授 業 科 目 名 生活支援学特講 授業コード 8201 ◎松田たみ子,山口忍,居村茂幸,水上昌文,齋藤さわ子, 担 当 教 員 科 目 区 分 保健医療科学連携科目 履 修 年 次 1年次 佐藤由美(非常勤講師) 対象学生(履修区分) 単位数(時間数) 開講学期・曜日・時限 全領域 後期前半 2 単位( 30 時間) 水曜日 6・7時限 (選択) 人間の生活を形成し健康問題に影響を及ぼす環境との関わりを理解し,生活支援におけ る看護学と関連する学問および技術について教授する。高齢者や障害者(児)への生活 支援は,生活障害の特徴を理解するとともに,主体性をもって自己の生活課題を克服す 授 業 の 概 る過程を支援するものである。生活する人々の意思に基づく制度的な生活支援体制,生 要 活支援の価値・知識・方法の論理性,生活支援の学際的な広がりを理論・実践の両面か ら統合していけるように教授する。 生活障害,生活課題,潜在力,自然治癒力,自己決定,人生観,価値観,健康観,QOL, 授 業 の エンパワメント,家族,住環境,地域,コミュニティ,保健・医療・福祉,制度,生活 キーワード 支援機器,福祉用具 人間の生活と環境との関係から生じる健康問題について理解し,人々の生活背景を踏ま えた生活支援における看護の意義および生活支援技術について理解する。地域で生活す 教育目標 る人々とその家族とのパートナーシップを築き,持てる力を最大限に発揮できる環境を 整え,自己決定を支援するなど,エンパワメントを基盤とする支援方法について学習す る。 授業内容 回数 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12~ 15 時間 授 業 内 容 担当教員 4 生活支援と看護学,生活と健康に影響を及ぼす環境 松田たみ子 4 生活支援と看護学,生活援助技術論 松田たみ子 4 4 2 4 生活と健康課題,生活と障害,自己決定と生活課題,生活を支える 法と制度 地域で生活する人々と家族とのパートナーシップおよびエンパワメ ントのための支援 生活障害への支援とサイバニクス(人間・機械・情報系の融合複合 新技術)の応用 義肢・装具・車いすと障害種別,ニーズごとの生活支援への導入 佐藤由美 山口忍 居村茂幸 水上昌文 作業的視点からの生活の再構築支援,作業バランスから見た生活課 8 題,作業選択と生活満足度あるいはQOL,作業的不公正と生活障 害,作業の可能化と社会制度改革 齋藤さわ子 自己学習の 社会保障・社会福祉制度に対する論文・資料を読み,事前学習を行ってから授業に ポ イ ン ト 参加しましょう。 図 書 名 ・ 論 文 名 等 著 者 名 出 版 社 ・ 雑 誌 名 教 科 書 文献 高齢者のシーティング 参 考 書 廣瀬秀行, 木之瀬隆 三輪書店 Wheelchair users and postural Rosalind Ham seating Churchill Livingstone 「作業」ってなんだろう 吉川ひろみ 医歯薬出版 福祉先進国における脱施設化と地 河東田博 現代書館 域生活支援 参考文献 成績評価の方法 ・各担当教員よりレポート課題の掲示,課題達成内容に応じて評価する。 ・評価のポイント -課題を適切に理解しているか。(20%) -課題への回答・考察が論理的であるか。(20%) -参考文献を精読しているか。(20%) -最近かつ適切な文献を検索しているか。(20%) -表現が適切であるか。(20%) 履修条件・関連科目 生活支援学特講演習
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