第 3 回 マイクロ・ナノ医療デバイス研究会(講演会) ⼈⼯臓器,バイタルセンサ,ステントなどの体内留置型デバイスや,創薬や再⽣医療に向けた in vitro での細胞操作など, 医療分野におけるナノ・マイクロデバイスへのニーズは極めて⼤きい。しかしながら,これらのデバイスが真に医療に貢献するため には,抗炎症性,抗⾎栓性,細胞毒性などいわゆる⽣体適合性が不可⽋である。この⽣体適合性を決定するものは,材 料に加え,表⾯の化学的,機械的特性,これらを実現するナノ・マイクロスケールの加⼯⽅法や表⾯処理,さらに界⾯にお ける⽣体関連物質の静的,動的な挙動など,多くの分野にまたがる。さらに,それらを構成する⽣体分⼦の利⽤や設計など のボトムアップ的アプローチも⽋かせない。 (⼀社)⽇本機械学会 マイクロ・ナノ⼯学部⾨および(⼀社)電気学会 センサ・マイクロマシン部⾨に設置されたマイク ロ・ナノ医療デバイス研究会では,マイクロ・ナノ・センサ・アクチュエータなどを共通基盤として持つ,電気,機械,化学,⽣物, 医学など複数の分野の研究者が委員として調査研究を推進しています。今回は,公開の研究会として,以下の講演者を招 き広い視野から様々な研究トピックスをご提供いただき,議論を深めたいと考えております。また,ミシガン⼤学の倉林先⽣から は学⽣向けに留学に関する話題もご提供頂きます。学⽣,教員に関わらず積極的なご参加を歓迎致します。 ⽇時 2015 年 3 ⽉ 19 ⽇(⽊)13:00-15:10 場所 京都⼤学 桂キャンパスBクラスター事務管理棟 3 階 会議室 主催 (⼀社)⽇本機械学会 マイクロ・ナノ⼯学部⾨ マイクロ・ナノ医療デバイスに関する研究会 (⼀社)電気学会 センサ・マイクロマシン部⾨ マイクロ・ナノ医療デバイス調査専⾨委員会 共催 京都⼤学⼤学院⼯学研究科 参加費 無料(ただし,会場の都合で⼈数制限がありますので,事前に世話⼈ マイクロエンジニアリング専攻 横川: [email protected] 宛にご連絡ください。) プログラム 13:00〜13:40 「Immune Disease Condition Monitoring Using Integrated Biosensing Optofluidic Platforms」 Katsuo Kurabayashi (University of Michigan, USA) 13:40〜14:10 「Interactive Bio Surface of Micro Fluidic Device for Organ on a Chip」 ⼩寺 秀俊(京都⼤学) 14:10〜14:40 「シングルセル・エピジェネティック解析に向けたクロマチン単離・微細操作技術の開発」 ⼩⽳ 英廣(東京⼤学) 14:40〜15:10 「グローバリゼーション時代のアメリカ理⼯系⼤学院留学(理⼯系⼀般の学⽣対象)」 倉林 活夫(ミシガン⼤学)
© Copyright 2024 ExpyDoc