1 Ⅰ 認知症の動向 2 26 12 高齢者人口(65歳以上の被保険者数) 約535,000人 介護保険の認定を受けた高齢者 約96,000人 見守り支援が必要な 認知症の高齢者 約52,000人 現在、概ね高齢者の 10 人に1人(約10%)が認知症で見守り が必要な人です。また、認知症高齢者の約半数は在宅 で介護を受けています。 認知症は身近な病気です。 3 Ⅱ 認知症の理解のために 老化によるもの忘れと認知症のちがい 老化による「もの忘れ」 体験の一部を忘れる。 もの忘れを自覚している。 (例) 朝ごはんに食べた物を忘れている。 昔活躍した歌手の名が思い出せない。 4 認知症による「記憶障害」 体験そのものを忘れる。 もの忘れを自覚していない。 (例) 朝ごはんを食べたことを忘れている。 ずっとやってきた料理の段取りを忘れる。 老化 若いとき 正常な老化 (覚えるのに手間がかる) 認知症 認知症 (覚えられない) 進行すると (覚えていたことを忘れる) 5 1 記憶障害 6 見当識障害 理解力・判断力低下 7 実行機能障害 失行・失認・失語など 8 2 幻覚・妄想 抑うつ 9 徘 徊 暴言・暴力 不 安 10 11 12 13 14 ① ご本人の言動を一方的に非難しない ② 従前と変わらない「個人」として接しましょう ③ 思いを共有してみましょう 15 16 17 Ⅲ 認知症サポーターとは 事例紹介 18 19 認知症に関する相談 20 21 さあ今日から、あなたは認知症サポーター! 参考文献:認知症・アルツハイマー病がよくわかる本 遠藤英俊(国立長寿医療センター 包括診療部長)編者 本人・家族のための 若年性認知症サポートブック 小長谷陽子(認知症介護研究・研修大府センター研究部長)編著 認知症診療の進め方 −その基本と実践− 長谷川和夫 編著 痴呆の人の思い、家族の思い 公益社団法人 認知症の人と家族の会 認知症サポーター養成講座標準教材 認知症を学び地域で支えよう 全国キャラバン・メイト連絡協議会 編集 名古屋市健康福祉局高齢福祉部地域ケア推進課 27 6
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