ふりがなしらいしかずお氏名：白石和男所属：工学研究科電気電子システム工学専攻役職：教授過去の研究成果・受賞歴ファイバファラデー回転子の開発実用化、積層型偏光子 LAMIPOL の開発実用化、積層型偏光分離素子 LPS の開発、ファイバ集積型アイソレータの開発、コア拡大(TEC)ファイバの開発実用化、レンズドファイバの開発実用化、GIO ファイバの開発実用化 ○科学技術庁第 59 回注目発明（3 次元周期構造体及びその作製方法並びに膜の製造方法） ○指導学生の主な受賞：電子情報通信学会平成 20 年度学生奨励賞、電子情報通信学会平成 22 年度エレクトロニクスソサイエティ学生奨励賞、電気学会平成 22 年度電気学術女性活動奨励賞, 電子情報通信学会平成 23 年度学術奨励賞主たる研究専門分野大分類中分類（複数）小分類（複数）光エレクトロニクス微小光学ファイバ型光デバイス光学薄膜近・中・遠赤外偏光子サブ波長格子シリコン細線導波路デバイスシリコンフォトニクス産業界で応用可能性ある商品分野と主な目的 ○液体中でも波長以下のビーム径に集光可能なレンズドファイバ（微小レンズ付光ファイバ）。微小発光デバイスから光ファイバへの結合、細胞の特定部位への集光や蛍光検出などの Optogenetics 分野、等の応用 ○中赤外やテラヘルツ帯で高性能な偏光子人体の温度波長（10µm）域での高消光比(40dB)特性を利用したセンサやテレヘルツ帯での材料分析分野への応用。代表的研究例題名：液体中でも動作する超高 NA レンズドファイバ要約：シリコンチップ上で光信号を高速かつ並列で処理・伝送する、シリコンフォトニクスが次世代集積回路技術として着目されている。本素子は、シリコン光回路と信号伝送用光ファイバを低損失で結合できるレンズ付き光ファイバである。実用性に優れた構造と量産化に適した作製法を開発した。脆弱なファイバ素線の状態でなく、フェルール化して堅牢化されている。波長以下のスポット径に集光できる大きな NA をもつ。液体中でも動作する、世界で唯一のレンズドファイバである。この特長を活かして Optogenetics やレーザメス、生体組織分析用小型細径光プローブなどの分野への応用が期待できる。研究施設高周波マグネトロンスパッタ装置(２台) 電子ビーム蒸着装置微小光強度分布測定装置光ファイバ融着接続装置リアクテッブイオンエッチング装置可視近赤外分光光度計ヘーズメータ、波長可変レーザ、光スペアナ、等 DISCO 製ダイシングソー光波解析シミュレータ(FDTD,RCWA,BPM,FIMMWAVE) ＴＥＬ: Ｅ－ＭＡＩＬ: 高周波マグネトロンスパッタ装置 028 689 6127 [email protected] ＦＡＸ: 1 028 689 6127 微小光分布測定装置代表的な研究開発テーマとシーズファイバ形光デバイス GIO(Graded-Index Oval core)ファイバ円形と楕円形の光強度分布を相互変換できる極めて特異な光ファイバ。半導体レーザや集積回路と、光ファイバとの結合などに用いられている。商品名オーバルトランとしてショットモリテックス㈱から市販中。 GIO ファイバカタログ PC(Plano-Convex) レンズドファイバ GIO ファイバ実装モジュール製品微小光回路と光ファイバとの結合に用いることができる。液体/樹脂中でも動作する唯一のレンズ付き光ファイバ。波長以下の a-Si:H(平凸レンズ) EB-GIF 単一モードファイバ集光スポット径に集光できる。商品名マイクロトランプラノコンベックスとしてショットモリテックス㈱から市販中。 PC レンズドファイバの構造金属薄膜サブ波長格子構造偏光子 z y 中赤外用 z TE (Eyy)) TE(E x y PC レンズドファイバ製品 x シリコンウエハの異方性エッチングを用いて量産が可能。波長 10～25μm 帯で消光比 40dB の最高性能を達成。試作品提供可能。 Sub stra te t TM (Exx) ) TM(E h  中赤外用偏光子試作品偏光子の構造略図テラヘルツ(THz)帯用樹脂基板と金型を用いて量産可能。0.5 (b) (a) ～3THz 帯で消光比 60dB の最高性能を達成。現在、複数の大学に提供中。 25mm 25mm 16mm 金型金型の SEM 写真 THz 帯用偏光子試作品シリコンフォトニクスシリコン細線導波路と光ファイバを高効率 Si‐wire waveguide array with SSCs で接続できる構造を提案し、試作研究している。 2 2.8mm 構造略図試作品