンズをとりつける。
ホウセンカ
トウモロコシ
ウ. プレパラートをステージにのせ,対物レンズとの間をできるだけ近くする。
エ. 視野全体が明るく見えるように,反射鏡としぼり板を調節する。
図Ⅲ
接眼レンズ
鏡筒
調節ねじ
(3) 図Ⅳは,昭一君が観察した茎の断面のようすの模式図である。
この観察で,赤く着色された部分にある管を何といいますか。
対物レンズ
ステージ
しぼり板
反射鏡
(4) 図Ⅴは,トウモロコシの根のスケッチである。このスケッチを参考
にして,ホウセンカの根のようすを書きなさい。
図Ⅳ
図Ⅴ
ホウセンカ
トウモロコシ
(赤く着色された部分を黒くぬりつぶしている。)
(5) 昭一君は,さらにホウセンカとトウモロコシの花のつくりや発芽について調べ,次のようにまとめた。
( ア ),( イ )に適切なことばを入れなさい。
〔まとめ〕
ホウセンカとトウモロコシは,葉,茎,根のようすは少しずつ異なるが,花を咲かせて種子でなかまをふやす点
や,( ア )が子房に包まれている点は,共通している。 ホウセンカのような特徴をもつ植物のなかまとトウモロ
コシのような特徴をもつ植物のなかまは,発芽するときの( イ )の数が異なり,その点などに着目すると別のな
かまに分けられる。
ア
-6-
イ
(15) 右の図について,次の問いに答えなさい。
① 物体Aの体積を求めなさい。
60g重
② 物体Aの密度を求めなさい。
A
90cm3
75cm3
A
水
水
(16) 右の図について,次の問いに答えなさい。
① この石にはたらく浮力を求めなさい。
60g重
40g重
② この石の体積を求めなさい。
石ころ
水
③ この石の密度を求めなさい。
(17) 左の図は,おもりの質量とばねの長さとの関係をグラフにしたものである。
次の問いに答えなさい。
10
ば
ね
の
長5
さ
(cm)
① ばねののびは,ばねにかかる力の大きさに比例する。
これを何の法則といいますか。
② ばねのもとの長さは何cmですか。
0
0
50
100
おもりの質量(g)
③ 次のア~ウの場合,1本のばねののびを求めなさい。
ア
質量60g
イ
ウ
質量80g
質量60g
質量80g
- 12 -
基礎の問題
大地の変化
28.次の各問いに答えなさい。
(1) 地震が発生した場所を震源といい,震源の真上の地表面の地点を 1
という。
地震の大きさは (ゆれの大きさ)と (地震のエネルギー)で表される。
2
3
波が到着すると小さいゆれの 5
地震がおこると速さの違う2つの波が発生する。速い波の 4
6
動が始まり,遅い波の 波が到着すると大きなゆれの 7 動
がはじまる。
地震波を地震計で記録すると左の図のようになり,図のAの継続時間が短いほど,
9
震源は く,ゆれも 8
。
A
左の図は,震源からの距離が120 kmと200 kmの地震計の記
録である。速い波の速さと地震が発生した時刻を求めなさい。
200km
120km
8時
30分
10秒
20
秒
30
秒
40
秒
50
秒
10 速さ
11 時刻
(2) 次の に適切なことばを書きなさい。また,次の各問いに答えなさい。
1
岩(マグマが,地上や地上近くで急に冷えて固まった)
2
岩(マグマが,地下深くでゆっくり冷えて固まった)
① 火成岩
4
3
A
5
組織 7
岩 8
岩 9
岩
B
6
組織 10
岩 11
岩 12
岩
13
造岩鉱物の
無色
14
種類と割合
有色 15
17
16
火成岩の色
白っぽい
- 36 -
中間
18
黒っぽい
45.次の に適切なことばや数を書きなさい。また,各問いに答えなさい。
(1) 左のような装置で,酸化銀を加熱すると 1
が発生し,
酸化銀
色の酸化銀が 3
2
試験管B
試
験
管
A
このような化学変化を 4
色の銀になった。
という。 この変化を化学反応式で書きなさい。
水
5
この実験を終えるとき,注意しなければならないことは何か,書きなさい。
6
(2) 下のような装置で,炭酸水素ナトリウムを加熱すると, 1
が発生し石灰水が白くにごり,
試験管の口のところに液がたまった。
炭酸水素ナトリウム
この液が水であることを 2
紙を使って確認した。
また,この実験で試験管は,なぜ斜めにしてあるのか,説明しなさい。
3
石灰水
(3) 左の装置で,水の電気分解をするのに 1
を加え,電流を流しやすくした。
しばらくすると,+極から 2
が,-極から 3
が発生し,その体積比は 4
であった。
電極
+極
-極
このときの水の分解を化学反応式で書きなさい。
5
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51.図1のように,スリットがあり空気の圧力がひじょうに低
図1
い放電管の電極Kと電極Pの間に数万Vの電圧を加
えると,蛍光板上に明るい光る直線があらわれた。
その後,上下の電極Aと電極Bの間に数百Vの電圧を
加えると,蛍光板の明るい光の直線が下のほうに曲げ
られた。こ の と き ① ~ ③ に あ て は ま る 記 号 や 語 句
を 書 き な さ い 。
A
明るく光る直線
K
蛍
光
板
スリット
電極Kは,+極と-極のうち( ① )極で,
B
電極Aは,曲がった方向から( ② )極で
P
あることがわかる。また,K極から出ている
光線のようなものを( ③ )という。
次の(1)~(4)の直列・並列つなぎの全体の抵抗(合成抵抗)Rの値を求めなさい。
(1)
R1 300Ω
R2 200Ω
(3)
(2)
(4)
R1 300Ω
R1 60Ω
R2 60Ω
R1 60Ω
R2 60Ω
R2 200Ω
R3 120Ω
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R3 120Ω
(6) 図5のように,コイルに電流を流したとき
① コイルのA側の磁極は何極ですか。
P
図5
Q
A
B
② 図5のP,Qの位置に方位磁針を置くと,方位磁針はどのようになるか。
下の図のa~dの中からそれぞれ1つずつ選んで, 記号で答えなさい。
ただし,Qはコイルの中に置いてある。
電流の向き
a
b
c
d
Q
P
③ コイルに生じる磁界の強さを強くするにはどうしたらよいか,書きなさい。
(7) 図6のように,棒磁石のN極をコイルに近づけると,電流はa,bのうち 1
の向きに流れる。
図6
このような現象を 2
といい,コイルに
N極
流れる電流を 3
電流という。
近づける
G
a
この原理を利用したものが 4
である。
b
また,棒磁石を静止させて置くと,電流は 5
コイルに電流が流れるためには 6
。
の強さが変化する必要がある。
(8) 図7,図8のような装置で,矢印の方向に電流を流すと,導線ABはa,bのうちどちらの向きに振れるか。
図7
図8
電流の
向き
電流の
向き
B
a
a
A
A
b
1
B
b
2
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