情報品質管理サービス 信頼性向上によるビジネスプロセスの改善 情報の信頼性が意思決定を変える ビジネスの目的に基づく情報品質 情報品質:終わりなき改善プロセス 今日、企業は有り余るほどのデータを入手可能となり、 その情報量は、驚異的な速度で増え続けています。し かし、有用で高品質な情報となると、話は別です。多 くの企業がよりよい情報を入手すべく努力を続けてい ますが、改善は簡単ではありません。そのため、分析 のための情報入手作業は非効率になりがちで、当然失 敗のリスクも高まります。このような状態は、必要な ビジネス質問への回答に多大な労力を必要とします し、その場の改善活動に費用と時間を浪費しがちです。 さらに良くない場合には、監査や訴訟などにより、損 失が回避不可能になってから欠陥が明らかになる場合 もあります。 データ品質の問題の一般的な原因としては、システム の不適切な使用、ビジネス プロセスの瑕疵、成功事 例から学んでいないケースなどが挙げられます。しか し、データ品質問題の原因がいかなるものであろうと、 HP はお客様の情報を、正確で、タイムリーで、有用で、 完全で、明解で、信頼できるものにするお手伝いをし ます。HP のソリューションでは、情報品質の問題を ビジネスの目的の観点から取り組み、具体的なビジネ ス目標に対して業務プロセスと具体的なデータ項目と 関連付けます。最終的な目標は、データを業務プロセ ス内で必要不可欠なものにすることです。IQM プログ ラムの確立のためのフレームワークによって、次のこ とが可能になります。 • 高品質なデータの容易な収集、アクセス、使用 情報の品質を高める努力は難しい作業ですが、正しく • ビジネス プロセスや業務アプリケーションが必要と 行えば大きな成果が得られる領域でもあります。しか するレベルのデータ品質を実現 し、全ての問題を一度に解決しようとしたり、技術に ばかり注目した取り組みをしたりすることは得策で • 予測や分析の信頼性の向上 はありません。HP の情報品質管理（IQM: Information 品質管理を成功させる Quality Management）サービスは、お客様のビジネス の方向性を意識しながら短期間で成果を達成するプロ ベスト プラクティス グラムを提供します。 HP は、お客様企業が反復的で継続的な品質プログラ HP は、システムから提供される情報を信頼に値する ムを構築するため、過去の成功事例を提供します。HP 状態へと改善し、お客様企業が確信を持って意思決 の IQM 手法は、情報品質の向上に必要なものとして、 定をすることを可能にするお手伝いをします。HP は、 人員、プロセス、ツール、テクノロジーを重視しており、 お客様企業の経営層やビジネス部門の参画を促し、具 次の 3 つの重点を設けています。 体的なビジネスの目的に沿ったかたちで、総体的な観 • データ品質の管理において発生する組織間の問題を 解決するための説明責任と負担義務に関する明確な 点から情報品質の向上を実現します。サービスの成果 定義 物は、フェーズ分けのために優先度の高低をつけたか たちで、長期的な観点に基づく詳細な計画が提供され • データ品質を適切に維持するため、アプリケーショ ます。その計画の中では、情報の品質について認識し、 ンを監視し、データ変換処理の際に、データの瑕疵 監視し、報告し、改善するために必要な、人員、プロ を自動的に修正し、新たな瑕疵データの発生を未然 セス、手順、技術的なアーキテクチャの組み合わせに に防止する品質管理フレームワーク ついて定義されます。 • 重要なビジネス メタデータを収集、共有、配布する ことにより、データ要素の妥当性を迅速に自動的に 検証し、データの変更が企業全体に与える影響を分 析可能にするメタデータ管理 HP のメソドロジーは、お客様企業の現在の状況と、 理想とする最終状態までの変化をモデルに当てはめる ことで、その過程で必要になる機能やコンポーネント を明らかにする成熟度モデルに基づいています。これ により、受動的で無秩序なプロセスから、ベスト プラ クティスと呼ぶことのできる、プロセスが自動化され た高い成熟度レベルまでの進化が可能になります。最 終的に成果物として、ビジネス ニーズに基づく、段 階的なアプローチが可能な、社内の各ビジネス リー ダーの承認に基づく詳細な計画ができあがります。こ の計画に基づきプロジェクトを開始することで、段階 的な改善効果を迅速に得ることができます。 このモデルを使えば、全社的メタデータ管理システム を新たに導入せずとも、リポジトリを迅速に容易に作 成し、メタデータの収集と公開を開始できます。 マスター プラン マスター プラン プロセスは、IQM フレームワークに おいて目標とする成熟度レベルを決定し、成熟度ギャ ップ分析を実行し、ギャップを埋めるために優先度付 けされた作業計画を作成することを目的とします。最 初に、迅速に効果を生み出す最重要のビジネス課題を 対象としますが、そこから範囲を広げる検討も可能で す。このプロセスにより、ビジネスの目的と、ガバナ ンス、管理責任、品質管理、メタデータを結び付ける ことができます。 HP のメソドロジーは、情報品質改善プロセスのため に独自に開発されました。10 数年にわたる経験に基 づき、明確に定義された成果物とフレームワークを持 つベストプラクティスを利用することで、迅速な開発 とプロジェクトのリスク軽減が可能です。HP の持つ 経験とメソドロジーを利用して、情報システム部門と ビジネス部門の間の協力と合意を確立し、情報品質管 理のための総合的アプローチを実現できます。 知識と経験に基づくサービス 情報の品質を向上させるためには、客観的で、尚且つ お客様のビジネスを理解するパートナーが必要です。 HP は幅広い業界知識とテクノロジーの専門知識を備 えながら、情報品質の問題へのアプローチに対してま ずビジネスの観点から取り組み、その後に的確な技術 ソリューションを提案できます。HP の情報品質管理 サービスは、製品から中立した純粋なサービスであり、 情報管理分野の最先端のツールに精通したコンサルタ 企業における情報品質管理の実現 ントによって提供されます。そのため、偏りのない助 HP の情報品質管理サービスは、戦略、管理、導入、 言の提供と、お客様の IT 環境とビジネス ニーズに適 サポートの一連の過程を次のように実現します。 合した最適な製品を選択します。 HP のトータルソリューション ツール セレクション HP は、成長と合併を繰り返すこのマーケット領域に 対して、豊富な経験と偏りのないアドバイスでお客様 企業のツール選択をお手伝いします。HP は、要件の 収集、選択基準の明確化、ツールベンダ候補リストの 作成と評価、選択されたツールを利用した情報品質管 理実現のための詳細なモデルと計画を作成します。 HP は、サービス、ソフトウェア、ハードウェアの強 力な製品群の組み合わせにより、組織全体の可視性、 洞察力、意思決定を改善する情報ソリューションを提 供し、ビジネスのパフォーマンスと生産性を改善しま す。HP は、全世界で数千人のコンサルタントを抱え、 各業界ソリューション、Neoview エンタープライズ データウェアハウス ソリューションを擁する、世界 最大のテクノロジー企業です。そして、常にお客様の 情報品質管理の実装 信頼できるアドバイザーであり、実装のエキスパート メタデータはデータ品質の見極めにとても重要です。 であり、戦略的なビジネス パートナーであることを メタデータは、データの発生元、利用者、関係者、管 お約束します。 理責任者の名前、品質の定義、品質の基準、問題解決 のプロセスに利用されます。IQM 作業で収集または作 HP のビジネス インテリジェンス コンサルティング 成されたメタデータを記録するために、HP ではIQM サービスの詳細については、HP の営業へお問い合わ メタデータ リポジトリ モデルを作成しました。 せいただくか、HP の Web サイト www.hp.com/jp/go/bi をご覧ください。 お問い合わせはカスタマー・インフォメーションセンターへ 03-6416-6512 月∼金 9:00 ∼ 19:00 土 10:00 ∼ 18:00（日、祝祭日、年末年始および5/1を除く） HP BI ソリューションに関する情報は www.hp.com/jp/go/bi HP の製品およびサービスに対する保証は、それらの製品およびサービスに付属の保証声明書に記載されているもの に限ります。本書の記載は、追加の保証を構成するものではありません。HP は、ここに含まれる技術上または編集 上の誤りや記載もれについて、責任を負いかねます。 本カタログは、環境に配慮した用紙と 植物性大豆油インキを使用しています。 Technology for better business outcomes 記載事項は 2009 年 1 月現在のものです。 ここに記載されている情報は、予告なしに変更されることがあります。 © Copyright 2009 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 日本ヒューレット・パッカード株式会社 〒102-0076 東京都千代田区五番町7番地 4AA2-4412JPN WCI09721-01
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