情報公開 - 北海道大学病院

研究番号:自 014-0225
乳腺外科に通院中(または過去に通院・入院されたことのある)の
患者さんまたはご家族の方へ(臨床研究に関する情報)
当院では、以下の臨床研究を実施しております。この研究は、研究用に保管された検体
を用いて行います。このような研究は、厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」の規
定により、研究内容の情報を公開することが必要とされております。この研究に関するお
問い合わせなどがありましたら、以下の「問い合わせ先」へご照会ください。
[研究課題名] 閉経後 ER 陽性進行再発乳癌におけるフルベストラントの至適投与方法の
検討
[研 究 機 関]北海道大学病院乳腺外科
[研究責任者] 山下
啓子
(乳腺外科・教授)
[研究の目的] 閉経後進行再発乳癌に対するホルモン療法としてフルベストラント(フェ
ソロデックス®)が日本でも 2011 年に保険承認され、使用される患者さんが増えてきまし
た。しかし、閉経後のホルモン療法には多くの治療薬があり、これらの薬をどの順で用い
るのがベストなのか、フルベストラントをどのタイミングで用いることがより良いのかと
いうデータはまだ十分集まっていないのが現状です。この研究はフルベストラントを使用
した乳癌患者さんの診療情報を収集し、解析することを目的にしています。癌の性格や、
治療内容、治療後の経過などカルテからの情報をまとめることによって行いますので新た
にあなたに検査を受けてもらうなど、負担をお願いすることはございません。
[研究の方法]
● 対象となる患者さん
2011 年 11 月から 2014 年 12 月の間に、フルベストラント(フェソロデックス®)を
使用した乳癌患者さん。
● 利用するカルテ情報
生年月(年齢)
、 身長・体重、フルベストラント投与前の治療経過、
各種検査(病理検査、画像検査)の結果、転移や再発に関する情報、
フルベストラント投与後の治療に関する情報
[個人情報の取り扱い]
利用する情報からは、お名前、住所など、患者さんを直接同定できる個人情報は削除し
ます。また、研究成果は学会や学術雑誌で発表されますが、その際も患者さんを特定で
きる個人情報は利用しません。
*上記の研究にカルテ情報を利用することをご了解いただけない場合は、以下にご連絡
ください。
[問い合わせ先]
北海道札幌市北 14 条西 5 丁目
北海道大学病院乳腺外科
担当医師 山下
電話 011-706-7381
FAX 011-706-7384
啓子