平成 26 年度第2回監査結果報告 1 監査の種類 行政監査及び定期監査 2 監査の対象部局 (1)都市整備部 住宅・公園政策課、環境政策課、廃棄物対策課 (2)上下水道部 下水道推進課 (3)会計課 (4)教育部 総務課、学事課、学校人権教育課、公民館、図書館 3 監査の実施時期 平成26年10月21日~平成27年3月6日 4 監査の対象期間 平成25年度(平成25年4月1日~平成26年3月31日) ただし、必要に応じてそれ以外の年度も含む。 5 監査の方法 監査対象部局等における財務に関する事務及び経営に係る事業の管理 が法令等の定めるところに従い適正に執行されるとともに、公正で合理 的かつ効率的な事務運営が行われているかに留意し、事前に提出された 資料に基づき関係職員から説明を受け、質疑応答形式により監査を実施 した。 6 監査の結果 財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理につ いては、おお むね適正に執行されていたが、指摘する事項については次のとおりであ る。指摘事項については、その内容を十分検討し、速やかに必要な措置 を講じ、今後の適正な事務事業の執行に努められたい。 (1)都市整備部 ① 住宅・公園政策課 所管する事務事業全般について実施。 ア.アドプトパーク保険料助成金について、貝塚 市補助金等交付 規則第 21 条に定める要綱が制定されていない。 イ.市営沢住宅昇降機保守管理業務委託について、完了検査合格 証の委託金額が前年度の金額になっている。 ② 環境政策課 所管する事務事業全般について実施。 ア.貝塚市環境保全条例第 13 条において、「市長は、公害の防止 に関する総合的な計画を策定し、その目標が達成できるよう努 めなければならない。」と定められているが、昭和 56 年を初年 度とした 10 年間の計画策定後、更新されていない。 ③ 廃棄物対策課 所管する事務事業全般について実施。 ア.貝塚市一般廃棄物取扱手数料収納事務委託規則第2条で、貝 塚市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の収納事務を私人に委 託するとしているが、貝塚市廃棄物の処理及び清掃に関する条 例はすでに廃止されている。 イ.貝塚市廃棄物の減量推進及び適正処理に関する条例施行規則 第 12 条で「法第5条第2項に規定する計画」とあるが、法第5 条第3項である。 (2)上下水道部 ① 下水道推進課 所管する事務事業全般について実施。 ア.し尿汲取事業補助金及び浸水便所のし尿汲取助成金について、 貝塚市補助金等交付規則第 14 条に規定する確定通知がなされて ‐1‐ いない。 (3)会計課 所管する事務事業全般について実施。 指摘事項は特になし。 (4)教育部 ① 総務課 所管する事務事業全般について実施。 ア.小学校浄化槽放流に伴う報償金及び幼稚園浄化槽放流に伴う 報償金について、各水利組合と交わした覚書などがなく、支払 額の根拠が不明である。 イ.北小学校及び永寿小学校の学校施設の一部を教職員組合に貸 し付けているが、適正な使用目的許可手続きがなされていない。 ② 学事課 所管する事務事業全般について実施。 ア.各種補助金について、貝塚市補助金等交付規則第 14 条に規定 する確定通知がなされていない。 ③ 学校人権教育課 所管する事務事業全般について実施。 指摘事項は特になし。 ④ 公民館 所管する事務事業全般について実施。 ア.貝塚市立公民館運営審議会について、貝塚 市立公民館運営審 議会規則第2条第5項で、委員長及び副委員長の任期は1年と し、再任を妨げないとなっているが、 再任の手続きがとられて いない。 ‐2‐ ⑤ 図書館 所管する事務事業全般について実施。 指摘事項は特になし。 今回の監査における意見は特になし。 ‐3‐
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