◆ 広報・啓発活動の実施事例 〔平成 23 年度版〕 ● 不法投棄防止啓発チラシを全戸配布している事例(岐阜県岐阜市) 表面には不法投棄防止啓発の内容を、裏面には悪質な粗大ごみ回収業者に廃棄物回 収を依頼する事の危険性を啓発する内容のチラシを住民全戸に配布したところ、不法 投棄に対する問い合わせが増え、住民の不法投棄に対する意識が高まりました。 〈表〉 ● 〈裏〉 不法投棄物への警告ステッカー貼付の事例(神奈川県川崎市、愛知県東郷町) ① 市民からの通報や定期的なパトロール時に不法投棄物を確認した場合、投棄物に 警告シールを貼ることで投棄者に注意・警告を行っています。警告シールを貼るこ とにより、不法投棄は犯罪であることを知らせ、投棄した廃棄物は適正に処理する よう促しています。 (川崎市) 1/5 ② 不法投棄物には警告シールを貼り、不法投棄は犯罪であることを周知し、投棄者 に撤去するよう啓発しています。シールには投棄者を調査し、判明しだい罰則を適 用するとの文面を掲載し効果を高めています。警告ステッカーを貼付し啓発したこ とで、投棄者が持ち帰ったと思われる事例もありました。 (東郷町) ● 不法投棄防止強調月間を設けポスターにて広報している事例(福岡県福岡市) 毎年 12 月を「不法投棄防止強調月間」と位置付け不法投棄防止活動を強化してお り、啓発活動の一環としてポスターを制作し、市・区役所、市民センター、公民館、 町内会示板、市営地下鉄主要ターミナル等に掲示しました。多くの市民の目に触れる ことで、不法投棄防止意識の向上に努めています。 2/5 ● 大型看板を設置して市の取組みをアピールしている事例(福井県敦賀市) 市外からの来訪者が多い観光名所及び市への玄関口にあたる国道沿いの 2 箇所に 大型の不法投棄防止看板を設置することで、敦賀市が不法投棄防止に向けた活動や廃 棄物適正処理を推進していることをアピールしています。 看板の絵と標語は「敦賀市かんきょうコンクール」入賞作品の中から不法投棄防止 関連のものが採用されました。 ● 義務外品の回収体制をきめ細かく案内している事例(神奈川県横浜市) 家電小売店によって設立された任意団体「横浜家電リサイクル推進協議会」は、 家電 4 品目の義務外品について排出者からの引き取りを実施しています。市のホー ムページで、 「横浜家電リサイクル推進協議会」受付フリーダイヤルの紹介(下表) のほか、同協議会の家電リサイクル協力店、市内近郊の指定引取場所などをきめ細 かく案内しています。 3/5 〔平成 26 年度版〕 ● 不法投棄防止啓発チラシにより廃棄物特別回収日を案内している事例 (長野県須坂市) 「不法投棄は犯罪であり、パトロールや監視カメラで不法投棄を監視している」こ とを周知する啓発チラシを年2回全戸に回覧しています。また、裏面には廃家電の適 正排出の方法に加え、年4回市役所前にて実施している家電4品目や小型家電の廃棄 物及び一般廃棄物の特別回収の案内を掲載し、市民に対する廃棄物排出の利便性向上 と不法投棄防止の意識向上を図っています。 なお、平成26年度の特別回収にて家電4品目の廃棄物は前年より79台多い26 4台が回収されており、同市全体の不法投棄量も35%削減されました。 表:不法投棄防止啓発 ● 裏:特別回収の案内等 警察との連携強化を市民にアピールしている事例(京都府亀岡市) 不法投棄行為者の特定には警察との連携が不可欠であると考え、以前から警察との 情報共有を図り捜査への協力を行ってきましたが、平成26年度には警察との連携を より大きく市民にアピールするため次のような施策を実施しました。 ①不法投棄現場が発見された場合、小規模な事案を除いて亀岡警察署の警察官とと もに現場確認を実施しました。 ②市の不法投棄に関するホームページに、捜査中の警察官の写真を掲載することで 4/5 捜査案件であることをうたって情報提供を呼び掛けました。 こういった警察署との連携をアピールすることで、犯人検挙に向けた精度の高い情 報提供を呼び掛けることが可能となるほか、不法投棄防止に向けた抑止力を高める効 果が期待できるとのことです。 平成27年度からは、市と警察署との間で協定を締結することで不法投棄禁止看板 等への「亀岡市・亀岡警察署」と連名表記する警察署の許可を不要(届出制)として 迅速な対応ができるようにし、更に、市・警察・地域住民の合同パトロール等の活動 を実施するなど、より一層の連携強化に努めることとなっています。 市ホームページの不法投棄捜査する警察官 5/5
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