フライヤー

新発売 !
GC/MSと組み合わせた小型迅速触媒探索システム
タンデム μ-リアクター “ Rx-3050TR ”
この装置は、触媒の迅速性能評価のために、触媒充填反応炉をGC/MSに直結し、気相接触反応物を測定する目的
で用います。各反応炉の温度や反応ガス（雰囲気ガス）を任意に切替えることが可能なため、反応条件を容易に変
更することができます。（触媒反応炉のみのシングル μ- リアクター “ Rx-3050SR ”もあります。）
特長
気体・液体・固体試料導入
キャリアガス
(GCから)
1) あらゆる試料を用いた触媒評価（下図参照）
オンライン – MS分析モードにて、触媒反応生成物のモニタ
リングが可能です。また、任意の反応炉温度条件下にて、
GC/MS分析も可能です。
1st μ-反応炉
( 予備加熱 / 熱分解 )
3種の反応ガス
(Air, H2など)
2) 迅速昇温 / 冷却が可能な小型反応炉
流路切替触媒充填用
装置石英管
直線昇温と最大8段階の多段昇機能を備えた反応炉です。
昇温速度は1ºC から最大 200ºC / min、温度制御は40ºCか
ら900ºCまで可能です。
2nd μ-反応炉
( 触媒反応 )
触媒充填層
3) 触媒反応管の迅速交換
専用の石英反応管（内径3 mm, 外径4 mm, 長さ78 mm ）を
使うことで、数分程度で触媒交換が可能です。
GC/MS
タンデムμ - リアクターの流路図と外観写真
オンライン - MS分析
特定温度画分のGC/MS分析
オンライン-MS分析の結果より、分離カラムを用いて任意の温度画分に
ついて詳細な分析を行いました。反応炉の温度が上がるにつれ、エチ
レンと水が生成し、エタノールが減少しているのが判ります。
一定速度で反応炉温度を昇温させ、その触媒反応生成物をオンラインでモ
ニタリングしました。280℃付近からエタノールが激減し、代わってジエチル
エーテルが増加して、エチレンと水が生成されることが観測されました。
分離カラム
EGA管
(UA1,30 m, 0.25 mm i.d.,1 µm)
(2.5 m, 0.15 mm i.d.)
He (10 ml/min)
1st
He (10 ml/min)
µ-反応炉
2nd
2nd
He (50 ml/min)
Vent
1 ml/min
µ-反応炉
EtOH
EtOH
He (50 ml/min)
1st
GC
選択的試料
導入装置
MS
Oven: 200ºC (恒温)
Vent
1 ml/min
MS
GC
Oven: 40ºC
1st µ-反応炉: 100ºC, 2nd µ-反応炉: 100-500ºC (20ºC / min)
1st µ-反応炉: 100ºC, 2nd µ-反応炉: 100-400ºC
触媒： H-ZSM-5 (20% coating on Al 2O3, 20/30 mesh)
触媒： H-ZSM-5 (20% coating on Al 2O3, 20/30 mesh)
TIC
各温度画分におけるGC/MS測定結果
Ethylene
エタノールからエチレンへの触媒反応変換
（反応温度と生成物のピーク面積の関係）
Peak Area
Ethanol
Ethanol
Ethanol (m/z 45)
100
Diethylether (m/z 74)
200
Ethylene (m/z 28)
Diethylether
Water
Diethylether
Ethylene
300
Water
Water (m/z 18)
400ºC
100
200
300
 20 ºC/min
400
500℃
100
1
2
3 min
200
300
2nd µ-reactor temp (ºC)
400 ºC
http://www.frontier-lab.com/
高性能の熱分解装置と金属キャピラリーカラムの開発・製品化に専念して、洗練された製品をお届けしています。
IW12112801

Download Report