県内市町村において発生した不審電話事例

県内市町村において発生した不審電話事例
番号
23
22
21
日時
11月4日
10月28日
10月21日
市町村
概要
十日町市
平成27年11月4日(水) 10時30分頃
市内在住の女性のもとへ、市役所職員を名乗る男性から次のような電話があった。
「6月に後期高齢者医療の保険料還付通知を送ったが、一部の地域に届いていないことがわかった。あなたに36,000円
ほど保険料の還付があるが、手続きをされていないようなので電話した。振り込むので口座を教えてほしい。カードは持っ
ているか」と言われた。
女性が「郵便局の口座はあるが、カードは持っていない」と答えたところ「郵便局に確認してみる。2、3時間後にまた電話
する」と言われ電話が切られた。
その後電話が来なかったので、市役所に相談に来た。
市で確認したところ、保険料の還付に該当がなかったため、詐欺の疑いのある電話と発覚した。
女性には、市ではそのような電話はしていないことを説明して注意喚起し、このような電話には対応しないよう指導する
とともに、警察に相談するよう案内した。
また、市役所内部の防犯担当課、消費者相談担当課に情報提供し、防犯担当課より警察にも報告した。
佐渡市
平成27年10月28日(水) 10時30分頃
市内在住の男性宅へ市役所保険課を名乗る者から、4~5日前に次のような電話があった。
「37,500円の医療費の払い戻しがあるが、先月までで請求が終わっている。郵便局の口座はあるか。キャッシュカードを
持っているか。携帯電話を持っているか。振込の手続きをこちらでするので、郵便局から再度連絡がある。金額を覚えて
いてほしい」と言われたので、「医療費の払い戻しの手続きは以前にしたつもりだ」と答えて電話を切り、30分~40分待っ
たが電話が来なかった。
男性は郵便局にも行って確認したが、そのような電話はしていないと言われた。
市で確認したところ、医療費、保険料等の還付に該当がなく、高額療養費の申請手続きは既にしてあり、支給も終わっ
ていたことから、詐欺の疑いのある電話と発覚した。
男性に改めて注意喚起し、このような電話には対応しないよう指導するとともに、警察に相談するよう案内した。
阿賀町
平成27年10月21日(水) 14時00分頃
町民から役場職員を名乗る男性から電話があり、「平成20年からの医療費の払い戻しが3万数百円程あるので、送った
用紙で手続きしてもらいたい」との用件だったが、そのような手紙は届いていなかったし、問いに対する返答が役場の人で
はない感じがしたため、「役場の方ですか?」「何課ですか?」「本当に役場ですか?」と問いただしたら電話が切れた。
電話が切られてから30分くらいしてから、確認のため役場に電話をした。
役場ではそういった連絡はしていないことを説明して注意喚起し、また警察にも連絡した。
県内市町村において発生した不審電話事例
番号
20
19
18
日時
10月21日
10月9日
10月8日
市町村
概要
阿賀野市
平成27年10月21日(水) 12時40分頃
市内在住の女性のもとに市役所職員を名乗る者から電話があり、「郵便局の手違いで、医療費の還付通知の届いてい
ない人が阿賀野市に沢山いる。通知は届いているか」と聞かれ、「届いていない」と答えたところ、「金融機関の口座番号
を教えてほしい」と言われた。
女性が「市役所の職員か」と確認したところ、「そうだ」と答えたが、「こちらから市役所に確認する」と言ったら電話を切ら
れた。
不審に思った女性は市役所に電話し、内容を報告してくれた。
市役所では、女性に医療費の還付通知をしていないこと、また電話をした職員もいないことを伝え、再び電話が来ても口
座番号を教えないよう指示し、女性も市役所に確認した旨を伝えると言った。
なお、総務課防犯担当を通じて、警察に内容を伝えてもらうこととした。
広域連合
(新潟市)
平成27年10月9日(金) 14時50分
市内在住の女性のもとに市役所職員を名乗る者から電話があり、「平成21年~26年の分で23,300円位の還付金が発生
しており、青い封筒で4月に案内を送ったが、手続きがなされていない。8月で期限が切れたが、今日第四銀行のATMで手
続きをしてもらえば返せる」という話だった。
女性が自分の金融機関が信金だと伝えると、「銀行から再度連絡がある」と言われ電話は終了した。
その後、銀行から電話がかかってきて、「信金の口座に50万円以上の預金がある方は、引き出しが無料で出来るので、
原信の近くの第四銀行に急いで来てほしい」と言われた。
いつも自分が還付等を受けるときは、市役所に申請書類を提出するなどしているのでおかしいと思い、広域連合に問合
せをした。
広域連合で療養費などの支給状況を確認したところ、高額療養費が発生しているが、口座登録など申請手続きは終了
していた。
女性に対し、各種還付についてATMで手続きをしてもらうことはなく、詐欺電話の可能性が非常に高いと考えられるの
で、再度電話がかかってきてもすでに広域連合に確認済みであることを伝え、手続きに行かないよう案内した。
佐渡市
平成27年10月8日(木) 10時45分頃
市内在住の83歳男性のもとに電話があり(相手の名前や身分を聞き取ることができなかった)、「入院したことがあります
か」と聞かれた。
「2年前に入院した」と答えると、「病院に支払った入院費用を市町村が負担することになりました。5年前までの間に支
払ったお金がもらえます。お金を振り込むので口座番号を教えてください」と言われた。
市役所からの支払いであれば、文書が届くはずであると思い答えずにいると、「これから言う口座に17,000円を入金して
ください」と言われたため、「口座番号は教えたくない」と言って電話を切った。
このことについて、警察には電話をした。
同様の手口で、他の人に電話をしているのではないかと思い、市役所から市民に注意喚起をしてもらいたく電話をした。
市役所では、男性に対し今回のような申請勧奨は行っていないこと、また今後同様の不審電話や身に覚えのない請求
等があった場合は、警察及び市役所に相談するように伝えた。
県内市町村において発生した不審電話事例
番号
17
16
15
日時
10月8日
10月6日
9月10日
市町村
概要
新発田市
平成27年10月8日(木) 9時半頃
市内在住の80歳男性のもとに、市役所保険課を名乗る男から「今年4月に医療費還付の通知を出しているが、まだ手続
きをしていない。金額は3万円ほど。あなたに代わって市が手続きをするので、銀行名と口座番号を教えて欲しい」という
電話があった。
男性は銀行名を教えたが口座番号は教えず、男に「自分で市へ手続きに行く」と伝えたところ、「そうしてください」と言わ
れ電話を切られた。
不審に思った男性から午後9時40分頃に市へ問い合わせがあり、市で確認した結果、そのような事実はなかったため、
その旨を伝えると共に、警察へ連絡するよう促した。
また今後、時間を置いて同様の電話が掛ってくる可能性もあるので注意喚起した。
今回の事例について、市民生活課・地域安全課・新潟県後期高齢者医療広域連合へ情報提供した。
阿賀野市
平成27年10月6日(火) 10時頃
市内在住の女性のもとに、県合同庁舎 医療保険課を名乗る男から次のような電話があった。
「医療保険料の還付金が43,521円あり、3月に手紙で案内をした。還付する時効は9月25日に過ぎたが、特別にお返する
ので、お取引している金融機関を教えてほしい」と言われた。
女性が「大光銀行」と回答したところ、「カードは持っていますか」と聞かれ、「持っている」と答えると、「1時間後ぐらいに
大光銀行から連絡があるので、その話をよく聞いてください」と言われて電話が切られた。
不審に思った女性が、市役所に電話し内容を報告した。
市では、女性に後期高齢者医療保険料の還付金は無く、還付に際しては銀行のカードの有無を確認することは無いこ
と、また県が保険料を還付することも無いことを伝え、次に電話が来たら市役所からそのような事実は無いと言われたと
回答するよう指示した。
なお、総務課防犯担当を通じて、警察に内容を伝えてもらうこととした。
柏崎市
平成27年9月9日(水) 午後
市内在住の80代女性のもとに、市の職員を名乗る男から次のような電話があった。
「平成26年から平成27年3月分の医療費の還付金43,521円が支給されないままとなっている。還付の手続きのため、取
引先の金融機関、支店、口座番号を教えてもらいたい。また、手続きのため外出することはできるか」とのことであった。
女性は不審に感じたため銀行名のみを答え、外出して手続きするのは難しいと答えたところ、相手方からは「こちらで銀
行に口座番号等を確認する。銀行の職員から電話が来たら対応してもらいたい」と言われ電話を切った。
その後、相手方及び銀行を名乗る者からの連絡はない。
不安に感じた女性が確認のため市の国保医療課に電話連絡したが、女性には医療費等の還付未済に該当がなく、また
関係課からも女性に連絡した職員はいないことから、詐欺の疑いのある電話と発覚したもの。
女性に改めて注意喚起し、このような電話には対応しないよう指導するとともに、必要に応じ警察に相談するよう案内し
た。
国保医療課から市民活動支援課及び同課通じ関係機関へ情報提供する。
県内市町村において発生した不審電話事例
番号
14
13
12
日時
9月4日
9月2日
8月24日
市町村
概要
村上市
平成27年8月上旬
市内在住の76歳女性のもとに男から電話があり、「医療費の払い戻しが3万円ほどある。水色の封筒を送ったが届いて
いないか」と聞かれたので、「わからない」と答えると、「口座のある銀行名と口座番号を教えてほしい」と言われた。
女性は口座のある銀行名は教えたが、口座番号はわからなかったので言わなかった。
男から「近いうちに資料を送ります」と言われ電話が切れたが、資料が届かないので不審に思い、市役所に相談した。
市役所では、女性に対し相談内容のような申請勧奨は行っていないこと、また今後同様の不審電話及び身に覚えのな
い請求等があった場合は、警察及び市役所に相談するように伝えた。
柏崎市
平成27年9月1日(火) 10時00分頃
市内在住の80代女性のもとに、市役所の国民健康保険課の職員を名乗る男から次のような電話があった。
「2~3年前の保険料の還付金約3万円の返還の手続きを12月~1月頃に手紙で案内したが、手続きが済んでいない。取
引先の金融機関、口座番号を教えてもらえば、こちらで振り込みの手続きをする」とのことであった。
女性は不審に感じたため、金融機関の情報は言わずに、「市役所に出向いて窓口で手続きをする」と答えて電話を切っ
た。
8月中旬頃にも市役所の国民健康保険課職員を名乗る男から、「保険料の還付の手続きが済んでいない」との電話が
あったが、女性が「必要であれば市役所に出向いて手続きする」と答え、特に対応せずにいたところ、再度同様の電話が
あったことから市役所に相談に訪れた。
市で確認したところ、女性には保険料、医療費等の還付に該当がなく、国保医療課に該当する職員も存在していないこ
とから、詐欺の疑いのある電話と発覚した。
女性に改めて注意喚起し、このような電話には対応しないよう指導するとともに、必要に応じ警察に相談するよう案内し
た。
また、当課から市民活動支援課及び関係機関へ情報提供を行った。
広域連合
(長岡市)
平成27年8月24日(月) 12時15分頃
市内に在住の女性の自宅に「平成21年から26年までの間で医療費の還付が4万円ほどある。振り込みするために連絡
を入れた。今日中にまた銀行から電話があると思う。携帯電話は持っているか」と電話があった。
「携帯は持っているが、普段は使っていない」と答え、番号は教えなかったが、銀行名と支店名を教え、電話を切った。
不審に思った女性が手元に届いていた高額療養費の支給決定通知(平成27年4月受診分)を見て、広域連合へ電話し
た。
広域連合では、この女性に対する高額療養費の支給が平成27年4月分と5月分があるが、それは今までも今後もはがき
で通知しており、そのような電話を広域連合からすることはない旨を伝え、詐欺である可能性が高いので、次に電話が来
たとしても受け答えしないよう伝えた。
県内市町村において発生した不審電話事例
番号
11
10
9
日時
8月7日
8月5日
7月24日
市町村
概要
南魚沼市
平成27年8月7日(金) 8時30分頃
80代女性のもとに市役所職員を名乗る元気な話し方の男性から、「後期高齢者医療から3万円くらい返す金額があるた
め、銀行を教えてほしい」と電話があった。
「普段、農協の口座を利用しているため、その口座でいいか?」と答えると、「農協の口座は使えないので他にないか?」
と言われた。
「第四銀行の口座がある」と答えると「その口座でいい」と言われたが、口座番号は教えず、名前と住所のみを教えた。
最後に「書類がそろったら、2~3日後にまた電話する」と言われた。
電話を切った後に、こんな電話があったと家族に伝えたところ、詐欺の可能性があると言われたため、市役所市民課に
来庁した。
市役所では、女性に返る金額がないことを確認し、こういった内容で市役所から電話をすることはないと説明した。
もし、また電話が来た場合は、電話の相手の名前を聞き、市役所と銀行に確認をしたら返る金額はないと言われたと
言ってもらうか、その場に家族がいればすぐに電話を代わるようにと指導。
広域連合
(新潟市)
平成27年8月5日(木)
新潟市東区在住の男性宅へ新潟市社会保険課の職員を名乗る男性から、「医療費の過払い金が26,570円あり、本日が
還付の締切である。還付の手続きをする場合は県の社会福祉課へ連絡し、整理番号を伝えてほしい」との電話があった。
その後、教えられた番号へ電話し、整理番号を伝えたところ「還付の手続きをするのでキャッシュカードを用意してほし
い」とあった。
被保険者は高額療養費を受けたことがあり、通常の手続きと違うことを伝えたところ、「後で返還の書類を送ります」と答
え、電話が切れた。
男性からの確認の電話を受けた広域連合では、男性の給付状況を確認したところ、高額療養費の該当があったが支給
済みであった。
医療費還付の該当がないことから不審電話の可能性が高いことを伝え、注意喚起を行った。
広域連合
(新潟市)
平成27年7月24日(金) 正午頃
新潟市中央区在住の男性宅へ社会保険事務所職員を名乗る者から、「高額医療費の払い戻しがある。封筒を郵送して
あるがどうなっているか」との電話があった。
郵送されてきたことに思い当たらないと回答したところ、「携帯電話の番号を教えてほしい」と言われ、不審に思い氏名を
尋ねたところ、名字を名乗り、そこで電話が切れた。
不審電話の可能性があったため、広域連合に確認の電話をしてきたことから、広域連合にて福祉事務所等に確認した
が、その名字に該当する職員はおらず、不審電話の可能性が高いものと判断されたため、男性に対し、再度電話が来て
も取り合わないように注意喚起した。
なお、警察には広域連合から連絡を行っている。
県内市町村において発生した不審電話事例
番号
8
7
6
日時
7月1日
7月1日
6月30日
市町村
概要
村上市
平成27年7月1日(水) 13時00分頃
村上市役所職員を名乗るもの(若い男性の声だが、担当、氏名を聞き漏らしたので定かでない)から、「12月に通知を出
して、今まで待ったが連絡がないので電話した。保健の関係で4万円ほど振り込む金額があるので利用している金融機関
は?」と聞いてきた。
電話を受けた女性が銀行名を答えたら、普段引き落としはカードか通帳かと尋ねられ、「カードは持っていない。わずか
の年金しか入っていないので引き出すほどない」と答えたら、「わかりました。銀行に確認します」と言って電話を切った。
口座番号は言っていない。本人障害1級なので手当等の振込かとも思ったが、不安になったので支所に確認の電話を
入れた。
村上市では、相談内容について他課から案内や申請勧奨をしているか確認した。
新発田市
平成27年7月1日(水) 11時30分頃
新発田市在住の83 歳女性に、新発田市役所保険課職員を名乗る者から、「保険料のお返しが、平成24年分から30,000
円ほどある。銀行を教えて欲しい。」という電話があった。
ご本人が、信用組合名を教えると、「カードをもっているか。」と聞かれたため、持っていると答えると、「持っているなら銀
行の人と話をする。後日、銀行から連絡がある。」と言われ、電話を切られた。
不審に思ったご本人から、13時10分頃に市役所へ問い合わせがあり、確認した結果、そのような事実はなかったため、
その旨を伝えると共に、警察へ連絡するよう促した。
なお、信用組合も上記のような連絡はしない事をご本人が確認している。
今回の事例について、市民生活課・地域安全課・新潟県後期高齢者医療広域連合へ情報提供します。
糸魚川市
平成27年6月30日(火) 11時40分頃
糸魚川市役所員と名乗るものから非通知で電話着信。
「3月末までに還付できる還付金があり、11月頃に文書で通知してある。銀行に行って還付金を受け取って欲しい」と言
われ、携帯電話番号も聞かれたが教えなかった。
電話を受けた80歳女性は、本当に市役所からの電話であったのか、確認のため市役所健康増進課に電話した。
糸魚川市では、後期高齢者医療保険料、介護保険料、市税等の電話連絡の有無と還付状況を確認したが、該当が無
かった。
12時00分頃 市役所からそのような電話連絡をした職員がいないこと、還付該当なしであることを本人に連絡し、その旨
を本人も了解した。
市消費者問題対応部門に情報提供
県内市町村において発生した不審電話事例
番号
日時
市町村
概要
平成27年6月4日(木) 9時00分頃
村上市役所の職員を名乗る男性から電話があった。
「平成27年4月頃に青い紙で、医療費の還付金のお知らせを送ったが届いていないか?」
電話を受けた80歳代の男性は「届いているかわからないので家族が帰ってきたら確認し連絡する」と伝え相手の電話番
号を聞き取り電話を切ったが、相手方の電話番号が村上市周辺の電話番号ではないと思われるなどの点を不審に思い、
村上市役所に相談に訪れた。
相手方には電話をしていない。
5
4
6月4日
5月28日
村上市
新発田市
村上市では本人に対しての医療費の還付等の電話連絡及び申請勧奨は行っていない。(後期高齢者医療、介護保険、
税関係 調査済み)
村上市には「健康保険課」という課名はなく、保健医療課にも該当の男性はいないことから不審電話と思われる。
当案件について村上市から警察へ情報提供を行う(本人了解済み)
相手方の連絡先には電話しないよう伝え、今後同様の不審電話があった場合、警察及び村上市に相談するよう伝え
た。
関係機関へ連絡(村上警察署、県、後期高齢者医療広域連合)
同日付けで情報防災メールを送信し注意喚起
平成27年5月28日(木) 12時20分頃
新発田市役所職員を名乗る男性から電話があった。
「医療費の還付があるので、去年の10月~12月頃に青色の封筒で文書を送っていたが届いていないか」、「旦那さんと
合わせて32,890円の還付があるので、振込先を教えてもらいたいが、使っている銀行を教えてほしい」と言われた。
女性は文書に覚えはなかったが銀行名を伝えたところ、「あとで銀行から連絡がいく」と言われ電話を切った。
その後、銀行員を名乗る男性から電話があり、指定する場所へ手続きに行くように言われたが、不審に思った女性はす
ぐに電話を切った。
女性は市役所へ、その職員がいるか問い合わせたが、市役所からはそのような電話はしていないため、詐欺の可能性
があるので警察へ連絡するように伝えた。
県内市町村において発生した不審電話事例
番号
3
2
1
日時
5月28日
5月21日
5月20日
市町村
概要
新発田市
平成27年5月28日(木) 9時20分頃
新発田市役所健康保険課を名乗る人物から電話があった。
「医療費の還付があるので、緑色の封筒で文書を送っていたが届いていないか」、「振込先を教えてもらいたいが、期限
の5月10日を過ぎてしまっているので、使っている銀行はどこか」と聞かれた。
女性は文書に覚えはなかったが銀行名だけ伝えたところ、「あとで銀行から連絡がいく」と言われ電話を切った。
女性は、広域連合からの高額療養費支給決定通知書を受け取ったばかりだったため不審に思い、市役所へ問い合わ
せた。
市役所からはそのような電話はしていないため、詐欺の可能性があるため警察へ連絡するように伝えた。
刈羽村
平成27年5月21日(木) 12時50分頃
刈羽村役場の職員を名乗る人物から刈羽村在住の後期高齢者の女性に電話がありました。「1月に還付金の案内をし
たが、申し出がなかったので連絡した。還付金は29,000円である。」という電話内容でした。
本人が相手に連絡先を確認すると架空の番号を教えられ、さらに女性が問い詰めたところ電話を切られました。お金の
被害はありませんでした。
本人から刈羽村福祉保健課に情報提供があり、5月21日(木)の13時50分と18時45分に防災無線で村内全世帯へ周知し
ました。
五泉市
平成27年5月19日(火) 12時30分
後期高齢者から累積医療の未申請の件で市役所から電話をもらったが、どのような内容か教えてほしいと入電。電話を
くれた後期高齢者の女性は既に転出済み。転出前の五泉の家に連絡があったとのこと。市役所と名乗る電話は孫が受け
た。
内容を確認したところ、相手は五泉市役所と名乗ったが、課名、職員名は名乗らなかった。(男の声だった)
転出した後期高齢者の方(実際には名前を言った)は家にいるかと聞かれ、怪しかったため、外出中と答えた。
後期高齢者の方の旦那かと聞かれ、孫だと答えたところ、累積医療費の申請がまだなので、連絡した。また掛けなおす
と言って切れたとのこと。
以上のことから判断して、市役所からではなく、不審電話の可能性があると伝えた。(孫と後期高齢者どちらにも)
また掛かってくる可能性もあるので注意するよう伝える。
県に報告しても良いか確認し、了承を得る。
平成27年5月22日13時過ぎ
健康課の職員を名乗る者から連絡があった。今回も孫が電話に出た。後期高齢者の方の累積医療費の返還手続きが
まだされていない。この後、銀行から連絡が行くから、それに従って手続してほしいとのこと。
相手の連絡先を教えてほしいと言ったところ、向こうから電話を切った。前回の件について、警察や県に連絡をしている
ので、今回の件も同じように報告させてもらうと伝える。