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ISO 22000の審査と認証にかかるTQCSI方針
本方針文書は、ISO 22000の食品の安全マネジメントシステムの審査と認
証における解釈についてTQCSI認証承認委員会が決定した方針を
記述するものである。
これは顧客の食品の安全マネジメントシステムを審査する際に審査員が
参照すべきTQCSI業務指示書41(食品安全マネジメントシステム、ISO
22000とHACCP)を補足している。
不適合はWI 32(品質マネジメントシステム認証)に記載されている様に対
処されるものとする。
重大な不適合が提起された場合、其々の主任審査員または統括マネ
ージャーは、顧客が不適合に対して十分な対処のできる時間枠を決定
する様考慮する事とする。
時間枠は3ヶ月以上であってはならず、公共の安全にリスクがある場合
はもっと短縮する事とする。
目安として、
・ 文書管理、マネジメントレビュー、トレーニングなどに関連する重大な不適
合-3ヶ月
・ 重要管理点のモニタリングに関する重大な不適合-2ヶ月
・ 公共の安全に関する重大な不適合-1ヶ月
・ 公共の安全を直ちにまたは深刻に脅かす重大な不適合-1週間
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以下の場合に軽微な不適合が提起される事とする。
・ 食品の安全マネジメントシステムの有効性に重大な影響を持つ可能性
のある不具合が前回の審査で提起されたにも係らず対処されて
いない場合。
・ 重大な不具合、或は多くの似た様な不具合によって食品の安全マ
ネジメントシステムの一部に欠陥があるか、または食品の安全が脅か
されると推測される場合。
・ 重要管理点の許容基準をモニタリングする事で、食品の安全、或は
食品の安全マネジメントシステムの安全性が十分に信頼できる様にな
るわけではない場合。
・ オペレーション前提条件プログラムをモニタリングする事で、食品の安全、
或は食品の安全マネジメントシステムの安全性が十分に信頼できる様
になるわけではない場合。
・ 法的または規制的な要求事項に重大な違反がある場合。
・ 微生物検査または環境ふき取り検査がHACCP検証工程に従っ
て行われなかった場合。
・ 食品の安全マネジメントシステムまたはHACCPプランの全て項目が、過
去12ヶ月以内に内部監査を受けていない場合。
・ マネジメントレビューの全要件が過去12ヶ月以内に行われていない場
合。
・ 是正方法が危害分析や管理手段の分類に基づいていない場
合。
以下の場合に重大な不適合が提起される事とする。
・ 軽微な不適合に対処する行動計画が合意されているのに実行さ
れていな場合。
・ 重大な不具合、或は多くの似た様な不具合によって食品の安全マ
ネジメントシステムが崩壊するか、或は食品の安全に直結した脅威の
兆候がある場合。
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・ 重要管理点の許容基準をモニタリングする事が、HACCPプランへの
深刻な違反となる場合。
・ オペレーション前提条件プログラムのモニタリングがオペレーション前提条件プ
ログラムプランに深刻な違反をもたらす場合。
・ 法的要求事項に非常に重大な違反がある場合。
・ 食品の安全マネジメントシステム、或はHACCPプランの内部監査が過
去12ヶ月以内に行われていない場合。
・ マネジメントレビューが過去12ヶ月以内に行われていない場合。
一般方針
・ ISO 22000検証は以下の微生物検査を含む事とする。
・ 顧客が保存期間を決めた場合の保存可能期間
・ 妥当と思われる全ての病原菌に対して、少なくとも6ヶ月毎に
行われる最終製品
・ 環境(調理場所、設備、その他のふき取りによる総生菌数)
・ 食品安全チーム、或はHACCPチームを組織し、食品安全マネジメントシ
ステム文書、HACCP計画、HACCP検証のレビュー、システムの更新を
承認できる様にしなければならない。
・ 重要管理点のモニタリング記録は適当な期間ファイルに残しておかな
ければならない。
・ 重要管理点(CCP)を監視するために使用された温度計・サーモス
タットは、国家標準にトレーサブルな方法で較正/チェックされま
す。
これは通常、(国家標準にトレーサブル)適合の証明書を必要とな
る、またチェックの検証として維持する為に、他の温度機器を確認
する際に使用される基準温度計として保持されなければなりませ
ん。
氷と沸点チェックがチェックを補足してもよいが、代わりに使用す
ることができません。
チェック/較正の期間は通常12か月毎であるが、これは、適合に
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関連する証明書に別段の指示が、合理的な検証によって変更で
きます。
Approved: Original signed
承認
Craig Bates
President, TQCSI
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