毒蛾(ドクガ)の幼虫にご注意下さい 町内でも5月末頃よりドクガ幼虫の大量発生が見られます。ドクガ幼虫は体長が2cm 程度の小さな毛虫で、ハマナスやイタドリの葉に多く付着しています。ドクガの毒は 目に見えないほど小さい毒針毛です。毒針毛が皮膚を刺すことで皮膚炎を起こしま す。 対策 草むらにむやみに入らないようにしてください。草刈り作業中に刺されることが多 いので、雨合羽など毒針が入り込みにくい服装で作業してください。ドクガが見当 たらなくても、ドクガが歩いた後には毒針毛が残っています。草刈り後の草を束ね て持つ際には布製の軍手ではなく、ビニールやゴム製の使い捨て手袋を使いましょ う。 刺されたかな?と思ったら まずは絶対にこすらないでください。毒針毛をガムテープなどの粘着テープでやさ しく取ります。そして石けんを泡立てて流水でやさしく洗い流します。着ていた衣 服にからみついた毒針は洗っても取れませんので捨てたほうがよいでしょう。 道立衛生研究所HPより転載 毒蛾皮膚炎 上右の写真のような発疹が出たら、毒蛾皮膚炎の可能性があります。猛烈なかゆみ を伴いますので、皮膚科もしくは国保病院外科を受診してください。 2015.6.16 木古内町国民健康保険病院
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