微粒子分散安定化のための 必須知識【大阪開催】

NO. 151013
微粒子分散安定化のための
必須知識【大阪開催】
◆日 時 : 2015年10月07日(水)10:30~16:30
◆会 場 : ドーンセンター 4F 中会議室3
◆受講料 : 1名につき49,980円(税込、昼食、資料付)
※会員登録(無料)をしていただいた方には下記の割引・特典を適用します。
・1名でお申込みされた場合、1名につき47,250円
・2名同時にお申し込みされた場合、2人目は無料(2名で49,980円)
※大学生、教員のご参加は、1名につき受講料10,800円です。
(ただし、企業在籍者は除きます。また、2人目無料も適用外です。)
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03-5857-4812
※お申込み確認後は弊社よりご連絡いたします。
講師:小林分散技研 代表 小林 敏勝 氏 東京理科大学 理工学部 客員教授
粒子分散系は、導電ペースト、電池、セラミックス、コーティング、インキ、など様々な分野で利用されているが、「ポテポテで流動性が無い。」、「うまく塗
れない。」、「時間が経つと凝集や沈降を生じたり、粘度が増加したりする。」、「粒子そのものは小さいはずだが、スラリー中でなかなか小さくできない。」
などの問題に直面するケースが多い。本講座では、上記の諸問題を解決するために必要となる、微粒化し粒子を分散安定化するための基本的な考え
方、粒子と分散剤(高分子)と溶剤の最適な組み合わせ方、分散剤の作用機構・最近の開発動向と配合量の決め方、分散機の種類と最近の開発動向
などを平易に解説する。
3.溶剤系における粒子分散の実際
1.粒子分散の基本的な考え方
3.1 溶剤、粒子の表面張力とぬれ性 ~だから溶剤系はぬれを意識しなくてもよい~
3.2 粒子、分散剤や樹脂の酸塩基性の評価法
1.3 主要成分(粒子、分散剤や樹脂、溶剤)の親和性はどうあるべきか
3.3 バインダー樹脂で分散する~酸塩基変性による分散用樹脂の調製~
1.4 粒子の分散状態や分散安定性と粒子分散系の性質、メカニズム、不良対処法
3.4 溶剤選択の指標
1.4.1 流動性(ポテポテ・サラサラの違い)
1.1 粒子分散とは一次粒子の凝集体(二次粒子)を解凝集する工程である。
1.2 粒子分散を単位過程に分けて考える ~ぬれ、機械的解砕、安定化~
4.水性系における粒子分散の実際
1.4.2 沈降(これ以上小さくしておけば沈降しない。
沈降するのは安定性不良による凝集のせい。)
1.4.3 ヘテロ凝集(それぞれの分散系は安定であっても、混合すると・・・。)
1.5 粒子分散の評価法概論
2.分散プロセス概論
2.1 分散機の種類と特徴
2.1.1 高粘度用分散機
2.1.2 低粘度用分散機
2.2 バッチ分散、パス分散と循環分散
2.3 ナノサイズ分散
4.1 水の溶剤としての特異性
4.2 水性系での疎水性粉体の分散ではぬれのプロセスが重要
4.2.1 粒子の親水‐疎水性度とぬれ
4.2.2 粒子の乾燥凝集状態とぬれ ~ガス吸着を用いた凝集隙間の評価~
4.3 水性系における安定化の考え方と事例
4.3.1 DLVO理論のエッセンスと実用分散系に適用する際のチェック項目
4.3.2 水の構造と疎水性水和
4.3.3 疎水性相互作用による高分子樹脂吸着と分散安定化
4.4 ぬれと安定化を両立する粒子表面の最適親水性度
4.5 共存有機溶剤の影響
5.分散剤の利用
2.3.1 ナノサイズ分散機の特徴
5.1 分散剤の分子構造 ~アンカー部と溶媒和部~
5.2 高分子分散剤の開発動向 ~精密重合法による合成~
5.3 分散配合、分散剤配合量の決め方
2.3.2 異種分散方式の組み合わ
2.4 過分散~異常粘度や粒子物性の変化~
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