光学素子設計技術(幾何光学から電磁光学まで)の研究

ナノテクノロジー・材料
研究
テーマ
光学素子設計技術(幾何光学から電磁光学まで)の研究
◆キーワード
モンテカルロ光線追跡 FDTD 法 伝達行列法
◆産業界の相談に対応できる分野
自由曲面光学設計 フォトニック結晶素子設計
LED 照明 太陽光パネル設計
一言
アピール
小貫 哲平
TEL
0294-38-5216
FAX
0294-38-5216
URL
https://sites.google.com/site/ nlabibarakiuniv/
e-mail onuki-t @ mx.ibaraki.ac.jp
小貫 哲平
フラットパネルディスプレイ,LED 照明,光学測定装置,フォトニック結晶素子など様々
な対象の光設計技術の開発研究を行っています.
研究概要
光学機器を構成する光学素子は,天文台の大口
径鏡ように10メートルオーダの形状を10-9メートル
オーダの精度で形成するなど10桁にも及ぶスケー
ルに対応した設計技術が用いられて作製されてい
ます.また,金属,ガラス,鏡面,粗面,周期的構
造など,様々な材質や表面を取り扱える設計技術が
用いられます.
本研究室では,フラットパネルディスプレイ,
LED照明,光学測定装置,フォトニック結晶素子
など様々な対象の光設計技術の開発研究を行って
います.光の波長を基準として,寸法ごとに電磁光
学,波動光学,幾何光学の理論を適切に使い分けて
設計する技術,微視的パラメータから材質(分散)
を表現するモデル開発の技術を有しています.
何に
使える?
工学部知能システム工学科 准教授
材
料
LED チップが発光面積の小さい点光源である特
徴を利用して,屈折・反射による配向制御によって
任意幾何形状の照度分布パターン照射する非結像
光学系(自由曲面レンズ)の設計技術の研究などを
行っています(LightTools を使用).
チップ内光配線などへの利用が検討されている
金属-誘電体界面を伝搬する表面波モード(表面プ
ラズモンポラリトン)を励起する回折格子結合器
(ナノ光学素子)の設計・評価の研究も行っていま
す.
最近は LED 照明,FPD バックライト用素子,太陽光パネルなどのご相談が増えています.
93