高崎市議会新風会

高崎市議会新風会
1 都市集客施設整備の具体的な実施
【都市整備部】
基本計画を策定した後に設計者の選定に入り、計画的に施設整備を進めていく。
2 都市ブランド及び対外に向けた調査研究と部署設置
【総務部】
【都市整備部】
都市ブランドの確立やそのブランド力を効果的に発信し、高崎に訪れたくなる仕組みづ
くりの調査研究は必要と認識している。
なお、部署の設置にあっては、進められる調査研究により方向性が出された段階で必要
に応じ検討する。
3 国内外から本市への集客力(交流人口)をアップさせる施策の策定実施
【総務部】
【都市整備部】
交通の拠点性や都市ブランドを活かして、上信越と首都圏を結ぶ新しい一大中心都市の
構築をめざし、一層の集客力の向上を図りたい。
4 指定文化財維持活動団体や地域街づくり団体への支援強化
【総務部】
【教育部】
様々な地域課題の解消や地域の振興・発展に向けて、住民が自主的・自発的に取り組む
ことは、
「市民力を生かしたまちづくり」を推進する上で、きわめて重要である。
地域において大切に保存・継承されてきた歴史的な文化資源を次世代へと継承する取り
組みや、住民主体の地域づくり活動を行う住民団体に対し、今後も可能な限り支援してい
きたい。
5 地域街づくり推進事業補助金の継続
【総務部】
平成19年度に、各小学校区域を活動範囲とする地域づくり協議会を支援する「地域活
動推進補助制度」を創設した。
今後も、各地域づくり活動協議会において、推進体制の強化や実施する事業の充実が図
られるよう支援していきたい。
6 支所用地(借地分)購入事業推進
【総務部】
庁舎や来庁者用駐車場の敷地は、利便性や安全性の観点から一定の形状や規模が必要で
あり、一般的には市有地であることが望ましい。
敷地の一部が借地である新町支所については、今後予定している支所の整備の内容とあ
わせて検討を行っていきたい。
なお、群馬支所駐車場の借地分については、当面、現状のとおりとしたい。
7 新市建設計画の速やかな実施と効率的な行財政運営の促進
【総務部】
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新市基本(建設)計画の前期に位置づけられている重点事業については、第5次総合計
画基本計画において実施するものとして、関連する施策に事務事業を位置づけており、そ
の進捗については行政評価を活用した管理を行うとともに、財政計画との調整を図りなが
ら、本市が目指すまちづくりの目標達成に向け着実に実施していく。
【財務部】
震災や景気悪化等の影響により計画時との差異が生じてきていることや、震災復興の観
点から、今後の計画については、経費削減など行財政改革に取り組んでいくなかで、健全
財政を維持しつつ進めていかなければならないと考えている。
8 まちなかの回遊性を産む施策の推進
【商工観光部】
まちなかの賑わいや回遊性を向上させるとともに、活力のあるまちづくりを推進するた
め、平成25年度は新たに「まちなかオープンカフェ」と「まちなかコミュニティサイク
ル」に取り組んでいく。
また、新たな枠組みの連携イベントである「高崎商都博覧会」や「高崎バル」などの開
催により、更なるまちなかの賑わいが創出されることから、このようなイベントもしっか
り支援していきたい。
9 信越線に経大前(豊岡)駅の設置
【市民部】
信越線の増便や新駅の設置については、当該在来線の乗車利用実績による利用動向及び
新駅設置における駅間の距離及び収益性等に係るJR側の考え方を踏まえ、研究していき
たい。
【都市整備部】
豊岡地域への新駅設置については、駅勢圏人口(駅から半径1キロメートル以内の人
口)
・乗降客数・費用対効果などの問題がある。特に利用者数が大きな課題であるので、今
後の交通計画策定の中で研究していきたい。
10 限界集落出現を阻止する方策
【総務部】
中山間地の倉渕地域では、過疎化と少子高齢化により今後の可能性として限界集落が発
生することが予想される。
本市では「高崎市過疎地域自立促進計画」や「山村振興計画」に基づく生活環境整備や
産業支援などの施策展開を図ることにより、地域の振興や定住人口を確保し、はつらつと
元気に過ごせる地域づくりを推進していく。
11 雨水対策関係部局の一元化
【総務部】
雨水対策については、ソフト、ハード両面から各課において対応しているところだが、
各事業をより効果的かつ効率的に推進していくため、市全域を対象とする雨水対策計画の
調整を担う部署として、建設部管理課に雨水対策調整担当を設置している。
12 音楽センター内トイレの改善
【総務部】
2
音楽センターのトイレについては、平成24年度に予算措置し、改修工事に着手した。
懸案となっていた女子トイレの個数を可能な限り増設し、利用者の利便性や快適性の向
上を図っている。
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地域防災体制の強化(自主防災組織の強化・災害時要援護者支援計画・個別計画の策定
など)
【総務部】
自主防災組織については、結成促進の働きかけや新設組織への助成、訓練実施の助成な
どを通じて充実強化を図っているところである。
災害時要援護者の支援のあり方については、地域防災計画の見直しの中で、災害時の避
難の際に援護が必要な人について、地域ぐるみで避難を支援する体制づくりのため、24
年度はモデル事業を実施したところであり、今後は段階的に全市的な普及を図っていきた
い。
14 小学校統合に伴う廃校の利活用促進
【総務部】
統合に伴い生じた廃校については、地域住民の心の拠り所、地域の拠点であるため、立
地する地域の特性や要望などに配慮するとともに、市の財産としての側面から検討を加え、
地域の活性化に繋がるような利活用を図っていきたい。
15 伝統芸能備品等修繕費補助の継続
【総務部】
平成24年度に地域に根ざした伝統芸能や祭りの継承を支援するため「伝統芸能備品等
修繕費補助事業」を新設した。
今後も、地域において大切に保存・継承されてきた歴史的な文化資源を次世代へと継承
する取り組みに対しては、可能な限り支援していきたい。
16 市税等の徴収率のさらなる向上強化
【財務部】
徴収率のさらなる向上を図るためには、先ず現年度課税分の収納強化が必要である。
現年度課税分の滞納者に対しては、督促状や催告状による文書催告や職員・嘱託職員に
よる臨場、電話催告の実施、また、納期内納付や一括納付が困難という滞納者には納税相
談により、生活実態にあった計画的な納付指導を実施している。さらに、夜間や日曜日に
おける納税指導も増やし、納税指導や納税相談指導に応じない現年度課税分滞納者に対し
ては、財産の差押えを強化するなど、徴収率の向上に努めている。
過年度分の滞納者に対しても、夜間や日曜日における催告業務を積極的に実施し、滞納
者の生活状況や財産状況に応じた収納対策に努めている。また、これらの徴収の取り組み
の他に、本年度から口座振替申込書を簡素化し、口座振替のなお一層の推進を図っている。
さらに、納税者の利便性に配慮した納税指導や納付手段として、年間を通じて平日の窓口
開設時間の延長や、毎月最終日曜日の窓口開設も継続して実施している状況であるが、利
便性の向上と収入額の確保に向けて新たな納付方法を検討し、これからも徴収率のさらな
る向上に努めていく。
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議会費の増額
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【市議会事務局】
「高崎市議会だより」の紙面の充実を図るために議会費の増額については、現在、議会
報編集委員会で紙面の充実等の検討を行っているので、その検討結果を踏まえて適切に対
処していきたい。
18 歩行者保護と信号機の設置の充実
【市民部】
道路における危険を防止し、交通の安全と円滑を図るとともに、交通弱者である歩行者
の安全を確保するため、交通安全施設である信号機等が設置されている。
当該施設の設置については、群馬県公安委員会の権限となるため、市民からの要望に対
し、その設置実現に向けて、所轄の警察署を通じて強く働きかけていきたい。
19 障害者の自立を支援するNPO団体等への支援強化
【福祉部】
NPO法人やボランティア団体等への支援策としては、現在、障害者自立支援法による
地域生活支援事業の対象となる事業を実施している団体等への事業委託・事業補助を行な
っている。また同法の枠外でも、本市単独の補助を行なっているものもある。
今後も、障害のある人の自立した地域生活支援のため、NPO法人やボランティア団体
等への支援強化に努めていきたい。
20 NPO市民団体への中間支援組織整備
【総務部】
市民生活の様々な場面でボランティアの活躍が期待される中、各種ボランティア団体や
NPO法人を対象に、人材育成や情報提供の支援を行っている。知識や技術の習得を図る
実践セミナーを開催したり、各種ボランティア活動を紹介して人材募集を行うとともに、
各団体の事例や実態の情報を交換する場としての交流会を設け、団体が抱える課題の解決
を図っている。今後、きめ細かい情報提供や交流イベントを行い、異種ボランティアの連
携や地域との交流も視野に入れた支援を行っていきたい。
21 公共交通全体のシステム作りへの再検討
【都市整備部】
新幹線や高速バスなどの高速交通網を活かした広域交通拠点機能の充実を図るとともに、
公共交通の乗り継ぎをスムーズにするなど利便性・定時性の向上を図り、地域拠点におけ
る交通結節機能を強化することにより自家用車を抑制し、公共交通の利用を促すような市
内の公共交通体系の整備に向けた検討を行っていきたい。
22 国民健康保険税の見直し
【市民部】
平成23年度の決算状況、今後の国民健康保険に関する国の政策等について総合的に検
討を行ってきた。
現在の本市の国民健康保険税は、国保世帯の被保険者の所得を対象とする所得割、被保
険者に課税される固定資産税を対象とする資産割、被保険者の人数を対象とする均等割、
世帯当たり一律に課税される平等割の4方式を採用しているが、被保険者全体へ効果が及
ぶように、所得割、資産割、均等割、平等割の全体について引き下げを行う。
4
23 子育て支援に係わる各種施策事業の充実強化
【福祉部】
子育て支援事業の充実強化としては、平成23年度に「こども基金助成事業」を新設、
今年度には「ブックスタート事業」の市内全域での取り組みを開始した他、来年度当初に
は「子育て応援情報サイト」の開設を予定している。
また、保育事業においても「地域子育て支援拠点事業」、「産後ママヘルプサービス」な
ど各種保育事業を実施してきているが、今年度から「ファミリーサポートセンター事業」
で病後児預かり事業を開始している。
今後も各種子育て支援施策の充実に取り組んでいきたい。
24 保育園待機児童対策の充実
【福祉部】
保育所の入所について、地域によっては家や勤務先に近い希望の保育所に入所しにくい
状況もあることから、民間保育所においては、平成25年度から児童を受け入れた園に対
する保育所入所待機解消支援事業補助金を創設することにより保育士を予め確保し、年度
途中における保育所への入りにくさの解消に努めていきたい。
また、公立保育所においても、職員を配置し年度途中の入所者の受け入れを行っていき
たい。
25 保育園への補助金の充実
【福祉部】
民間保育所に対する補助については、保育内容の充実、子育て支援の推進、施設の整備
拡充等多面的に実施している。平成25年度においても、保育所入所待機解消支援事業補
助金を創設するとともに、多様化・複雑化する保育ニーズに対応できるよう国や県と連携
しながら補助制度の充実に努めていきたい。
26 保育園3歳未満児受け入れ体制の拡充
【福祉部】
保育所への入所については、地域によっては低年齢児の途中入所が困難な保育所もある
ことから、平成25年度から児童を受け入れた園に対する保育所入所待機解消支援事業補
助金を創設することにより保育士を予め確保し、年度途中における保育所への入りにくさ
の解消に努めてきたい。
また、公立保育所においても、職員を配置し年度途中の入所者の受け入れを行っていき
たい。
27 身体・知的障害者の就労支援の更なる推進
【福祉部】
障害者の自立した日常生活や社会参加を支援するため、市が事務局を務める「高崎市障
害者自立支援協議会」では、就労支援部会を設け、ハローワークや障害者就業・生活支援
センターなどと連携を図り、民間企業へ障害者理解の促進と雇用の働きかけを行なってい
る。
また、総合福祉センター内に市が設置した「障害者サポートセンターる∼ぷ」では、障
害者の就労に関する総合相談窓口を設け支援を行なっている。就労に必要な各種研修を実
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施しているほか、民間企業の協力のもと就労を希望する障害者の職場体験事業などにより、
民間の障害者施設と連携して、障害特性に配慮した障害者の就労支援に努めている。
28 こども園の拡大及びこども園に対する施策の充実
【福祉部】
本市では、平成20年度から幼保連携型の認定こども園が3園開園したが、未就学児童
の入所の円滑化に寄与するなど一定の効果をあげているものと考えている。
こども園の拡大については、平成27年度から実施予定の「子ども・子育て新制度」等
の動向を注視しつつ、関係機関等の意見を踏まえ、対応していきたい。
29 手話通訳者の(複数人数配置の促進)更なる増員
【福祉部】
聴覚障害者のコミュニケーション支援施策として、本市は社会福祉協議会に委託して手
話通訳者設置事業や派遣事業を行なっている。社会福祉協議会では、登録手話通訳者の派
遣や手話通訳者を派遣する際のコーディネイトを行なうほか、手話通訳士の資格を持つ職
員が直接手話通訳業務を行なっている。
年々増加する派遣依頼等に対応するため、平成20年度より社会福祉協議会内に設置事
業に携わる職員として手話通訳者2名を配置しているが、さらに、平成24年度からは常
に3人で派遣依頼等に対応できる体制を整えている。また、市役所本庁・障害福祉課には
手話通訳士の資格を有する嘱託職員を配置し、申請等の窓口業務や相談業務の支援を行っ
ている。今後さらなる充実について検討していきたい。
30 高齢者施策の充実(含む特別養護老人ホーム増床)
【福祉部】
現行の高齢者安心プランは、平成24∼26年度までを計画年度とし、高齢者の生きが
いづくり・社会参加促進、介護予防推進、地域包括ケア体制の推進、安心生活環境の充実、
認知症高齢者の安心生活の支援、介護給付適正化、施設整備など分野別に事業を掲載し、
各事業に目標を定め、その推進を図っている。
特別養護老人ホームについては、入所の緊急度が高いにもかかわらず在宅で待機してい
る方がゼロになることを目指し、平成24年度で計画した139床の整備手続きを進めて
きたほか、平成25年度においても、待機者の状況を考慮し新たに60床の整備を行う。
今後も、在宅サービスとのバランスを考慮しながら、必要な整備を行っていきたい。
31 発達障害児支援策の取り組みの更なる充実
【福祉部】
相談支援事業の充実はもとより、保護者支援のための事業や早期療育支援事業等を実施
し、発達障害児支援の更なる充実を図っていきたい。
32 福祉タクシー制度の統一と更なる充実
【福祉部】
障害者を対象とする福祉タクシー制度については、合併協議の調整方針により群馬地域
および箕郷地域では対象者の等級区分や交付枚数、補助金額が他の地域と異なった基準が
適用されている。しかし、制度の基本的な部分が共通していることや、福祉有償運送サー
ビス事業者が増加していること、また、平成24年度から行なわれている各支所地域にお
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ける公共交通機関の検討結果がなされていることなどから、それぞれの地域の事情に応じ
て、市全体の障害者の移動手段について研究及び検討していきたい。
また、高齢者を対象とする福祉タクシー制度も、合併前のそれぞれの地域事情に配慮し
た合併調整方針に基づき、倉渕地域、新町地域、榛名地域、吉井地域を含む高崎市地域と
箕郷地域、群馬地域では、それぞれ異なった基準を適用している。高齢者の移動手段の確
保については、福祉有償運送事業の充実や過疎地有償運送事業等による買い物支援、さら
に各支所地域で行なわれている公共交通機関見直しにかかる検討結果を基本として、さま
ざまな支援策を検討していきたい。
33 市営住宅に障害者用グループホームの早期整備
【福祉部】
現在、国では障害のある人たちが入所施設や精神科病院から生活の場を地域社会に移す、
いわゆる「地域移行」政策を進めている。この「地域移行」には、障害者が必要な援助を
受けながら共同で生活するグループホームや、専門のスタッフから身体的な介助を受けな
がら共同で生活するケアホームが不可欠とされている。
現在、本市は施設整備補助事業などを通して、グループホームやケアホームの整備を推
進している。また、市営住宅のグループホームへの利用についても関係機関と協議し研究
していきたい。
34 高齢者生活環境整備対策の強化(買い物難民、医療難民の解消)
【福祉部】
高齢者が、安心して安全に日常生活を送ることができるよう介護保険制度に基づく生活
支援サービス、シルバー人材センターが開始した「ちょこっと助け隊」等の既存制度の周
知を図るとともに、平成24年度から実施している高齢者の見守りを兼ねた移動販売者へ
の助成制度を継続し、地域高齢者の買い物支援を行っていく。さらに、平成25年度から
新たにボランティア等による高齢者の見守りを兼ねた買い物代行事業を計画している。
また、医療難民解消については、高齢者の移動支援に大きく関わってくる問題であるが、
平成24年度に各支所で交通体系の見直しを行っているので、それを核に高齢者の移動支
援について引き続き研究していきたい。
35 障害者緊急通報装置の設置促進
【福祉部】
障害者を対象とする緊急通報装置については、現在、厚生労働省の基準に合わせ実施し
ている「日常生活用具の給付」として、肢体・視覚・聴覚・言語機能障害2級以上の身体
障害者、障害の程度が重度又は最重度の知的障害者及び障害等級1級の精神障害者を対象
に給付している。
今後は、高齢者向けの制度などを参考に、内容の充実について検討していきたい。
36 視覚障害者に対する移動支援の充足促進
【福祉部】
視覚障害により外出時の移動が困難な人が地域において自立した日常生活や社会参加を
するための支援策としては、「同行援護サービス」がある。このサービスは、重度視覚障害
(児)者の移動の援護と移動に伴う必要な情報の支援(代筆、代読を含む)のほか、外出
時に必要となる介護などの支援を行うもので、障害者自立支援法の改正により平成23年
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10月から実施されている。
今後も、同行援護サービスにより視覚障害者の移動と移動に伴う外出支援の一層充実を
図っていきたい。
37 小児救急24時間365日体制の完全実施
【保健医療部】
小児救急医療体制の整備については、国立病院機構高崎総合医療センター並びに高崎市
医師会との連携により協議を進め、平成17年度より24時間365日の完全実施を目指
した診療体制の構築を国立病院機構高崎総合医療センターに業務委託しており、現在は
金・土曜日の24時間の診療体制を確保している。
全国的に小児科医が少なく、医師の確保が厳しい状況ではあるが、国立病院機構高崎総
合医療センターや高崎市医師会との連携強化の下、群馬大学はもとより県外の大学にも働
きかけを行ってもらっているほか、国県施策要望の中でも積極的に要望している。
今後についてもさらに積極的に推進することにより、段階的ではあるが完全実施に向け
進めていきたい。
38 おたふく風邪個別予防接種の公費負担制度の継続
【保健医療部】
おたふく風邪ワクチンの予防接種については、平成21年度から接種費用の一部として、
3,000円の公費負担を実施しており、平成25年度も継続する予定である。
39 脳脊髄液減少症の診断及び治療等に関する実態調査を始め医療連携・支援等の体制整備
【保健医療部】
本疾患の治療については「ブラッドパッチ療法」が先進医療とされたが、現在市内に該
当する医療機関はありません。
実態調査については、患者の個人情報保護、個々の医療機関に係る問題でもあり、また、
県の医療行政とも重複することから、国県等の動向を注視しながら、情報の把握に努めて
いきたい。
40 救急搬送患者の受入態勢の充実
【保健医療部】
平成 25 年度においては、既存の医療機関それぞれの機能を助長、拡充し、救急医療の量
と質を確保するため、新規事業に取り組む。多様な疾患に対応可能な医師を新規に確保す
る「救急医確保等支援事業」や、高崎総合医療センターにおける急性期・高度医療を要す
る期間を脱した患者の転院を促進し、満床状態を解消する「地域医療連携強化促進事業」、
さらには、救急告示医療機関に対し、救急患者の受入に応じた補助を行う「救急患者受入
促進事業」などを有機的に実施することで、より迅速で的確な受入態勢を整備していく。
41 ゴミの分別収集の拡大と資源化推進による減量化の推進
【環境部】
現在、ごみの分別については、可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、資源物(ビン、飲料缶、
古紙類、ペットボトル、白色トレイ(一部地域))、乾電池・蛍光灯及び使い捨てライター
の種別で実施している。
今後一層のごみの減量化・再資源化を推進するために廃プラスチック等の分別収集が必
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要と考えているが、収集方法など解決しなければならない様々な問題があり、実施に向け
これらの課題を充分に調査研究していきたい。
42 不法投棄対策の(充実)強化
【環境部】
不法投棄予防のためのパトロール班を設け、観音山丘陵地帯、烏川等の河川敷、市街地
のごみステーションなどを巡回し、排出ルールの徹底、指導を行っている。 廃家電等を投
棄されやすい山間部や河川沿いなどについても、不法投棄を防止し地域の環境保全に努め
るため、パトロールを行っていきたい。
不法投棄されやすい廃タイヤ・廃バッテリーの有料回収を環境保健協議会と共催で実施
し、不法投棄防止と適正な排出の周知徹底を行っている。
また、中核市移行を機に、組織、人員等の体制整備、警察等の関係機関と連携強化に万
全を期し、産業廃棄物の不法投棄対策についても実施している。さらに、夜間休日を含め
た不法投棄防止監視業務を行うなど、市民に身近な自治体として迅速かつきめ細かな対応
により、生活環境の保全及び公衆衛生の向上に努めていきたい。
43 犬猫鳥の糞公害対策と啓発強化
【保健医療部】
犬のフン公害対策については、飼い主へのモラル向上を目的として、春・秋の狂犬病予
防注射会場においてのマナーバッグ・啓発資料の配布、動物愛護フェスティバルにおける
啓発、家庭犬のしつけ方講座や家庭犬のしつけ方教室の開催、譲渡前講習会、広報等を通
じて飼い主にはもちろん広く市民の方々に啓発活動を行っている。
猫については、所有者の明示、係留義務等がないことから、放し飼い、或いは飼い主の
目の届かないところで糞尿をしてしまいがちであるが、苦情があった場合には、動物愛護
センター職員が実態調査を実施し、飼い主が特定される場合や野良猫にえさを与えたりし
ている場合には直接指導を、その他の場合には処理苦情のある町内に対して啓発チラシを
回覧している。また、今年度、猫の不妊・去勢手術費の一部補助制度を新設し、飼い主が
不明な猫の減少或いはマーキング等の繁殖行動に起因する苦情の減少に努めている。
犬猫の糞害等の苦情は減少しているが、今後も継続的に啓発活動を積み重ねていきたい。
また、鳥のフン害については、多くの場合野鳥によるものであることから効果的な対策
は難しいが、関係機関と協議の上対応したい。
44 工業団地の積極造成と企業誘致の推進
【商工観光部】
【都市整備部】
本市における現在の工業団地の状況は、高崎操車場跡地内の企業誘致も完了し、新たな
工業団地造成を行うことが急務となっている。
そこで、現在建設を進めている高崎・玉村スマートインターチェンジ(仮称)周辺に新
たな工業団地の開発を進めるべく、関係機関との協議を進めている。
また、企業誘致については、立地企業の優遇措置である「ビジネス立地奨励金」制度の
創設や、
「産業立地振興奨励金」制度の拡充により、外からのビジネス誘致を加速させると
ともに、
「ビジネス誘致キャンペーン」により全国的な知名度向上を図り、企業誘致の推進
を図りたい。
45
空き店舗対策の推進
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【商工観光部】
商店街の空き店舗を活用する商店街団体等に対して、改装費の一部を支援し、空き店舗
の解消と商業活性化を促進していく。
また、NPO法人等が空き店舗を活用して、コミュニティ施設を設置運営する事業に対
しては、改装費や賃借料の一部を支援して空き店舗の解消と地域づくりの推進を目指す。
46 各地域の市街地活性化と商工業後継者対策の強化と新規参入経営者の支援の推進
【商工観光部】
企業誘致を促進し雇用の創出及び拡大を図る「産業立地振興事業」や中小企業の体質強
化、経営能力向上のための「アドバイザー導入支援事業」
、地域資源を生かし、新規成長分
野への進出を支援する「産業創造館事業」など、各地域の特性に応じた産業振興施策を計
画的に推進していく。
また、市内の商店や商店街の活性化を図るため、商店街街路灯のLED化をはじめ、安
全で快適な商店街づくりを支援する「商店街環境施設整備事業」や商店街の連たんと商業
振興を図るための「空き店舗活用支援事業」などを推進していく。
新たな取り組みとしては、既存店舗の改修、増改築等に対して、その費用の一部を支援
する「まちなか商店リニューアル助成事業」を実施していく。
さらに、融資制度の充実を図るとともに、事業者が最も利用している小口資金の保証料
全額補助を行い、創業者支援として、創業時の借入れにかかわる保証料全額補助と5年間
の利子補給を実施し、金融面からの支援を推進していく。
47 本市生産物の全国への積極的広報及び販路の拡大
【商工観光部】
現在、本市では、高崎市物産振興協会が中心となり、各種物産展への出店や同協会のホ
ームページなどの活用を通じて、販売促進やPRに取り組んでいる。
また、大手百貨店との商談や各種メディアへの積極的な情報提供などを通じて、一層の
販路拡大にも努めている。
今後ともあらゆる機会を活用して、PRや販路拡大に努めていきたい。
48 観音山丘陵周辺の観光活性化策の推進
【商工観光部】
観音山丘陵には多くの観光資源が点在している。また、自然や健康への関心が高まる中、
中心市街地に近く自然豊かな観音山丘陵は大きな魅力となっている。
こうしたことから、緑豊かな自然環境を活用し、点在する観光資源を効果的に組み合わ
せたルート整備や情報提供などを行い、丘陵全体としての魅力づくりに取り組んでいきた
い。
49 高崎自然歩道の整備
【商工観光部】
少林山から山名地域に至る高崎自然歩道のルート周辺には多くの観光資源が点在してい
ることから、観音山丘陵の観光振興を推進するうえで、その整備は欠かせないものである。
こうしたことから、自然歩道の利用者が安全・安心・快適に通行できるよう、必要に応
じて補修や保全に努めるとともに、利用の促進を図るために効果的なPRに取り組んでい
きたい。
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50 中山間地域の産業育成
【商工観光部】
本市の中山間地域では、豊な自然環境のもとでそれぞれの地域の特色を生かした多種多
様な地域資源が蓄積されていることから、商工会や関係団体等と連携を図りながら、それ
ぞれの地域の特性に応じた産業育成を行っていきたい。
51 観光資源の有効利用整備の促進
【商工観光部】
本市ならではの観光振興を推進するため、新たな観光資源の発掘や磨き上げに鋭意努め
るとともに、市内に点在する観光資源を生かすため有機的に結びつけた魅力ある観光ルー
トづくりに取り組んでいきたい。
また、こうした情報を県内外に効果的に発信し誘客に結びつけられるよう、各種情報媒
体を活用し情報提供の充実を図っていく。
さらには、バスやタクシーなどの公共交通手段を活用して観光資源を回遊できるよう、
関係事業者等に働きかけ、本市を対象とした観光の商品化や公共交通を活用した2次交通
の充実に努めていきたい。
52 はまゆう山荘の風呂場へのエレベーター・露天風呂の設置
【倉渕支所】
来年度、高齢者や障害のある方も不自由なく入浴できるようエレベーターを設置し、バ
リアフリー化を図っていく。また、老朽化した施設を安心して利用してもらうための計画
的整備を優先して進め、露天風呂の設置は、今後の施設整備の状況を踏まえ検討していき
たい。
53 有害鳥獣対策の強化
【農政部】
有害鳥獣の捕獲業務は、猟友会員からなる有害鳥獣捕獲隊が行っている。平成25年度
より、高崎市鳥獣被害防止計画に基づき被害防止対策に従事する高崎市鳥獣被害対策実施
隊を組織化することにより、今まで以上に効果的な捕獲及び防除を実施し、有害鳥獣対策
を強化していきたい。
54 フルーツライン未着工区間の早期建設促進
【農政部】
箕郷工区は、橋梁、道路改良工事及び高崎・東吾妻線との交差点改良工事が平成23年
度に完成し、供用を開始している。
榛名工区の未整備区間2.0kmの区間については、道路用地の取得を積極的に進め、
一部区間の工事も着手している。
今後も国・県へ事業推進を働きかけていきたい。
55 フルーツライン隣接及び周辺地域の観光農業振興の推進
【農政部】
果樹等の農業生産拠点を横断する周辺地域は、歴史・文化・景観等の観光資源にも恵ま
れていることから、観光農園及び農産物直売所等観光と連携した施設の充実を促進するな
11
ど、体験型の農業提供を行うことのできる組織体制・施設整備を支援していきたい。
56 農業振興と遊休農地対策
【農政部】
本市では、地域の特性を生かした様々な農畜産物が生産・加工されている。地域で生産
された農畜産物を首都圏をはじめとする大消費地での消費拡大を促進するため地産多消事
業を推進するとともに、農業が職業として成立するための支援が必要であると考えている。
また、中山間地域を中心に増加している遊休農地に対処する方策として、定年帰農者や
女性農業者など多様な担い手の確保・育成を推進していきたい。
57 竹林被害対策
【農政部】
市内各所に整備されていない竹林が繁茂しており、有害鳥獣の出没しやすい環境を作り
出している。そこで、人と野生鳥獣の住み分けのための緩衝帯を設ける竹林整備をする地
域活動に対し、新規市単独事業として里山元気再生事業を設置し、補助金を交付する予定
である。
58 農商工連携による農業生産物(含む畜産)の販売促進
【農政部】
商工部門との連携による中心市街地の空き店舗を活用した「まちなか農産物直売所」は、
まちなかでの高崎産農産物の消費拡大に効果を上げており、今後も、地産地消の拠点とし
て宣伝活動、販売促進を図っていきたい。
また、高崎産農畜産物の加工及び販売促進についても、飲食店向け販売等農工商の連携
を推進していきたい。
59 各種農業団体運営補助金の継続
【農政部】
各種農業団体への運営補助については、合併前の補助金額を基本として現在も継続して
実施している。今後もできる限りの支援をするとともに、団体育成に努めていきたい。
60 梅林・観梅コースの整備推進(コース、駐車場等)
【農政部】
本市は東日本一の梅の産地であり、箕郷、榛名地域が2大産地となっている。両地域と
も観梅期間中に「梅まつり」を開催し、多くの観梅客で賑わっている。
箕郷については、新たに蟹沢地区に駐車場を整備中で観梅客の受け入れ強化を図り、榛
名ついては、観梅コースを5コース設定し、いろいろな観梅を楽しめるようにしている。
今後も一層の充実を図り、多くの皆様に観梅を満喫できるよう努めていきたい。
61 高崎農畜産物ブランド化研究会の立ち上げ
【農政部】
平地から中山間地域まで地域に即した多種多様な農畜産物が生産されており、地域の特
産となっている生産物を高崎ブランドとして研究・開発する必要があることから、新規事
業として「ブランド商品開発事業」を創設し、商品開発に取り組む団体に対し支援を行っ
ていきたい。
12
62 農業用道路・水路整備事業の促進
【農政部】
農業振興区域内の道路・水路を整備し、地域の活性化と農業経営の効率化を図っている。
緊急性や効果を勘案し順次整備している状況である。
今後も市単独事業のほか国・県の補助事業を活用し整備していきたい。
63 計画的林道整備の推進
【農政部】
林道整備は、計画的に整備を進めているが、今後も同様に整備していく予定である。ま
た、路側の刈払いや維持補修も毎年実施し、林道機能の維持に努めていきたい。
64 ふるさと農道緊急整備事業の促進(県要望)
【農政部】
本事業は、倉渕地域から榛名地域までを結ぶ2.9kmの農道を整備する計画で、地域
間にある集落や、基幹的公共施設を結び、産業振興や、定住安定に資するものと期待され
ている。平成24年度末までには榛名川を横断する橋梁工事が完了し、残された工事も、
平成25年度末までには予定どおり完了するよう働きかけていきたい。
65 飼料高騰に伴う畜産農家への支援策
【農政部】
畜産農家が自ら自給飼料を生産することにより国内の飼料自給率の向上を図り、海外情
勢に左右されることのない安定した安全な飼料供給と、健全な畜産経営を図るため、市内
の営農集団が行う自給飼料生産に必要な梱包資材を購入する事業に対して、支援を行って
いる。
飼料の高騰が続いている中で、今後一層の事業の拡充を図っていきたい。
66 荒れる森林対策への充実
【農政部】
森林整備制度は種々整備されているものの、全ての林家が利用するには至らず、森林整
備が行き届いていないのが現状である。本市としても、様々な制度を活用し、森林の持つ
公益的機能が十分に発揮できるよう、森林整備を進めていきたい。
67 放射能汚染が懸念される農産物土壌へのカリウム施肥の補助
【農政部】
放射性セシウムから農地を守る適正な土壌管理として、3つのポイントが挙げられる。
1つ目は放射性物質を作物に吸わせない。2つ目は土壌中の放射性物質濃度を低くする。
3つ目は放射性物質を入れない・増やさないである。
カリウムについては、セシウムと科学的性状が似ているので放射性セシウムの吸収を抑
える効果が期待できる。
補助については、農家の要望、関係機関等の意見を参考にしながら対応していきたい。
68
新規就農者支援への今後更なる充実
13
【農政部】
倉渕地域の新規就農者研修施設は、入居希望も多く、特に新規参入者の定着促進に効果
が上がっている。また、新規就農者に対する個別巡回指導の実施、関係機関の担当者によ
る高崎市担い手担当者会議の開催等、新規就農者支援に取り組んでいきたい。
69 廃棄される B 級農産物の加工品への支援
【農政部】
食糧自給の観点からも、利用できる農産物は廃棄処分するのではなく、加工等に活用で
きる組織体制の整備、施設整備が必要であると考えている。廃棄される農産物が加工品と
して付加価値が付くよう取り組んでいきたい。
70 八幡工業団地道路拡幅(花見道り)建設促進
【建設部】
花見通りの道路拡幅事業については、環状線から群馬八幡駅へのアクセス向上のため、
平成16年度から事業着手しており、地権者の協力を得られた箇所から、計画的に拡幅整
備を進めていきたい。
71 山名市営団地のアクセス道路整備
【建設部】
山名市営団地への主な進入路は主要地方道寺尾藤岡線からのみであり、利便性の向上、
防災機能強化の観点からも、他のアクセスルートについて調査・研究を進めていきたい。
72 公共建築物耐震化の促進
【建設部】
公共建築物の耐震化については、利用者の安全確保だけではなく、地震発生後の被害者
情報の収集や災害対策指示、また救護や避難を図るための重要な役割がある。このことか
ら、公共建築物については耐震診断・改修の計画を策定し、耐震化を進めることとしてい
る。
市営住宅の耐震化については、20年度に東金井団地の耐震補強工事を実施し、21年
度には鼻高団地の耐震補強工事を実施した。今後は、低層建築物の耐震診断を計画的に実
施していきたい。
73 一級河川温井川河川改修事業の推進
【建設部】
温井川については、水害から地域を守るため国及び県がそれぞれ治水対策として河川改
修工事を進めており、今後も継続的に整備促進を国・県に要望していきたい。
74 歩道のバリアフリー化等の整備充実
【建設部】
高崎市バリアフリー基本構想を踏まえ、現地の状況に適応した歩道の新設・拡幅等整備
を行うとともに、段差の解消や歩道の平坦化を図っていきたい。
75 水害対策としての水門の電動化の積極促進
【建設部】
14
市内各所に設置されている水門等を調査し、浸水被害が発生している地域や雨水対策上
重要な箇所から順次、電動化・自動化を進めていく。
76 道路改良・舗装改良・排水路改良事業の充実
【建設部】
道路改良・舗装改良・排水路改良事業は、市内全域において整備促進を図っているとこ
ろである。今後も市民生活や経済活動に重要な箇所から順次整備を進めていく。
77 水害対策と環境整備として河川、側溝の土砂、草木の除去整備
【建設部】
河川・水路・側溝の清掃や除草については、地元町内会やボランティア活動等により協
力をしてもらっているが、地元で対応できない場所で、排水機能や通行に支障をきたして
いる場合は、土砂や草木の除去整備を随時実施していきたい。
78 榛名白川線城見橋までの建設促進
【都市整備部】
現在の整備状況については、箕郷板鼻バイパス(富岡生原線)から県道箕郷板鼻線まで
の延長575mの区間を平成23年9月に供用を開始している。
今後、本路線の整備済み区間の北側の城見橋付近までの事業化については、近隣の他路
線の整備、進捗状況を鑑みながら事業化の検討をしていきたい。
79 下里見地内 中河原橋地先交差点の改修整備
【建設部】
中河原橋地先の県道箕郷板鼻線との交差点改修については、道路管理者である県や警察
等の関係機関との協議を行い、関係者の理解と協力を得ながら取り組んでいきたい。
80 ふるさと住宅建設の促進
【建設部】
上原ふるさと住宅は、過疎地対策として定住促進を図ることを目的に1期として20年
度に6戸、2期として21年度6戸、計12戸を建設している。今後、過疎対策に資する
活用について、ふるさと住宅の入居状況や効果を検証して検討していきたい。
81 山間地の土砂災害対策
【総務部】
山間地の土砂災害対策については、災害が発生又は発生するおそれがある際の適切な情
報発信、避難誘導に努めていく。また、県が実施する土砂災害警戒区域等の指定の終了に
併せ、その情報を新たに追加したハザードマップの作成・配布について検討を進めたい。
82 道路維持修繕予算の増額
【建設部】
道路維持補修費については、昨年同様の予算確保に努め、危険箇所等の維持補修を早急
に行い、安心・安全な道路施設の維持管理をしていきたい。
また、台風等の災害対応により、予算に不足が生じた場合には、補正予算で追加対応し
ていきたい。
15
83 住環境改善助成事業の継続
【建設部】
住環境改善助成事業は平成23年度から開始して2年目が経過した。24年度において
は、昨年度同様に1,000件を超える申請があった。本事業は、住宅の長寿命化及び住
環境の改善と併せて、市内業者の支援と地域経済の活性化が図られたと考えている。
このことから、25年度も継続する方向で、より良い制度にするため、実績をみながら
改正点を検討していきたい。
84 浸水被害地区の雨水対策の更なる推進
【建設部】
市内各所で発生する浸水原因を調査し、被害の大きく重要な箇所から経済的な雨水対策
を進めていく。
85 スマートインターチェンジ周辺開発の実現
【都市整備部】
北関東自動車道の全線開通や、平成26年度に予定される北陸新幹線の金沢までの延伸
など、広域交通のネットワークが形成され、本市における物流や産業などの交流が飛躍的
に高まっていくと予想される。
このことから、現在建設を進めているスマートインターチェンジの周辺地区の極めて高
い交通の利便性の立地を活かし、産業集積を図り企業誘致を行なうことで雇用や税収増に
つなげる開発計画を推進しており、現在、関係機関と協議を進めているところである。
86 高前幹線道路の建設促進と周辺整備
【都市整備部】
高前幹線道路は、国道17号線及び高崎前橋線を補完し、高崎前橋間の将来交通需要に
対処すべく計画した総延長8,810mの路線で、既に競馬場通り線から南側の高崎操車
場跡地周辺土地区画整理事業境までは、平成8年度から街路事業で整備を進め、この53
0mの区間については平成25年度中に開通の予定となっている。
また、平成7年度から順次、土地区画整理事業により沿線の周辺地域整備と合わせて新
保・日高地区、上中居地区、及び高崎操車場跡地周辺地区においても、整備を進めている。
今後も、現在施行中の各事業の進捗状況や交通事情等を見ながら、計画を推進していき
たい。
87 西毛広域幹線道路の建設促進
【都市整備部】
西毛広域幹線道路は、群馬県の7つの交通軸(西毛軸)の対象路線であり、西毛地域の
発展に欠かせない幹線道路であるとともに、本市にとっても合併した榛名、箕郷、群馬地
域を横軸で結ぶ重要な幹線道路である。事業着手している中央第二土地区画整理事業区間
については、引き続き事業の推進を図っていく。
また、榛名・箕郷地域の高崎西工区4.7kmについては、県で平成24年度には小堀
川橋梁の詳細設計や、補償調査等を発注するとともに用地買収にも着手している。今年度
についても引き続き、用地買収を進めるほか、烏川橋梁の詳細設計を発注する予定である。
今後については、西毛広域幹線道路建設促進連絡協議会において同区間の早期完成につ
16
いて要望するとともに、本市の未事業化区間の事業化に対しても、さらに積極的に要望活
動を行っていきたい。
88 県道藤岡大胡線(笛木通り線)整備事業
【都市整備部】
本路線は、藤岡市から前橋市の大胡地区に至る重要路線であり、本市の新町中学校南側
の約260m区間は、特に幅員が狭小で、歩道が整備されておらず、見通しも悪いことか
ら、歩行者・自転車にとって危険な状態となっている。
市としても県に対し、この区間の歩道整備について早期事業化を要望しており、県とし
ても事業化に向けて鋭意取り組んでいるところである。
今後も県に対して、早期に事業着手するよう要望活動を実施していきたい。
89 箕郷榛名板鼻線(県道)拡幅建設推進
【都市整備部】
当該路線のうち、(県)箕郷板鼻線バイパス事業は、箕郷地域の南西部を横断する県道と
して、県が実施している事業で、事業延長1,700mが平成23年度に供用開始となっ
たが、引き続き本区間の北側から榛名町方面900m区間について、平成23年度から調
査測量、設計を開始しており、平成25年度からは用地買収に着手する予定である。
90 南八幡京ヶ島線の早期整備(県道)
【都市整備部】
本路線は前橋市境より高崎駒形線、高崎駅東口線、矢中下斉田線、国道17号線、高崎
玉村線、寺尾木部線を連結する総延長7,870mの主要幹線道路である。
現在の整備状況については、整備済み延長は6,400mで、平成16年2月に街路事
業と倉賀野西土地区画整理事業により、JR高崎線をアンダーパスし、県道和田多中倉賀
野線まで供用開始となっている。
今後は、残る未整備の倉賀野町から根小屋町までの1,470mの区間について、周辺
地域のまちづくりを考えながら整備手法も含めて検討を進めていきたい。
91 寺尾藤岡線の早期整備(県道)
【都市整備部】
本路線は本市と藤岡市を連絡する主要幹線道路であり、現道は全般的に幅員狭小である
ことから交通安全対策や渋滞対策が難しい状況であり、寺尾藤岡線バイパスの早期事業化
が望まれていたところである。
平成23年度に、バイパス区間うち高崎市根小屋町交差点から藤岡市中上大塚線までの
2.7kmが事業化となり、平成24年度は、用地調査、橋梁詳細設計とともに用地買収
にも着手している。平成25年度についても用地買収等、順次事業の進捗を図ってゆく予
定である。
今後も同区間の早期完了を要望するとともに、本市と藤岡市で構成する(主)寺尾藤岡
線バイパス建設促進協議会を通じて、当バイパスの整備促進に向けた要望活動を積極的に
行っていきたい。
92 金井淵団地通り町屋橋周辺拡幅整備早期実現
【建設部】
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金井渕団地通り線の拡幅は、用地買収が必要なため、地元関係者と調整を図りながら事
業実施に向け検討していきたい。
93 本町江木線・東二条道路整備の早期策定
【都市整備部】
本市の都市計画道路の基本的考え方は、3環状12放射型の構成となっている。この3
環状の1つが都心環状線と呼ばれるもので、高崎駅西口線、高崎渋川線、本町常磐町線、
本町江木線及び東二条線で形成されている。そして、都心環状線の内側の都市計画道路は、
公共交通と歩行者、自転車に重点を置いた都市空間として計画し、整備を推進していると
ころである。
東二条線については土地区画整理事業により八島町交差点から弓町交差点までの約81
5mを既に4車線で供用を開始している。東二条線の未整備区間及び本町江木線について
は、整備手法を含め事業化に向けた検討をしていきたい。
94 箕郷地域より榛名山に通ずる榛名吾妻線の拡幅整備の推進
【建設部】
県道高崎・東吾妻線は榛名湖へと通じる観光ルートでもあり、観光振興、産業の活性化
などの観点からも、道路拡幅整備事業の実施に向け県に対し要望していきたい。
95 矢中下斎田線早期実施(栗崎・綿貫間)
【都市整備部】
本路線は、中居団地内の都市計画道路南八幡京ヶ島線を起点として、玉村町境の下斎田
町に至る総延長4,610mの都市計画道路であり、平成23年度までに元島名倉賀野線
から総合地方卸売市場グラウンド南東付近までの区間1,870mが完了している。
平成24年度は前橋長瀞線までの未整備区間810mについて路線測量を実施した。
今後は、県において前橋長瀞線の拡幅整備が計画されていることから、本路線の整備方
法等について県と調整を図りながら、未整備区間の効果的な整備を推進していきたい。
96 高崎玉村線早期着工
【都市整備部】
本路線のうち、前橋長瀞線から玉村町境までは、昭和51年7月に基本幅員12mで都
市計画決定している。また、この区間の「つるかめ橋」以東750mについては、昭和6
2年に利根川流域下水道県央処理場設定に係る還元事業の整備予定路線として位置づけら
れている。
これに対し、交差する柳瀬橋を含む前橋長瀞線の藤岡市側が都市計画決定を行なってい
ないため、現在、藤岡市や藤岡土木事務所で決定に向けて準備を進めている。この藤岡市
側の都市計画決定との整合性を図るため高崎玉村線の幅員12m区間も道路構造令の改定
等から幅員変更などの都市計画変更が必要となる見込みである。
今後の本路線の事業化については、平成25年度に県で前橋長瀞線の拡幅整備事業に向
けての調査が始まる予定であり、引き続き検討していきたい。
97 柳瀬橋の架け替え促進
【都市整備部】
前橋長瀞線の藤岡市側にある柳瀬橋は、昭和4年に施工され、老朽化が著しい上幅員も
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狭く、その後の車両の大型化や交通量の増大等に対応しきれない状況となってる。
また、前橋長瀞線の高崎市側は都市計画決定されているが、藤岡市に入り国道 17 号と交
差する部分までが都市計画決定されていないことから、平成13年に県、高崎市及び藤岡
市の職員による研究会を組織し、4車線化と柳瀬橋の架け替えを円滑に進めるための実務
レベルでの調査研究を始めたが、その後の社会経済情勢の変化等により、藤岡市側は都市
計画決定に至っていない。
今後については、平成25年度に県で高崎市側の前橋長瀞線の拡幅整備事業に向けての
調査が始まる予定になっているので、引き続き県や藤岡市とより一層の連携を図り、柳瀬
橋の架け替え事業に向けた要望についても行っていきたい。
98 吉井インターアクセス道路建設促進
【都市整備部】
吉井インターアクセス道路は(主)高崎神流秩父線の多胡橋から国道254号までの約
1,900mのバイパス道路であり、吉井インターチェンジへのアクセス道路であるばか
りでなく、吉井地域の発展と現道の交通渋滞の解消に欠かせない重要な道路である。
高崎神流秩父線の中山峠から多胡橋北側までの区間については、県の4車線化事業が平
成24年度に完成し、多胡橋以南の現道区間の交通渋滞がさらに拡大すると予測されるこ
とから、本バイパス区間についても引き続き整備を進めたいと考えているが、当該路線が
多胡碑周辺であり重要史跡が発見される可能性が高いため、平成24年度末を目途に遺跡
調査を進めている。
今後は調査結果を踏まえながら、早期事業化に向けて道路計画や事業スケジュールにつ
いて、県と協議を行っていく予定である。
99 城址周辺整備とお濠の改修
【都市整備部】
城址周辺は、本市のシンボル的な空間として、中心市街地に残された重要な緑地及び観
光資源であり、特に土塁の桜は後継樹の育成を行い、城址公園の整備とともに景観に配慮
した緑の維持・創出を進めていきたい。
お壕の改修については、張出歩道の改修工事が平成24年度で完了するが、引き続き城
址周辺整備について多方面からの協議・検討を行いながら、多くの市民の意見を踏まえ取
り組んでいきたい。
100JR高崎線新町駅付近連続立体交差化事業の推進
【都市整備部】
新町地域の市街地は、JR高崎線により地区が南北に分断され、踏切による交通渋滞な
どが原因で、地域住民の生活や地域の発展に支障をきたしていることから、JR東日本高
崎線新町駅付近連続立体交差事業について、藤岡市、玉村町などの周辺自治体と連携・協
力を図り、期成同盟会を立上げ県等に要望活動を行っている。
現在、県において鉄道高架に伴う事業費の算定や費用対効果など、多方面からの検証作
業が進められている。これらの調査結果に基づき連続立体交差化事業の方向性が示される
と思われるので、その結果を待ちたい。
101 高崎操車場駅(仮称)の早期建設
【都市整備部】
19
日本国有鉄道清算事業団から高崎操車場跡地を購入するに際して、跡地の土地利用に関
する構想を事業団及びJR会社と検討し、その構想の中で新駅設置を位置づけている。
操車場跡地の分譲地への企業等の進出もある現状から、新駅設置に向けた協議をJR関
係各社と進めていきたい。
102 高崎操車場跡地周辺土地区画整理事業の整備促進
【都市整備部】
当該土地区画整理事業については、平成23年度末の事業進捗率は36.4%であり、基
幹道路である都市計画道路下之城2号線及び3号線の整備を引き続き行う予定である。
今後、JR北側の高前幹線や下之城1号線の整備を優先的に行い、計画的かつ効率的な
建物移転を実施し、インフラ整備等の着実な推進を図っていきたい。
103 国道406号線周辺整備
【建設部】
県管理の国道については、県による整備が進められており、本路線について事業実施に
向け継続的に要望していきたい。
また、周辺道路の整備についても地域の実情を勘案し県事業と整合を図りながら研究し
ていきたい。
104 競馬場南側道路の 4 車線化
【都市整備部】
本路線については、昭和11年に都市計画決定され、現在この区間は当初の計画どおり
総幅員15.0m、車道幅員(2車線)9.0mで整備が済んでいる。また、北側に平行し
て通っている高崎駅東口線が、平成24年度末で環状線までの6車線化工事が完成し、競
馬場通り線の渋滞や混雑も緩和していくものと思われる。
ただし、今後、高崎駅東口周辺に市の新音楽ホールや競馬場跡地に県のコンベンション
施設の計画が予定されているので、交通量の予測や動向の調査、研究を進めながら、本路
線の4車線化の必要性を検討していきたい。
105 大沢・宿横手線早期実現
【都市整備部】
本路線は、前橋市との行政界の大沢町地内から宿横手町地内の北関東自動車道付近の前
橋長瀞線バイパスに至る総延長3,750mの都市計画道路である。本路線は平成21年度
までに大沢町から西横手町の一級河川滝川までの区間2,030mが完了している。
平成24年度は未整備区間のうち、一級河川滝川から、
(株)ルネサスエレクトロニクス
高崎事業所南側道路までの400mについて用地調査・測量等を行っており、事業化に向
けて準備作業を進めている。
106 主要地方道、渋川・松井田線、長野原・倉渕線の整備促進(県要望)
【建設部】
県道渋川・松井田線および長野原・倉渕線については、県による道路改良工事が進めら
れており、今後も事業推進に向け県へ継続的に要望していきたい。
107 旧美州カントリ倶楽部跡地の利活用の早期実現
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【都市整備部】
開発造成段階で中断されたゴルフ場造成跡地の環境保全と有効活用を図るため、未買収
地の取得に向け、今後も引き続き地権者との交渉を進めていきたい。
利活用については、倉渕地域において、地域振興に係わる重要な施設と考えられること
からも、充分に検討を重ねていきたい。
108 八幡霊園の増設計画の早期実現と促進
【都市整備部】
市民からの墓地需要は今後も継続し、墓所の不足も相当数見込まれることから、墓地の
設置と周辺整備を併せて行うことができる八幡霊園を拡張整備し、その供給を図っていき
たい。なお、平成25年度には用地買収を予定している。
109 みさと芝桜公園内に環境に配慮した公共水洗トイレ早期設置
【箕郷支所】
水洗トイレは環境面からして重要なものとして受け止めているので、出きるだけ早期の
設置を検討していきたい。
110 吉井中央公園整備
【都市整備部】
【吉井支所】
吉井中央公園(仮称)は、新市基本計画の重点事業の1つに位置づけ、下長根地区に棒
災機能を備えたレクリェーションゾーンを創出する公園を整備するとしている。
整備に向けて平成25年度も前年度に引き続き、関係者のご理解を得ながら道路用地買
収を開始し、順次道路及び公園の整備を図っていきたい。
111 倉渕・道の駅、地域の実情に合致した運営体制の構築
【倉渕支所】
(仮)小栗の里拠点施設の運営体制については、倉渕地域住民による運営が望ましいと
考えており、住民主体の運営体制を構築するため検討を進めている。行政でも相談に応じ、
倉渕地域の活性化のため支援していきたい。
112 旧川浦小学校跡地の有効活用の早期実現
【総務部】
【倉渕支所】
旧川浦小学校跡地の有効活用を検討するために、倉渕地域関係者による倉渕地域廃校施
設利活用検討懇談会を設置して、具体的な利活用の検討を進めている。今後も懇談会や関
係部署と協議しながら、旧川浦小学校跡地の有効活用の検討を進めていきたい。
113 阿久津養鶏場跡地の早期整備
【教育部】
野球場として、早急に整備に取り組んでいきたい。
114 小・中学校通学路整備促進
【教育部】
通学路の点検については、各学校に対して「定期的な点検による安全・安心な通学路の
確保」を計画的・組織的に行うよう指示し、通学路の危険個所についての報告を求めてい
21
る。
この報告に基づいて、警察・県土木事務所・市民部地域交通課・建設部管理課・道路維
持課等と連携を図り、現地調査を実施し、安全・安心な通学路の確保に努めている。
115 教育施設内の安全対策と登下校の安全対策の強化
【教育部】
各学校では、安全教育全体計画に基づき、学校における安全教育の実施及び施設の管理
定期点検を実施している。市教委としては、点検報告に基づき改善に努めているところで
ある。登下校の安全については、地域のボランティアや保護者と連携して、児童生徒の安
全確保に努めている。
登下校時の安全対策については、各学校の危機管理マニュアルに基づいた実践とともに、
地域のボランティアや保護者と連携して、自主パトロールやボランティアによる子どもの
見守り活動の推進を図っている。また、「子どもを守る家・守る店」や危険箇所等を記した
通学路の安全マップの作成を促進し、保護者・地域を巻き込んだ安全対策意識の高揚を図
っている。そのほか、小学校1年生を対象とした防犯啓発用ポスターの配布、随所に防犯
灯の設置等により安全に努めている。
また、本市と前橋市の連携による不審者情報の共有化や地域の安全が子どもたちの安全
につながることから防災安全課との連携や警察署等の関係機関・団体との連携強化に努め
ている。
116 学校給食への地場産農作物のさらなる導入
【教育部】
地場産農産物については、関係課や関係団体と協議し、生産農家等の協力を得て学校給
食へ積極的に導入したい。
117 学校施設耐震化の早期実現
【教育部】
学校施設については、耐震診断の結果に基づき耐震補強工事を実施している。今後も継
続して耐震補強設計、耐震補強工事を実施し、学校施設の早期安全確保に努めていきたい。
118 学校図書館整備拡充
【教育部】
本市では、昭和42年度から学校図書館事務取扱者を全校に配置するため、学校図書館
運営補助金を予算化し、補助してきたが、平成23年度からは市臨時職員として学校図書
館指導員を全校に配置するとともに、パソコンによる蔵書等の管理を行うなど、学校図書
館の環境整備や図書館運営・読書指導等を進めている。
119 箕輪城跡内及び城跡周辺地域の早期整備事業の推進(駐車場整備)
【教育部】
整備計画に則り、短期的にはトイレ・四阿などの付属施設や園路の整備工事、復元建造
物の設計を進めていく。
120 箕郷地域へ多目的運動施設整備の早期実現
【教育部】
22
箕郷地域の状況を踏まえながら、諸条件の整ったものから、整備を検討していきたい。
121 北谷遺跡保存整備事業の促進
【教育部】
保存管理計画に基づいて史跡地内の保全を図るとともに、今後の整備事業について文化
庁と協議を進めていく。
122 山名古墳公園の早期整備
【教育部】
史跡地内の管理を行うとともに、地元と協議しながら整備計画を検討していく。
123 上野三碑の一体的整備
【教育部】
案内板等を設置し、見学者の利便性を高める整備を進めていく。
124 小・中・高等学校トイレの早期改修
【教育部】
学校トイレの大規模改造は平成12年度から着手し、平成24年度までに26校実
施した。平成25年度以降も計画的に実施するとともに、随時状況に応じて改修を行いト
イレの環境改善を図っていきたい。
125 学校支援員の更なる充実
【教育部】
市内の全学校・園に学校支援員を配置し、各学校の実態に応じて活用している。効果的
な活用に関する情報を提供するとともに、実践的な内容による研修会を通して学校支援員
の資質の向上に努めていきたい。
126 小・中学校の校区見直しと適正配置
【教育部】
本市は、学校と家庭と地域が密接に結びついた地域に根ざした学校づくりを推進してい
る。大規模校、小規模校や複数の中学校へ別れて進学する小学校といった課題など市内全
小中学校区の見直しと適正配置について検討していきたい。
127 幼・保・小中学校のエアコン設置
【福祉部】
公立保育所については、平成21年度を持って、全保育所の全ての部屋に空調設備設置
を完了している。
【教育部】
現在、エアコンの設置については、校舎の改築にあわせて電力負荷の軽減が図れる太陽
光発電とセットで設置している。既存校舎については耐震補強工事の進み具合を見ながら
効果的な手法を研究していきたい。
128 音楽施設の拡充(練習場その他)
【教育部】
23
学校の音楽施設としては、エアコンの設置により音楽室の環境の整備を行ってきた。
音楽室以外の場所で練習を行う必要がある場合は、基本的には学校内の体育館等を使用
しているが、マーチング等のさらに広い場所が必要な場合は、市の体育施設において練習
を行うこともある。なお、その際は、スポーツ及びレクリエーション活動と同様に体育施
設を使用できるよう対応している。
129 豊岡ラグビー場のトイレの設置
【教育部】
豊岡ラグビー場のトイレは男性用トイレしかなく、女性用トイレ設置の要望がある。し
かし、河川堤防内にあることから国の規制が強く、簡単に増設できないので、設置場所を
含めて整備を検討していきたい。
130 多胡碑周辺重要遺跡調査並びに多胡碑模刻調査
【教育部】
多胡碑周辺重要遺跡調査については事業を進めるとともに、多胡碑模刻についても情報
収集等に努めていく。
131 総合型地域スポーツクラブの育成・支援
【教育部】
国も総合型スポーツクラブ立上げを推進しているが、その内容もまだ十分示されていな
い状況であるため、市も何ができるかの検討を行い、できる支援から行っていきたい。
132 支所地域の公民館の整備促進
【教育部】
各地域の人口や地域の意向等を考慮し、公民館の配置を検討し、安全で利用しやすい公
民館の整備を進めていきたい。
133 旧市内の公民館の改修・改築の促進
【教育部】
公民館の改修・改築については、必要に応じて改修等を実施したい。
134 浜川体育館に冷房設備の設置
【教育部】
大規模な空調設備の導入には長期の工事期間や多大な費用が必要となるため、競技に与
える影響など、総合的な調査・研究が必要であると考えている。
135 菊地サッカー場の人工芝・天然芝化
【教育部】
市民向けサッカー・ラグビー専用グラウンドの人工芝化に向けて、整備に取り組んでいき
たい。
136 グランドゴルフ場の整備(市民大会ができる規模)
【教育部】
25年度には、グラウンドゴルフができる運動場、公園が3箇所オープンする予定であ
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る。今後も順次、取り組んでいきたい。
市民大会については、駐車場の確保等も必要になるので、既存の緑地公園や河川敷のグ
ラウンドなどを弾力的に活用し、対応していきたい。
137 支所地域の給食自校方式の整備促進
【教育部】
支所地域の自校給食方式化については、順次整備している。平成24年度は新町第二小
学校、新町中学校で自校方式の給食室を建設中で、新町地域は25年度から全小中学校が
自校方式に移行する予定である。
今後は、給食センターの老朽化を踏まえ、校舎の改築等に合わせて一体的に給食室の整
備を進めていきたい。
138 私立幼稚園運営費補助金の更なる充実と心身障害児割りの充実
【教育部】
私立幼稚園運営費補助金の算定は、均等割、園児割、教職員割に加え、平成23年度よ
り障がい児割(心身障がい児割)を市内全私立幼稚園へ補助することとし、今後も引き続
き現行の補助を維持していきたい。
139 私立幼稚園に歯科嘱託医補助の支援充実
【教育部】
各私立幼稚園が園児の健康管理を図るため実施している歯科検診(学校保健安全法に規
定する健康診断)の歯科嘱託医へ支払う報酬は各私立幼稚園で様々だが、園児の健康維持
と保護者負担の軽減、もって幼稚園教育の振興と充実を図るために、歯科嘱託医へ支払う
報酬に対する補助を他市の状況も調べながら検討していきたい。
140 国際大会のできるソフトボール場の新設整備
【教育部】
本市には男子・女子ともに、ハイレベルなソフトボールチームがある。そうした資源は活
かしていきたいと考えるが、国際大会対応のソフトボール場の新設については、用地や規
模、費用も含め、課題を研究していきたい。
141 小栗の里拠点施設整備事業の促進
【倉渕支所】
拠点施設建設に向け、現在、倉渕支所改修工事を行っている。来年度には、倉渕公民館・
多目的集会所を解体し、拠点施設の建築を行う。オープンは、平成26年春を予定してお
り、併せて、運営体制の構築の支援をしていきたい。
142 幼・保の発達障害児に対する財政支援
【教育部】
私立幼稚園運営費補助金は、各私立幼稚園へ均等割、園児割、教職員割に加え平成23
年度より障がい児割(心身障がい児割)を補助することとした。また、平成25年度から
障害児数割の中に発達障害児を対象とした補助を創設した。
【福祉部】
私立保育所における発達障害児に対する財政支援は特別保育奨励報償費の中で既に実施
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しているが、発達障害児への支援については、財政的支援ばかりでなく、子ども発達支援
センターと連携しながら、積極的に行っていきたい。
143 榛名地域スポーツ振興事業(ヒルクライム等)の推進
【榛名支所】
榛名地域では22回目の開催となる TAKASAKI CITY はるな梅マラソンをはじめ、本年
度から開催する榛名山ヒルクライム in 高崎、榛名湖リゾートトライアスロン in 群馬、
(仮
称)榛名湖マラソンなどを開催し、榛名山、榛名湖や榛名神社を含む榛名地域を全国に発
信することにより、スポーツ振興や地域振興を推進していきたい。
144 新町屑糸紡績所建物の文化財調査の実施
【教育部】
文化財としての価値を明らかにするため、専門家の指導を受けながら建物調査を進めて
いく。
145 小学校代表者の広島市(戦没者記念式典)派遣
【総務部】
小中学生の代表を参加させている団体も見受けられるので、実施している団体の状況な
どを見ながら検討したい。
146 南八幡小・中学校に対する活断層耐震対策の実施
【教育部】
南八幡小・中学校の付近を通る深谷断層については、南八幡中学校の校庭の一部に掛か
っているが校舎には掛かっていないので、当面は両校の校舎の耐震補強工事を早期に行う
予定にしている。
なお、平成24年度は小学校の校舎の一部で耐震補強工事を実施している。
147 中心市街地活性化策として経大キャンパスを中心市街地に誘致
【総務部】
中心市街地への誘致については、公立大学法人高崎経済大学としての教育環境の整備に
係る方針等を確認しつつ、本市施策との整合が図れるよう関係部署と慎重に協議しながら
研究に努めたい。
148 公共下水道・集落排水早期整備事業推進
【農政部】
農業集落の生活環境の改善と、農業用排水の水質保全を目的とする集落排水施設整備は
重要な課題ではあるが、施設の整備は多額の財源と長期的な事業期間を必要とするうえ、
その維持・管理にも多大な経費を要することとなる。
公共下水道や合併処理浄化槽等を含めた、本市全体の汚水処理計画の中で検討を進めて
いくとともに、既存集落排水施設の適正な維持管理に努めていきたい。
【下水道局】
第5次総合計画及び高崎市下水道事業経営健全化計画に基づき、より効率的・効果的な
事業を促進し、認可区域内の下水道整備が早期に図れるよう努力したい。
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149 石綿管敷設替え事業の推進
【水道局】
簡易水道等を含め、老朽化した施設の計画的な更新整備を図り、漏水や破損による事故
を未然に防ぐとともに、有収率の向上を図っていきたい。
150 非常備消防団員の待遇改善と団員の加入促進
【消防局】
消防団員の報酬及び費用弁償、出動等交付金、補助金等の支給については、合併に伴う
経過措置として、旧市町村の条例等に基づき、それぞれの額を支給していたが、平成20
年度から高崎市消防団として統一し、さらに吉井地域においても平成22年度から統一し、
公平に待遇の改善を図ってきた。
また、福利厚生面では、消防団活動において、万一負傷等を被った場合について十分な
補償が行われるよう留意するとともに、消防協会による表彰などの支援事業を活用し、消
防団員の待遇改善に取り組んでいる。
ハード面においても、分団詰め所等の再整備や消防ポンプ自動車を計画的に更新配備す
るとともに、防火衣及び防火帽、受令機等を毎年、追加購入している。
団員確保の取り組みとしては、消防局のホームページに消防団員募集について掲載し、
消防団の行事内容や組織などの紹介とあわせ入団促進のPRを行うほか、市内事業所へ消
防団員募集のポスターの配布や消防協力会作成の広報誌、広報高崎、ラジオ高崎等メディ
アを活用して団員募集を呼びかけている。また、現在、消防団協力事業所表示制度と合わ
せた入札時の優遇制度について関係部局と研究しているところである。
今後も事業所及び市職員にも積極的に加入依頼を行うとともに、消防団活動に対して理
解、協力を得ながら団員の確保対策及び待遇改善への取り組みを継続していく。
151 消防自動車全車にスタットレスタイヤの装着
【消防局】
消防団車両のスタッドレスタイヤについては計画的に配備をしているところであり、今
後も地域性を考慮するとともに、車両更新の際には各分団の意向を十分に確認しながら、
装着が必要な車両について整備を進めていく。
常備消防車両についても、冬季の災害出場等に支障をきたさないよう、消防自動車及び
救急自動車について配備しているものであり、老朽化したものは今後も計画的に更新して
いく。
152 産官学の更なる連携
【商工観光部】
産官学連携の支援として、高崎経済大学の特色を活かした連携事業をはじめ、大学と企
業等との研究活動を支援し、その研究成果を企業等の活性化に生かしている。
また、産学官連携によるネットワーク構築を図ることにより、多様な地域産業を創出す
ることに大きく貢献している。
今後も大学との連携を深めるとともに、産業支援機関と企業とのコーディネート機能を
強化することで、更なる産官学の連携につなげていきたい。
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