虐待防止委員会が中心となり、直接支援 に携わる支援員の

平成27年1月20日、くるみ寮とのぞみ寮で職員合同研修を実
施しました。
研修のテーマは「成年後見制度について」です。講師に、くるみ
寮の利用者の後見人でもある行政書士の小野塚健一氏にお話し頂
きました。
福祉制度における後見人のあり方や実務に関して、支援員の目線
では分かりづらい点も理解しやすく説明して頂き、今後の支援に繋
げていけたらなと感じました。
くるみ寮
生活支援員
毛利
昌弘
グリーンホーム厚別とそよ風では、虐待防止委員会が中心となり、直接支援
に携わる支援員の他、看護師・栄養士・事務員らも含めて「人権」に関する研
修会及び「職員を対象とした」なんでも相談会の開催、
「人権擁護等に関する」
アンケートの実施ならびに「虐待防止」に関する勉強会等を行ない、虐待の無
いより良い支援の徹底に努めています。
「虐待防止」に関する勉強会では、「普段の支援の中で、もしかして、これ
は虐待とみられてしまう言動かも・・・」というグレーゾーンにあたる題材を
もとに、参加者でグループ討議を行いました。
討議の中では、普段なかなかゆっくりとお話しをすることのできない他のブ
ロックの職員らとも、笑顔で積極的に意見を交わす様子等も見られ、参加者に
とっては、新たな気付きや互いに刺激をし合える良い機会になったと思いま
す。
今後も、支援の質の向上と職員同士がお互いを支え合い、指摘し合え、自由
に意見が言える風通しの良い環境づくりと事故防止・苦情解決委員会等とも連
携し、利用者の意見を反映した虐待の無い、利用者にとって、より落ち着いた
心地よい環境作りを目指して行きたいと思います。
虐待防止委員会
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富永
一史