静大生にきく 「キャンパスライフの過ごし方」

静 大 生 に きく 「キャンパスライフの過ごし方」
静大広報学生委員会(SU-NOW)
によるインタビュー企画
インタビュアー
大学生は、勉強、
アルバイト、
サークル活動、遊び…と、色々なことにチャレンジすることができる大切な時期。
人文社会科学部2年 村松 純玲
実際の静大生は何を思いながら、大学生活をどのように過ごしているのでしょうか? 今回6学部の静大生
人文社会科学部2年 山本 萌葉
の皆さんにご協力をいただき
「今の大学生活」
についてインタビューを行いました。浜松キャンパスの2名
(西野さん、永井さん)
については座談会形式で、また、静岡キャンパスの4名
(山賀さん、大林さん、梅津さ
ん、藪原さん)
については個別に行い、インタビューの内容を広報学生委員会がまとめました。
● 浜松キャンパスでの座談会形式インタビュー
にし の ひろ のり
回答者 西野 紘典さん(情報学部 情報社会学科2年)
な が い ゆ う い ちろう
永井 悠一郎さん(工学部 化学バイオ工学科2年)
●
一週間のスケジュールはどんな感じですか?−
森川 亮太
人文学部4年 竹村 友花
人文学部4年 宮口 麻衣
人文学部4年 榮 拓志
大学生って、やる気次第で何でも選べると思う
ころの静岡だからか、すごい先生に教えてもらえたりするのが楽しいです。
んですね。今僕は、サッカーやフットサルにバスケ、
新入生の皆さんに伝えたいのは
“勉強する心を忘れないでほしい”
ってことですね。
長期休暇での旅行などを楽しんでいます。勿論
私自身、大学はテスト勉強しなくていいところだろうと思っていたので、
「テストがあるん
勉強の方も、将来化学系に進みたいので、成績
だ!」
ってビックリして
(笑)。「テストを受けないと、単位を落としちゃうよ」
ってことを知って
はきちんと取っていますよ
(笑)。自分で
「こうした
ほしいです。あとは、時間があるうちにやりたいことはやってほしい。初めの一歩が踏み
い」
っていう気持ちさえあれば、
どんなものでも積み重ねられる。そしてそれは自ずと、充
出せれば走るのは簡単なので、やってみてほしいですね。
実した時間を過ごすことに繋がります。
新入生に伝えたいこと…そうですね、大学に入ると、途端に
「自由」
が増えます。一
●
西野さんはどうですか? 最近ハマっているもの。
−
人暮らしは特に。誰にも、何も強要されない時間、下手すると本当に何もしない一週間
西野:僕は趣味ですね。アーティストのライブによく出かけています。この前も授業を
だって作れてしまう。だからこそ1年生には是非、
「自分」
というものを強く持ってほしいで
終えたあと新幹線に飛び乗って、東京でライブを見て、夜行バスで帰ってきました
(笑)。
す。自由な活動の幅、時間が広がるということは、
それだけ責任を負うということでもあり
夏休みには、普通列車で青森まで行ってフェスに参加しました。高校までは部活一色
ます。限られた時間、沢山悩んで、探して、
自分のやりたいことを見つけていってください。
だったんですけど、時間ができたのでそういうこともできていますね。
情報学部・西野さん(以下、敬称略):バイ
トが朝からある日は10時までバイ
トをして、
そ
こから授業に行きます。放課後は基本毎日、部活です。テコンドー部とソフトテニス部
教育学部2年 きるのは、大学生ならではと感じます。
日本文化が好きなので、茶道部に入っています。サークルがいいのは、人脈を広げ
るのにもってこいなところ。他大学でお茶を点てさせてもらいに行ったりしますし、お茶ど
●
いいですね。そんな楽しい大学生活も残り2年ですが、
の掛け持ちをしているので。部活がない日は夜もバイ
トです。土日も静岡市まで行って、 これから挑戦したいことはありますか?−
永 井:そう…、
まずはアルバイトですね
部活をしています。
工学部・永井さん(以下、敬称略):授業が毎日朝からあって、午前中で終わっちゃう (笑)。あとは、学科の勉強面でもう少し新
おおばやし み つ き
回答者 大林 美月さん(人文社会科学部 社会学科2年)
んですよ。
そこから吹奏楽部の練習ですね。基本的に週4日で、大会前とかは週6日やっ
しいことをしていきたいですね。授業を受け
ています。土日も静岡キャンパスで練習です。吹奏楽部が忙しいので、恥ずかしなが
るだけじゃなくて、時間外で自分の好きな分
バイトも授業も大事ですが、私の大学生活の中で一番濃い時間は週2回のバレー
野を把握しておきたい。大学院に行くにし
ボールサークルでの時間ですね。中高6年間バレーボール部だったので、
もう生活の
らバイ
トはしていません。
ても、就職するにしても、知っておくに越した
中心といいますか、大学に入学して入るサークルを探しているときも自然にバレーボール
ことはないと思うので。
のサークルを探している自分がいました。後輩を教える楽しさや
“もっと上手くなりたい”
と
土日が取られるのは嫌じゃないですか?−
西野:今年は部活が自分たち中心の代に
いう向上心を感じさせてくれるサークルの活動が
永井:僕の場合はそんなに気にならないですね。ずっと中学から吹奏楽をやっている
なるので、部活を頑張りたいです。あと、公
やっぱり好きです。
僕のいまの大学生活は、割合でいうと勉強4:バイト4:サークルと遊び2、
という感じ
ので、すごく吹奏楽部が好きですし、静岡キャンパスで練習することで交友関係も広が
務員の勉強を早めに始めたいですね。授
大学に入って思ったのは、授業の幅や勉強の
ですね。学科にもよりますが、教育学部の2年生は授業が結構多いので大学にいる時
業の内容も、
より興味深くなってきているの
仕方が高校と全然違うってことですね。なんか
「授
間は長いです。国語の授業で、小学校の教材に載っているような題材(たとえば
「ごん
で、真剣に取り組んで行きます。
業」
っていうよりも
「講義」
って感じなんですよね。
ぎつね」)
もとても深く読んでいくことをしているんですが、
また違った見方ができておもしろ
先生も専門的な内容を教えてくれるし、問題を
“解
いなと思います。教員を目指すかどうかはまだ迷っていて、来年の6月にはじまる教育実
●
お二人とも土日も部活に行っているんですね。
るので。
西野:僕も好きでやっているのであまり気に
したことないですが、バイ
トの時間が取られる
最後に、新入生になにかメッセージ等いただければ。−
く”
というよりはその問題を
“考える”
ことに重点が置
習で最終決定をするつもりです。
かれていたりして。最近勉強したことで面白いと
いまはバイ
トも結構がんばっています。飲食店と塾の講師を掛け持ちしていて、ほぼ
なら1年生の前期だよ」
ってことですね
(笑)。僕はそこを逃してしまったので、
まだ免許
思ったのは、地域社会やグローバル化。ある地
毎日大学が終わればすぐバイトという生活です。来年の夏に高校時代の友人とヨー
勉強以外で大学生活の中心は
取れてないんです。あとは、学校と家の往復だけになってしまわないように、趣味でも部
域の文化がいろんな国でオリジナルなものになる過
ロッパ旅行に行こうと計画しているので、
それに向けてお金を貯めたいんです。でもそれ
部活ですか?−
活でも早めに始めるに越したことはないと思います。
程は興味深いです。
だけじゃなくて、塾のほうは特になんですけど、責任感ややりがいも生まれてきたし良い経
西野:そうですね、やっぱり部活に一番時
永井:僕は下宿生なんですけど、大学入ってすぐにいろんなことを始めなかったんです
私が2年間過ごして思ったのは、大学生活は
間使ってますね。高校の部活と違って顧
よ。ちょっと様子を見ようと思ってしまって。それで免許はとれたんですけど、アルバイ
トを
すごい時間があってやろうと思えば何でも出来るってことなんですよ。でも、何もしないで
食の時間が終わってしまうので夕飯はだいたいが
問の先生がついていないので、自分たちで
始める機会を逃してしまいました
(笑)。ですから、僕も
「いろんなことを始めるチャンスは、
ただ過ごすということも出来てしまうので、小さくてもいいから目標を立てて少しずつ達成
自炊です。バイト帰りに、今日はなににしよう?と考
練習メニューを自由に考えられる楽しさがあ
1年生の前期からだよ」
ってことを伝えたいです。
していくように、時間を大事にすることが大学生活を楽しむコツだと思います。
えながらスーパーに寄るのが最近のちょっとした楽
●
なるほど。
●
ります。
永井:吹奏楽部は、常任の先生がいらっ
●
高校時代と比べると、夜の時間の使い方をい
ろいろ知ったかもしれません。高校生の時は夜の
12時には寝ていたんですよ。でも大学生になって、
て楽しいです。
わかりました。
それでは、最近ハマっていたり、燃えているものはなんですか?−
永井:うーん…僕はやっぱり部活になってしまいますね。コンクールがあるんですけど、
やま が
み
り、鍋をしたりするようになりました
(笑)。寮だとそれ
がより気軽なのかも。毎日楽しいです。
き
回答者 山賀 美稀さん
(理学部 生物科学科2年)
コンクールに出られたことがないので、今は練習に燃えています。勉強のことを常に頭
基本的に、週5日朝から夕方まで大学にいて、
の片隅に置きながら…ですけど
(笑)。
週1回アルバイトをしています。寮に住んでいるの
で、朝晩の食事はまかなえますし、お昼も時間が
永井さんは工学部ですよね。
よく友達と朝までゲームをしたり、
カラオケに行った
● 静岡キャンパスでのインタビューのまとめ
全員出られるわけではなくて、
オーディションを受けないといけないんです。僕自身、
その
結構ハードな生活を送っているんですけど、同
じ時間があるなら部屋でゴロゴロしているだけなのはもったいないと思ったんです。身体
には気を付けて、
これからも充実した毎日を過ごしていきたいです。
うめ つ
けいすけ
回答者 梅津 圭祐さん(農学部 応用生物化学科2年)
あれば自分で作っています。土日は何もなければ、
1年生の間は、
「自分探し」
の1年間だったなと、今振り返ってみて思います。日々の
−
吹奏楽部との両立はすごく大変そうに思えるんですが…。
本やアニメを見たり、自転車でどこか遠くにでかけ
授業や実験の合間を縫ってサークル活動やバイ
トをし、新しい世界に飛び込んでいき
永井:いや、でも文系学部や情報学部と授業数は変わらないですし、予習よりは復習
たりします
(笑)。趣味も旅行ですし、外に出ること
ました。高校までやってきたサッカーから一転、新しくバスケやフットサルを始めてみたり、
を多くやらないといけないので、
そこを上手くやりつつ…って感じですね。
の方が多いです。
結婚式場や居酒屋のバイ
トをしてみたり。今まで知らなかった世界に飛び込むことがで
●
9
験になっていますね。バイトから帰る時間には寮
しみになっています
(笑)。
どうもありがとうございました。
しゃるので高校の部活にわりと近いですね。人がたくさんいるので、関わりがたくさんでき
●
だいき
西野:とくに情報社会学科の学生の皆さんに伝えたいんですけど、
「運転免許を取る
のは嫌だなと思ったりしますね。
西野 紘典さん
永井 悠一郎さん
やぶはら
回答者 藪原 大樹さん(教育学部 学校教育教員養成課程(国語)
2年)
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