ロンドン便り―21- 元暁会員 伊藤庸夫 めっきり秋らしくなったここ英国ですが、世相は激変の兆しを示して います。9 月 12 日その予兆が現れました。 (その1)極左マルキストの労働党首選出 英国議会は伝統的に 2 大政党による大人の政治によって成り立ってい ると言われ、1 党が政権を保持できるのはせいぜい 2 期 10 年といわれています。10 年もす れば世相も変わり、政策も変わらざるを得ず、また外交問題が発生すればその政権政党か ら野党への政権移動を求める大人の国民による選挙によって政権変更がなされる事が多い のです。それだけに野党第 1 党の役割は Next Government を担うだけの政策と陣容を抱え、 影の内閣(Shadow Cabinet)を形成し、いつでも政権交代ができる用意が出来ていなければ なりません。 現在は保守党がキャメロン首相 2 期目の政権を担当、野党の労働党は先の 5 月の総選挙 で大敗し、党首ミルバンドが辞任し新たな党首を選ぶ選挙が行われたのがこの 9 月 12 日な のでした。結果は予想外というか予想通りというか極左のジェレミー・コービンが投票者 の 59.5%を獲得し、党首に就任したのです。このコービン氏はブレア―元首相がニュー・ レイバー(新労働党)を標榜し政権を奪回して以来の中道左派の労働党から回帰すること を目的に、本来の労働者のための労働党を標記し立候補した生粋の極左労働者階級の出身 なのです。多くの組合の支持を取り付け、穏健派を抑え、何かを期待する英国労働者階級 の支持を取り付けた勝利でした。一方で極右の UKIP(英国独立党)の台頭に歯止めをかけ る意味合いもあったのかもしれません。 彼の政策は極めて単純、まずは彼の身上は今や過去の遺物となったマルクス主義者、社 会主義者であり、世界の政治の潮流の中道左派か右派からは極端に左寄りのアナクロニズ ム的な党首といわれています。又ノーネクタイでどうやって女王に接見するのだろうかと 彼のドレスコードにも興味が持たれています。 彼の政策はあくまで現政権保守党の政策のアンチテーゼであり、いわばへそ曲がり的な 政策です。 ①サッチャー政権時、国有産業であった電力、郵便、鉄道、一部金融機関等をすべて私企 業化したのに対し、 「また元に戻し国有化する」としています。労働者の権利であるストラ イキ権を組合毎に、事ある毎に行使するとも言っています。 ②税制においても 10 万ポンド(年収 1900 万円)以上の高額所得者には 70%の所得税を課 す。(現状 50%)百万ポンド以上の所得者は更に 10%上乗せ=80%を課すと強気です。富 裕層の Exodus が、フランス、ギリシャ同様始まるかもしれません。そして世界一の経営規 模を誇るフットボールのプレミアリーグも高額所得選手の Exodus で低迷するかもしれま せん。 1 ③中央銀行 Bank of England は緊縮財政をやめ紙幣をふんだんに印刷し公共事業、住宅産業 へ振り向けるというものです。ハイパーインフレとなる可能性ありの政策です。 ④外交分野ではシリアのヒスボラ、パレスチナのハマスと連携をとり、NATO からは脱退 するとしています。現在行われている IS への空爆は行わない。今後、海外派兵はしない。 とも言っております。 英国の安全保障はどうなるのでしょうか。ロシアと組んでの東西冷戦ではなくヨーロッ パ分裂を目論見ながら混沌を巻き起こしその中での対立を生み出す政策とも取れる、いわ ば明日の天気はわからないという主張をしているかのようで、1960 年、70 年代の世界へ逆 戻りするかのようです。 ⑤北アイルランドの火種であったシンフェン派とのタイアップし、ゆくゆくはアイルラン ドを UK から外すというものです。これも復古主義的といえましょう。 ⑦EU との関係については現在方針を示していませんが EU に懐疑的であった時期もあり、 2017 年に行われる国民投票の動向を定めて Non か Yes かを表明するのではないかと言われ ています。国民のマジョリテイは現在 EU 脱退方向ですが、彼はその国民投票時にマイノ リテイ派を支援するのではないかと予想されています。 ⑧移民、難民政策に関しては現況のシリア、アフガン、イラクのヨーロッパ民族移動をあ る程度容認していく姿勢を示しています。 ⑨いずれにせよ影の内閣の人選も彼の意向に沿った線で行われるため現在までの中道左派 の幹部は一掃され、保守党政権にすべての点で楯突いていける体制を保持していくという 姿勢を示しています。そのため彼の意に沿う幹部を影の内閣に起用する見込みです。 こういったコービンの主張から、世論では今後 2 期(10 年)保守党政権が続くだろう。 現在の世界情勢と経済情勢からしてコービンの労働党はオウンゴールを連発していずれ沈 むであろう。といった評価がなされていますが、果たしてそうでしょうか。 外国投資家によるロンドンの住宅価格高騰(20 年で 10 倍、市内は百万ポンド(~1 億 8 千 7 百万円)の住宅が普通となっている)、移民(800 万人)の増加による文化摩擦,シテイ の金融、保険業界だけの繁栄、それに伴う企業家の富裕化、それに対極化する一般英国人 労働者のステータスが脅かされ、安い東欧の EU 諸国(ポーランド、チェコ、ハンガリー、 ブルガリア、ルーマニア等)からの労働力に依存する現況に対しての一徹的なアンチテー ゼとしてこのコービンの何でも保守党の反対党となる姿勢が労働党内での支持を受けたの ではと思われます。 ただこの労働党党首選挙の投票者は労働党員だけでなく、一般人でも 3 ポンドの投票権 を買えば投票できたこともあり、多くの保守党支持者がコービンに投票し保守党の安泰を 図ったとの逆説的な選挙であったという僻み的見方もあるようです。 彼の当選でキャメロン政権は安泰化というとそうでもありません。議会では野党 1 党の 党首というステータスが与えられ、国家秘密機関 MI5、MI6 といった諜報機関の資料及び 国家安全会議等への出席が可能となります。しかし彼から IS とかヒスボラとかハマスへ情 報が漏れることもあり国家機密の危機となるという指摘もあります。 2 今後彼が党首として影響力がないとは言えません。英国国民に対する課題を与えた選挙 となったようです。スト連発での国民生活の麻痺は御免です。インフレも御免でしょう。 今後どうなるのか英知ある英国の推移を見守りましょう。 (その2)Britishness 夏のクラシック Prom この 9 月 12 日のコービンの党首確定というエポックメーキングの日にロンドンのロイヤ ル・アルバートホール(RAH)で BBC Last Prom が行われました。Prom というのは夏だけ 行われるクラシック音楽祭のことです。7 月 16 日より 9 月 12 日まで 2 か月間、BBC シン フォニー楽団を中心に世界のオーケストラ、音楽家を招いて行われる夏の風物詩です。 筆者も Kensington に住んでいた折、毎年夏 5 回は音楽鑑賞をしゃれこんでいました。 この最終日は上記のようなきな臭い政治の匂いは全くせず、ロンドンのハイドパークに、 ウエールズのスワンジーにも、スコットランドのグラスゴーにも、そして北アイルランド のベルファーストにも公園での野外オーケストラを擁しメインの RAH と共にクラシック 音楽を楽しんでいました。 そして恒例のフィナーレには英国人の好む 2 大歌唱を各地 10 万人を超える英国人が合唱す るのが習わしです。 (註:英国は United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland という国名が正式です。通 称は UK ですし、オリンピックでは GB(Great Britain)と呼び、イングランド、スコットラン ド、ウエールズと北アイルランドの 4 か国を日本語では英国といっています。) Land of Hope and Glory、そして第 2 国歌ともいうべき OH Britania です。前者はブリテン国 の栄誉をたたえる歌であり、後者は大英帝国時代7つの海を制覇し世界一の基盤を作った 栄光の歌でもあります。過去の栄光に浸ろうとする英国国民の心情を如実に表している歌 です。この歌を繰り返し 2 度 3 度と RAH と4会場で心を一つにして歌うのです。そして日 本人にも膾炙した歌「埴生の宿」 「蛍の光」もメニューの中に入っています。スコットラン ド民謡です。 この Prom の最終日には散見するに、白人英国人が圧倒的多数参加しており Ethnic Community の人々の姿は少ない催しです。 (数人の常連日本人も日の丸を振りかざして立見 席(会場の真中にある)で楽しんでいますが)ここにはまだまだいわゆる Britishness ある いは Englishness ともいうべき本来の英国人の姿が見られます。各国にはそれぞれ国の Identity があり Character があります。昨今の Diversity 多民族社会を形成しつつある英国に はない Britishness が見られるのはこの夏の Prom だけではないでしょうか。それだけにこの 同日にへそ曲がり的党首が選出された労働党が国の骨幹を握り航海へ乗りだせるのか誠に 興味を引くところです。 (その3)Refugee 増大危機に直面する EU 前稿でも取り上げましたが難民の大量民族移動は新たな局面を展開しています。 8 月初めまでは多くのシリア、イラクそしてアフリカからの難民がイタリア、フランスを 経てカレーに集結英国へ何とか入国しようともがいていましたが、英国政府が今後 5 年で 2 万人を受け入れると表明したことからカレーでの難民問題は依然としてありながら英仏 両政府による Boarder Control(入国管理)によって表面上は鎮静化したかに見えます。 3 しかし難民の数は蟻の行進のように増え続け、シリア、イラク、アフガンよりトルコを 経てギリシャへ渡り、国境を越えマセドニアを経てセルビアに入り、EU のハンガリーへ入 りそこからオーストリアへ、そしてドイツへ大量に難民として移動しているのです。更に デンマークを経て難民受け入れ国のスエーデンへ大挙して移動しているのです。列車での 移動、それもかなわねば徒歩での生か死のパレードです。 移動先々でゴミの山を築き、ギリシャのリゾート島では人口 200 人のところへ 2000 人に もの難民が押し寄せ占拠されるという事態も発生、当事国はその扱いに苦慮しています。 その数、今年になってからギリシャ上陸者は 40 万人におよびます。EU としては EU メン バー国にそれぞれの受け入れを要請しており、ドイツは年間 80 万人もの難民の受け入れを 認めておりましたが、この 9 月 13 日には制限を決定、今後は入国審査をすると表明しまし た。またハンガリーはセルビアとの国境を閉鎖し、国境沿いにフェンスを張りめぐらし、 EU の受け入れを拒否する事態となりました。そして従来からあった EU 内自由移動(パス ポートチェックなし)はチェコ、ハンガリー、オーストリア、フランス、そしてドイツが国 境でのチェックを行うことになり事実上自由移動は廃れました(英国は従来から入国管理 は厳しく執り行っています)。 EU の過剰な人道主義、国境なき EU の理想主義は潰えつつあります。EU メンバーとは いえそれぞれの政治・経済・社会の独自性を求める権利を留保しており、この難民問題か ら新たな局面に対峙せざるを得なくなってきています。今年ギリシャ財政問題から発した この EU の諸問題は現在難民の大量移動で大混乱に陥り統一的な施策を打っても各国の思 惑、財政、そして受け入れ態勢、にばらつきがあり、統一化は不可能に近い状況です。 一方で孤立しているシリア・アサド政権へロシアが援助することになり、EU は難民だけ ではなく微妙な外交的考察も必要となる事態となってきました。また、この難民の 100 人 のうち 2 人(2%)は IS の回し者として EU へ入り込んできたとされています。今後ロシア+ シリア・アサド政権対 IS、それに関わる EU、NATO の 3 つ巴の紛争に難民問題と複雑な事 態に発展しつつあり、国連及び EU は難民については受け入れの比率を各国に負わせよう としていますがそれも果たせず、どうなることやら出口の見えない状況に陥っています。 遠い日本も洪水、火山噴火、そして安保法案論争と国内問題で四苦八苦しているとメデ イアは報じていますが、この EU 問題は今後日本にとっても大きな火種となることを決し て忘れてはならない事でしょう。 その日英関係ですが先日 9 月 3 日に UK Japan 21st Century Group のランチェロンがロンド ンで開催されました。筆者も Japan Society のメンバーとして参加しました。通常は日本か ら国会議員が大挙し参加、日英の当面の政治経済文化等の課題を討議する会議ですが、今 年は日本の議員として参議院議員武見敬三氏が参加、英国側からは貴族院(House of Lord) のロード・カニンガム氏が参加、種々意見交換を行いました。 その中で多くの日本経済界の面々はもし英国が 2017 年の国民投票で EU 離脱したら英国 から EU の国(多くはドイツ)へその本拠を移すと警告したのに対し、カニンガム氏は「例 え英国が EU から離脱したとしても、貿易面、経済的な側面(金融、保険等)では今まで と変わらない。その点をよく考慮して決して拙速な判断をしないように」と釘を刺した発 言がありました。 上記のような混沌化の EU が今までのようにブラッセルの官僚の手で運営されていた時 4 代は終わりに近づいているようです。 (その4)プレミアリーグ世界一の移籍金とラグビーワールドカップの話題 楽しい話題に移りましょう。英国国民的スポーツフットボールとラグビーの話題です。 フットボールの選手移籍期間を Window と称して夏は 8 月 1 日から 9 月 1 日まで世界のフ ットボール界は選手の売り買い(移籍)に奔走します。 今年のイングランドリーグ、プレミアリーグ 20 クラブの移籍金総額は史上最高額の 898.7 百万ポンド(約 1700 億円)を記録しました。クラブ財源の多くはテレビの放映権料です。 これで裕に東京新国立競技場が建設できますね。その中でもマンチェスターシテイは 154.2 百万ポンド(290 億円)マンチェスターユナイテッドも 115.3 百万ポンド(219 億円)を選手に投 資したのです。その選手の最高額はケビン・デ・ブルーンで M シテイがドイツのウルブス ブルグから 52 百万ポンド(99 億円)獲得したもの。そして次が同じ M シテイがリバプール から 21 歳のスターリングを 49 百万ポンド(93 億円)。驚きはマンチェスターユナイテッド がモナコから 19 歳の若手のホープとして 36 百万ポンド(68 億円)を投じたことでしょう。 10 代での最高移籍金です。云ってみれば数年前の浦和レッズの年間総収入並です (現在で はこの金額以上売上の J リーグクラブはありません)。狂っているともいえますがここまで 沸騰した影には英国のクラブの多くは上場しており、アメリカ、ロシア、そして中東のオ イルマネーがふんだんに流れ込んできているからです。 サッチャー政権の時シテイはビッグバンとして金融の自由化を行いました。そのため世 界中の資金が流れ英国は商業で稼ぐ国として君臨できたからこのような資金がスポーツに も流れてきているのです。これを良しとするか悪とするかは時の判断ですが、今後上記の コービンが政界のトップへ躍り出るようになれば、このようなスポーツへの投資は控える ようになるかもしれません。そのため、1990 年代までフットボールといえばフーリガンと いう代名詞は廃れました。観客も昔の労働者階級から中産階級へ移り、飲んで暴れて喧嘩 してのサポートから行儀よくサポートする方向へ転換してきました。 現在行われている EURO2016 の予選もあと 2 試合を残し、イングランド、アイスランド、 チェコ、オーストリアが来年 6 月フランスへの出場切符を獲得しています。そしてウエー ルズと北アイルランドも現在出場グループトップであり後 2 試合で 2 ポイント獲得すれば、 それぞれ 1958 年(ウエールズ)、1986 年(北アイルランド)以来の国際大会出場となり英国 は燃えています。スコットランドもアイルランド次第での可能性を残しており、英国史上 初めての 4 か国揃い踏みを達成できます。British Home International の国復活です。 その背景には世界一のフットボール産業を誇るイングランドプレミアリーグの繁栄があ ります。世界のトップスターが集まり、なかなか地元イングランドの選手がトップレギュ ラーになれない状況(現在わずか 30%しか登録されていない=70%は外国人選手)がここ数 年続いていますが、その中から這い上がった若手選手が台頭し英国のフットボール復活に つながったのではないかと思われます。 先の 9 月 8 日に行われたスイス戦には 20 歳の M‐United のショウが出場(残念ながらチ ャンピオンズリーグのザグレブ戦で足骨折、完治まで 6 か月かかる)21 歳組ではエバートン のストーンズ、とバークレー、更にスパーズのストライカーハリー・ケーンの 3 人、22 歳 5 ではアーセナルのオックス・チャンバレンが出場、さらに 24 歳スワンジーのシェルビー、 とリバプールのカイン、25 歳では M ユナイテッドのセンターバック、スモーリングと合わ せると U25 の選手が 9 人とここ数年では一番若い選手で構成、今後の大きな期待を寄せて います。又ウエールズも現在 FIFA ランキング 9 位とイングランドの 10 位を抜いており、 ここにはリアル・マドリッドのガレス・ベール(24 歳)、アーセナルのアーロン・ラムジー (25 歳)とタレントが揃いこれまた今後 5 年は期待が持てる陣容となっています。若手を育 てるアカデミー制度も漸く花を咲かせたことを示しています。 そして今月のハイライトは何と言ってもラグビーワールドカップの開催です。1999 年以 来のイングランドウエールズでの開催です。この 9 月 18 日開幕し 10 月 31 日の決勝まで 2012 年のロンドンオリンピック以来のお祭りが始まります。 ラグビーはフットボールから派生したスポーツですが(Rugby 校で始まる)フットボー ルと違う環境の中で育ってきた英国のスポーツです。まずは学校でのスポーツとしてラグ ビーを校技としているのは有名私立校です。全国に 50 あまりのいわゆる Public School(全 寮制の 8 歳から 18 歳までの一貫教育の私立校)で盛んに行われ 80 年代までは全国のラグ ビー大会では Oxford、Cambridge 大の卒業生が活躍、両大学から代表選手も多く輩出して いました。しかしその後 1990 年代に初めてラグビーもプロ化し、一般の Commoners(庶民) からもラグビー選手が生まれてきたのです。 その背景から観客層は中産階級そして富裕層、高学歴層であり、フットボールとは全く 違う雰囲気です。スタジアムも今回のワールドカップではウエンブレイスタジアム、マン チェスターオールド・トラフォードスタジアムといったフットボールスタジアムも使用し ますが、メッカはロンドンのトイッケナムスタジアムです。ラグビー専用です。開幕戦、 決勝戦とも 8 万人のトイッケナムで行います。良く言われることは芝の長さの違いです。 フットボール 1 インチ、ラグビー2 インチと芝はラグビーが長いのです。そしてビデオ判 定もあり、かつイエローカードは 10 分のシンビン(アイスホッケーと同じ)に待機です。 アジアからは日本が出場します。練習試合ではジョウジアに勝っていますが果たして本 番でどこまでやれるか、期待しましょう。 筆者も 1999 年のワールドカップでは日本の新聞の通信員として観戦記事を送稿してお り今回も 2 試合観戦し帰国する予定です。 涼しいロンドンより 2015 年 9 月 15 日 6
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