エンジンチェックランプ点灯、エンジンが吹けないとの不具合にて入庫。 車両:ニッサン DTCを確認したところ「P0223:スロットルポジションセンサ1系統高入力」、 年式:ティーダ 「P2135:スロットルポジションセンサ1、2電圧相関」が表示しているが、現在 車両型式:DBA-C11 は現象が発生していない。 エンジン型式:HR15DE DTCが表示している為、不具合現象の再確認を行う。 1.現在もDTCが表示し続けているかを確認する ①DTCの保存→DTCの消去(不具合現象確認前に忘れずにDTCを保存しましょう!) ・DTCの保存 ・DTC消去 ②DTCの読み取りを再度行う。 ・DTC読み取り ※実際の表示画面と異なります 現在、DTCは出力されていない 連続して発生している不具合ではない 2.不具合を再現させる HDMの「データモニタ」機能を使用して「スロットルセンサ1」と「アクセルセンサ1」をモニターし、シフトポジション を「D」レンジにしてアクセル全開、全閉を繰り返す。 「スロットルセンサ1」と「アクセルセンサ1」のみを「選択」表示にし、グラフ表示機能「グラフ2」を使用して重ねて 表示すると「スロットルセンサ1」と「アクセルセンサ1」が同様に推移するので異常が判断しやすい。 「選択」を押して見たい項目のみ表示する 「グラフ2」を選択して重ねて表示する 「YES」を押すと※マークが付く 「選択」を押す 「グラフ2」を押す 数回、アクセルを踏んだところ、断線が確認出来 確認出来た。 ・データモニタ ・スロットルセンタ特性図 5V スロットル 2 スロットル 1 0V 30 60 スロットル開度 スロットル 90 「スロットルセンサ1」と「アクセルセンサ セルセンサ1」が同様に推移してい るが、あるところで5V付近まで上昇 上昇している(断線している)こと が分かる。 アイドルポジション+10度の範囲内になるよう になるよう、エンジンコントロールユニットが電子制御 電子制御スロットルを制御する。 エンジンコトロールユニットはスロットルの エンジンコトロールユニットはスロットルの開弁スピードを、正常な状態よりも遅くなるように くなるように制御する。 その為、加速性能が低下する。 HDM故障診断サポートセンターでは不具合内容 不具合内容から推測される点検箇所をシステム結線図 結線図や点検方法をFAXにて ご提供し、判り易く説明致します。 〒 - TEL: E-mail: FAX: 株式会社日立オートパーツ オートパーツ&サービス 故障診断サポートセンター 担当:池田 担当 宛 FAX:044-221 221-6477 TEL:044-221-6476 e-mail:ikeda@hitachi-autoparts.com mail:ikeda@hitachi-autoparts.com 【注意事項】1.車両への対処方法とは、一般的 一般的な対処方法を回答するもので、実作業に関しましてはお客様 客様の責任の上、作業を行ってい ただきます。2.国内販売されている国産車両のうち のうち、以下のカーメーカ車両のみとし、国産トラックや輸入車 輸入車を除くものとします。また、一部 のメーカ、車両によっては、対応できない場合もございます もございます。【対応メーカ】 日産、トヨタ、ホンダ、マツダ、スバル スバル、ダイハツ、スズキ、三菱 3.本サービスでは、日立ダイアグモニタのバージョンアップや のバージョンアップや操作、対象車両の確認などのサポートは行 行いません。 その他詳細は日立ダイアグモニタサイトにてご確認 確認ください。http://www.hdm.hitachi-autoparts.co.jp/
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