★相談事例 「福岡県消費生活センター」を名乗る人から「あなたの個人情報が3 社に漏れている。2 社は取り消せたが、1 社(A 社)だけは取り消せな い。取り消すためには代理の人を立てる必要がある。」と言われた。 A 社は東北の震災関係の仕事をしており、資産家の B さんが代理人 になってくれるそうだ。A 社から電話があり、自分に振られている「番 号」を教えられ、その番号は絶対に他人に教えないように言われた。 その後、代理人の B さんから電話があり、震災関連の機器を発注す るため「番号」が必要と言われ、教えたところ、A 社から「番号を他人 に教えたのは違法行為。あなたも B さんも逮捕される。いい弁護士を 知っているので弁護士の指示に従うように」と言われた。弁護士の代理 人が現れ、キャッシュカード 3 枚とその暗証番号を渡してしまった。 警察に届けたが、すでに 200 万円引き落とされていた。 (70 代女性) ★ひとことアドバイス ◎ 公的機関をかたり、「あなたの個人情報が漏れているので削除してあげる」と 持ちかけ、最終的にはお金をだまし取る手口が急増しています。 ◎ 個人情報の削除を持ちかける電話がかかってきたら、相手にせず、すぐに電話 を切ってください。 ◎ 一度お金を払ってしまうと取り戻すことは非常に困難です。 ◎ このような電話がかかってきたら、すぐに最寄りの警察署または消費生活 センターに相談してください。 ★福岡県警察 110 または #9110 ★福岡県消費生活センター 092-632-0999 相談時間 月~金曜日9:00~16:30/日曜日10:00~16:00
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