概要 INTA は東京で地域会議を開催いたします。 2015 年 3 月 26〜27 日 於ヒルトン東京ホテル 経済大国として、先進的な技術革新と高品質な消費財の輸出で世界をリードしている日本は、桁外れの商業 活動を継続しています。 また、日本は世界最大の自動車、電子製品および天然資源のメーカーを複数抱え、 エンターテインメントやサービス産業においても世界をリードする存在になっています。 昨今の商標法改正、経済 成長を支援するための日本の商標およびブランド保護の重視政策に伴い、Springtime for Trademarks in Japan というテーマで会議を開催することになりました。 世界に広がる INTA の強大な会員ネットワークと世界中の政府高官との結びつきを動員し、この唯一無二の会 議では、アジア太平洋地域の専門家を招き、日本のブランド所有者や弁護士・弁理士にとって重要な商標関 連のトピックスに焦点を当てます。 この中級レベルの教育イベントは、日本語と英語の両方で行われます。そして、商標所有者にとっては外部の弁 護士・弁理士や海外の会員と出会える絶好の機会となります。 参加者は、地域内の他の参加者と新たなビジ ネス関係を構築したり、数多くの政府代表者と接触したりすることができます。 マーケティング、営業または法律など業務の分野や、また民間企業、学界や政府などの立場を問わず、この会 議では商標に関する最新の問題に関する貴重な識見を提供します。 次のトピックについて専門家の話を聞くことができます。 新商標に向けた戦略 ASEAN 共同体における最新の動向およびトレンド 地理的表示 オンライン上の模倣品対策 社内の弁護士・弁理士が社外の弁護士・弁理士に期待すること ブランドの価値の最大化 この重要な商標関連のイベントをどうかお見逃しなく。 日本で開催される刺激に満ちた INTA 地域会議にご参 加ください。 クライアント、外部弁護士・弁理士、社内の関係者の皆様とお誘い合わせの上お越しください。 1 プログラム 3 月 26 日木曜日 午前 9:00 – 午前 10:00 登録 / コンチネンタルブレックファスト 午前 10:00 – 午前 10:20 開会の挨拶とプログラムのご紹介 午前 10:20 – 午前 10:45 基調講演 午前 10:45 – 正午 セッション 1 新しい商標 日本の商標法第 2 条では、文字、図形、記号、もしくは立体的形状もしくはこれらの結合を、現在、商標として 登録することができます。2015 年 4 月、日本で改正商標法が施行されると、これまでは対象になっていなかった 新しい商標が追加されることになります(ただし全ての新商標が追加されるわけではない) 。 各国政府高官が登壇する専門家パネルでは、次のトピックについて最新情報を提供します。 日本が新しい商標に関する法律をどのように拡大しているか、また 2015 年 4 月発行予定の改正商 標法施行に向けてどのような準備を行っているか 注目すべき判例法を含む、韓国の実例紹介 新しい商標に関する OHIM と欧州裁判所の決定 新しい商標の開発と利用に向けた企業戦略 正午 – 午後 1:00 昼食 午後 1:00 – 午後 2:15 2 セッション 2 ASEAN の最新情報 ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国の最近の動向やトレンドについてご報告します。主な内容は次の通りで す。 ASEAN 地域での商標の実務に影響を及ぼす、裁判所および日本特許庁(JPO)による最近の決定 ASEAN 諸国の法律や規則の変更、特にミャンマーの商標法について マドリッドプロトコル加盟に向けた ASEAN 諸国の進捗状況 WIPO、OHIM、JICA、JETRO および JPO による ASEAN IP システムとの国際協力 午後 2:15 – 午後 2:30 休憩(デザート付き) 午後 2:30 - 午後 3:45 セッション 3 地理的表示 2015 年前半に、地域の農業や食品ブランドの促進を目的とした新しい地理的表示の法律が発効すると、日 本では地理的表示の保護がより強化されます。この法律は、政府が高品質な農産物や食品ブランドを支持す ることを可能にするために設けられており、日本での地理的表示環境が改善されるものと期待されています。 次のトピックについて、この分野の権威である関係者から貴重な情報や考察を得ることができます。 日本の新しい地理的表示保護法の特筆すべき変更点 日本の新しい地理的表示保護システムと EU のシステムとの比較 日本の新しい地理的表示保護システムと地域の商標システムとの相違点 地理的表示保護に関する ASEAN 地域での動向 午後 3:45 – 午後 5:00 セッション 4 オンライン上の模倣品対策 日々拡大し続けている国際的な問題であるオンライン上の模倣品対策は、世界の他の国々と同様に東南アジ ア諸国でも問題になっています。 商標所有者、インターネットサービスプロバイダ(ISP)、および弁護士・弁理士といった商標実務家の視点から、 オンライン上の模倣品と戦うための効果的な戦略について学びます。 トピックは以下の点を含みます: 商標権所有者と模倣品製造販売業者、およびインターネットの活動を容易にすることで利益を得るビ ジネスモデルの間に内在する葛藤は、模倣品の取引を促進させるという意図しない結果を生んできました。 商標権所有者が用いる対策戦略 商標権所有者の問題に対する見解。現在成功していることと行き詰まっていること、模倣品製造販売 業者に対応(もしくはその一歩先を行く)するための最新のイノベーションなど 午後 5:00 3 閉会 午後 5:00 – 午後 6:30 ウェルカムレセプション 3 月 27 日金曜日 午前 8:00 – 午後 9:00 登録 午前 9:00 – 午前 9:10 2 日目の概要 午前 9:10 – 午前 10:30 セッション 5 社内の弁護士・弁理士が社外の弁護士・弁理士に期待すること 社内弁護士・弁理士と社外弁護士・弁理士の間で友好的なビジネス関係を維持し成長させるには、良好なコ ミュニケーションが不可欠です。この公開トークセッションは、社内弁護士・弁理士にとってはベンチマーキングの機 会に、社外弁護士・弁理士にとっては企業顧客の満足度を高める方法について知る絶好の機会になることをお 約束します。 午前 10:30 – 午前 10:45 休憩 午前 10:45 – 正午 セッション 6 ブランドの価値の最大化 ブランド力の活用は、ブランド管理の重要な側面を成しています。適切に活用されれば、利益の増加をもたら し、企業を救う力になり得る場合もあります。ブランド所有者の多くは、特に経済的に困難な時期に、ブランドを 拡大することにより、ブランド力を活用しています。 とはいえ、ブランドの拡大に失敗した例も枚挙にいとまがありま せんが、後になって振り返ってみれば笑い話で終われるようなケースもあります。有効な方法と有効でない方法に ついて学び、ブランド拡大の意思決定プロセスの過程だけでなくベストプラクティスについてもご紹介します。 正午 – 午後 12:10 まとめ / 閉会 4
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