平成26年度下仁田町国民健康保険保健事業実施計画 1 目的 下仁田町国民健康保険では、被保険者の健康の保持増進により、結果として医療費の適 正化を図るために各種保健事業を実施している。各保健事業を総合的かつ効果的に推進す ることを目的として、国民健康保険法第82条に基づき「平成26年度下仁田町国民健康 保険保健事業実施計画」を策定する。 2 基本方針 (1)特定健康診査・特定保健指導等の推進 生活習慣病の予防に着目した特定健康診査・特定保健指導を軸に、被保険者の状況に 対応した受診環境や保健指導体制の整備を図る。 (2)健康教育事業・健康相談事業の推進 地域の実情に応じた多様な健康教育を行うとともに、被保険者ごとにきめ細かな健康 相談を実施する。 (3)普及啓発事業・疾病予防事業の推進 多様な年齢層の被保険者が参加しやすい普及啓発イベントや体力づくり・高齢者の活 動支援等を実施する。 (4)訪問指導事業の推進 訪問指導が必要な被保険者を中心に実施し、生活習慣病の予防や重症化の防止を図る。 (5)推進体制の整備等 関係部署及び関係機関・団体との連携を強化し、円滑な事業実施を図るとともに、保 健事業従事者の研修機会を確保する。 3 事業計画 基本方針に基づき次の事業を実施する。 事 業 名 内 容 特定健康診査・特 【特定健康診査事業】 定保健指導等 特定健康診査等実施計画に基づき、生活習慣病の予防に着目した 効果的・効率的な健康診査事業の実施により、被保険者の健康管理 を図る。未受診者に対して、はがきや訪問・電話による受診勧奨を 行う。 《実施時期》5~7月(集団健診) 、6~8月(個別健診) 《実施方法》集団健診、個別健診(下仁田厚生病院) 《自己負担額》1,000 円 《平成 26 年度目標受診率》48% 【特定保健指導事業】 特定健康診査等実施計画に基づき、特定健診の結果から動機付け 支援及び積極的支援に階層化された者を対象として、生活習慣の改 善を促し、生活習慣病の予防を図る。 《実施時期》通年 《実施方法》健診結果説明会等による集団指導及び個別指導 《自己負担額》なし 《平成 26 年度目標実施率》40% 【人間ドック事業】 被保険者の健康管理、疾病の早期発見、受診者の費用負担の軽減 と多様な受診機会の確保、人間ドック受診による特定健診受診率向 上を目的に人間ドック受診費用の助成を行う。 《実施人数》日帰り 135 名、泊り 25 名 《実施時期》4~3月 《実施方法》下仁田厚生病院で実施 《自己負担額》日帰り 8,640 円、泊り 15,930 円 健康教育事業・健 各種健康教育や健康相談等の実施により、健康についての理解を 康相談事業 深めてもらう。 《実施時期》通年 《実施方法》各種健康教室・健康相談等の実施 普及啓発事業・疾 【グラウンドゴルフ大会】 病予防事業 なじみやすいグラウンドゴルフで健康づくりを図る。 《実施時期》5月 21 日(水) 《参加料》無料 【健康祭】 自分の健康を見直す機会となるよう、保健、医療、福祉とともに イベントを実施する。 《実施時期》隔年(次回開催 27 年度) 【健康家庭表彰】 健康管理に対する認識を啓発することにより事業の健全なる運営 を図る。 《基準》国保加入世帯、被保険者が1人の世帯は基準日前の2年間 無診療又は2人以上の世帯は基準日前の1年間無診療世帯、特定 健康診査対象者は特定健康診査を受診している世帯、国保税を完 納している世帯 《実施方法》記念品又は記念品代 【行政出前講座】 住民の方に、国保に対する理解を深めて頂くために、地区に出向 いて制度の説明を行う。 《対象》5人以上の団体・グループ 《受講料》無料 訪問指導事業 【多受診・重複受診等訪問】 重複・頻回等の受診歴を有する者の家庭を訪問し、健康状態や生 活状況を把握するとともに、健康相談やかかりつけ医の推奨による 適正受診指導等を行い、被保険者の健康保持増進及び医療費の適正 化を図る 4 推進体制 保健事業の円滑な実施を図るための推進体制は、次のとおりとする。 関係機関・団体 下仁田町 医師会・歯科医師会・薬剤師会 保健推進協議会・食生活改善推進協議会 健康課国保係 健康課健康づくり係 健康課保健係 5 ・総合調整・普及啓発 ・人間ドック助成事業 ・特定健康診査・保健指導推進 ・特定健康診査・保健指導推進 研修機会の確保 保健事業のレベルアップを図るため、保健事業従事者の研修機会を確保するものとする。
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