ベアリング内蔵 角度エンコーダ

ベアリング内蔵
角度エンコーダ
2015.3
ベアリングおよびステータカップリング内蔵の
角度エンコーダ
カップリング外付型のベアリング内蔵角度エンコーダ
その他
• ベアリングを内蔵しない角度エンコーダ
• 磁気式組込み型エンコーダ
• ロータリエンコーダ
• サーボモータ用エンコーダ
• オープンタイプリニアエンコーダ
• NC工作機械向けリニアエンコーダ
• インターフェースユニット
などこれら製品の詳しい情報は、弊社へお問合
せください。
各インターフェースおよび電気的仕様に関し
ての詳しい説明が、カタログ
ハイデンハインエンコーダのインターフェース
に記載されています。
このカタログの発行により、前版カタログとの
差し替えをお願いいたします。
ハイデンハインへの注文は契約時の最新カ
タログをご覧ください。
ISO、IEC、ENなどの規格はカタログに明記
されているものに限ります。
2
目次
概要
4
ハイデンハインの角度エンコーダ
選択の手引き
ベアリング内蔵アブソリュート角度エンコーダ
6
ベアリング内蔵インクリメンタル角度エンコーダ
8
ベアリングを内蔵しない角度エンコーダおよび組込型エンコーダ
10
目盛ディスク本体、測定の原理、光電走査
14
技術的特徴と取付け情報
測定の原理
測定精度
18
エンコーダ型式別取付け
20
機械的仕様
26
シリーズもしくは型式
仕様
システム精度
ベアリングおよび
RCN 2000 シリーズ
ステータカップリング内蔵の
角度エンコーダ
RON 200 シリーズ
± 5”/± 2.5”
28
± 5”/± 2.5”
30
RCN 5000 シリーズ
± 5”/± 2.5”
32
RON 785
± 2”
34
RCN 8000 シリーズ
± 2”/± 1”
¬ 60 mm
36
¬ 100 mm
38
RON 786
RON 886/RPN 886
± 2”
± 1”
40
RON 905
± 0.4”
42
ステータカップリング付
ベアリング内蔵
角度エンコーダ
ECN 200
± 10”
44
カップリング外付型の
ベアリング内蔵
角度エンコーダ
ROD 200 シリーズ
± 5”
48
ROD 780
ROD 880
± 2”
± 1”
50
» 1 VPP
52
« TTL
53
EnDat
54
ファナックおよび三菱
55
電気的接続
インターフェースとピン配列 インクリメンタル信号
アブソリュート位置値
ケーブルと接続部品
56
診断・検査機器
60
インターフェースユニット
62
ハイデンハインの角度エンコーダ
角度エンコーダという名称は、一般的には、測
定精度± 5”以上、目盛線本数10 000を超え
るエンコーダについて使用されます。
ロータリテーブル
角度エンコーダは、数秒の範囲内の角度を精
密に測定する必要がある用途に使われます。
例:
• 工作機械のロータリテーブル
• 工作機械の旋回ヘッド
• 旋盤のC軸
• 歯車測定機械
• 印刷機械
• 分光計
• 天体望遠鏡
その他
対照的に、ロータリエンコーダは、測定精度を
あまり求めない用途に使用されます。例えば、
自動化機械、モータドライブなど数多くの用途
に使用されます。
RCN 8000
RCN 8000(工作機械のロータリテーブルへの組込み例)
角度エンコーダには、機械的な構造の違いに
よって次のような種類があります。
ベアリング内蔵角度エンコーダ
(中空シャフト、ステータカップリング内蔵)
ステータカップリングの構造およびそれが内蔵
されたことにより、角加速度が加わっている間に
ベアリングの摩擦によるトルクのみ緩和します。
それゆえ、これらの角度エンコーダは優れたダ
イナミック特性を示します。ステータカップリング
により、システム精度にはシャフトカップリングの
誤差を含んでいます。
角度エンコーダRCN、RONおよびRPNは、ステー
タカップリングを内蔵し、一方、ECNでは、ステー
タカップリングを外付けしています。
その他、以下の長所があります。
• 省スペース取付けに適したコンパクト形状
• 電力線等を引き通す部分を確保した
最大100 mm径の中空シャフト
• 取付けが簡単
• 機能安全についてはお問い合わせください
選択の手引き
• アブソリュート角度エンコーダについては、
6、7ページを参照してください
• インクリメンタル角度エンコーダについては、
8、9ページを参照してください
アブソリュート角度エンコーダRCN 8580
4
選択の手引き8~9 ページを参照ください。
インクリメンタル角度エンコーダROD 880とフラットタイプカップリングK 16
ベアリングを内蔵しない角度エンコーダ
ベアリングを内蔵しない角度エンコーダ(組込型
角度エンコーダ)ERP、EROおよびERAは、機械
要素もしくは装置に組込んで使用されています。
以下要求を満たすように設計されています。
• 大口径中空シャフトに対応
(スケールテープにより最大径10 m)
• 最高20 000 min–1の高速回転対応
• ロータリシャフトシールにより余分な始動トル
クなし
• 部分角計測も対応可
選択の手引き10~13 ページを参照ください。
インクリメンタル角度エンコーダERA 4000
磁気式組込み型エンコーダ
頑強な構造の磁気式組込み型エンコーダERM
は、特に生産機械に最適な製品となっています。
内径の大きなものに対応し、小型形状の目盛ド
ラムとコンパクトな走査ヘッドは以下の用途に最
適です。
• 旋盤のC軸
• 汎用の回転軸および傾斜軸
(例、トルクモータでの速度計測用もしくは
インデックステーブルへの搭載)、そして
• フライス盤の主軸や補助軸
選択の手引き12~13 ページを参照ください。
さらに詳しい情報は、カタログ
ベアリングを内蔵しない角度エンコーダ
および磁気式組込み型エンコーダ
を参照してください。
5
概要
カップリング外付型の
ベアリング内蔵角度エンコーダ
シャフトにカップリングを取付けるタイプの角度エ
ンコーダRODは、高速回転および(もしくは)取付
け公差を大きく取る必要があるアプリケーション
に適しています。シャフトカップリングにより± 1 mm
の軸方向公差が実現できます。
選択の手引き
ベアリング内蔵のアブソリュート角度エンコーダ
シリーズ
主要寸法
(mm)
システム精度
機械的
許容回転数
± 5”
≦ 1500 min
位置値/回転
インターフェース
67 108 864 ƒ 26 ビット
EnDat 2.2
ステータカップリング内蔵タイプ
RCN 2000
–1
EnDat 2.2
ファナック
Þiインタフェース
三菱
± 2.5”
268 435 456 ƒ 28 ビット
EnDat 2.2
EnDat 2.2
ファナック
Þiインタフェース
三菱
± 5”
RCN 5000
–1
≦ 1500 min
67 108 864 ƒ 26 ビット
EnDat 2.2
EnDat 2.2
ファナック
Þiインタフェース
三菱
± 2.5”
268 435 456 ƒ 28 ビット EnDat 2.2
EnDat 2.2
ファナック
Þiインタフェース
三菱
± 2”
RCN 8000
–1
≦ 500 min
536 870 912 ƒ 29 ビット EnDat 2.2
EnDat 2.2
ファナック
Þiインタフェース
三菱
60
± 1”
EnDat 2.2
EnDat 2.2
ファナック
Þiインタフェース
三菱
ステータカップリング付
ECN 200
± 10”
–1
≦ 3000 min
33 554 432 ƒ 25 ビット
EnDat 2.2
EnDat 2.2
8 388 608 ƒ 23 ビット
ファナック
Þインタフェース
三菱
1)
機能安全についてはお問い合わせください。
6
インクリメンタル
信号
信号周期/回転
型式
ページ
» 1 VPP
16 384
RCN 2380
28
–
–
RCN 2310
–
–
RCN 2390 F
–
–
RCN 2390 M
» 1 VPP
16 384
RCN 2580
–
–
RCN 2510
–
–
RCN 2590 F
–
–
RCN 2590 M
» 1 VPP
16 384
RCN 5380
–
–
RCN 5310
–
–
RCN 5390 F
–
–
RCN 5390 M
» 1 VPP
16 384
RCN 5580
–
–
RCN 5510
–
–
RCN 5590 F
–
–
RCN 5590 M
» 1 VPP
32 768
RCN 8380
–
–
RCN 8310
–
–
RCN 8390 F
–
–
RCN 8390 M
» 1 VPP
32 768
RCN 8580
–
–
RCN 8510
–
–
RCN 8590 F
–
–
RCN 8590 M
» 1 VPP
2 048
ECN 225
–
–
ECN 225
–
–
ECN 223F
–
–
ECN 223 M
RCN 2000
32
RCN 5000
RCN 8000
¬ 60 mm
36
38
RCN 8000
¬ 100 mm
44
ECN 200
¬ 50 mm
7
選択の手引き
ベアリング内蔵インクリメンタル角度エンコーダ
シリーズ
主要寸法
(mm)
システム精度
機械的許容回転数1)
± 5”
≦ 3000 min
インターフェース
ステータカップリング内蔵タイプ
RON 200
–1
« TTL
« TTL
» 1 VPP
±2.5”
RON 700
± 2”
» 1 VPP
–1
≦ 1000 min
» 1 VPP
» 1 VPP
RON 800
RPN 800
± 1”
–1
≦ 1000 min
» 1 VPP
» 1 VPP
RON 900
± 0.4”
≦ 100 min–1
± 5”
≦ 10 000 min
» 11 µAPP
カップリング外付型
ROD 200
–1
« TTL
« TTL
» 1 VPP
–1
» 1 VPP
–1
» 1 VPP
ROD 700
± 2”
≦ 1000 min
ROD 800
± 1”
≦ 1000 min
1)
電気的許容回転数の制限を受けることがあります
内挿分割後
2)
8
信号周期/回転
型式
ページ
18 0002)
RON 225
30
180 000/90 0002)
RON 275
18 000
RON 285
18 000
RON 287
18 000
RON 785
34
18 000/36 000
RON 786
40
36 000
RON 886
40
180 000
RPN 886
36 000
RON 905
42
18 0002)
ROD 220
48
2)
180 000
ROD 270
18 000
ROD 280
18 000/36 000
ROD 780
36 000
ROD 880
RON 285
50
RON 786
RON 905
ROD 280
ROD 780
9
選択の手引き
ベアリングを内蔵しない角度エンコーダ
シリーズ
種類と取付け方法
主要寸法
(mm)
直径
D1/D2
目盛精度
機械的
許容回転数1)
ガラス製目盛ディスクタイプ
ERP 880
ハブ付ガラスディスク上に
目盛を形成、
軸の前面でネジ固定
–
± 0.9”
≦ 1000 min–1
ERP 4000
ハブ付ガラスディスク上に
目盛を形成、
軸の前面でネジ固定
D1: 8 mm
D2: 44 mm
± 2”
≦ 300 min–1
D1: 50 mm
D2: 108 mm
± 1”
≦ 100 min
ERP 8000
–1
ERO 6000
ハブ付ガラスディスク上に
METALLUR目盛を形成、
軸の前面でネジ固定
D1: 25/95 mm
D2: 71/150 mm
± 3”/± 2”
≦ 1600 min–1
≦ 800 min–1
ERO 6100
ガラスディスク上にクロム
目盛を形成、
軸の前面でネジ固定
D1: 41 mm
D2: 70 mm
± 10”
≦ 3500 min–1
D1: 70 mm ~
512 mm
D2: 104.3 mm ~
560.46 mm
± 3” ~ ± 1.5” ≦ 8500 min–1
~
≦ 1500 min–1
D1: 40 mm ~
512 mm
D2: 76.5 mm ~
560.46 mm
± 5” ~ ± 2”
D1: 40 mm ~
270 mm
D2: 76.5 mm ~
331.31 mm
± 4” ~ ± 1.7” ≦ 10 000 min–1
~
≦ 2500 min–1
スチール製目盛ドラムタイプ
ECA 4000
芯出しカラー付目盛ドラム、
軸の前面でネジ固定
ERA 4x80
ERA 4282
1)
高精度目盛ドラム、軸の前
面でネジ固定
電気的許容回転数の制限を受けることがあります
内挿分割後
2)
10
–1
≦ 10 000 min
~
≦ 1500 min–1
インターフェース 信号周期/回転 原点
型式
参考情報
» 1 VPP
ERP 880
カタログ:
ベアリングを
内蔵しない
角度エンコーダ
180 000
1個
» 1 VPP
131 072
なし
ERP 4080
» 1 VPP
360 000
なし
ERP 8080
9 000/
18 000
1個
ERO 6080
45 000~
900 0002)
1個
ERO 6070
4 096
1個
ERO 6180
–
ECA 4410
» 1 VPP
« TTL
» 1 VPP
EnDat 2.2
–
ECA 4490 F
三菱
ECA 4490 M
» 1 VPP
12 000 ~
52 000
絶対番地化
原点
ERA 4280 C
6 000 ~
44 000
ERA 4480C
3 000 ~
13 000
ERA 4880 C
12 000 ~
52 000
ERP 4080
ERO 6080
ファナック
» 1 VPP
ERP 880
絶対番地化
原点
製品情報
ECA 4000
カタログ:
ベアリングを
内蔵しない
角度エンコーダ
ERA 4000
ERA 4282 C
11
選択の手引き
ベアリングを内蔵しない角度エンコーダおよび組込型エンコーダ
シリーズ
種類と取付け方法
主要寸法
(mm)
直径
目盛精度
機械的
許容回転数2)
スチール製スケールテープタイプ
ERA 7000
内周取付け用
スチール製スケールテープ、
全円周測定タイプ1)、
取付け面でテンションを加える
458.62 mm ~
1146.10 mm
± 3.9”~
± 1.6”
≦ 250 min–1
~
≦ 220 min–1
ERA 8000
外周取付け用
スチール製スケールテープ、
全円周測定タイプ、
取付け面でテンションを加える
458.11 mm ~
1145.73 mm
± 4.7”~
± 1.9”
 ≦ 45 min–1
磁気式組込み型エンコーダ
ERM 2200
スチール製目盛ドラム上に
MAGNODUR目盛を形成、
軸方向ネジにより固定
D1:70 mm ~
380 mm
D2:113.16 mm ~
452.64 mm
± 7” ~
± 2.5”
≦ 14 500 min–1
~
≦ 3000 min-1
ERM 200
スチール製目盛ドラム上に
MAGNODUR目盛を形成、
軸方向ネジにより固定
D1:40 mm ~
410 mm
D2:75.44 mm ~
452.64 mm
± 11” ~
± 3.5”
≦ 19 000 min–1
~
≦ 3000 min-1
ERM 2410
スチール製目盛ドラム上に
MAGNODUR目盛を形成、
軸方向ネジにより固定
D1:40 mm ~
410 mm
D2:75.44 mm ~
452.64 mm
± 11” ~
± 3.5”
≦ 19 000 min–1
~
≦ 3000 min-1
ERM 2400
スチール製目盛ドラム上に
MAGNODUR目盛を形成、
目盛ドラムのプレス嵌め
D1:40 mm ~
100 mm
D2:64.37 mm ~
128.75 mm
± 17” ~
± 9”
42 000 min–1
~
20 000 min–1
スチール製目盛ドラム上に
MAGNODUR目盛を形成、
目盛ドラムのプレス嵌め;
フェザーキーによる回転防止
機構付
D1:40 mm; 55 mm
D2:64.37 mm;
75.44 mm
スチール製目盛ドラム上に
MAGNODUR目盛を形成、
目盛ドラムのプレス嵌め
D1:40 mm~
100 mm
D2: 58.06 ~
120.96 mm
ERM 2900
1)
部分角測定タイプはお問い合わせください
電気的許容回転数の制限を受けることがあります
3)
2つの参照マークを通過することで位置値を確立
2)
12
≦ 33 000 min–1;
≦ 27 000 min-1
± 68” ~
± 33”
≦ 47 000 min–1
~
≦ 16 000 min-1
インターフェース 信号周期/回転 原点
型式
詳細情報
» 1 VPP
36 000~
90 000
絶対番地化
原点
ERA 7480 C
カタログ:
ベアリングを
内蔵しない
角度エンコーダ
» 1 VPP
36 000~
90 000
絶対番地化
原点
ERA 8480 C
» 1 VPP
1800~7200
絶対番地化
原点
ERM 2280
1個または
絶対番地化
原点
ERM 220
« TTL
600 ~ 3 600
» 1 VPP
ERM 280
EnDat 2.23)
600 ~ 3 600
絶対番地化
原点
ERM 2410
» 1 VPP
512 ~ 1 024
1個
ERM 2484
» 1 VPP
512; 600
ERA 7480
カタログ:
磁気式
組込み型
エンコーダ
ERA 8480
ERM 2200
ERM 2410
ERM 200
ERM 2485
ERM 2400
» 1 VPP
192~400
1個
ERM 2984
ERM 2900
13
測定の原理
目盛ディスク本体
ハイデンハインの光学式エンコーダは、目盛格
子という周期的構造で作られた目盛ディスク本
体を組み込んでいます。
この目盛格子は、ガラス または スチールの表
面に施されています。径の大きい円周測定に
はスチールテープが使用されます。
ハイデンハインは特別に開発された各種フォト
リソグラフィー製法により精密目盛を製造して
います。
• AURODUR:
金メッキされたスチールテープ表面のつや
消しエッチングライン
(目盛周期:通常40 µm)
• METALLUR:
金メッキされたスチールテープ表面上の耐
環境性に優れたメタルライン目盛
(目盛周期:通常20 µm)
• DIADUR:
ガラス表面上の極めて頑強なクロムライン
(目盛周期:通常20 µm)もしくは
ガラス表面上の三次元クロム構造
(目盛周期:通常8 µm)
• SUPRADUR位相格子目盛:
光学的に三次元、かつ平面構造を持ち、特
に耐環境性に優れている
(目盛周期:通常8 µm以下)
• OPTODUR位相格子目盛:
光学的に三次元、かつ平面構造を持ち、特
に高い反射率を有している
(目盛周期:通常2 µm以下)
これらの工程は、精巧かつ均一に極めて細い
格子間隔を形成することができます。光電走
査方式とともにこの鮮明なエッジが高い品質の
出力信号を得る条件となります。
アブソリュート測定方式
アブソリュート測定方式では、電源をONすると
すぐにエンコーダからの位置情報を入手でき、
また後続電子部によって随時呼び出すことが
可能です。原点位置を探すために軸を移動さ
せる必要はありません。
そのアブソリュート位置値情報は、シリアルコー
ド構造を持つ目盛ディスクから読まれます。
そのコード構造には1周分の各位置コードが割り当
てられています。さらにインクリメンタル目盛は、
シングルフィールド走査方式により読取られ、生成
した信号は位置値算出のために補間されます。
アブソリュートおよびインクリメンタルトラック付目盛ディスク
ハイデンハインは、独自の技術によりマスター
目盛を製作しています。
目盛ディスクと目盛ドラム
14
インクリメンタル測定方式
このように絶対的な基準を確立するためには、
原点を走査する必要があります。
場合によっては、360°近くまで回転させる必要
があります。そのような「原点復帰」を迅速に、
かつ容易に行うために、多くのエンコーダでは、
絶対番地化原点(数学的アルゴリズムに従って
個々に間隔を設けた多重原点)を用意していま
す。連続した2つの原点を通過しただけで
(その回転角度については表の「標準間隔 I 」参照)、
後続電子部は絶対位置値を算出します。
絶対番地化原点付きエンコーダは、型式名の
後の文字「C」で識別することができます。
(例: RON 786C)
目盛線本数 z
36 000
18 000
基準点の数
72
36
絶対番地化原点を使用する場合、2原点間の
信号周期数をカウントし、次式を使うことによっ
て絶対的な基準値が算出されます。
Þ1 = (abs A–sgn A–1) x G + (sgn A–sgn D) x abs MRR
2
2
そこで、
A = 2 x abs MRR–G
GP
技術的特徴と取付け情報
インクリメンタル測定方式では、目盛は周期的な
構造になっています。位置情報は、個々の基点
からの増加量(測定ピッチ数)をカウントすること
によって得られます。ただし、測定上の絶対位
置を確立するためには、絶対的となる基準が必
要となります。その絶対的な基準を確立するた
め、目盛ディスクには、原点を備えた補助トラッ
クが設けられています。絶対位置を確立するこ
とのできる原点は、正確に測定ピッチ1つ分に
同期するよう作られています。
ここで、
Þ1 = 最初に通過した原点のゼロ位置に対
する絶対角度位置(度)
abs = アブソリュート値
sgn = サイン関数 (“+1”または“–1”)
MRR = 通過した原点間の回転角度(度)
I
= 2つの固定原点間の標準間隔(表 参照)
GP = 目盛間隔 (
D
360°
)
目盛線本数
= 回転方向(+1 または –1)
正回転方向(取付け寸法図参照)の場
合“+1”
標準間隔 I
10°
20°
基準位置
絶対番地化原点付目盛ディスクの概念図
15
光電走査
ほとんどのハイデンハインのエンコーダでは、光
電走査方式を使用しています。目盛本体の光
電走査は非接触方式であり、摩擦の心配があ
りません。光電走査では、数µm幅の極めて細
い目盛でも信号検出が行えるよう設計されて
おり、非常に小さい信号周期の出力信号を生
成します。
スケール本体の格子間隔が微細であるほど、
光の回折は大きくなります。ハイデンハインの角
度エンコーダでは、2つの走査方式を使用して
います。
• 格子間隔 10 µm~約70 µmの目盛に適用
される投影走査方式
• 格子間隔 4 µm以下の極微細な目盛に適用
される干渉走査方式
投影走査方式
簡単に言えば、投影走査方式は間隔の等しい
2つの格子(目盛ディスク側と走査レチクル側)
へ光を投射し、相対的に移動させることで得ら
れる投影光の強弱を信号とする方式です。走
査レチクル側の目盛は、透明材質上に付けら
れますが、ディスク側の目盛は透明材質(透過
型)か、反射材質上(反射型)に付けられます。
平行な光が格子を通過すると、特定の間隔で
明るい面と暗い面が投影されます。そこに同じ
格子間隔を持つ相手格子(走査板側)が置かれ
ています。2つの格子が互いに相対移動すると、
入射光は変調されます。目盛の無い部分が揃
うと、光は通過します。一方の格子の目盛が他
方の目盛の無い部分に一致すると光は通過し
ません。
投影光を受ける複数の受光素子は、これら光
の強さの変化を電気信号(出力信号)に変換し
ます。走査レチクルの格子は、出力信号が正
弦波波形となるように作られています。格子構
造の目盛間隔が小さければ小さいほど、走査板
と目盛円盤の間隔は近く、かつ公差は厳しくな
ければなりません。実用的な取付け公差を考慮
し、格子間隔が10 µm以上のエンコーダについ
て投影走査方式が用いられています。
例えば、ベアリング内蔵の角度エンコーダRCN、
ECN、RONおよびRODは、動作原理として投
影走査方式を採用しています。
投影走査方式
LED光源
コンデンサレンズ
走査レチクル
目盛ディスク本体
受光素子
受光素子I90°とI270°は
表示されていません
16
干渉走査方式
干渉走査方式では、細かい目盛に当たる光の
回折と干渉を利用して移動を測定する信号を
作り出します。
スケール本体には高さ0.2 µmの段状の格子が
平坦な面に施されています。走査レチクル
(スケールと同じ格子間隔を持つ透明な位相格子)
は、そのスケール本体の正面にあります。
光が走査レチクルを通過すると、ほぼ同等の光
度を持つ反射回折次数-1、0、+1の3つの部分
波に回折されます。その部分波はさらにスケー
ルにより回折され、反射回折次数+1と–1として
検出されます。これらの部分波は再び走査レチ
クルの位相格子で回折干渉し、3つの位相差が
ある波が作られます。これらは異なる角度で走
査レチクルを透過し、受光素子がこれら光の強
さの変化を電気信号に変換します。
スケールと走査レチクルの相対移動によって、
回折された部分波の移動が得られます。格子
が1 間隔分移動すると、次数1の波は1波長分、
正方向に移動し、次数–1の波は1波長分、負
方向に移動します。2つの波は、格子を出る時
に互いに干渉するので、相対的に波長2つ分
位相シフトすることになります。この結果、1格
子間隔分の相対移動から結果的に2信号周
期分の位相シフトが生じることになります。
干渉走査方式は、格子間隔が4 µmより微細の
エンコーダに採用されています。その走査信号
は基本波以外の調波をほとんど含まないため、
高倍率で補間できます。そのため、これらのエ
ンコーダは、高分解能および高精度の要求を満
たすことができます。干渉走査方式により、実用
に適した取付け公差を満たすことができるため、
さまざまな用途に使用できます。
例えば、ベアリング内蔵の角度エンコーダ
RPN 886は、動作原理として干渉走査方式を
採用しています。
干渉走査方式(光学概念図)
C 格子間隔
y 走査レチクルを通過する時の光波の位相シフト
 目盛ディスクの移動Xによる光波の位相シフト
受光素子
LED光源
コンデンサレンズ
走査レチクル
目盛ディスク本体
17
測定精度
角度測定の精度は、主に次の要素により決定
されます。
• 目盛の質
• 走査の質
• 信号処理回路の質
• ベアリングに対する目盛の偏心度
• ベアリングの誤差
• 測定側の軸との結合状態
• ステータカップリング(RCN、ECN、RON、RPN)
もしくはシャフトカップリング(ROD)の弾性
これらは、エンコーダ特有の誤差およびアプリ
ケーションに依存する問題に起因します。
誤差全体を評価するために個別要因の全てを
考慮しなければなりません。
1信号周期内の位置誤差
1信号周期内の位置誤差は、極めて小さい角運
動の中ですでに明らかになるほか、繰返し測定の
中でも明らかになります。こうした位置誤差は、速
度制御ループにおける速度の揺らぎにつながります。
1信号周期内の位置誤差±uは走査の質に起因
します。また、矩形波出力やカウンタ機能を内蔵
したエンコーダなど、信号処理回路ユニットの質
にも起因します。しかし、正弦波信号出力のエン
コーダでは、後続電子機器により信号処理の誤
差が決まります。
ベアリング内蔵の角度エンコーダでは、測定機
器に特有の誤差をシステム精度として仕様欄
に記載しています。
以下の各要素が誤差結果に影響を及ぼします。
• 信号周期の大きさ
• 目盛の均質度とエッジ明瞭度
• 走査フィルタ構造の質
• 検出器の特性
• アナログ信号の二次処理の間の安定性と動
特性
全位置誤差の最大値はその平均値を基準とし
てシステム精度 ±a の範囲内にあります。
これら要素による誤差を1信号周期内の位置
誤差を明記する際に考慮する必要があります。
システム精度は、1信号周期の間の位置誤差は
もちろん、1回転の間の位置誤差も反映します。
ステータカップリング内蔵の角度エンコーダの
場合、この最大値はまた、シャフトカップリングに
よる誤差を含みます。
1信号周期内の位置誤差± uは、角度エンコーダ
の仕様に記載されております。
測定機器に特有の誤差
対照的に、ベアリングを内蔵しない角度エン
コーダでは、通常、走査ヘッドの取付けおよび
調整が測定精度にかなり影響を及ぼします。
特に目盛ディスクの回転偏心やシャフトのラン
アウトが重要な項目となります。ベアリングを内
蔵しない場合全ての精度を評価するためには、
アプリケーションに依存する誤差の値を個別に
測定かつ計算しなければなりません。
(カタログベアリングを内蔵しない角度エンコー
ダを参照ください)
1信号周期内の位置誤差
位置 
位置誤差 
1信号周期内の位置誤差
信号レベル 
位置誤差 
ベアリング内蔵の角度エンコーダでは、明記さ
れているシステム精度に、すでにベアリングの誤
差を含んでいます。シャフトカップリング外付け
型の角度エンコーダ(ROD)の場合、カップリング
の角度誤差を加える必要があります。
(型式別エンコーダの取付け— ROD の項目を
参照ください)
ステータカップリング内蔵の角度エンコーダ
(RCN、ECN、ROP、RPN)の場合、システム精
度にシャフトカップリング誤差を含んでいます。
繰返し性への要求が高まると、より高分解能で
あることがいっそう有効になります。
1回転の間の位置誤差
18
アプリケーションに依存する誤差
信号周期
360 °elec.
精度表
ハイデンハインでは、ベアリング内蔵の角度エン
コーダを対象として精度表を添付しています。
精度表は、行き5回、戻り5回の測定をして確認
したシステム精度を記録しています。精度表は、
行き5回、戻り5回の測定をして確認したシステム
精度を記録しています。回転ごとの測定位置は、
ロングレンジの誤差だけでなく、1信号周期の間の
位置誤差も極めて正確に求められるように選定
されています。
平均値曲線が表しているのは、測定値の算術
平均で、これには機械的なヒステリシスが含ま
れていません。
機械的ヒステリシスは、シャフトカップリングにより
異なります。ステータカップリング内蔵角度エン
コーダ(RCN、ECN、RPNおよびRPN)では、10個
の測定点を前進・後退することによって決定され
ます。精度表には最大値と算術平均を記録して
います。機械的ヒステリシスには下記の値が適用
されます。
RCN 2xxx/RON 2xx: ≦ 0.6”
RCN 5xxx: ≦ 0.6”
ECN 2xx: ≦ 2”
RON 7xx: ≦ 0.4”
RCN 8xxx/RON/RPN 8xx: ≦ 0.4”
精度表は国の標準に対するトレーサビリティを
証明するために記載されています。
例
前後測定での反転誤差の決定
測定点
原点
19
エンコーダ型式別取付け
RCN、ECN、RON、RPN
角度エンコーダRCN、ECN、RONおよびRPN
には、ベアリング、中空シャフトおよびステータ
カップリングが組み込まれています。測定側の
シャフトが直接、角度エンコーダのシャフトに接
続されます。
設定
目盛ディスクは、中空シャフトに固定してあります。
走査ユニットは、ベアリングを介してシャフト上に
配置され、ステータ側はカップリングを介してハ
ウジングに連結されます。ステータカップリングと
シーリング設計はエンコーダの性能や精度に影響
を与えずに軸方向および半径方向の取付け誤差
を大きく補正します。特にRCNでは、これにより取
付け公差が比較的大きくなり容易な取付けが可
能です。したがって、シャフトに回転加速度が加わっ
ている間、カップリングが吸収しなければならない
のは、ベアリングの摩擦から生じるトルクだけです。
ステータカップリング内蔵の角度エンコーダは、
優れた動的性能を発揮します。
取付け
RCN、ECN、RON、RPNのハウジングを取付け
用フランジと芯出しカラーによって機械側固定
部へ取付けます。
• RCN、ECN(¬ 20 mm)、RON、RPN用
シャフトカップリングリング
ナット付きシャフトカップリング
これらは貫通型中空シャフトを採用しています。
取付け時、角度エンコーダの貫通型中空シャ
フトを機械側のシャフトにはめ合わせ、エンコー
ダの前面からリングナットで固定します。リング
ナットは取付治具によって簡単に締めることが
できます。
リングナット
取付け治具
リングナットによる角度エンコーダの取付け
端面上のシャフトカップリング
角度エンコーダを、ロータ上昇時に自由にアク
セスできるようにテーブル(特にロータリテーブル)
に組み込むと、利点が多くあります。
中空シャフトは、表面にあけられた取付用ネジ
穴と、個々の設計に適した特別な取付け部品
(納入品目には含まれていません)を使用して
連結します。半径方向および軸方向への振れ
が仕様の範囲内に収まるようにするため、内側
の穴1と端面2をエンコーダの端面でのシャ
フトカップリングの取付け基準面として使用して
ください。
シャフト端面へのエンコーダ取付け例
20
機械的故障の除外
RCN 2000、RCN 5000およびRCN 8000では、
エンコーダとモータ間における機械的接続の緩
み対策を行うことができます。このため、回り止
めもしくはスプリングピンを追加して軸を固定す
る必要があります。また、以下仕様に制約およ
び変更が加わります。
• 最大許容回転数、
• 使用温度、
• 許容角加速度、
• そして機械側の材質
詳細については、製品情報
“RCN 2000,RCN 5000,RCN 8000 – 安全ア
プリケーション用アブソリュート角度エンコーダ”
を参照ください。
回り止め
リングナット
リングナットと回り止めを用いた取付け
3.
2.
2x
ISO 8752 – 2.5x10 – St
1.
4x
取付けねじとスプリングピンを用いたシャフト端面での取付け
RCNのリングナットを介して機械的故障の除外に使用する
回り止め
RCN 2000用回り止め:
ID 817921-01
RCN 5000用回り止め:
ID 817921-02
RCN 8000用回り止め:
– 中空シャフト Ø60mm:
ID 817921-03
– 中空シャフト Ø100mm:
ID 817921-04
リングナットと回り止めの
慣性モーメント
RCN 2000
-6
2
4.8 · 10 kgm
RCN 5000
24 · 10-6 kgm2
RCN 8000 (Ø 60 mm)
87 · 10-6 kgm2
RCN 8000 (Ø 100 mm)
550 · 10-6 kgm2
21
• ECN(¬ 50 mm)用シャフトカップリング
測定シャフトにECN 200の中空シャフトを滑り
込ませ、ロータを3個の偏心クランプで固定し
ます。
¬ 50 mm中空シャフト付ECN 200の取付け
• RON 905用シャフトカップリング
RON 905は片側中空シャフトのため、軸方
向中心ネジを用いて軸と接続します。
RON 905の取付け
RCN、ECN、RONおよびRPN取付け時に
必要とされる材質
機械側シャフトと固定部品はスチール製である
必要があります。機械側シャフトの材質は、熱
膨張係数が Þ = (10 ~ 16) x 10–6 K–1である
必要があります。
さらに、以下の仕様も満足しなければなりません。
• 中空軸で接続する場合
Rm ≧ 650 N/mm2
Rp0.2 ≧ 370 N/mm2
(機械的故障の除外については21ページを参
照ください)
• ハウジングで接続する場合
Rp0.2 ≧ 370 N/mm2
22
RCN、ECN 200(¬ 20 mm)、RONおよびRPN用
リングナット
ハイデンハインでは、角度エンコーダ
RCN、ECN(¬ 20 mm)、RONおよびRPN用の
リングナットを用意しています。シャフトネジ部の
寸法公差は、簡単に締めることができ、軸方向
のゆるみがより少なくなるように選定してください。
そうする事で、シャフト接続上に均一な負荷が
保証され、角度エンコーダの中空シャフトの歪
みが防止されます。
¬ 20 mm
中空シャフト用
リングナット
リングナット各種
中空シャフト ¬ 20 mm
中空シャフト ¬ 35 mm
中空シャフト ¬ 50 mm
中空シャフト ¬ 60 mm
中空シャフト ¬ 100 mm
*) ネジ径
 
ID 336669-03
ID 336669-17
ID 336669-15
ID 336669-11
ID 336669-16
リングナット
各種
L1
中空シャフト
¬ 35
¬ 46±0.2
中空シャフト
¬ 50
L2
D1
D2
D3
B
¬ 40
(¬ 34.052
±0.075)
¬ 34.463
±0.053
(¬ 35.24)
1
¬ 62±0.2
¬ 55
(¬ 49.052
±0.075)
¬ 49.469
±0.059
(¬ 50.06)
1
中空シャフト
¬ 60
¬ 70±0.2
¬ 65
(¬ 59.052
±0.075)
¬ 59,469
±0.059
(¬ 60.06)
1
中空シャフト
¬ 100
¬ 114±0.2
¬ 107
(¬ 98.538
±0.095)
(¬ 99.163
±0.07)
(¬ 100.067) 1.5
*) ネジ径
ハイデンハイン・リングナット用
取付け治具
取付け治具は、リングナットを締め付けるために
使用されます。リングナットにあけられた穴の中
に治具のピンを固定します。トルクレンチにより
必要な取付けトルクを得ることができます。
角度エンコーダRCN/RON/RPN用
測定器PWW
PWWは簡単で迅速な取付け調整を可能にし
ます。例えば、内蔵されている測定器により、
位置およびラジアル振れを測定します。リング
ナットを固定する際に最も適しています。
リングナット用取付け治具各種
中空シャフト ¬ 20 mm
ID 530334-03
中空シャフト ¬ 35 mm
ID 530334-17
中空シャフト ¬ 50 mm
ID 530334-15
中空シャフト ¬ 60 mm
ID 530334-11
中空シャフト ¬ 100 mm
ID 530334-16
PWW各種
中空シャフト ¬ 20 mm
中空シャフト ¬ 35 mm
中空シャフト ¬ 50 mm
中空シャフト ¬ 60 mm
中空シャフト ¬ 100 mm
ID 516211-01
ID 516211-06
ID 516211-02
ID 516211-03
ID 516211-05
測定器 (PWW)
23
ROD
角度エンコーダRODシリーズは、駆動シャフトへ
の連結に別売りのカップリングが必要です。カッ
プリングは、シャフト相互間の偏心誤差および
軸方向の遊びを吸収し、角度エンコーダのベアリ
ングに過大な力が加わるのを防ぐ働きをします。
高い測定精度を得るためには、エンコーダと駆
動側の軸を一直線にする必要があります。ハイ
デンハインでは、角度エンコーダRODのシャフト
を駆動シャフトに連結するのに適した専用のダイ
ヤフラムカップリングやフラットカップリングを用意
しています。
ロータリテーブル
防滴用
保護カバー
取付け
角度エンコーダRODは、芯出しカラー付の取付
けフランジ(インロー)を備えています。エンコーダ
シャフトをダイヤフラムカップリングまたはす。
取付け例
ROD 880
ROD 880
シャフト
カップリング
ROD
シャフトカップリング
カップリングは、エンコーダシャフトと駆動シャフト
の間の偏心誤差 および 軸方向の遊びを吸収
し、角度エンコーダのベアリングに過大な力が
加わるのを防ぐ働きをします。
芯出しカラー
フラットカップリング
半径方向軸ずれ l
角度誤差 a
軸方向ずれ d
フラットカップリングを
用いたRODの取付け
ROD 200 シリーズ
シャフトカップリング
ROD 700シリーズ、ROD 800シリーズ
K 18
K 03
K 01
K 15
K 16
ダイヤフラムカップリング フラットカップリング
ダイヤフラムカップリング フラットカップリング
ハブ径
10 mm
14 mm
運動伝達誤差
± 2”
± 3”
l ≦ 0.1 mmかつ a ≦ 0.09°の時
± 1”
± 0.5”
l ≦ 0.05 mmかつ a ≦ 0.03°の時
ねじれ剛性
1500 Nm/rad
1200 Nm/rad
4000 Nm/rad
6000 Nm/rad
4000 Nm/rad
許容トルク
0.2 Nm
0.5 Nm
許容半径方向軸ずれ l
≦ 0.3 mm
許容角度誤差 a
≦ 0.5°
≦ 0.2°
≦ 0.5°
許容軸方向ずれ d
≦ 0.2 mm
≦ 0.1 mm
≦ 1 mm
慣性モーメント(概算値)
-6
2
20 · 10 kgm
許容回転数
10 000 min
固定ねじの締付けトルク
(概算値)
1.2 Nm
質量
100 g
24
–1
75 · 10-6 kgm2
200 · 10-6 kgm2
1 000 min–1
3 000 min–1
1 000 min–1
2.5 Nm
1.2 Nm
180 g
250 g
117 g
フラットカップリング
400 · 10-6 kgm2
410 g
ダイヤフラムカップリング K 03
ID 200313-04
フラットカップリング K 18
ID 202227-01
ダイヤフラムカップリング K 01
ID 200301-02
フラットカップリング K 15
ID 255797-01
フラットカップリング K 16
ID 258878-01
公差
25
機械的仕様
保護等級
特別の指示がなければ、RCN、ECN、RON、RPN
およびRODは、EN 60 529とIEC 60 529における
保護等級IP 64の規定を満たしています。
飛沫にはエンコーダ部品に害を及ぼす物質が
含まれてはいけません。もし、保護等級がIP 64
で不十分な場合(例えば、角度エンコーダを垂
直に取付ける場合など)は、補助シールや保護
カバーで飛沫が本体内部に侵入しないように
保護してください。
角度エンコーダRCN、RON、RPNおよびRODは、
圧縮空気注入口を備えています。大気圧より
少し高い圧縮空気を注入することにより、エン
コーダ内部への飛沫の侵入を防ぎます。
エンコーダに直接導入される圧縮空気は、あら
かじめ微細フィルタで清浄されていなければな
らず、ISO 8573-1(2010版)に準じた以下の品
質等級に適合しなくてはなりません。
• 固体汚染物質:
等級 1
粒子サイズ
粒子数/ m3
0.1 µm ~ 0.5 µm
≦ 20 000
0.5 µm ~ 1.0 µm
≦ 400
1.0 µm ~ 5.0 µm
≦ 10
• 最大加圧露点:
等級 4
(3 °Cの時の加圧露点)
• 全油含有量:
等級 1
(最大油濃度:0.01 mg/m3)
圧縮空気の供給を最適にするために必要な空
気流量は、ベアリング内蔵角度エンコーダ1台
あたり1~4リットル/分です。
ハイデンハイン製のスロットル付エアニップル
(別売アクセサリを参照ください)により空気流量
の理想的な調整が可能です。
吸入圧力が  1 · 105 Pa (1 bar)において、
スロットルは空気流量の規定量を保証します。
さらに詳しい情報については、
製品情報DA 400 を参照してください。
26
アクセサリ(別売):
圧縮空気ユニットDA 400
ID 894602-01
DA 400
ハイデンハインは、浄化機能を搭載した圧縮空
気フィルタシステムDA 400を用意しています。
この製品はエンコーダへの圧縮空気導入用途
に特別に設計されています。
DA 400は、3段階のフィルタ(プリフィルタ、微
細フィルタ、そして活性炭素フィルタ)と圧力計
付圧力調整器で構成されています。圧力計と
自動圧力スイッチ(別売アクセサリ)は効果的に
圧縮空気の要求圧を監視します。
接続部品
ホース6 x 1用
スロットルおよびガスケット付き
適合流量 1 ~ 4 リットル / 分
ID 207835-04
その他アクセサリ(別売):
90°スイベルねじ込み継手
シール付き
ID 207834-02
DA 400へ供給する圧縮空気は、
DIN/ISO 8573-1(2010版)に準じた以下の品
質等級に適合していなくてはなりません。
• 固体汚染物質:
等級 5
粒子サイズ
粒子数/ m3
0.1 µm ~ 0.5 µm
規定なし
0.5 µm ~ 1.0 µm
規定なし
1.0 µm ~ 5.0 µm
≦ 100 000
• 最大加圧露点:
等級 6
(10 °Cの時の加圧露点)
• 全含油量:
等級 4
(最大油含有量: 5 mg/m3)
角度エンコーダへの接続のために下記コンポー
ネントが必要です。
DA 400
温度範囲
角度エンコーダは、22 °Cの基準温度で検査さ
れます。精度表に記載されているシステム精度
はこの温度でのものです。
使用温度範囲は、実際の取付け環境において
動作中にエンコーダが達しても差し支えのない
温度を示しています。
保存温度範囲 –20 °C ~ 60 °Cは、梱包状態
のまま保存する時の温度範囲です。RPN 886
とRON 905の保存温度範囲は –10 °C~50 °C
の範囲を超えてはいけません。
接触防止
エンコーダ取付後、すべての回転部分(RODで
はカップリング、RCN、RONおよびRPNではリン
グナット)が、動作中に接触事故のないように十
分保護してください。
加速度
角度エンコーダは、動作中 および 取付中に、
さまざまな加速度を受けます。
• 角度エンコーダRCN/ECN/RON/RPNにおける
ローターの許容角加速度は1 000 rad/s2です。
RCNでは機械的接続の緩み対策のため、よ
り高い値がでる場合があります。
(製品情報 安全アプリケーション用
RCN 2000,RCN 5000,RCN 8000)
角度エンコーダRODの場合、許容角加速度
はシャフトカップリングと機械側シャフトによって
変化します。(詳細はお問い合わせください)
• 記載の振動最大値は、55 ~ 2000 Hzの周
波数(IEC 60 068-2-6)に適用されます。
用途や取付け方によりますが、共振により許
容値を超える振動が生じると、エンコーダを損
傷しかねません。
• 衝撃やインパクトに対する最大許容加速度値
(半正弦波形衝撃)は 6 ms(IEC 60068-2-27)
の時に有効です。
1000 m/s2(ROD 780/880: 300 m/s2)を輸送
中に超えないようにしなければなりません。動作
中における各数値は仕様に記載しています。
エンコーダの調整または位置決めには、いか
なる場合でもハンマーや類似の道具を使用
しないでください。
カップリングの固有振動 fN
角度エンコーダRODではロータとカップリングが、
角度エンコーダRCN、RONおよびRPNでは、
ステータとステータカップリングが一つの振動体
として考えることができます。
固有振動数 fNはできるだけ高くしてください。
角度エンコーダRCN、ECN、RON、RPNにおい
て、技術仕様に記載されている固有振動数の範
囲であれば、その測定方向において重大な位置
ずれを起こしません。角度エンコーダRODにおい
て、できるだけ高い固有振動数を確保するために
は、ねじり剛性Cの大きいシャフトカップリングを使
用することが前提となります。
fN = 1 ·
2·þ
消耗品
ハイデンハインのエンコーダには、アプリケーショ
ンや操作によっては摩耗しやすい部品が含まれ
ています。特に消耗品とされる部品は次の通り
です。
• LED光源
• 繰返し曲げるケーブル
ベアリング内蔵のエンコーダ用として:
• ベアリング
• シャフトシーリングリング
(ロータリおよび角度エンコーダ用)
• シーリングリップ
(シールドタイプリニアエンコーダ用)
¹CI
fN: 固有振動数 (Hz)
C: シャフトカップリングのねじり剛性(Nm/rad)
I: ロータの慣性モーメント (kgm2)
エンコーダ使用中に半径方向および(または)
軸方向の加速が生じた場合、エンコーダベアリ
ング、エンコーダステータ および カップリングの
剛性が非常に重要となります。使用中にこのよ
うな負荷が発生した場合には、弊社までお問
い合わせください。
長期間保管の各種条件
ハイデンハインでは12ヶ月以上の保管を可能
にするために以下の実施を推奨しています。
• エンコーダを当社梱包材の中に入れたまま
にしてください。
• 湿気、埃がなく、室温が調節された場所に
保管するようにしてください。
また、振動、機械的衝撃や化学物質の影響
を受けないようにしてください。
• ベアリング内蔵のエンコーダの場合、12ヶ月
毎に(例、慣らし期間として)、シャフトを低速度
で、軸方向もしくは半径方向の負荷をかけず
に回転させてください。再びベアリングの潤滑
剤が均等に行き渡ります。
補償電流
エンコーダのベアリングに流れる補償電流は機
能に悪影響をもたらす可能性があるため、許容
されません。
システム検査
ハイデンハインのエンコーダは、通常、システ
ムの一部として組み込まれます。このような
使用法では、エンコーダの仕様ではなく、
システム全体での検査が必要となります。
カタログに記載の仕様は、システム全体ではな
く、特定のエンコーダに適応されるものです。
仕様の範囲外でのご使用や、意図されたア
プリケーション以外でご使用の場合には、弊
社では責任を負いません。
安全性を重視したシステムにおいては、電源
投入後に上位の制御システムにおいてエン
コーダの位置値を確認する必要があります。
取付け
取付時に行う作業手順と取付寸法について
は、製品に添付されている取付説明書の記
載に従ってください。このカタログに記載され
ている取付けについてのすべての情報は暫
定的なもので、拘束力はありません。このカタ
ログの情報は、契約の情報にはなりません。
27
RCN 2000 シリーズ
ステータカップリング内蔵
貫通型中空シャフト¬ 20 mm
システム精度 ± 2.5” ならびに ± 5”
機械的故障の除外が可能
8H
7
x
3.
5±
0.
1
M3x6.5
•
•
•
•
k
リングナット付シャフトカップリング
機械的故障の除外なし
リングナットと回り止めを用いた取付け
機械的故障の除外あり
(外形寸法についての詳細は、"機械的故障の除外なし"を参照ください)
>4
k
軸端面で取付け
機械的故障の除外なし
端面上のシャフトカップリング
機械的故障の除外あり
(外形寸法についての詳細は、"機械的故障の除外なし"を参照ください)
公差
A
d
k
1
2
3
4
28
= 機械側回転中心
= 圧縮空気注入口
= 取付けに必要な寸法
= 0°位置記号 (± 5°)
= ケーブル支持
= ユーザー用空きスペース
= ねじ穴深さ 4.5 ± 0.5 mm
5
6
7
8
9
10
= ねじ穴深さ > 7.5 mm
= 別売アクセサリ:リングナット ID 336669-03
= 別売アクセサリ:リングナット ID 817921-01
= 固定スプリングピンx2式、ISO 8752 – 2.5x10 – ST (別売)
= スプリングピン使用時には、取外し用タップ(M3)を準備ください
= インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向
RCN 2580
RCN 2380
RCN 2590 F
RCN 2390 F
RCN 2590 M
RCN 2390 M
目盛ディスク本体
DIADUR 目盛格子付ガラスディスク(アブソリュートとインクリメンタルトラック付、目盛線本数 16 384)
システム精度
RCN 25x0:± 2.5”; RCN 23x0:± 5”
1信号周期内の位置誤差
RCN 25x0: ≦ ± 0.3”
RCN 23x0: ≦ ± 0.4”
機能安全*
オプション
インターフェース
EnDat 2.2
区分
EnDat22
位置値/回転
RCN 25x0:268 435 456 (28 ビット); ファナックÞインタフェース: 134 217 728 (27 ビット)
RCN 23x0:67 108 864 (26 ビット); ファナックÞインタフェース: 8 388 608 (23 ビット)
電気的許容回転数
≦ 3000 min–1
(連続計測モード)
≦ 1500 min–1
(連続計測モード)
≦ 3000 min–1 (連続計測モード)
クロック周波数
計算時間 tcal
≦ 16 MHz
≦ 5 µs
≦ 2 MHz
≦ 5 µs
–
インクリメンタル信号
カットオフ周波数–3 dB
–
» 1 VPP
≧ 400 kHz
–
電気的接続
エンコーダから迅速に脱着可能なアダプタケーブル(プラグ-インケーブル)
1)
2)
RCN 25x0: ≦ ± 0.4”
RCN 23x0: ≦ ± 0.4”
–
EnDat02
ファナック
シリアルインターフェース
Þi インタフェース
三菱高速
シリアルインターフェース
Þiインタフェース
Mitsu03-4
ケーブル長
≦ 150 m
≦ 50 m
供給電圧
DC 3.6 V ~ 14 V
消費電力3) (最大)
3.6 V: ≦ 1.1 W; 14 V: ≦ 1.3 W
消費電流(通常)
5 V: 140 mA (負荷なし)
シャフト
貫通型中空シャフト D= 20 mm
機械的許容回転数
≦ 1500 min–1; 一時的に: ≦ 3000 min–1 4) (1500 min–1を超える場合はお問い合わせください)
トルク(摩擦)
≦ 3.3 Nm (標準的な始動トルク:≦ 0.08 Nm、20 °Cにおいて)
慣性モーメント
ロータ(片側中空シャフト): 180 · 10–6 kgm2; ステータ(ハウジング/フランジ): 670 · 10-6 kgm2
シャフトの許容軸方向ずれ
± 0.3 mm
固有振動数
≧ 1000 Hz
振動 55 ~2000 Hz
衝撃 6 ms
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-6)
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-27)
使用温度
RCN 25xx: 0 °C ~ 50 °C; RCN 23xx: –20 °C ~ 60 °C
保護等級 IEC 60529
IP 64
質量
 1.0 kg
仕様
仕様
アブソリュート
RCN 2510
RCN 2310
≦ 30 m
4)
*注文時にご指定ください。
1)
外形寸法および仕様については、製品情報を参照ください。
2)
3)
ハイデンハイン製ケーブル使用時; ≦ 8 MHz
カタログハイデンハインエンコーダのインターフェース内の電気的仕様を参照ください。
4)
機械的故障の除外については、21ページを参照ください。
29
RON 200 シリーズ
• ステータカップリング内蔵
• 貫通型中空シャフト¬ 20 mm
• システム精度 ± 2.5” ならびに ± 5”

公差
30
システム精度
± 2.5”
± 5”
D1
¬ 20H6 e
¬ 20H7 e
D2
¬ 30H6 e
¬ 30H7 e
D3
¬ 20g6 e
¬ 20g7 e
T
0.01
0.02
ケーブル半径方向(軸方向も使用可)
A = 機械側回転中心
k = 取付けに必要な寸法
 = 原点信号位置 ± 5°
 = インターフェースに記載の出力信号を得るためのシャフト回転方向
 = 別売アクセサリ:リングナット ID 336669-03
インクリメンタル
RON 225
RON 275
RON 275
RON 285
目盛ディスク本体
DIADUR目盛格子付ガラスディスク(インクリメンタルトラック付)
目盛線本数
9000
システム精度
± 5”
1信号周期内の位置誤差
≦ ± 1.4”
インターフェース
« TTL
分割倍率*
パルス数/回転
2倍
18 000
原点*
1個
カットオフ周波数–3 dB
出力周波数
エッジ間隔 a
–
≦ 1 MHz
≧ 0.125 µs
–
≦ 250 kHz
≧ 0.96 µs
–
≦ 1 MHz
≧ 0.22 µs
‡ 180 kHz
–
–
電気的許容回転数
–
≦ 166 min–1
≦ 333 min–1
–
電気的接続*
ケーブル1 m、12ピンM23カップリング(オス)付 または なし
1)
RON 287
18 000
±2.5”
≦ ± 0.7”
» 1 VPP
5倍
90 000
10倍
180 000
–
RON 2xx:1個
RON 2xxC:絶対番地化原点
ケーブル長
≦ 50 m
≦ 150 m
供給電圧
DC 5 V ± 0.5 V/≦ 150 mA (負荷なし)
シャフト
貫通型中空シャフト D= 20 mm
機械的許容回転数
≦ 3000 min–1
始動トルク
≦ 0.08 Nm (20 °Cにおいて )
ロータの慣性モーメント
73.0 · 10-6 kgm2
シャフトの許容軸方向ずれ
± 0.1 mm
固有振動数
‡ 1200 Hz
振動 55 ~ 2000 Hz
衝撃 6 ms
≦ 100 m/s2 (IEC 60 068-2-6)
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-27)
使用温度
繰り返し曲げる場合:
ケーブル固定:
保護等級 IEC 60 529
IP 64
質量
 0.8 kg
–10 °C ~ 70 °C
–20 °C ~ 70 °C
0 °C ~ +50 °C
* 注文時にご指定ください
ハイデンハイン製ケーブル使用時
1)
31
RCN 5000 シリーズ
•
•
•
•
ステータカップリング内蔵
貫通型中空シャフト¬ 35 mm
システム精度 ± 2.5” ならびに ± 5”
機械的故障の除外が可能
k
リングナットと回り止めを用いた取付け
機械的故障の除外あり
(外形寸法についての詳細は、"機械的故障の除外なし"を参照ください)
リングナット付シャフトカップリング
機械的故障の除外なし
リングナットと回り止めを用いない場合
k
軸端面で取付け
機械的故障の除外なし
端面上のシャフトカップリング
機械的故障の除外あり
(外形寸法についての詳細は、"機械的故障の除外なし"を参照ください)
公差
A
d
k
1
2
3
4
= 機械側回転中心
= 圧縮空気注入口
= 取付けに必要な寸法
= 0°位置記号 (± 5°)
= ケーブル支持
= ユーザー用空きスペース
= ねじ穴深さ 4.5 ± 0.5 mm
32
5
6
7
8
9
10
= ねじ穴深さ > 7 mm
= 別売アクセサリ:リングナット ID 336669-17
= 別売アクセサリ:回り止め ID 817921-02
= 固定スプリングピンx2式、ISO 8752 – 2.5x10 – ST (別売)
= スプリングピン使用時には、取外し用タップ(M3)を準備ください
= インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向
アブソリュート
RCN 5510
RCN 5310
RCN 5580
RCN 5380
RCN 5590 F
RCN 5390 F
RCN 5590 M
RCN 5390 M
目盛ディスク本体
DIADUR 目盛格子付ガラスディスク(アブソリュートとインクリメンタルトラック付、目盛線本数 16 384)
システム精度
RCN 55x0: ± 2.5”; RCN 53x0: ± 5”
1信号周期内の位置誤差
RCN 55x0: ≦ ± 0.3”
RCN 53x0: ≦ ± 0.4”
機能安全*
オプション
インターフェース
EnDat 2.2
区分
EnDat22
位置値/回転
RCN 55x0: 268 435 456 (28 ビット); ファナックÞインタフェース: 134 217 728 (27 ビット)
RCN 53x0: 67 108 864 (26 ビット); ファナックÞインタフェース: 8 388 608 (23 ビット)
電気的許容回転数
≦ 3000 min–1
(連続計測モード)
≦ 1500 min–1
(連続計測モード)
≦ 3000 min–1(連続計測モード)
クロック周波数
計算時間 tcal
≦ 16 MHz
≦ 5 µs
≦ 2 MHz
≦ 5 µs
–
インクリメンタル信号
カットオフ周波数 –3 dB
–
» 1 VPP
≧ 400 kHz
–
電気的接続
エンコーダから迅速に脱着可能なアダプタケーブル(プラグ-インケーブル)
1)
2)
RCN 55x0: ≦ ± 0.4”
RCN 53x0: ≦ ± 0.4”
–
EnDat02
ファナック
シリアルインターフェース
Þi インタフェース
三菱高速
シリアルインターフェース
Þi インタフェース
Mitsu03-4
ケーブル長
≦ 150 m
≦ 50 m
≦ 30 m
供給電圧
DC 3.6 V ~ 14 V
消費電力3) (最大)
3.6 V: ≦ 1.1 W; 14 V: ≦ 1.3 W
消費電流(通常)
5 V: 140 mA (負荷なし)
シャフト
貫通型中空シャフトD = 35 mm
機械的許容回転数
≦ 1 500 min–1; 一時的に: ≦ 3 000 min–1 4)(1500 min–1を超える場合はお問い合わせください)
トルク(摩擦)
≦ 3.38 Nm (標準的な始動トルク: ≦ 0.2 Nm、20 °Cにおいて )
慣性モーメント
ロータ(片側中空シャフト): 130 · 10–6 kgm2; ステータ (ハウジング/フランジ): 1 010 · 10-6 kgm2
シャフトの許容軸方向ずれ
± 0.3 mm
固有振動数
≧ 1000 Hz
振動 55 ~ 2 000 Hz
衝撃 6 ms
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-6)
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-27)
使用温度
RCN 55xx:0 °C ~ 50 °C; RCN 53xx:–20 °C ~ 60 °C
保護等級 IEC 60529
IP 64
質量
 0.9 kg
4)
*注文時にご指定ください。
1)
外形寸法および仕様については、製品情報を参照ください。
2)
3)
ハイデンハイン製ケーブル使用時; ≦ 8 MHz
カタログハイデンハインエンコーダのインターフェース内の電気的仕様を参照ください。
4)
機械的故障の除外については、21ページを参照ください。
33
RON 785
• ステータカップリング内蔵
• 貫通型中空シャフト¬ 50 mm
• システム精度 ± 2“

公差
34
ケーブル半径方向(軸方向も使用可)
A = 機械側回転中心
k = 取付けに必要な寸法
 = 原点信号位置 ± 5°
 = 45°回転時
 = インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向
 = 別売アクセサリ: リングナット ID 336669-15
インクリメンタル
RON 785
スケール本体
DIADUR目盛格子付ガラスディスク(インクリメンタルトラック付)
目盛線本数
18 000
システム精度
± 2”
1信号周期内の位置誤差
≦ ± 0.7”
インターフェース
» 1 VPP
原点*
RON 785:1個
RON 785 C:絶対番地化原点
カットオフ周波数–3 dB
≧ 180 kHz
電気的接続*
ケーブル1 m、12ピンM23カップリング(オス)付 または なし
ケーブル長1)
≦ 150 m
供給電圧
DC 5 V ± 0.5 V/≦ 150 mA (負荷なし)
シャフト
貫通型中空シャフトD = 50 mm
機械的許容回転数
≦ 1000 min–1
始動トルク
≦ 0.5 Nm (20 °Cにおいて )
ロータの慣性モーメント
1.05 · 10-3 kgm2
シャフトの許容軸方向ずれ
± 0.1 mm
固有振動数
≧ 1000 Hz
振動 55 ~2000 Hz
衝撃 6 ms
≦ 100 m/s2 (IEC 60 068-2-6)
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-27)
使用温度
0 °C ~ +50 °C
保護等級 IEC 60 529
IP 64
質量
 2.5 kg
* 注文時にご指定ください
1)
ハイデンハイン製ケーブル使用時
35
RCN 8000 シリーズ
•
•
•
•
ステータカップリング内蔵
貫通型中空シャフト¬ 60 mm
システム精度 ± 1” ならびに ± 2”
機械的故障の除外が可能
k
リングナット付シャフトカップリング
機械的故障の除外なし
k
軸端面で取付け
機械的故障の除外なし
リングナットと回り止めを用いた取付け
機械的故障の除外あり
(外形寸法についての詳細は、”機械的故障の除外なし”を参照ください)
リングナットと回り止めを用いない場合
公差
A
d
k
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
36
= 機械側回転中心
= 圧縮空気注入口
= 取付けに必要な寸法
= 0°位置記号 (± 5°)
= ケーブル支持
= ユーザー用空きスペース
= 45°回転時
= ねじ穴深さ 5.5 ± 0.5 mm
= ねじ穴深さ > 10 mm
= 別売アクセサリ:リングナット ID 336669-11
= 別売アクセサリ:回り止め ID 817921-03
= 固定スプリングピンx2式、ISO 8752 – 4x10 – ST (別売)
= スプリングピン使用時には、取外し用タップ(M4)を準備ください
= インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向
端面上のシャフトカップリング
機械的故障の除外あり
(外形寸法についての詳細は、"機械的故障の除外なし"を参照ください)
アブソリュート
RCN 8510
RCN 8310
RCN 8580
RCN 8380
RCN 8590 F
RCN 8390 F
RCN 8590 M
RCN 8390 M
目盛ディスク本体
DIADUR 目盛格子付ガラスディスク(アブソリュートとインクリメンタルトラック付、目盛線本数 32 768)
システム精度
RCN 85x0:± 1”; RCN 83x0:± 2”
1信号周期内の位置誤差
RCN 85x0: ≦ ± 0.15”
RCN 83x0: ≦ ± 0.2”
機能安全*
オプション
インターフェース
EnDat 2.2
区分
EnDat22
位置値/回転
536 870 912 (29 ビット); ファナックÞインタフェース: 134 217 728 (27 ビット)
電気的許容回転数
≦ 1500 min–1
(連続計測モード)
≦ 750 min–1
(連続計測モード)
≦ 1500 min–1 (連続計測モード)
クロック周波数
計算時間 tcal
≦ 16 MHz
≦ 5 µs
≦ 2 MHz
≦ 5 µs
–
インクリメンタル信号
カットオフ周波数 –3 dB
–
» 1 VPP
≧ 400 kHz
–
電気的接続
エンコーダから迅速に脱着可能なアダプタケーブル(プラグ-インケーブル)
1)
2)
RCN 85x0: ≦ ± 0.2”
RCN 83x0: ≦ ± 0.2”
–
EnDat02
ファナック
シリアルインターフェース
Þi インタフェース
三菱高速
シリアルインターフェース
Þi インタフェース
Mitsu03-4
ケーブル長
≦ 150 m
≦ 50 m
≦ 30 m
供給電圧
DC 3.6 V ~ 14 V
消費電力3) (最大)
3.6 V: ≦ 1.1 W; 14 V: ≦ 1.3 W
消費電流(通常)
5 V: 140 mA (負荷なし)
シャフト
貫通型中空シャフトD = 60 mm
機械的許容回転数
≦ 500 min–1; 一時的に: ≦ 1500 min–1 4) (500 min–1を超える場合はお問い合わせください)
トルク(摩擦)
≦ 4.05 Nm (標準的な始動トルク:≦ 0.7 Nm、20 °Cにおいて)
慣性モーメント
ロータ(片側中空シャフト): 1.22 · 10-3 kgm2; ステータ(ハウジング/フランジ): 11.0 · 10-3 kgm2
シャフトの許容軸方向ずれ
± 0.3 mm
固有振動数
≧ 900 Hz
振動 55 ~ 2000 Hz
衝撃 6 ms
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-6)
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-27)
使用温度
0 °C ~ +50 °C
保護等級 IEC 60 529
IP 64
質量
2.8 kg
*注文時にご指定ください。
1)
外形寸法および仕様については、製品情報を参照ください。
2)
ハイデンハイン製ケーブル使用時; ≦ 8 MHz 3)カタログハイデンハインエンコーダのインターフェース内の電気的仕様を参照ください。
4)
機械的故障の除外については、21ページを参照ください。
37
RCN 8000 シリーズ
•
•
•
•
ステータカップリング内蔵
貫通型中空シャフト¬ 100 mm
システム精度 ± 1” ならびに ± 2”
機械的故障の除外が可能
k
k
リングナット付シャフトカップリング
機械的故障の除外なし
軸端面で取付け
機械的故障の除外なし
k
リングナットと回り止めでのシャフト接続
機械的故障の除外あり
(外形寸法についての詳細は、"機械的故障の除外なし"を参照ください)
リングナットと回り止めを用いない場合
公差
A
d
k
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
= 機械側回転中心
= 圧縮空気注入口
= 取付けに必要な寸法
= 0°位置記号 (± 5°)
= ケーブル支持
= ユーザー用空きスペース
= ねじ穴深さ 5.5 ± 0.5 mm
= 45°回転時
= 別売アクセサリ:リングナット ID 336669-16
= 別売アクセサリ:回り止め ID 817921-04
= ねじ穴深さ > 10 mm
= 固定スプリングピンx2式、ISO 8752 – 4x10 – ST (別売)
= スプリングピン使用時には、取外し用タップ(M4)を準備ください
= インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向
38
軸端面で取付け
機械的故障の除外あり
(外形寸法についての詳細は、”機械的故障の除外なし”を参照ください)
アブソリュート
RCN 8510
RCN 8310
RCN 8580
RCN 8380
RCN 8590 F
RCN 8390 F
RCN 8590 M
RCN 8390 M
目盛ディスク本体
DIADUR 目盛格子付ガラスディスク(アブソリュートとインクリメンタルトラック付、目盛線本数 32 768)
システム精度
RCN 85x0: ± 1”; RCN 83x0: ± 2”
1信号周期内の位置誤差
RCN 85x0: ≦ ± 0.15”
RCN 83x0: ≦ ± 0.2”
機能安全*
オプション
インターフェース
EnDat 2.2
区分
EnDat22
位置値/回転
536 870 912 (29 ビット); ファナックÞ インタフェース: 134 217 728 (27 ビット)
電気的許容回転数
≦ 1500 min–1
(連続計測モード)
≦ 750 min–1
(連続計測モード)
≦ 1500 min–1 (連続計測モード)
クロック周波数
計算時間 tcal
≦ 16 MHz
≦ 5 µs
≦ 2 MHz
≦ 5 µs
–
インクリメンタル信号
カットオフ周波数–3 dB
–
» 1 VPP
≧ 400 kHz
–
電気的接続
エンコーダから迅速に脱着可能なアダプタケーブル(プラグ-インケーブル)
1)
2)
RCN 85x0: ≦ ± 0.2”
RCN 83x0: ≦ ± 0.2”
–
EnDat02
ファナック
シリアルインターフェース
Þi インタフェース
三菱高速
シリアルインターフェース
Þi インタフェース
Mitsu03-4
ケーブル長
≦ 150 m
≦ 50 m
≦ 30 m
供給電圧
DC 3.6 V ~ 14 V
消費電力3) (最大)
3.6 V: ≦ 1.1 W; 14 V: ≦ 1.3 W
消費電流(通常)
5 V: 140 mA (負荷なし)
シャフト
貫通型中空シャフトD = 100 mm
機械的許容回転数
≦ 500 min–1; 一時的に:≦ 1500 min–1 4) (500 min–1 を超える場合はお問い合わせください)
トルク(摩擦)
≦ 4.5 Nm (標準的な始動トルク:≦ 1.0 Nm、20 °Cにおいて )
慣性モーメント
ロータ(片側中空シャフト): 3.20 · 10-3 kgm2; ステータ(ハウジング/フランジ): 10.0 · 10-3 kgm2
シャフトの許容軸方向ずれ
± 0.3 mm
固有振動数
≧ 900 Hz
振動 55 ~ 2000 Hz
衝撃 6 ms
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-6)
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-27)
使用温度
0 °C ~ +50 °C
保護等級 IEC 60 529
IP 64
質量
 2.6 kg
*注文時にご指定ください。
1)
外形寸法および仕様については、製品情報を参照ください。
2)
3)
ハイデンハイン製ケーブル使用時; ≦ 8 MHz
カタログハイデンハインエンコーダのインターフェース内の電気的仕様を参照ください。
4)
機械的故障の除外については、21ページを参照ください。
39
RON 786/RON 886/RPN 886
• ステータカップリング内蔵
• 貫通型中空シャフト¬ 60 mm
• システム精度 ± 1” または ± 2”

公差
40
ケーブル半径方向(軸方向も使用可)
A = 機械側回転中心
k = 取付けに必要な寸法
 = 原点信号位置 ± 5°
 = 45°回転時
 = インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向
 = 別売アクセサリ:リングナット ID 336669-11
インクリメンタル
RON 786
RON 886
RPN 886
目盛ディスク本体
DIADUR目盛格子付ガラスディスク(インクリメンタルトラック付)
目盛線本数*
18 000
36 000
36 000
システム精度
± 2”
± 1”
1信号周期内の位置誤差
18 000 本: ≦ ± 0.7”
36 000 本: ≦ ± 0.35”
≦ ± 0.35”
インターフェース
» 1 VPP
原点*
RON x86: 1個
RON x86 C: 絶対番地化原点
1個
≧ 180 kHz
≧ 800 kHz
≧ 1300 kHz
カットオフ周波数
–3 dB
–6 dB
90 000
(ƒ 180000 信号周期/回転)
≦ ± 0.1”
電気的接続*
ケーブル1 m、12ピンM23カップリング(オス)付 または なし
ケーブル長1)
≦ 150 m
供給電圧
DC 5 V ± 0.5 V/≦ 150 mA (負荷なし)
シャフト
貫通型中空シャフトD = 60 mm
機械的許容回転数
≦ 1000 min–1
始動トルク
≦ 0.5 Nm (20 °Cにおいて )
ロータの慣性モーメント
1.20 · 10-3 kgm2
シャフトの許容軸方向ずれ
≦ ± 0.1 mm
固有振動数
≧ 1000 Hz
≧ 500 Hz
振動 55 ~ 2000 Hz
衝撃 6 ms
≦ 100 m/s2 (IEC 60 068-2-6)
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-27)
≦ 50 m/s (IEC 60 068-2-6)
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-27)
使用温度
0 °C ~ 50 ℃
保護等級 IEC 60 529
IP 64
質量
 2.5 kg
DC 5 V ± 0.5 V/≦ 250 mA(負荷なし)
2
* 注文時にご指定ください
1)
ハイデンハイン製ケーブル使用時
41
RON 905
• ステータカップリング内蔵
• 片側中空シャフト
• システム精度 ± 0.4”

公差
42
ケーブル半径方向(軸方向も使用可)
A = 機械側回転中心
k = 取付けに必要な寸法
 = I1の後にI2が出力される際の回転方向
インクリメンタル
RON 905
目盛ディスク本体
DIADUR目盛格子付ガラスディスク(インクリメンタルトラック付)
目盛線本数
36 000
システム精度
± 0.4”
1信号周期内の位置誤差
≦ ± 0.3”
インターフェース
» 11 µAPP
原点
1個
カットオフ周波数 –3 dB
≧ 40 kHz
電気的接続
ケーブル1 m、9ピンM23コネクタ(オス)付
供給電圧
DC 5 V ± 0.25 V/≦ 250 mA (負荷なし)
ケーブル長1)
≦ 15 m
シャフト
片側中空シャフト
機械的許容回転数
≦ 100 min–1
始動トルク
≦ 0.05 Nm (20 °Cにおいて )
ロータの慣性モーメント
0.345 · 10-3 kgm2
シャフトの許容軸方向ずれ
≦ ± 0.2 mm
固有振動数
‡ 350 Hz
振動 55 ~ 2000 Hz
衝撃 6 ms
≦ 50 m/s2 (IEC 60 068-2-6)
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-27)
使用温度
10 °C ~ 30 °C
保護等級 IEC 60 529
IP 64
質量
 4 kg
1)
ハイデンハイン製ケーブル使用時
43
ECN 200 シリーズ
• ステータカップリング付
• 貫通型中空シャフト¬ 20 mm ならびに¬ 50 mm
• システム精度 ± 10“
目盛ディスク本体
システム精度
1信号周期内の位置誤差
ECN 200 ¬ 20 mm
インターフェース
区分*
位置値/回転
電気的許容回転数
クロック周波数
計算時間 tcal
インクリメンタル信号
カットオフ周波数 –3 dB
電気的接続*
ケーブル長1)
供給電圧
消費電力2)(最大)
ECN 200 ¬ 50 mm
消費電流(通常)
シャフト*
機械的許容回転数
始動トルク (20 °Cにおいて)
ロータの慣性モーメント
シャフトの許容軸方向ずれ
固有振動数
振動 55 ~ 2000 Hz
衝撃 6 ms
使用温度
保護等級 IEC 60 529
質量
* 注文時にご指定ください
1)
ハイデンハイン製ケーブル使用時
2)
電気的仕様を参照ください。
44
アブソリュート
ECN 225
ECN 223 F
ECN 223 M
DIADUR目盛格子付ガラスディスク(アブソリュートとインクリメンタルトラック付、目盛線本数 2 048)
± 10”
≦ ± 5”
EnDat 2.2
ファナックシリアルインターフェース 三菱高速シリアルインターフェース
Þインタフェース(標準および高速度)
EnDat22
EnDat02
33 554 432 (25 ビット)
Þインタフェース
Mitsu02-4
8 388 608 (23 ビット)
≦ 3000 min–1 (連続計測モード)
≦ 8 MHz
≦ 2 MHz
≦ 5 µs
–
–
–
» 1 VPP
–
–
≧ 200 kHz
–
ケーブル1 m、
8ピンM12カップリング(オス)付
ケーブル1 m、
17ピンM23カップリング(オス)付
ケーブル1 m、8ピンM12カップリング(オス)付 または なし
≦ 150 m
≦ 30 m
DC 3.6 ~ 5.25 V
3.6 V: ≦ 0.7 W
5.25 V: ≦ 1.0 W
5 V:200 mA (負荷なし)
貫通型中空シャフト D = 20 mm または 50 mm
≦ 3000 min–1
D = 20 mm: ≦ 0.15 Nm
D = 50 mm: ≦ 0.2 Nm
D = 20 mm: 0.138 · 10-3 kgm2
D = 50 mm: 0.215 · 10-3 kgm2
± 0.1 mm
≧ 1000 Hz
≦ 100 m/s2 (IEC 60 068-2-6)
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-27)
繰り返し曲げる場合:
ケーブル固定:
–10 °C ~ 70 °C
–20 °C ~ 70 °C
IP 64
D = 20 mm: 約0.8 kg; D = 50 mm: 約0.7 kg
45
中空シャフト D = 20 mm
公差
A = 機械側回転中心
B = エンコーダのベアリング
k = 取付けに必要な寸法
m = 使用温度測定点
 = ゼロ点位置 ± 15°
 = モータシャフトとの最大許容ずれ
 = 接触防止(IEC 60 529)
 = インターフェースに記載の出力信号を得るためのシャフト回転方向
 = 別売アクセサリ:リングナット ID 336669-03
46
中空シャフト D = 50 mm
公差
A = 機械側回転中心
k = 取付けに必要な寸法
m = 使用温度測定点
 = ゼロ点位置 ± 15°
 = 運転前に取付け治具を取外してください。対辺距離 3
 = モータシャフトとの最大許容ずれ
 = 接触防止(IEC 60 529)
 = インターフェースに記載の出力信号を得るためのシャフト回転方向
47
ROD 200 シリーズ
• カップリング外付型
• システム精度 ± 5“

公差
48
ケーブル半径方向(軸方向も使用可)
A = 機械側回転中心
 = 原点信号位置 ± 5°
 = インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向
インクリメンタル
ROD 220
ROD 270
ROD 280
目盛ディスク本体
DIADUR目盛格子付ガラスディスク(インクリメンタルトラック付)
目盛線本数
9000
システム精度
± 5”
1信号周期内の位置誤差
≦ ± 1.4”
インターフェース
« TTL
分割倍率
パルス数/回転
2倍
18 000
原点*
1個
カットオフ周波数 –3 dB
出力周波数
エッジ間隔 a
–
≦ 1 MHz
≧ 0.125 µs
–
≦ 1 MHz
≧ 0.22 µs
‡ 180 kHz
–
–
電気的許容回転数
≦ 3333 min-1
≦ 333 min–1
–
電気的接続*
ケーブル1 m、12ピンM23カップリング(オス)付 または なし
1)
18 000
18 000
≦ ± 0.7”
» 1 VPP
10倍
180 000
–
18 000
ROD 280: 1個
ROD 280 C: 絶対番地化原点
ケーブル長
≦ 100 m
≦ 150 m
供給電圧
DC 5 V ± 0.5 V/≦ 150 mA (負荷なし)
シャフト
ソリッドシャフト D = 10 mm
機械的許容回転数
≦ 10 000 min–1
始動トルク
≦ 0.01 Nm (20 °Cにおいて )
ロータの慣性モーメント
20 · 10-6 kgm2
シャフト負荷
軸方向:
半径方向:
振動 55 ~ 2000 Hz
衝撃 6 ms
≦ 100 m/s2 (IEC 60 068-2-6)
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-27)
使用温度
繰り返し曲げる場合:
ケーブル固定:
保護等級 IEC 60 529
IP 64
質量
 0.7 kg
10 N
10 N (シャフト端において)
–10 °C ~ 70 °C
–20 °C ~ 70 °C
* 注文時にご指定ください
ハイデンハイン製ケーブル使用時
1)
49
ROD 780/ROD 880
• カップリング外付型
• システム精度 ± 1” または ± 2”

公差
50
ケーブル半径方向(軸方向も使用可)
A = 機械側回転中心
 = 原点信号位置 ± 5°
 = インターフェースの記述に基く出力信号を得るためのシャフトの回転方向
インクリメンタル
ROD 780
ROD 880
目盛ディスク本体
DIADUR目盛格子付ガラスディスク(インクリメンタルトラック付)
目盛線本数*
18 000
36 000
36 000
システム精度
± 2”
± 1”
1信号周期内の位置誤差
18 000 本: ≦ ± 0.7”
36 000 本: ≦ ± 0.35”
≦ ± 0.35”
インターフェース
» 1 VPP
原点*
ROD x80: 1個
ROD x80 C: 絶対番地化原点
カットオフ周波数 –3 dB
≧ 180 kHz
電気的接続*
ケーブル1 m、12ピンM23カップリング(オス)付 または なし
ケーブル長1)
≦ 150 m
供給電圧
DC 5 V ± 0.5 V/≦ 150 mA (負荷なし)
シャフト
ソリッドシャフト D = 14 mm
機械的許容回転数
≦ 1000 min–1
始動トルク
≦ 0.012 Nm (20 °Cにおいて )
ロータの慣性モーメント
0.36 · 10-3 kgm2
シャフト負荷
軸方向:
半径方向:
振動 55 ~ 2000 Hz
衝撃 6 ms
≦ 100 m/s2 (IEC 60 068-2-6)
≦ 200 m/s2 (IEC 60 068-2-27)
使用温度
0 °C ~ 50 ℃
保護等級 IEC 60529
IP 64
質量
 2.4 kg
30 N
30 N(シャフト端において)
*注文時にご指定ください
1)
ハイデンハイン製ケーブル使用時
51
インターフェース
インクリメンタル信号» 1 VPP
ハイデンハインエンコーダで»1 VPPインターフェー
ス形式のものは、高い内挿分割ができます。
信号周期
360° elec.
正弦波インクリメンタル信号A相とB相は90°elec.
の位相差を有し、信号レベルが1 VPPです。
図で表示した出力信号のシーケンス(B相がA
相に遅れて出力)は、個別の寸法図に示されて
いる状態で動作した際に得られる信号です。
インクリメンタル信号に原点信号Rの役割は重要
です。出力信号は原点近傍では低くなります。
各インターフェースおよび電気的仕様に関し
ての詳しい説明が、カタログ
ハイデンハインエンコーダのインターフェース
に記載されています。
代替信号波形
(規定値)
A、B、R はオシロスコープにて差動で測定される
ピン配列
12ピン M23カップリング
12ピン M23コネクタ
15ピンD-subコネクタ
IK 220用
15ピンD-subコネクタ
エンコーダもしくはPWM 20用
電源
インクリメンタル信号
12
2
10
11
5
6
8
1
3
4
9
7
/
1
9
2
11
3
4
6
7
10
12
5/8/13/15
14
/
4
12
2
10
1
9
3
11
14
7
5/6/8/15
13
/
UP
センサ1)
UP
0V
A+
A–
B+
B–
R+
R–
空き
空き
空き
茶/緑
青
白/緑
茶
緑
灰
ピンク
赤
黒
/
紫
黄
1)
センサ
0V
白
シールドはハウジングへ; UP = 供給電圧
センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。
未使用のピンまたは線は使用しない事!
1)
LIDA 2xx:空き
52
他の信号
インクリメンタル信号 « TTL
ハイデンハインエンコーダで « TTLインターフェー
ス形式のものは、正弦波走査信号を分割して、
または分割なしで、デジタル化する回路を内蔵
しています。
異常発生時
信号周期 360° elec.
インクリメンタル信号は、90°(elec.)の位相差を
もった矩形波パルスUa1、Ua2として送信されます。
原点信号は1個以上の原点パルスUa0として出
力し、インクリメンタル信号によりゲートがかけられ
出力幅が決定されています。
さらに、内蔵電子回路では反転信号¢、£、
¤を発生し、ノイズに強い信号伝送が行えます。
図で表示した信号シーケンス(すなわちUa2がUa1
に遅れて出力される)は、個別の寸法図に示され
ている状態で動作した際に得られる信号です。
4倍評価後の
測定分解能
反転信号¢、£、¤ は表示していません
アラーム信号¥は電源線の断線や光源の異
常などの故障状況を知らせます。
各インターフェースおよび電気的仕様に関し
ての詳しい説明が、カタログ
ハイデンハインエンコーダのインターフェース
に記載されています。
1倍、2倍、4倍評価をした後のインクリメンタル
信号Ua1とUa2の連続する2つのエッジ間の距
離が、1測定分解能となります。
ピン配列
12ピン M23カップリング
12ピン M23コネクタ
15ピンD-subコネクタ
IK 220用
15ピンD-subコネクタ
エンコーダもしくはPWM 20用
インクリメンタル信号
他の信号
12
2
10
11
5
6
8
1
3
4
7
/
93)
1
9
2
11
3
4
6
7
10
12
14
8/13/15
5
4
12
2
10
1
9
3
11
14
7
13
5/6/8
UP
センサ1)
UP
0V
Ua1
¢
Ua2
£
Ua0
¤
茶/緑
青
白/緑
茶
緑
灰
ピンク
赤
黒
1)
センサ
0V
白
2)
¥
紫
3)
15
空き
空き
/
黄
シールドはハウジングへ; UP = 供給電圧
センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。
未使用のピンまたは線は使用しない事!
1)
2)
LIDA 2xx:空き
/
ERO 14xx:空き
3)
オープンタイプリニアエンコーダ: PWT用 TTL/11 µAPP切替用、もしくは空き
53
電気的接続
電源
インターフェース
位置値
EnDatインターフェースは、エンコーダ用のデジ
タル双方向インターフェースです。インクリメンタ
ルエンコーダの位置値の伝送と、エンコーダに
保存された情報の読み出しまたは更新が可能
で、新しい情報を保存することもできます。
シリアル伝送方式のため、4本の信号線だけで
処理できます。データは後続電子部からのクロッ
ク信号と同期して伝送されます。
伝送のタイプ(位置値、パラメータ、診断等)は、
後続電子部がエンコーダへ送るモードコマンド
で選択します。EnDat 2.2モードコマンドのみで
しか利用できない機能があります。
区分
コマンドセット
インクリメンタル信号
EnDat01
EnDat 2.1 もしくは EnDat 2.2 あり
EnDat21
なし
EnDat02
EnDat 2.2
あり
EnDat22
EnDat 2.2
なし
EnDatインターフェースの種類
アブソリュートエンコーダ
後続電子部
各インターフェースおよび電気的仕様に関し
ての詳しい説明が、カタログ
ハイデンハインエンコーダのインターフェース
に記載されています。
アブソリュート
位置値
» 1 VPP A*)
EnDatインターフェース
インクリメンタル
信号*)
» 1 VPP B*)
エンコーダメーカのパラメータ
オペレーティング オペレーティング OEMメーカの
パラメータ
ステータス
パラメータ
EnDat 2.1
*) エンコーダによっ
て異なる
EnDat 2.2
ピン配列
8ピン
M12カップリング
供給電圧
アブソリュート位置値
8
2
5
1
3
4
7
6
UP
センサ UP
0V
センサ0 V
DATA
DATA
CLOCK
CLOCK
茶/緑
青
白/緑
白
灰
ピンク
紫
黄
17ピンM23カップリング
15ピンD-subコネクタ
IK 220用
インクリメンタル信号1)
電源
7
1
10
4
11
15
16
12
13
14
17
8
9
1
9
2
11
13
3
4
6
7
5
8
14
15
UP
センサ
UP
0V
A+
A–
B+
B–
DATA
DATA
茶/緑
青
白/緑
緑/黒
黄/黒
青/黒
赤/黒
灰
ピンク
センサ
内部
0V
シールド
白
シールド はハウジングへ; UP = 供給電圧
センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。
未使用のピンまたは線は使用しない事!
1)インターフェースEnDat01およびEnDat02のみ
54
アブソリュート位置値
/
CLOCK CLOCK
紫
黄
インターフェース
ファナックおよび三菱用ピン配列
ファナック
ハイデンハインのエンコーダで、型式の最後にF
が付いているものは、次のインターフェース搭載
のファナック社の制御装置に対応しております。
ファナックシリアルインターフェース
• 区分: Þインタフェース (標準および高速度、
2対通信)
• 区分: Þiインタフェース(高速度、1対通信)
ÞiインタフェースはÞインタフェース(標
準および高速度、2対通信)と互換性
があります。
20ピン
ファナック
コネクタ
8ピン
M12
カップリング
供給電圧
アブソリュート位置値
9
18/20
12
14
16
1
2
5
6
8
2
5
1
–
3
4
7
6
UP
センサ
UP
0V
センサ
0V
シールド
リクエスト
リクエスト
茶/緑
青
白/緑
白
–
紫
黄
シリアルデータ シリアルデータ
灰
ピンク
シールドはハウジングへ;UP = 供給電圧
センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。
未使用のピンまたは線は使用しない事!
三菱
ハイデンハインのエンコーダで、型式の最後にM
が付いているものは、次のインターフェース搭載
の三菱電機社の制御装置に対応しております。
三菱高速シリアルインターフェース
• 区分: Mitsu02-2
Generation 1、
2線式
• 区分: Mitsu03-4
Generation 2、
4線式
• 区分: Mitsu01
4線式
• 区分: Mitsu02-4
Generation 1、
4線式
10ピン
三菱
コネクタ
20ピン
三菱
コネクタ
8ピン
M12
カップリング
供給電圧
アブソリュート位置値
10ピン
1
–
2
–
7
8
3
4
20ピン
20
19
1
11
6
16
7
17
8
2
5
1
3
4
7
6
UP
センサ
UP
0V
センサ
0V
リクエスト
フレーム
リクエスト
フレーム
茶/緑
青
白/緑
白
紫
黄
シリアルデータ シリアルデータ
灰
ピンク
シールドはハウジングへ;UP = 供給電圧
センサ:センサ線は内部にて電源線と接続されています。
未使用のピンまたは線は使用しない事!
55
接続部品とケーブル
一般情報
コネクタ(絶縁のための樹脂コート):
スリーブ付き。オスとメスがあります。
(記号を参照してください)
カップリング(絶縁のための樹脂コート):
外部にネジを切ってあります。オスとメスがあります。
(記号を参照してください)
アダプタケーブル(エンコーダ側)
記号
M12
M23
M12
記号
M12 直角コネクタ
取付け用の切り込み
中央留め具付き
組込み型カップリング
M23
M23
M23
フランジ付
組込み型カップリング
D-subコネクタ: ハイデンハイン製デジタル
表示カウンタおよびIKインターフェースボード
用です。
フランジソケット: 外側にネジ(カップリングと同様の)が切ってあり、エンコーダま
たはハウジングに取付けてあります。オス、メスどちらも取り扱っています。
記号
記号
15-pin: 43
25-pin: 56
M23
1)
インターフェース回路内蔵の場合
コネクタのピンは、カップリングまたはフランジソケッ
トのピンの反対方向に番号が付けられています。
接続部品がオスかメスかは関係ありません。
フランジソケットおよび
M23組込み型カップリング用
アクセサリ(別売)
オス
埃よけキャップ
ID 219926-01
メス
接続された状態で、保護等級はIP 67です。
(D-subコネクタ: IP 50;IEC 60 529)
接続されていない状態では、防水されていま
せん。
56
M12接続部品用アクセサリ(別売)
絶縁スペーサ
ID 596495-01
接続部品 » 1 VPP
« TTL
EnDat
12ピン 17ピン 8ピン
M23 M23 M12
接続ケーブルのコネクタ
エンコーダケーブルのカップリングへの
接続用
コネクタ(メス)
ケーブル
¬ 8 mm用
291697-05
291697-26
–
接続ケーブル用コネクタ
後続電子部への接続用
コネクタ(オス)
ケーブル
¬ 4.5 mm用 291697-06
¬ 8 mm用
291697-08
¬ 6 mm用
291697-07
–
291697-27
–
–
–
–
接続ケーブル用カップリング
カップリング(オス)
¬ 4.5 mm用 291698-14
¬ 6 mm用
291698-03
¬ 8 mm用
291698-04
291698-25
291698-26
291698-27
–
–
–
フランジソケット
後続電子部への取付け用
フランジソケット(メス)
315892-08
315892-10
–
取付け用カップリング
フランジ(メス)付
¬ 6 mm
¬ 8 mm
291698-17
291698-07
291698-35
–
–
–
フランジ (メス)付
¬ 6 mm
¬ 8 mm
291698-08
291698-31
291698-41
291698-29
–
–
中央留め具付(オス)
¬ 6 mm
~10 mm
741045-01
741045-02
–
364914-01
–
–
アダプタコネクタ » 1 VPP/11 µAPP
後続電子部用に1 VPP出力信号を11 µAPP
入力信号に変換。12ピンM23コネクタ(メス)
および9ピンM23コネクタ(オス)
57
接続ケーブル» 1 VPP
« TTL
EnDat
12ピン 17ピン 8ピン
M23 M23 M12
» 1 VPP
« TTL
PUR被覆アダプタケーブル
8ピン:
17ピン:
¬ 4.5 mm; [4 × 2 × 0.14 mm2]
¬ 6 mm; [6 × 2 × 0.19 mm2]
両側
• 8ピンM12カップリング(オス)付
• 17ピンM23カップリング(オス)付
EnDat
EnDat
インクリメンタル インクリメンタル
信号付
信号なし
AP = 0.14 mm2
AP = 0.19 mm2
–
–
643450-xx
679671-xx
–
両側
17ピンM23カップリング(オス)、
中央留め具付(M23 SpeedTEC)
–
1072523-xx
–
両側
15ピンD-subコネクタ(メス)付
–
727658-xx
735987-xx
両側
25ピンD-subコネクタ(メス)付
–
735961-xx
735994-xx
両側
15ピンD-subコネクタ(オス)付
–
–
735993-xx
片側
–
681186-xx
680856-xx
PUR被覆接続ケーブル
8ピン:
17ピン:
12ピン:
¬ 6 mm; [4 × 0.14 mm2 + 4 × 0.34 mm2]
¬ 8 mm; [4 × 2 x 0.14 mm2 + 4 × 0.5 mm2 + 4 × 0.14 mm2]
¬ 8 mm; [4 × 2 x 0.14 mm2 + 4 × 0.5 mm2]
AP = 0.34 mm2
AP = 0.5 mm2
AP = 0.5 mm2
両側
コネクタ(メス)とカップリング(オス)付
298401-xx
323897-xx
368330-xx
両側
コネクタ(メス)とコネクタ(オス)付
298399-xx
–
–
両側
コネクタ(メス)とDsubコネクタ(メス)付、15ピン
310199-xx
332115-xx
533627-xx
両側
コネクタ(メス)とDsubコネクタ(メス)付、25ピン
–
509667-xx
641926-xx
両側
コネクタ(メス)とDsubコネクタ(オス)付、15ピン
310196-xx
324544-xx
524599-xx
片側
コネクタ(メス)付
309777-xx
309778-xx
634265-xx
ケーブルのみ
816317-xx
816322-xx
816329-xx
AP:電源線の断面積
¬ :曲げ半径に関するケーブル径はハイデンハインエンコーダのインターフェースを参照ください
58
接続ケーブル
ファナック
三菱
¬ 4.5 mm; [4 × 2 × 0.14 mm2]
PUR被覆アダプタケーブル
AP = 0.14 mm2
ファナック
三菱
770967-xx
770968-xx
両側
20ピン三菱コネクタ(オス)付
–
770966-xx
両側
8ピンM12カップリング(オス)付
679671-xx
両側
17ピンM23カップリング(オス)付
827607-xx
両側
17ピンM23カップリング(オス)、
中央留め具付(M23 SpeedTEC)
1034884-xx
片側
680856-xx
両側
• ファナックコネクタ(メス)もしくは
• 10ピン三菱コネクタ(メス)付
PUR被覆接続ケーブル
1 ¬ 6 mm; [4 × 0.14 mm2 + 24 × 0.34 mm22]
2 ¬ 8 mm; [2 × 2 x 0.14 mm2 + 4 × 1 mm ]2
3 ¬ 6 mm; [2 × 2 x 0.14 mm + 4 × 0.5 mm ]
AP = 0.34 mm2
AP = 1 mm2
AP = 0.5 mm2
両側
8ピンM12コネクタ(メス)と
17ピンM12カップリング(オス)付
ケーブル
1
ファナック
三菱
368330-xx
両側
8ピンM12コネクタ(メス)と
17ピンM23カップリング(オス)付
1
582333-xx
両側
8ピンM12コネクタ(メス)と
• ファナックコネクタ(メス)もしくは
• 10ピン三菱コネクタ(メス)付
1
646807-xx
647314-xx
両側
8ピンM12コネクタ(メス)と
20ピン三菱コネクタ(オス)付
1
–
646806-xx
両側
17ピンM23コネクタ(メス)と
• ファナックコネクタ(メス)もしくは
• 10ピン三菱コネクタ(メス)付
2
534855-xx
573661-xx
両側
17ピンM23コネクタ(メス)と
20ピン三菱コネクタ(オス)付
3
–
367958-xx
ケーブルのみ
2
816327-xx
AP:電源線の断面積
¬ :曲げ半径に関するケーブル径はハイデンハインエンコーダのインターフェースを参照ください
59
診断・検査機器
ハイデンハイン製エンコーダから、調整、監視、
診断に必要な全ての情報を入手できます。
アブソリュートエンコーダかインクリメンタルかどう
か、そして出力インターフェースの種類によって、
入手可能な情報が異なります。
インクリメンタルエンコーダは、主に1 VPP、TTL
もしくはHTLインターフェースを搭載しています。
TTLおよびHTL出力のエンコーダは内部で信号
振幅の監視を行い、簡単なアラーム信号を生
成します。1 VPP信号の場合は、別の検査用機
器もしくは後続電子機器(アナログ診断インター
フェース)の処理機能を用いてのみ出力信号の
解析を行うことが可能です。
アブソリュートエンコーダは、シリアルデータ伝送
を行います。インターフェースの種類により異な
りますが、1 VPPのインクリメンタル信号を出力で
きるアブソリュートエンコーダもあります。エンコー
ダ内部で総合的に信号の監視を行います。
シリアルインターフェース経由にて監視結果
(特に評価番号を用いた場合)を位置値とともに
後続電子機器(デジタル診断インターフェース)
に伝送することが可能です。
以下の情報を伝送可能です。
• エラーメッセージ:
不正確な位置値
• 警告:
エンコーダにあらかじめ設定した限界値に達
している
• 評価番号:
– エンコーダに保存されている詳細情報
– 全てのハイデンハイン製エンコーダのスケー
リングを統一
– 周期的出力が可能
これら機能により後続電子機器がクローズドルー
プ制御においてエンコーダの現在の状況を低コ
ストで評価することが可能です。
ハイデンハインは、エンコーダの解析に適してい
る検査機器PWMやPWTを用意しています。
診断方法には以下の2種類があり、検査機器の
接続方法により異なります。
• エンコーダ診断:
エンコーダに検査機器を直接接続することに
よりエンコーダを総合的に解析することが可
能です。
• 制御ループ内での診断:
位相測定装置PWMをアダプタを用いてクロー
ズド制御ループ内に組込むことが可能です。
これによりエンコーダを搭載した機械もしくは
システムを運転中でのリアルタイム診断が可
能です。機能はインターフェースの種類により
異なります。
60
制御ループ内での診断(評価番号やエンコーダのアナログ信号を表示)
PWM 20/ATS ソフトウェアを用いた診断
PWM 20/ATS ソフトウェアを用いた調整
PWM 20
ハイデンハイン製エンコーダの診断および調整
用として、ATSソフトウェアと位相角測定装置
PWM 20をセットで用意しています。
PWM 20
エンコーダ入力
• EnDat 2.1 またはEnDat 2.2
(インクリメンタル信号「あり」もしくは「なし」のアブソリュート値)
• DRIVE-CLiQ
• ファナックシリアルインターフェース
• 三菱高速シリアルインターフェース
• 安川シリアルインターフェース
• パナソニックシリアルインターフェース
• SSI
• 1 VPP/TTL/11 µAPP
• HTL(信号アダプタ経由)
インターフェース
USB 2.0
供給電圧
AC 100 ~240 V もしくは DC 24 V
寸法
258 mm x 154 mm x 55 mm
ATS
表示言語
ドイツ語 または 英語を選択
機能
•
•
•
•
•
•
システム要件
PC (デュアルコアプロセッサ搭載、クロック周波数 2 GHz以上)
RAM容量 2 GB以上
対応OS: Windows XP、Windows Vista、
Windows 7(32 ビット版/64ビット版)、Windows 8
200 MBのハードディスク空き容量
詳細については、
製品情報 PWM 20/ATS ソフトウェア
を参照ください
位置値表示
接続用対話画面
診断
EBI/ECI/EQI、LIP 200、LIC 4000等用取付け操作ガイド
付加機能(エンコーダによりサポートされている場合)
メモリ内容
DRIVE-CLiQはSIEMENS AG社の登録商標です。
PWM 9はハイデンハインのインクリメンタルエ
ンコーダをチェック・調整する測定装置です。
各種エンコーダ信号のチェックに使用できるよ
うに各種拡張モジュールを用意しています。
測定値は、LCDモニタに表示されます。
ソフトキーを使って簡単に操
作できます。
PWM 9
入力
11µAPP; 1VPP; TTL; HTL; EnDat*/SSI*/磁極検出位置信号
用の拡張モジュール(インターフェース)
*位置値またはパラメータの表示なし
機能
• 信号振幅、消費電力、動作電圧、走査周波数の測定
• インクリメンタル信号(信号振幅、位相角、on/off比)と
原点信号(幅と長さ)のグラフ表示
• 原点検出、故障検出、カウント方向のシンボル表示
• 汎用カウンタ、1~1024倍の内挿分割を選択可能
• オープンタイプリニアエンコーダ用信号調整
出力
• 後続電子部に接続し信号を入力
• オシロスコープ接続用のBNCソケットコネクタ
供給電圧
DC 10 ~ 30 V、最大 15 W
寸法
150 mm × 205 mm × 96 mm
61
インターフェースユニット
ハイデンハイン製インターフェースユニットは、
エンコーダ信号を後続電子機器に中継します。
後続電子部がハイデンハイン製エンコーダから
の出力信号を直接受信できない場合や高い
分割倍率を必要とする場合に使用できます。
インターフェースユニットの入力信号
ハイデンハイン製インターフェースユニットには
正弦波アナログ出力の1 VPP(電圧信号)もしくは
11 µAPP(電流信号)を接続することができます。
EnDatもしくはSSIシリアルインターフェース搭載
のエンコーダも接続可能なインターフェースユニッ
トも用意しています。
インターフェースユニットの出力信号
以下の信号形式を出力するインターフェース
ユニットを用意しています。
• TTL 矩形波信号
• EnDat 2.2
• DRIVE-CLiQ
• ファナックシリアルインターフェース
• 三菱高速シリアルインターフェース
• 安川シリアルインターフェース
• Profibus
ボックスタイプ
コネクタタイプ
正弦波入力信号の内挿分割
インターフェースユニット内では、信号変換の他
に正弦波信号を内挿分割することも可能です。
これにより高い分解能が達成できるため、より
高品質の制御や位置決め精度の向上が可能
になります。
位置値の計算
インターフェースユニットの中には計数機能を
搭載したものを用意しています。絶対番地化
原点付き目盛において最後に通過した原点か
ら次の原点を通過した際に絶対位置値を生成
し後続電子部に出力します。
組込み基板タイプ
DINレール取付けタイプ
62
形状タイプ - 保護等級
内挿分割1)
型式
ボックスタイプ – IP 65
5/10倍
IBV 101
20/25/50/100倍
IBV 102
分割なし
IBV 600
25/50/100/200/400倍
IBV 660 B
コネクタタイプ – IP 40
5/10/20/25/50/100倍
APE 371
組込み基板タイプ – IP 00
5/10倍
IDP 181
20/25/50/100倍
IDP 182
5/10倍
EXE 101
20/25/50/100倍
EXE 102
なし/5倍
EXE 602 E
25/50/100/200/400倍
EXE 660 B
組込み基板タイプ – IP 00
5倍
IDP 101
ボックスタイプ – IP 65
2倍
IBV 6072
5/10倍
IBV 6172
5/10倍および20/25/50/100倍
IBV 6272
ボックスタイプ – IP 65
≦ 16 384分割
EIB 192
コネクタタイプ – IP 40
≦ 16 384分割
EIB 392
2
ボックスタイプ – IP 65
≦ 16 384分割
EIB 1512
出力
入力
インターフェース 軸数
インターフェース
軸数
« TTL
» 1 VPP
1
1
» 11 µAPP
« TTL/
» 1 VPP
切換可
EnDat 2.2
DRIVE-CLiQ
2
1
» 1 VPP
» 1 VPP
1
1
1
ボックスタイプ – IP 65
1
EnDat 2.2
1
ボックスタイプ – IP 65
–
EIB 2391 S
ファナック
1
シリアル
インターフェース
» 1 VPP
1
ボックスタイプ – IP 65
≦ 16 384分割
EIB 192 F
コネクタタイプ – IP 40
≦ 16 384分割
EIB 392 F
2
ボックスタイプ – IP 65
≦ 16 384分割
EIB 1592 F
1
ボックスタイプ – IP 65
≦ 16 384分割
EIB 192 M
コネクタタイプ – IP 40
≦ 16 384分割
EIB 392 M
2
ボックスタイプ – IP 65
≦ 16 384分割
EIB 1592 M
三菱高速
1
シリアル
インターフェース
» 1 VPP
安川シリアル
1
インターフェース
EnDat 2.22)
1
コネクタタイプ – IP 40
–
EIB 3391 Y
PROFIBUS-DP 1
EnDat 2.1; EnDat 2.2
1
DINレール取付けタイプ
–
PROFIBUS
ゲートウェイ
1)
切換可
2)
分解能5 nmのLIC 4100および分解能50 nmと100 nmのLIC 2100のみ
63
http://www.heidenhain.co.jp
本社
名古屋営業所
大阪営業所
九州営業所
〒102-0083
東京都千代田区麹町3-2
ヒューリック麹町ビル9F
 (03) 3234-7781
 (03) 3262-2539
〒460-0002
名古屋市中区丸の内3-23-20
HF桜通ビルディング10F
 (052) 959-4677
 (052) 962-1381
〒532-0011
大阪市淀川区西中島6-1-1
新大阪プライムタワー16F
 (06) 6885-3501
 (06) 6885-3502
〒802-0005
北九州市小倉北区堺町1-2-16
十八銀行第一生命共同ビルディング6F
 (093) 511-6696
 (093) 551-1617
DE
HEIDENHAIN Vertrieb Deutschland
83301 Traunreut, Deutschland
 08669 31-3132
 08669 32-3132
E-Mail: [email protected]
CZ
HEIDENHAIN s.r.o.
102 00 Praha 10, Czech Republic
www.heidenhain.cz
NO
HEIDENHAIN Scandinavia AB
7300 Orkanger, Norway
www.heidenhain.no
DK
TP TEKNIK A/S
2670 Greve, Denmark
www.tp-gruppen.dk
FARRESA ELECTRONICA S.A.
08028 Barcelona, Spain
www.farresa.es
PH
Machinebanks` Corporation
Quezon City, Philippines 1113
E-mail: [email protected]
APS
02-384 Warszawa, Poland
www.heidenhain.pl
ES
PL
FI
HEIDENHAIN Scandinavia AB
02770 Espoo, Finland
www.heidenhain.fi
PT
HEIDENHAIN Technisches Büro Nord
12681 Berlin, Deutschland
 030 54705-240
FARRESA ELECTRÓNICA, LDA.
4470 - 177 Maia, Portugal
www.farresa.pt
FR
HEIDENHAIN FRANCE sarl
92310 Sèvres, France
www.heidenhain.fr
RO
HEIDENHAIN Technisches Büro Mitte
07751 Jena, Deutschland
 03641 4728-250
HEIDENHAIN Reprezentanţă Romania
Braşov, 500407, Romania
www.heidenhain.ro
GB
HEIDENHAIN (G.B.) Limited
Burgess Hill RH15 9RD, United Kingdom
www.heidenhain.co.uk
RS
Serbia  BG
RU
MB Milionis Vassilis
17341 Athens, Greece
www.heidenhain.gr
OOO HEIDENHAIN
115172 Moscow, Russia
www.heidenhain.ru
SE
HEIDENHAIN LTD
Kowloon, Hong Kong
E-mail: [email protected]
HEIDENHAIN Scandinavia AB
12739 Skärholmen, Sweden
www.heidenhain.se
SG
HEIDENHAIN PACIFIC PTE LTD.
Singapore 408593
www.heidenhain.com.sg
HEIDENHAIN Technisches Büro West
44379 Dortmund, Deutschland
 0231 618083-0
GR
HEIDENHAIN Technisches Büro Südwest
70771 Leinfelden-Echterdingen, Deutschland
 0711 993395-0
HK
HEIDENHAIN Technisches Büro Südost
83301 Traunreut, Deutschland
 08669 31-1345
HR
Croatia  SL
HU
NAKASE SRL.
B1653AOX Villa Ballester, Argentina
www.heidenhain.com.ar
HEIDENHAIN Kereskedelmi Képviselet
1239 Budapest, Hungary
www.heidenhain.hu
SK
AR
KOPRETINA TN s.r.o.
91101 Trencin, Slovakia
www.kopretina.sk
ID
HEIDENHAIN Techn. Büro Österreich
83301 Traunreut, Germany
www.heidenhain.de
PT Servitama Era Toolsindo
Jakarta 13930, Indonesia
E-mail: [email protected]
SL
AT
NAVO d.o.o.
2000 Maribor, Slovenia
www.heidenhain.si
IL
FCR Motion Technology Pty. Ltd
Laverton North 3026, Australia
E-mail: [email protected]
NEUMO VARGUS MARKETING LTD.
Tel Aviv 61570, Israel
E-mail: [email protected]
TH
AU
HEIDENHAIN (THAILAND) LTD
Bangkok 10250, Thailand
www.heidenhain.co.th
IN
HEIDENHAIN Optics & Electronics
India Private Limited
Chetpet, Chennai 600 031, India
www.heidenhain.in
TR
IT
HEIDENHAIN ITALIANA S.r.l.
20128 Milano, Italy
www.heidenhain.it
TW
HEIDENHAIN Co., Ltd.
Taichung 40768, Taiwan R.O.C.
www.heidenhain.com.tw
JP
HEIDENHAIN K.K.
Tokyo 102-0083, Japan
www.heidenhain.co.jp
UA
Gertner Service GmbH Büro Kiev
01133 Kiev, Ukraine
www.heidenhain.ua
KR
HEIDENHAIN Korea LTD.
Gasan-Dong, Seoul, Korea 153-782
www.heidenhain.co.kr
US
HEIDENHAIN CORPORATION
Schaumburg, IL 60173-5337, USA
www.heidenhain.com
MX
HEIDENHAIN CORPORATION MEXICO
20290 Aguascalientes, AGS., Mexico
E-mail: [email protected]
VE
Maquinaria Diekmann S.A.
Caracas, 1040-A, Venezuela
E-mail: [email protected]
MY
ISOSERVE SDN. BHD.
43200 Balakong, Selangor
E-mail: [email protected]
VN
AMS Co. Ltd
HCM City, Vietnam
E-mail: [email protected]
NL
HEIDENHAIN NEDERLAND B.V.
6716 BM Ede, Netherlands
www.heidenhain.nl
ZA
MAFEMA SALES SERVICES C.C.
Midrand 1685, South Africa
www.heidenhain.co.za
BE
HEIDENHAIN NV/SA
1760 Roosdaal, Belgium
www.heidenhain.be
BG
ESD Bulgaria Ltd.
Sofia 1172, Bulgaria
www.esd.bg
BR
DIADUR Indústria e Comércio Ltda.
04763-070 – São Paulo – SP, Brazil
www.heidenhain.com.br
BY
GERTNER Service GmbH
220026 Minsk, Belarus
www.heidenhain.by
CA
HEIDENHAIN CORPORATION
Mississauga, OntarioL5T2N2, Canada
www.heidenhain.com
CH
HEIDENHAIN (SCHWEIZ) AG
8603 Schwerzenbach, Switzerland
www.heidenhain.ch
CN
DR. JOHANNES HEIDENHAIN
(CHINA) Co., Ltd.
Beijing 101312, China
www.heidenhain.com.cn
591 109-J4 · S · 10 · 6/2015 Printed in Japan 版権保持 ※仕様は改善のため、事前にお断りなく変更することがあります。
·
T&M Mühendislik San. ve Tic. LTD. ŞTI.
34775 Y. Dudullu –
Ümraniye-Istanbul, Turkey
www.heidenhain.com.tr
ファイル綴じの際は、ここより折ってください。
ドイツ本社