資料3.弁護団への要望書

「弁護団への要望書」
八木沼から馬場紀子さんへのメールに少し手をいれました。
第1に、弁護団は、事務局に対して「崔勝久氏の代理人再委任要望書」(以下、「要望
書」といいます)を求めた事実はありません。朴事務局長はメールで「八木沼さんは、以
前にも事務所を訪れて、島弁護士から再委任の「要望書」を要求されたそうです。」と書
いていますが、これは事実ではありません。
一昨日のスカイプ会議でも話題となり私は何回も説明しました。(岡田卓己副会長が証人
です)
弁護団が求めているのは、弁護団に「要望書」を出すのなら、事務局から出すのではな
く、崔勝久さん本人から提出するのが筋であり、
「本人から再委任の依頼があれば、改めて弁護団で協議して判断することも本人には伝え
てあります。」(島弁護士のメール)ということです。
*3/13に朴事務局長と私の二人でアーライツ事務所を訪問した際も、
島弁護士は、崔氏から預かった「要望書」を見ることもなく、本人からでないと受け取れ
ないと断られました。
(一応筋は通っているので、退出後崔氏に対し直接提出を求めましたが、拒否されまし
た。)
なお、朴事務局長は、弁護団が「要望書」を求めるのは、「原発メーカー訴訟の会」を分
断するための罠だと今でも言っています。
このようにいうことが弁護団との溝を深めてきたのだと思います。
*「要望書」を提出しろ、というのと、「要望書」を出すなら本人から直接出せというの
は全く違います。
第2に笠原弁護士の件です。
私は笠原弁護士から「崔さんから直接申し入れがあれば、辞任を止める可能性がある」旨
のメールいただき、電話で確認をした上で、崔さんに「要望書」を提出するように依頼
し、拡大事務局でも検討したのですが、紆余曲折の上、最終的には受け入れられませんで
した。
もともと崔氏は、出しても1%の可能性しかないと主張しているのに対し、私は90%の可
能性をみていたので、笠原弁護士のメールに飛びついたのです。
笠原弁護士との電話で誠意が感じられ島弁護士とのパイプ役を荷っていただける方だと思
いましたし、今でも期待しています。崔氏の笠原弁護士へのメールは、私への配慮書いた
つもりでしょうが、適切でなく、笠原弁護士に迷惑掛けてしまい、申し訳なく思っていま
す。
*崔さんは、私かこのメールを馬場さんにMLで出した後も次のようにメールしています。
<(6/9のメール引用)------------------------------------------------しかしその後、笠原弁護士から、(八木沼さんに)再契約要望を依頼したことは一切な
い、それは誤解だとまで言われて、その弁護士との話し合いから代理人辞任撤回の可能性
を信じて行動していた八木沼さんの心情を理解し、私は笠原さんに強い抗議のメールを送
りましたが、結局、八木沼さんは弁護団からはそのような要望書をだせば検討するという
ことさえ聞いていなかったのか、真相はわかりません。しかし八木沼さんはいわば強引に
自分の「弁護団を刺激しない」というやり方でことを進めようとしたわけですね。それも
事務局長や、当事者の私の強い反対がありながらも。
---------------------------------------------------------------------->
→すでに記載したとおり、弁護団からも笠原弁護士からも「再契約要望を依頼したことは
一切ない」というのは、事実です。何度も書きますが、単に「要望書」を提出しろ、とい
うのと、「要望書」を出すなら本人から直接出せというのは全く違います。
何故そんなことが分からないのか理解できません。崔さん本人が直接、要望書をだせば検
討するといったのは事実です。これはアーライツ事務所で朴さんも聞いています。とにか
く、崔さん(と朴さん)は、私の必死の思いを無視し、「島弁護士と崔さんだけの契約
書」を条件に追加するなどして、要望書の提出を潰したのです。
第3に「要望書」の目的を書いておきます。
残念ながら「要望書」は今や反故になっていますが、その目的は第一回口頭弁論の期日を
これ以上延ばさないことにありました。
「要望書」の内容は、謝罪などなく、申し入れです。ですから崔氏を再委任して下さい、
だけです。
6/3にやっと原告と被告の代理人が揃い期日指定の打ち合わせが行なわれることになりま
した。
早ければ7月には第一回口頭弁論が開かれます。提訴から1年半です。弁護団は第一回口頭
弁論の期日指定が終わる6/3以降に、
東京地裁に崔氏の辞任届を提出すると言っています。辞任届がだされると、原告の中から
代理人解任が出ます、
更に島弁護士等に対して懲戒請求を出すという方もいます。
弁護団は期日指定後であれば、第一回口頭弁論の延期はないと言っていますが、東京地裁
の話ではそうとも言えないようです。
もしやっと決まろうとしている第一回口頭弁論の期日が延期されるようなことになった
ら、この裁判はどうなるのでしょうか。
以上です。