薬の効き方ⅡB

CO-2-Ⅱ-04
薬の効き方ⅡB
担
成田
当
者
一般目標
(GIO)
到達目標
( SBO s )
薬の作用機序と病態をそれぞれよく理解しておく必要がある。
事後学習・復習等をしっかり行うこと。
基本的に授業のある木曜日の 14:00~18:00。 出張などで外出あるいは会議やセミナー、
実験などで不在の時は、メールにより質問・相談を受けつけ、後日別日に面接する。
項
参考書 など
1 単位
【炎症と薬】
1. 代表的な炎症治療薬を挙げ、作用機序および主な副作用について説明できる。
【痛みと薬】
1. 疼痛の分類と疼痛発現機構を説明できる。
2. 代表的な非ステロイド性抗炎症薬およびステロイド性抗炎症薬を挙げ、薬理作用、機序、
主な副作用について説明できる。
3. 代表的な麻薬性鎮痛薬を挙げ、薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
【中枢神経系に作用する薬】
1.代表的な全身麻酔薬を挙げ、その薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
2. 代表的な中枢性筋弛緩薬を挙げ、その薬理作用、機序、主な副作用について説明できる。
【知覚神経系/運動神経系に作用する薬】
1. 知覚神経に作用する代表的な薬物(局所麻酔薬など)を挙げ、薬理作用、機序、主な副
作用について説明できる。
2. 運動神経系に作用する代表的な薬物(末梢性筋弛緩薬など)を挙げ、薬理作用、機序、
主な副作用について説明できる。
【緩和ケアと長期療養】
1. 癌性疼痛に対して使用される薬物を列挙し、使用上の注意について説明できる。
【化学構造】
上記の薬物のうち代表的なものについて基本構造を示すことができる。
(薬物の基本構造については、各治療薬の説明の際に概説する。)
講義形式で行う
目
痛み反応のメカニズム
局所麻酔薬
全身麻酔薬 (1)
全身麻酔薬 (2)
末梢性筋弛緩薬
中枢性筋弛緩薬
非ステロイド性抗炎症薬(1)
非ステロイド性抗炎症薬(2)
麻薬性鎮痛薬(1)
麻薬性鎮痛薬(2)
がん性疼痛治療薬(1)
がん性疼痛治療薬(2)
緩和医療
成 績 評 価
の方 法
成 績 評 価
の基 準
教 科 書
必修
年
授業の形式と各回の内容
授業の形式
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
後期
炎症、疼痛に作用する薬物に関する基本的知識を修得する。
受 講 心 得・
準備学習等
事 後 学 習・
復 習 等
オフィスアワー
回
第 2 学年
内 容
疼痛の分類と疼痛発現機構
局所麻酔薬の薬理作用およびその使用法
全身麻酔薬の薬理作用およびその使用法 (1)
全身麻酔薬の薬理作用およびその使用法 (2)
末梢性筋弛緩薬の薬理作用と使用法
中枢性筋弛緩薬の薬理作用と使用法
炎症の病態生理と非ステロイド性抗炎症薬の薬理作用
非ステロイド性抗炎症薬の分類と使用法
オピオイド受容体
モルヒネの薬理作用と副作用
WHO 方式がん疼痛治療薬
がん性疼痛とその治療
緩和医療
成績評価は本試、追再試によって行う。
期末の試験結果の合計点が原則 60 パーセント以上を合格とする。
成田
年編「分子病態薬理学 II」(京都廣川書店)