施設分離型小中一貫校 品川区立荏原第六中学校 校長 佐藤 勝 松本 覚 品川区立小山小学校 校長 「教育は人なり」 荏原第六中学校長 佐藤 勝 例年になく厳しい寒さが続いた年の初めでしたが、3月半ばから一気に温かくなりました。そのせ いか今年は桜の開花が早く、校庭の桜の木はすでに葉桜になり始めています。入学式当日まで、何と 文字の多い紙面になるの か少しでも咲いていてほしいものです。 (小山小校長巻頭言) で1~2箇所のカットか 3月の卒業式では、多くのご来賓や保護者の方と共に 90 人の立派な卒業生を送り出すことができ 写真を挿入する予定で ました。ご来賓の皆様には、多くの温かい励ましのお言葉をいただき、誠にありがとうございました。 す。内容や季節に合った そして、この4月には 83 人の新入生を迎え、おかげさまで今年度も昨年に続き全学年が3クラス編 カットか写真を松崎が挿 成となりました。昨年も書きましたが、本校で計9クラスとなったのは平成2年以来のことです。地 入いたします。 域や保護者の皆様からの厚い信頼と期待にしっかりと応えていかなければならないと、今、全職員が 身を引き締めております。 さて、私も本校に着任して、はや4年目となりました。毎年、この時期に職員に繰り返し伝えてい るのは、 「教育は人なり」ということです。つまり、教育の本質は教師の全人格をかけて子どもと関わ ることだということです。これは、これまで着任したどの学校でも、私は繰り返し職員に伝えて続け てきたことです。 このことを学んだのは、今から三十数年前、私が教員になったばかりのことです。当時私が採用に なったのは、都立の肢体不自由養護学校(今の特別支援学校)でした。そこで私は、子ども一人一人 を大切にする教育とはどういうことであるか身をもって体験しました。教師がその子の成長を願って 全人格をかけて教育にあたる。今振り返ると、苦労も多くありましたが、私は教育の原点ともいえる 経験を若い頃にでき、つくづく恵まれていたと思います。 そして、もう一つ。職員だけでなく卒業式、入学式も含めて繰り返し生徒に話しているのは、先の 大震災を決して忘れてはならないということです。東京では、このようにあたりまえの生活を送るこ とができていますが、被災地では今も23万人もの人が避難生活を送っています。そして、今この時 にも、福島では原発事故の処理のため多くの人が、命がけで働いてくれているのです。このことを私 たちは決して忘れてはなりません。 近代社会となってからも我が国は、関東大震災や太平洋戦争での東京大空襲、広島・長崎への原爆、 そして阪神淡路大震災など幾度も大きな困難を背負ってきました。しかし、その度に驚異的なまでに 文字の多い紙面になるの 心を一つにし、そして信じられないような想像力を発揮して、それらを一つ一つ乗り越えてきました。先 で1~2箇所のカットか の震災直後も、避難所では進んで食べ物を分け合い、怒鳴り声もけんかもない人々の姿を世界中の人が驚 写 真を挿入する予定で きの目でみていました。このように過去、幾多の困難を乗り越えてこられたのは、これまでの我が国の教 す。内容や季節に合った 育の果たしてきた役割が大きいのではないでしょうか。 カットを松崎が挿入いた 「教育は人なり」 私は、このことを本校の教職員に改めて徹底し、 します。 教師一人一人が高い使命感と溢れる情熱を持って子どもたちと向かい合 う、そんな荏原第六中学校にしていく決意でおります。今年度も、地域・ 保護者の皆様をはじめとして、本校をとりまく全ての皆様から温かいご 支援とご協力をいただけますようお願い申し上げます。 施設分離型小中一貫校 品川区立荏原第六中学校 校長 佐藤 勝 松本 覚 品川区立小山小学校 校長 新年度の始まりにあたって 品川区立小山小学校校長 松本 覚 暖かな春休みとなりました。今年の桜の開花は東京が全国で一番早かったよ うです。小山小学校も六十余名の新入生を迎え、平成 27 年度がスタートしまし た。花の盛りは過ぎていましたが、小山の子供たちの心の桜は、今が満開です。 保護者の皆様、お子様のご入学、ご進級おめでとうございます。また、地域の皆様には本年度も子 供たちがお世話になります。一年間よろしくお願いいたします。 新年度の始まりに当たり、2つのことをお話ししておきたいと思います。 一つ目は「三位一体の教育」についてです。教育は学校だけで完結することはできません。子供を 取り巻く『学校』 『保護者』『地域』が三位一体となって取り組む、社会的な活動であると考えていま す。 「学校の教育力」 「家庭の教育力」 「地域の教育力」それぞれが独自の力を持っています。学校は「教 育専門機関としての責任」を、保護者は「親としての責任」を、地域は「社会環境としての責任」を、 それぞれに自覚し、子どもたちのよりよい成長を目指していかなければなりません。3つの力が、相 互に連携を取って子供たちに働きかけていくことで、十全の教育力を発揮することができるのです。 私たち学校は、学校教育の当事者として、小山小学校の教育活動の改善に取り組み、教職員の力量を 伸ばしていくと共に、子どもたちが楽しく充実した学校生活を送り、着実に学力を身につける、最善 の学びの場となるよう、一丸となって尽力してまいります。どうぞ、それぞれの立場から、最大限の ご協力をお願いいたします。 もう一つは「小中一貫教育」についてです。小山小学校は、荏原第六中学校との施設分離型一貫教 育の取り組みを進めております。新一年生の入学は、義務教育9年間の始まりであると捉えています。 小山小と六中は、 「自立した市民」としての人格の完成をめざし、 「自立した精神を持ち、助け合って 生きる適応力のある児童・生徒を育てる」を共通目標に設定しています。自立した市民とは、社会人 として必要な教養を身に付け、自分で考え判断して行動することのできる学力と、周囲と共同して物 事に取り組んでいくことのできる豊かな人間性を身につけた人です。 今年度の小山小学校では、 ①基礎的な学習内容をしっかりと身につけさせる。 ②人に伝える力を育てる。 ③礼儀や決まりをしっかりと身につけさせる。 ④お互いを大切にする態度を育てる。 ⑤学校、保護者、地域が協同して育てる。 ことを重点に、取り組みを展開してまいります。 平成27年度が、子供たちの成長のために充実した1年となるように、保護者、地域の皆様と力を 合わせていきたいと思います。本年度もご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。 小山小学校 荏原第六中学校 日 曜 1 行 事 行 日 曜 水 1 水 2 木 2 木 3 金 3 金 4 土 4 土 5 日 春季休業終 春季休業終 5 日 6 月 始業式 新任式 入学式 6 月 7 火 入学式 2~6 年給食始 安全指導日 7 火 8 水 オリエンテーション 1年給食始 8 水 9 木 各種委員会 委員会 9 木 10 金 進級写真 10 金 11 土 校庭開放(午前・午後) 11 土 12 日 校庭開放(午前) 12 日 13 月 朝会(任命式) 13 月 14 火 心臓検診一次 14 火 15 水 歯科検診(9) (教育会) 1年生を迎える会 15 水 16 木 内科検診(7) (研修会) 保護者会 1・2・3 年 交通安全教室1年 三計測2年 16 木 17 金 各種委員会 17 金 18 土 土曜授業 発育・体力測定 歯科検診(8) PTA総会 部活動保護者会 学校公開 18 土 19 日 校庭開放(午前・午後) 19 日 20 月 避難訓練 全校朝会 20 月 21 火 全国学力学習状況調査(9) 生徒総会リハーサル 全国学力学習状況調査(6年) 内科2・6年 21 火 22 水 生徒総会 音楽朝会 視力5年 22 水 23 木 23 木 24 金 24 金 25 土 校庭開放(午前・午後) 25 土 26 日 校庭開放(午前) 26 日 27 月 朝会 家庭訪問(午前授業)心臓1年 27 月 28 火 家庭訪問③(午前授業 家庭訪問(午前授業) 消防写生会 歯科 3・5・6 年 28 火 29 水 昭和の日 校庭開放(午前・午後) 29 水 30 木 家庭訪問④(午前授業 家庭訪問(午前授業) 児童集会 視力2年 30 木 (職員連絡会) 腎臓検診一次 内科検診(8) 保護者会(8・9) 安全指導日 眼科検診 始業式 SU 避難訓練 全校朝会 事 三計測6年 代表委・縦長会 保護者会 4・5・6 年 学校公開 尿検査1次 三計測5年 三計測4年 三計測3年 縦割り班顔合わせ SU 三計測1年 ぎょう虫卵検査回収1~3年 内科検診(9) (職員連絡会) 歯科検診(7) 視力6年 なかよし給食 家庭訪問①(午前授業 給食有) 家庭訪問②(午前授業 給食有) 給食有) 給食有) 離任式 内科4・5年 クラブ 視力4年 CSU 視力3年 内科1・3 年 ぎょう虫卵検査回収予備日 校庭開放(午前)・・・10:00~12:00 校庭開放(午後)・・・14:00~16:00
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