貯水槽清掃業務委託特記仕様書

貯水槽清掃業務委託特記仕様書
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適用
(1)この仕様書は、秋田県立二ツ井高等学校における貯水槽清掃業務委託(以下「委託業務」とい
う。)について定める。
(2)本委託業務の履行にあたり、本特記仕様書に記載のない事項については、「建築保全業務共通
仕様書平成25年版(国土交通省大臣官房官庁営繕部)
」(以下「共通仕様書」という。)を適用
する。
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業務履行場所
秋田県立二ツ井高等学校
貯水槽施設
秋田県能代市二ツ井町字五千苅20-1
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業務履行期間
契約日から平成27年9月18日まで
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貯水槽設備仕様
給 水 方 式
高置水槽方式
防錆材使用
無し
滅菌装置使用
無し
No.貯水槽種類
1
受水槽
2
高架水槽(飲用)
3
高架水槽(雑用)
設置場所
屋
内(ポンプ室)
屋
内(高架水槽室)
屋
内(高架水槽室)
製造元
-
ブリヂストン
ブリヂストン
型式番号
-
SET-10型
SET-10型
容量
12.00立米
4.00立米
4.00立米
形状
告示型
告示型
告示型
材質
FRP
FRP
FRP
委託業務の内容
ア.作業開始前の注意事項
(1)当日作業の通達が建物管理者になされて、断水時の溜水の用意がされているかを確認する。
(2)作業前の受水槽・高架水槽の残留塩素濃度を測定する。
(3)コンセント使用の時、許容量に留意し、使用量の超過を防ぐこと。
イ.作業員及び清掃機材・器具の衛生管理
(1)作業員の内1名を責任者とし、責任者は貯水槽清掃作業監督者講習会を修了した貯水槽清掃
作業監督者又は建築物環境衛生管理技術者免状を有すること。
(2)作業員は、常に健康に留意し、又3ヶ月毎に検便を受けなければならない。
(3)作業員は、作業前に予め消毒済の指定された作業着、帽子、ゴム手袋、ゴム長靴等を着用す
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ること。
(4)貯水槽清掃用機材は、これを専用とし他に使用してはならない。
(5)器具・機械は、常に点検整備し使用する前に次亜塩素酸ナトリウムで消毒し、特に槽内に持
ち込むものは十分に消毒する。
ウ.作業手順
(1)清掃作業は受水槽、次は高架水槽の順に実施する。
(2)受水槽の元バルブを閉めて、揚水ポンプを停止する。
(3)槽内を照明し、排水作業を行い、必要により槽内の換気を行う。
(4)槽内排水完了とともに責任者が入槽し、所定のカルテに所要事項を記入し必要数の写真を撮
る。
(5)槽内を1回目の高圧洗浄を実施すると同時に洗浄汚水の排出作業を開始する。
(6)1回目の高圧洗浄の時、槽内付属機器の点検及び金属部の錆落としを行う。
(7)2回目の高圧洗浄及び洗浄汚水の完全な排出を行い、槽内に異物等があるときは取り除き、
工具・部品等の置き忘れがないか確認する。
(8)1回目の槽内消毒を行う。次亜塩素酸ナトリウム100PPM(遊離残留塩素)液で槽内全
面を消毒する。
(9)1回目の消毒後、30分後に槽内の水洗い及び汚水の排水を完全に行う。
(10)2回目の仕上げ消毒は、次亜塩素酸ナトリウム50PPM液を使用して槽内を消毒する。
(11)水張りは、2回目の消毒後30分後に行い、各種自動機器の点検も行う。
(12)作業完了検査は、満水後責任者が行う。
イ)濁
度
2度以下
目視による。
ロ)色
度
5度以下
目視による。
0.2ppm以上
残留塩素測定器による。
ハ)残留塩素
(13)清掃後に省略不可 11 項目の飲料水水質検査を実施する。
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報告書の提出
・貯水槽清掃報告書(施工写真含む)
※写真は清掃作業前、清掃作業中、清掃作業後がわかるように撮影すること。
・省略不可 11 項目飲料水水質検査結果書
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その他
(1)飲料水水質検査については、契約書第4条による再委託を認める。
(2)契約の日から平成27年9月18日までの期間内に清掃・水質検査から報告書作成まで完了
させること。ただし、清掃作業日については事前に発注者と日程調整等を行い実施すること。
(3)この仕様書に定めのない事項は、発注者と受注者の協議によって定めるものとする。
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