病気の特徴体の左右どちらか一方にピリピリと刺すような痛みと、それに続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状に現れる病気です。初めて水痘・帯状疱疹ウイルスに感染すると水ぼうそうとして発症し、水ぼうそう改善後もウイルスは体内の神経節に静かに潜んでいます。加齢やストレス、過労などが引き金となって免疫力が低下すると潜んでいたウイルスが活動を始め、神経から皮膚へ到達する事で帯状疱疹を発症します。発症年齢や好発部位５０～７０歳代にもっとも多く見られますが、水ぼうそうを一度発症していれば若い人でもなる事があります。胸～背中など上半身が多いですが、顔面や頭部、眼の周辺など全身どこでも症状がでる場合もあります。治療・抗ウイルス薬・・・なるべく早くウイルスの増殖を抑える事で急性期の皮膚症状や痛みを和らげ、治るまでの期間短縮にもつながります。・消炎鎮痛薬やステロイド、抗うつ薬などが使われる場合もあります。＊帯状疱疹後神経痛という後遺症が残る場合もある為、なるべく早く治療開始することが望まれます。日常生活の注意点・出来るだけ安静に。→ 精神的・肉体的な安静は回復への近道となります。・患部は冷やさずに温める。→ 冷やすと痛みがひどくなる為、血行をよくすることが大事です。・水ぶくれは破らない。→ 細菌による感染・化膿防止に大切です。・小さな子供との接触は控えましょう。→ 帯状疱疹はうつることはないですが、水ぼうそうを発症した事がない乳幼児との接触で水ぼうそうを発症させる可能性があります。帯状疱疹は早期の治療によって症状を軽くし、合併症や後遺症のリスクを減らす事が出来ます。帯状疱疹かな？と思ったら早めに医師に相談してみましょう。薬剤師：阿部みずほ調剤薬局を上手く利用するポイント５カ条 ① お薬手帳は薬局との交換日記 ★お薬手帳はあなたのお薬の情報を記録しておく『お薬の日記帳』です★ ● 飲んだ時の体調や、次回先生に聞きたいことなど気になることをメモしてみましょう。 ② あなたの情報 ★積極的にあなたの情報を伝える事であなた自身を守ることにつながります ● 他に飲んでいるお薬や健康食品、市販のお薬はありませんか？ ● アレルギーはありませんか？ ③ 薬剤師に相談 ★どんな些細なことでも相談してみましょう★ ● ● ● ● ④ 毎日お薬を飲んでいて気になることはありませんか？お薬のうっかり飲み忘れはありませんか？飲みづらいお薬はありませんか？お薬が余ったりしていませんか？今日の処方されたお薬を薬剤師と一緒に確認 ★あなたの健康を守るための大切なお薬です★ ● ⑤ 今日の処方されたお薬の用量、処方日数などはこれでよろしいですか？あなたのお薬のｱﾄﾞﾊﾞｲｻﾞｰ『かかりつけ薬剤師』 ★鶴岡ひまわり薬局にはお薬のプロである薬剤師がたくさんいます★ ● お薬や病気・健康管理について相談してみませんか？有限会社ファルマやまがた鶴岡ひまわり薬局山形県鶴岡市日枝字海老島 161 番地の２ TEL：０２３５－２８－３５0０